四半期報告書-第25期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、一時的に持ち直しが動いた経済活動も再び低迷するなど、先行きが見通せない極めて厳しい事業環境となりました。足許の個人消費は、新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に弱含みとなっており、長期的に低迷する見通しとなっております。当社グループを取り巻く環境におきましては、当第3四半期連結累計期間のパソコン出荷台数は前年比113.0%と好調に推移しました(2021年1月、JEITA調べ)。
こうした状況の中、当社グループは、IoT製品やスマートフォン向けアプリ及びパソコンソフトの新規ユーザーの獲得と、マーケットの拡大に取り組んで参りました。
IoT製品は、12月に自社開発の新作2製品「タブレット mimi(ミミ)」「AutoMemo(オートメモ)」を発売しました。
「タブレット mimi」は話した言葉をスピーディに文字にする、AIボイス筆談機です。加齢性難聴の方や聴覚障がいのある方とのコミュニケーションをスムーズで快適なものにするために開発しました。卓上に置いても見やすいように8インチのディスプレイを搭載し、大きい画面と大きな文字で、快適な筆談ができる製品です。
「AutoMemo」は、録音した音声ファイルを自動でテキスト化できるボイスレコーダーです。録音ファイルはWi-Fiで自動的にクラウドへ転送されて専用アプリで文字と音声を確認できるので、会議メモや議事録、取材記事の作成などに役立ちます。(注:テキスト化できる量は料金プランによって異なります。)
その他、当社が業務・資本提携している米国Molekule社の空気清浄機「Molekule(モレキュル) Air Mini+」を発売しました。本製品はPECO(光電気化学酸化)フィルターにより、空気中の物質を分子レベルで分解するできる空気清浄機です。一回フィルターを通過させるだけで、通過した空気に含まれるウイルスを99%以上除去するテスト結果も発表しております。インテリアとしても違和感のないエレガントなデザインで、360度の吸気口により場所を選ばずに設置できます。アプリによる遠隔での操作が可能で、フィルターの交換状況や空気のクリーンレベルを視覚的に把握できます。
また、内閣のテレワーク推進の背景を受けて、当社ではテレワーク関連のソフトウェア・サービス、ハードウェアをスピーディに提供していく方針を打ち出しております。中でも360°カメラとエコーキャンセリングマイク、スピーカーを搭載した会議室用webカメラ「Meeting Owl(ミーティングオウル)」は、2021年2月9日時点で累計出荷台数9,000台を突破する人気商品となりました。オフィスに出社する社員とテレワークの社員が混在する環境や取引先との打ち合わせ等で効率の良いオンライン会議を提供できる製品です。
AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に伴い店頭販売や海外旅行者向けの需要が減少したものの、第3四半期では発音練習や翻訳方向の補正など、より便利で使いやすい製品への追加機能改善に注力しました。
また、上期に続いて語学学習としての活用方法のPRや、在日外国人への対応が増加している公共機関・医療機関、外国人労働者を採用する製造業・工場等への展開を堅実に進めて参りました。
パソコンソフトでは、年末の年賀状シーズン到来に先駆けて、当社の主力製品である年賀状ソフト3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」の拡販を推し進めました。
既存製品では、在宅ワークやオンライン学習など、自宅でパソコンを利用する方が増えたこともあり、セキュリティ対策ソフト「ZEROスーパーセキュリティ」やPDF作成ソフト「いきなりPDF」、ウェブ会議システム「Zoom」とも連携できるオンラインストレージサービス「Dropbox」などが売上に寄与しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、95億14百万円(前期比27.3%減)、売上総利益は57億63百万円(前期比28.3%減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、売上の落ち込みによる影響を回避すべく、「POCKETALK」に関する広告宣伝費を前期に比べて大幅に抑制しました。その他店頭販売は来客数の減少等を踏まえて販促物等の展開を抑制させることで販売促進費も減少しました。
これにより、販売費及び一般管理費は、53億17百万円(前期比29.8%減)と大幅に削減し、当第3四半期連結累計期間の営業利益は4億46百万円(前期比3.9%減)、経常利益は3億69百万円(27.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1億96百万円(前期比25.7%減)となりました。
