有価証券報告書-第18期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 15:40
【資料】
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【項目】
73項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融施策を背景に雇用情勢・所得環境が改善するなど緩やかな回復基調で推移しました。一方、欧米の政策動向による海外経済の不確実性や地政学リスクの高まりにより、景気動向は依然として先行き不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社はモバイルコンテンツ事業の継続的な成長と関連事業の育成を進めてまいりましたが、新規ユーザーの伸び悩みや、継続利用率の減少並びに当社保有デジタルコンテンツ資産の有効活用、先進技術への強化への対応遅れが業績へ影響しておりました。そこで、企業価値向上の手段として、今後は成長が期待できる事業を見極め「選択と集中」による資源投下を行うため、これまでのモバイルコンテンツ事業で培ったノウハウやキャラクター等のデジタルコンテンツ資産を有効に活用することができ、新規性がありかつ持続的に収益を生み出す事業である「ミライッポ Startup IPO」への取り組みのため、第三者割当による新株式及び第15回新株予約権の発行を行うことを決議いたしました。
この結果、当事業年度における売上高は904,121千円(前年同期比27.8%増)、営業損失は28,166千円(前年同期は12,184千円の営業利益)、経常損失は31,586千円(前年同期は4,263千円の経常利益)、当期純損失は33,837千円(前年同期は1,233千円の当期純利益)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<モバイルコンテンツ事業>モバイルコンテンツ事業におきましては、『デココレ』『photodeco+』で、映画「パディントン2」の公開記念プレゼントキャンペーンや、「ちびまる子にゃん」「時すでにお寿司。」の限定コンテンツ配信など、有名ライセンスとのコラボレーションを行い、新規利用促進と退会抑止施策をいたしました。一方で継続して業務の効率化を進めてまいりました。
また、『森のえほん館』(電子絵本)では、東日本大震災の教訓を伝える絵本や、プロのデザインに触れることができる、ウェディングドレスブランドのドレスデザイナー伊藤羽仁衣監修の絵本を配信するなど、情操教育に重きを置いた絵本を配信いたしました。
これらの結果、モバイルコンテンツ事業の売上高は384,560千円(前年同期比23.1%減)、セグメント利益は78,186千円(前年同期比34.7%減)となりました。
<コンテンツクリエイターサービス(CCS)事業>CCS事業におきましては、クリエイタースタッフの技術向上・育成に注力し教育体制の強化を継続して進めてまいりました。クリエイタースタッフが自社コンテンツや受注業務に携わり、実践を通して経験を積むことにより、スピーディーに技術の習得が行える施策を行いました。一方、今後ますます深刻化していくと言われているIT人材不足への対応として、クリエイタースタッフの雇用を先行して進めているため、引き続き先行費用が嵩みました。
これらの結果、CCS事業の売上高は519,560千円(前年同期比150.3%増)、セグメント利益は59,172千円(前年同期比38.9%増)となりました。
(注)製品名及びサービス名は商標又は登録商標です。
② キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて105,354千円減少し、383,217千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用された資金は8,338千円(前年同期は32,788千円の獲得)となりました。これは主として、未払費用の増加額38,867千円等により資金が増加した一方、税引前当期純損失の計上30,616千円、売上債権の増加額50,688千円等により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用された資金は、5,820千円(前年同期は7,222千円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出3,529千円、関係会社株式の取得による支出4,000千円等により資金が減少したことによるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用された資金は91,194千円(前年同期は149,984千円の獲得)となりました。これは主として、新株予約権の行使による株式の発行による収入110,183千円等により資金が増加した一方、社債の償還による支出200,000千円により資金が減少したことによるものであります。
③ 販売の実績
当事業年度におけるセグメントごとの販売実績は次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
モバイルコンテンツ事業(千円)384,560△23.1
コンテンツクリエイターサービス事業(千円)519,560150.3
合計(千円)904,12127.8

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
(株)NTTドコモ
KDDI(株)
313,524
86,213
44.3
12.2
226,005
74,804
25.0
8.3

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値ならびに報告期間における収益・費用の報告数値に対して、過去の実績や状況に応じて合理的な見積り及び判断を行っております。
なお、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の財政状態につきましては、次のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて43,185千円(6.7%)減少し、604,829千円となりました。これは主として、売掛金が50,688千円、仕掛品が8,886千円増加したものの、現金及び預金が105,354千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べて11,348千円(15.2%)減少し、63,162千円となりました。これは主として、有形固定資産が4,024千円、無形固定資産が7,961千円減少したことによるものであります。
以上の結果、総資産は、前事業年度末に比べて54,533千円(7.5%)減少し、667,991千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて131,097千円(33.9%)減少し、255,960千円となりました。これは主として、未払費用が38,781千円、未払消費税等が3,627千円増加した一方、一年内償還予定の社債が償還により200,000千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べて79千円(1.3%)減少し、6,172千円となりました。
以上の結果、負債合計は、前事業年度末に比べて131,176千円(33.4%)減少し、262,133千円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて76,642千円(23.3%)増加し、405,858千円となりました。これは主として、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ55,659千円増加したものの、当期純損失を33,837千円計上したことによるものであります。
当社の経営成績の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

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