四半期報告書-第22期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1)財政状態の状況
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ613,234千円増加し、7,729,944千円となりました。このうち、流動資産は619,635千円減少し、3,490,214千円となり、非流動資産は1,232,869千円増加し、4,239,730千円となりました。これらの主な要因は、流動資産における現金及び現金同等物180,158千円の減少、営業債権及びその他の債権413,057千円の減少、及び非流動資産における有形固定資産(主に使用権資産)1,192,156千円の増加によるものです。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ894,682千円増加し、2,621,939千円となりました。このうち、流動負債は65,739千円減少し、1,027,662千円となり、非流動負債は960,422千円増加し、1,594,277千円となりました。これらの主な要因は、流動負債におけるその他の金融負債190,664千円の増加、未払法人所得税等115,641千円の減少、その他の流動負債158,662千円の減少、及び非流動負債におけるその他の金融負債(主にリース負債)958,530千円の増加によるものです。
③ 資本
当第2四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末に比べ281,448千円減少し、5,108,005千円となりました。この主な要因は、自己株式処分による170,980千円の増加と利益剰余金163,210千円の減少及びその他の資本の構成要素226,337千円の減少によるものです。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月~9月)における当社グループの業績は、前年同期比で減収増益となりました。
売上収益につきましては、主力製品である「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ)、「Handbook」(ハンドブック)の販売が堅調に推移した結果、エンタープライズとネットサービスの2つのビジネスユニットについては増収となりました。一方で、デザインサービスビジネスユニットは、重要な顧客2社の経営に関わる問題により、当社の関与するプロジェクトの遅延が生じたため、大幅な減収となりました。結果として、エンタープライズ、ネットサービスは成長したもののデザインサービスの減収をカバーすることができず、全体としても前年同期比で減収となりました。利益につきましては、デザインビジネスユニットの人件費削減等の経営合理化によるコストの軽減により、営業利益、四半期利益および親会社の所有者に帰属する四半期利益は増益となりました。
当第2四半期連結累計期間における連結業績は以下の通りです。
ビジネスユニット別の売上状況は以下のとおりです。
エンタープライズビジネスユニット
<売上収益の状況>前四半期に引き続き幅広い業界でRPAの導入意欲が高く、サブスクリプション版「ASTERIA Warp Core」の販売が堅調に推移しました。また、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」は2019年8月に新バージョンを発表。画像認識AIや独自開発のブロックチェーンを搭載し大幅な機能アップを行いました。
ネットサービスビジネスユニット
<売上収益の状況>営業力強化に向けたITや最新テクノロジーを活用した営業力強化に向けた活動「Sales Tech」が幅広い業界で拡がるなかで、「Handbook」の販売は増加トレンドが続いています。働き方改革や人手不足によるスタッフ部門の効率アップの一環で、「Platio」などへの引き合いも増えている状況です。
デザインビジネスユニット
<売上収益の状況>重要な顧客2社の経営に関わる問題により、当社の関与するプロジェクトの大幅な遅延が生じたため、大幅な減収となりました。
その他
<売上収益の状況>ブロックチェーン技術コンサルティング、「SnapCal」、「lino」等のサービスによって構成されております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より180,158千円減少し、3,097,190千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は362,707千円(前年同期239,734千円の使用)となりました。主に減価償却及び償却費141,729千円の発生、営業債権及びその他の債権372,683千円の減少及び法人所得税の支払額132,927千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は304,418千円(前年同期373,353千円の使用)となりました。主に関連会社株式219,029千円の取得及び過年度の子会社株式取得対価の未払部分の決済額67,580千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は118,905千円(前年同期460,190千円の使用)となりました。非支配持分からの払込みによる20,000千円の収入に対し、配当金の支払額66,744千円及びリース負債の返済72,161千円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、83,743千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等については、重要な変更はありません。