当社グループはIoT製品、ソフトウェアの企画・開発・販売及びその他のサービス事業の単一セグメントでありますが、各販売チャネルの営業概況は以下の通りです。
なお、第1四半期連結累計期間より、販売チャネルの区分を変更しております。従来「その他」に区分しておりました法人営業を「スマートフォン通信事業者(キャリア)」に追加し、名称を「法人営業」に変更しております。このため、前年同期との比較については、変更後の数値に組み替えて比較を行なっています。
ア)自社オンラインショップ
当チャネルでは、当社のウェブサイトに併設されたオンラインショップで、「POCKETALK」などのIoT製品ややソフトウェアを販売しております。
新作の「タブレット mimi」は、11月の製品発表と同時に予約受付を開始しました。姉妹品の「POCKETALK mimi」とあわせて「mimiシリーズ」としての追加購入サービスや、まずは試してみたいというお客様のために、本製品のレンタルサービスも開始し、より多くの方に製品を知っていただけるような展開を推進しました。
「AutoMemo」も同様に、11月の製品発表と同時に予約受付を開始しました。オンラインショップユーザー向けのメールマガジン配信で本製品を紹介したところ非常に評判も良く、売上拡大に繋げることができました。
「POCKETALK」は、前年に比べて減少した需要をカバーするべく、製品ラインナップにあわせて様々な施策を実施しました。製品のページはコンテンツを整理し、最新のアップデート情報などがわかりやすいようにリニューアルしました。また、初代「POCKETALK」からW、S、SPlusへの乗換サービスも開始しました。
その他パソコンソフトでは年賀状ソフトの販売を推進しました。来年以降も同じ製品を常に最新の状態でお使いいただけるよう「自動アップグレードサービス」の案内を強化したり、製品ごとのラインナップを分かりやすく表示するような工夫をしたりすることで、売上を大きく伸ばしました。
この結果、売上高は、42億53百万円(前期比2.5%増)となりました。
イ)家電量販店
当チャネルでは、主に全国の家電量販店において、個人ユーザー向けのIoT製品及びパソコンソフト等の販売を行なっております。
IoT製品では、「POCKETALK」は前期に比べて需要が減少したものの、新作の「タブレット mimi」は全国の家電量販店に加えて眼鏡販売店の「メガネの愛眼」でも販売を開始し、新規の販路開拓を推し進めました。
「AoutoMemo」は量販店での展開時に気軽にお試しいただけるようデモ機やスマホでの設定マニュアルを用意しました。
その他「Meeting Owl」のプロモーション強化に伴い、テレワーク関連製品の販売強化を実施しました。「Meeting Owl」は店頭展開に加えて大学生協への販路も拡大し、売上に繋げました。
パソコンソフトでは、年賀状シーズンに向けたハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」を拡販しました。新型コロナウイルス感染拡大の抑制に加えて昨年あった令和への元号改正が今年は発生しなかったことから店頭展開は多少苦戦したものの、シーズン期間中の売場確保や店頭展開の拡大に努めました。
その他、既存製品ではテレワークやオンライン学習の需要が増加したことで、「ZEROウイルスセキュリティ」「ZEROスーパーセキュリティ」などのセキュリティソフトや、タイピングソフトの「特打」シリーズの売上も増加しましたが、昨年の「POCKETALK」やパソコンソフトの消費税増税前の駆け込み需要による売上を超えるには至らず、この結果、売上高は30億85百万円(前期比53.4%減)となりました。
ウ)法人営業
当チャネルでは、法人向け「POCKETALK」を始めとするIoT製品並びにテレワーク関連のハードウェアの販売・レンタル提供や、パソコンソフト・スマートフォンアプリの使い放題サービス等の提供を行なっております。
IoT製品では、「POCKETALK」の観光施設や店舗のインバウンド対応での需要が減少したものの、自治体や保育園、工場などの在日外国人対応が堅調であり、更にはSIM通信の2年間契約終了に伴う更新需要が出てきております。更には「POCKETALK mimi」が介護施設や特例子会社を中心に実績を伸ばしました。
テレワーク関連では「Meeting Owl」の収益が拡大しました。TVCMやオンラインセミナー、企業導入事例の紹介などのPR効果により、製造業や金融、大学、各種団体など様々な企業からの問い合わせ注文が急増しました。本製品の認知度向上につれ各都市間での会議を目的とした複数台での利用も増加し、出荷台数も好調に推移しました。
大手キャリアへの定額アプリ使い放題サービスへのコンテンツ提供及び販売につきましては、「超ブルーライト削減」などの広告施策が好影響となり、売上の拡大に繋がりました。
既存製品では、格安スマホやSIM関連事業者向けに提供した、留守番電話が読めるアプリ「スマート留守電」や「アプリ超ホーダイ」などの月額利用が堅調に推移しました。その他、パソコンソフトの法人ライセンス等につきましては、テレワークによりセキュリティソフトの需要が増加したものの、前期にあったMicrosoft社の「Windows 7」サポート期限終了予定に伴うパソコンの入替需要が今年は無かったため、全体的に減少する運びとなりました。
この結果、売上高は19億98百万円(前期比5.5%減)となりました。
エ)その他
その他、海外では米国や欧州のAmazonを中心に「POCKETALK」の販売を拡大しております。2020年は新型コロナウイルスの世界的な流行によって拡販も縮小しておりましたが、米国のSourcenext Inc.を通じて「POCKETALK」を医療機関へ850台寄付したことが評価され、Newsweek誌「パンデミックにおけるGood company 50社」に選出されました。また、第3四半期は感謝祭やクリスマスといったホリデーシーズンに突入し、Amazonのネットショッピングでの個人消費が少しずつ回復を見せて参りました。
その他の地域では主にアジア・タイでのプロモーション活動が進みました。マレーシアでもPOP UPストアでの展開が開始し、駐在邦人を中心に販売が進みました。
この結果、売上高は1億77百万円(前期比15.5%減)となりました。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し34億31百万円増加し、204億60百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加15億55百万円、商品及び製品の増加11億9百万円、現金及び預金の増加6億74百万円によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比較し32億74百万円増加し、82億12百万円となりました。主な要因は「POCKETALK」や「Meeting Owl」などのIoT製品の仕入に伴って調達した短期借入金の増加30億円並びに長期借入金の増加8億83百万円によるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比較し1億56百万円増加し、122億48百万円となりました。経営の安定性を示す自己資本比率は当第3四半期連結会計期間末において59.2%(前連結会計年度比11.1ポイント減)となり、財務の安全性が堅持されております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当期見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9百万円です。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、一時的に持ち直しが動いた経済活動も再び低迷するなど、先行きが見通せない極めて厳しい事業環境となりました。足許の個人消費は、新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に弱含みとなっており、長期的に低迷する見通しとなっております。当社グループを取り巻く環境におきましては、当第3四半期連結累計期間のパソコン出荷台数は前年比113.0%と好調に推移しました(2021年1月、JEITA調べ)。
こうした状況の中、当社グループは、IoT製品やスマートフォン向けアプリ及びパソコンソフトの新規ユーザーの獲得と、マーケットの拡大に取り組んで参りました。
IoT製品は、12月に自社開発の新作2製品「タブレット mimi(ミミ)」「AutoMemo(オートメモ)」を発売しました。
「タブレット mimi」は話した言葉をスピーディに文字にする、AIボイス筆談機です。加齢性難聴の方や聴覚障がいのある方とのコミュニケーションをスムーズで快適なものにするために開発しました。卓上に置いても見やすいように8インチのディスプレイを搭載し、大きい画面と大きな文字で、快適な筆談ができる製品です。
「AutoMemo」は、録音した音声ファイルを自動でテキスト化できるボイスレコーダーです。録音ファイルはWi-Fiで自動的にクラウドへ転送されて専用アプリで文字と音声を確認できるので、会議メモや議事録、取材記事の作成などに役立ちます。(注:テキスト化できる量は料金プランによって異なります。)
その他、当社が業務・資本提携している米国Molekule社の空気清浄機「Molekule(モレキュル) Air Mini+」を発売しました。本製品はPECO(光電気化学酸化)フィルターにより、空気中の物質を分子レベルで分解するできる空気清浄機です。一回フィルターを通過させるだけで、通過した空気に含まれるウイルスを99%以上除去するテスト結果も発表しております。インテリアとしても違和感のないエレガントなデザインで、360度の吸気口により場所を選ばずに設置できます。アプリによる遠隔での操作が可能で、フィルターの交換状況や空気のクリーンレベルを視覚的に把握できます。