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ613,234千円増加し、7,729,944千円となりました。このうち、流動資産は619,635千円減少し、3,490,214千円となり、非流動資産は1,232,869千円増加し、4,239,730千円となりました。これらの主な要因は、流動資産における現金及び現金同等物180,158千円の減少、営業債権及びその他の債権413,057千円の減少、及び非流動資産における有形固定資産(主に使用権資産)1,192,156千円の増加によるものです。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ894,682千円増加し、2,621,939千円となりました。このうち、流動負債は65,739千円減少し、1,027,662千円となり、非流動負債は960,422千円増加し、1,594,277千円となりました。これらの主な要因は、流動負債におけるその他の金融負債190,664千円の増加、未払法人所得税等115,641千円の減少、その他の流動負債158,662千円の減少、及び非流動負債におけるその他の金融負債(主にリース負債)958,530千円の増加によるものです。
③ 資本
当第2四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末に比べ281,448千円減少し、5,108,005千円となりました。この主な要因は、自己株式処分による170,980千円の増加と利益剰余金163,210千円の減少及びその他の資本の構成要素226,337千円の減少によるものです。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月~9月)における当社グループの業績は、前年同期比で減収増益となりました。
売上収益につきましては、主力製品である「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ)、「Handbook」(ハンドブック)の販売が堅調に推移した結果、エンタープライズとネットサービスの2つのビジネスユニットについては増収となりました。一方で、デザインサービスビジネスユニットは、重要な顧客2社の経営に関わる問題により、当社の関与するプロジェクトの遅延が生じたため、大幅な減収となりました。結果として、エンタープライズ、ネットサービスは成長したもののデザインサービスの減収をカバーすることができず、全体としても前年同期比で減収となりました。利益につきましては、デザインビジネスユニットの人件費削減等の経営合理化によるコストの軽減により、営業利益、四半期利益および親会社の所有者に帰属する四半期利益は増益となりました。
当第2四半期連結累計期間における連結業績は以下の通りです。
区分 | 前第2四半期 | 当第2四半期 | 増減率 |
売上収益 | 1,601,177千円 | 1,311,908千円 | △18.1% |
営業利益 | 18,945千円 | 20,600千円 | +8.7% |
税引前四半期利益 | 72,017千円 | 30,585千円 | △57.5% |
親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 5,775千円 | 6,113千円 | +5.8% |
ビジネスユニット別の売上状況は以下のとおりです。
エンタープライズビジネスユニット
前第2四半期 | 当第2四半期 | 前年同期比 | |
売上収益 | 774,707千円 | 790,058千円 | 102.0% |
<売上収益の状況>前四半期に引き続き幅広い業界でRPAの導入意欲が高く、サブスクリプション版「ASTERIA Warp Core」の販売が堅調に推移しました。また、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」は2019年8月に新バージョンを発表。画像認識AIや独自開発のブロックチェーンを搭載し大幅な機能アップを行いました。
ネットサービスビジネスユニット
前第2四半期 | 当第2四半期 | 前年同期比 | |
売上収益 | 142,784千円 | 152,698千円 | 106.9% |
<売上収益の状況>営業力強化に向けたITや最新テクノロジーを活用した営業力強化に向けた活動「Sales Tech」が幅広い業界で拡がるなかで、「Handbook」の販売は増加トレンドが続いています。働き方改革や人手不足によるスタッフ部門の効率アップの一環で、「Platio」などへの引き合いも増えている状況です。
デザインビジネスユニット
前第2四半期 | 当第2四半期 | 前年同期比 | |
売上収益 | 677,304千円 | 365,827千円 | 54.0% |
<売上収益の状況>重要な顧客2社の経営に関わる問題により、当社の関与するプロジェクトの大幅な遅延が生じたため、大幅な減収となりました。
その他
前第2四半期 | 当第2四半期 | 前年同期比 | |
売上収益 | 6,381千円 | 3,324千円 | 52.1% |
<売上収益の状況>ブロックチェーン技術コンサルティング、「SnapCal」、「lino」等のサービスによって構成されております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より180,158千円減少し、3,097,190千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は362,707千円(前年同期239,734千円の使用)となりました。主に減価償却及び償却費141,729千円の発生、営業債権及びその他の債権372,683千円の減少及び法人所得税の支払額132,927千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は304,418千円(前年同期373,353千円の使用)となりました。主に関連会社株式219,029千円の取得及び過年度の子会社株式取得対価の未払部分の決済額67,580千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は118,905千円(前年同期460,190千円の使用)となりました。非支配持分からの払込みによる20,000千円の収入に対し、配当金の支払額66,744千円及びリース負債の返済72,161千円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、83,743千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等については、重要な変更はありません。