また、内閣のテレワーク推進の背景を受けて、当社ではテレワーク関連のソフトウェア・サービス、ハードウェアをスピーディに提供していく方針を打ち出しております。中でも360°カメラとエコーキャンセリングマイク、スピーカーを搭載した会議室用webカメラ「Meeting Owl(ミーティングオウル)」は、2021年2月9日時点で累計出荷台数9,000台を突破する人気商品となりました。オフィスに出社する社員とテレワークの社員が混在する環境や取引先との打ち合わせ等で効率の良いオンライン会議を提供できる製品です。
AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に伴い店頭販売や海外旅行者向けの需要が減少したものの、第3四半期では発音練習や翻訳方向の補正など、より便利で使いやすい製品への追加機能改善に注力しました。
また、上期に続いて語学学習としての活用方法のPRや、在日外国人への対応が増加している公共機関・医療機関、外国人労働者を採用する製造業・工場等への展開を堅実に進めて参りました。
パソコンソフトでは、年末の年賀状シーズン到来に先駆けて、当社の主力製品である年賀状ソフト3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」の拡販を推し進めました。
既存製品では、在宅ワークやオンライン学習など、自宅でパソコンを利用する方が増えたこともあり、セキュリティ対策ソフト「ZEROスーパーセキュリティ」やPDF作成ソフト「いきなりPDF」、ウェブ会議システム「Zoom」とも連携できるオンラインストレージサービス「Dropbox」などが売上に寄与しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、95億14百万円(前期比27.3%減)、売上総利益は57億63百万円(前期比28.3%減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、売上の落ち込みによる影響を回避すべく、「POCKETALK」に関する広告宣伝費を前期に比べて大幅に抑制しました。その他店頭販売は来客数の減少等を踏まえて販促物等の展開を抑制させることで販売促進費も減少しました。
これにより、販売費及び一般管理費は、53億17百万円(前期比29.8%減)と大幅に削減し、当第3四半期連結累計期間の営業利益は4億46百万円(前期比3.9%減)、経常利益は3億69百万円(27.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1億96百万円(前期比25.7%減)となりました。
当社グループはIoT製品、ソフトウェアの企画・開発・販売及びその他のサービス事業の単一セグメントでありますが、各販売チャネルの営業概況は以下の通りです。
なお、第1四半期連結累計期間より、販売チャネルの区分を変更しております。従来「その他」に区分しておりました法人営業を「スマートフォン通信事業者(キャリア)」に追加し、名称を「法人営業」に変更しております。このため、前年同期との比較については、変更後の数値に組み替えて比較を行なっています。
ア)自社オンラインショップ
当チャネルでは、当社のウェブサイトに併設されたオンラインショップで、「POCKETALK」などのIoT製品ややソフトウェアを販売しております。
新作の「タブレット mimi」は、11月の製品発表と同時に予約受付を開始しました。姉妹品の「POCKETALK mimi」とあわせて「mimiシリーズ」としての追加購入サービスや、まずは試してみたいというお客様のために、本製品のレンタルサービスも開始し、より多くの方に製品を知っていただけるような展開を推進しました。
「AutoMemo」も同様に、11月の製品発表と同時に予約受付を開始しました。オンラインショップユーザー向けのメールマガジン配信で本製品を紹介したところ非常に評判も良く、売上拡大に繋げることができました。
「POCKETALK」は、前年に比べて減少した需要をカバーするべく、製品ラインナップにあわせて様々な施策を実施しました。製品のページはコンテンツを整理し、最新のアップデート情報などがわかりやすいようにリニューアルしました。また、初代「POCKETALK」からW、S、SPlusへの乗換サービスも開始しました。
その他パソコンソフトでは年賀状ソフトの販売を推進しました。来年以降も同じ製品を常に最新の状態でお使いいただけるよう「自動アップグレードサービス」の案内を強化したり、製品ごとのラインナップを分かりやすく表示するような工夫をしたりすることで、売上を大きく伸ばしました。
この結果、売上高は、42億53百万円(前期比2.5%増)となりました。
イ)家電量販店
当チャネルでは、主に全国の家電量販店において、個人ユーザー向けのIoT製品及びパソコンソフト等の販売を行なっております。
IoT製品では、「POCKETALK」は前期に比べて需要が減少したものの、新作の「タブレット mimi」は全国の家電量販店に加えて眼鏡販売店の「メガネの愛眼」でも販売を開始し、新規の販路開拓を推し進めました。
「AoutoMemo」は量販店での展開時に気軽にお試しいただけるようデモ機やスマホでの設定マニュアルを用意しました。
その他「Meeting Owl」のプロモーション強化に伴い、テレワーク関連製品の販売強化を実施しました。「Meeting Owl」は店頭展開に加えて大学生協への販路も拡大し、売上に繋げました。
パソコンソフトでは、年賀状シーズンに向けたハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」を拡販しました。新型コロナウイルス感染拡大の抑制に加えて昨年あった令和への元号改正が今年は発生しなかったことから店頭展開は多少苦戦したものの、シーズン期間中の売場確保や店頭展開の拡大に努めました。
その他、既存製品ではテレワークやオンライン学習の需要が増加したことで、「ZEROウイルスセキュリティ」「ZEROスーパーセキュリティ」などのセキュリティソフトや、タイピングソフトの「特打」シリーズの売上も増加しましたが、昨年の「POCKETALK」やパソコンソフトの消費税増税前の駆け込み需要による売上を超えるには至らず、この結果、売上高は30億85百万円(前期比53.4%減)となりました。
ウ)法人営業
当チャネルでは、法人向け「POCKETALK」を始めとするIoT製品並びにテレワーク関連のハードウェアの販売・レンタル提供や、パソコンソフト・スマートフォンアプリの使い放題サービス等の提供を行なっております。
IoT製品では、「POCKETALK」の観光施設や店舗のインバウンド対応での需要が減少したものの、自治体や保育園、工場などの在日外国人対応が堅調であり、更にはSIM通信の2年間契約終了に伴う更新需要が出てきております。更には「POCKETALK mimi」が介護施設や特例子会社を中心に実績を伸ばしました。
テレワーク関連では「Meeting Owl」の収益が拡大しました。TVCMやオンラインセミナー、企業導入事例の紹介などのPR効果により、製造業や金融、大学、各種団体など様々な企業からの問い合わせ注文が急増しました。本製品の認知度向上につれ各都市間での会議を目的とした複数台での利用も増加し、出荷台数も好調に推移しました。
大手キャリアへの定額アプリ使い放題サービスへのコンテンツ提供及び販売につきましては、「超ブルーライト削減」などの広告施策が好影響となり、売上の拡大に繋がりました。
既存製品では、格安スマホやSIM関連事業者向けに提供した、留守番電話が読めるアプリ「スマート留守電」や「アプリ超ホーダイ」などの月額利用が堅調に推移しました。その他、パソコンソフトの法人ライセンス等につきましては、テレワークによりセキュリティソフトの需要が増加したものの、前期にあったMicrosoft社の「Windows 7」サポート期限終了予定に伴うパソコンの入替需要が今年は無かったため、全体的に減少する運びとなりました。
この結果、売上高は19億98百万円(前期比5.5%減)となりました。
エ)その他
その他、海外では米国や欧州のAmazonを中心に「POCKETALK」の販売を拡大しております。2020年は新型コロナウイルスの世界的な流行によって拡販も縮小しておりましたが、米国のSourcenext Inc.を通じて「POCKETALK」を医療機関へ850台寄付したことが評価され、Newsweek誌「パンデミックにおけるGood company 50社」に選出されました。また、第3四半期は感謝祭やクリスマスといったホリデーシーズンに突入し、Amazonのネットショッピングでの個人消費が少しずつ回復を見せて参りました。
その他の地域では主にアジア・タイでのプロモーション活動が進みました。マレーシアでもPOP UPストアでの展開が開始し、駐在邦人を中心に販売が進みました。
この結果、売上高は1億77百万円(前期比15.5%減)となりました。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し34億31百万円増加し、204億60百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加15億55百万円、商品及び製品の増加11億9百万円、現金及び預金の増加6億74百万円によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比較し32億74百万円増加し、82億12百万円となりました。主な要因は「POCKETALK」や「Meeting Owl」などのIoT製品の仕入に伴って調達した短期借入金の増加30億円並びに長期借入金の増加8億83百万円によるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比較し1億56百万円増加し、122億48百万円となりました。経営の安定性を示す自己資本比率は当第3四半期連結会計期間末において59.2%(前連結会計年度比11.1ポイント減)となり、財務の安全性が堅持されております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当期見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9百万円です。