有価証券報告書-第12期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)

【提出】
2020/05/22 15:17
【資料】
PDFをみる
【項目】
157項目
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度(2019年3月1日~2020年2月29日)におけるわが国の経済は、企業収益の足踏みや雇用環境の改善ペースの鈍化などの弱さがみられるものの、緩やかな回復基調で推移しておりました。一方、海外の政治経済の不確実性、将来不安を背景とした節約志向、加えて新型コロナウイルス感染拡大による消費動向や企業活動への影響もあり、先行き不透明な状況が一段と強まりました。
当社グループが主に事業を行うドラッグストア業界は、意欲的な出店や健康志向の高まり等により業界として拡大しているものの、大手同士の業界再編や異業種を含む競争の激化、人手不足を背景とした人件費の増加、物流コストの上昇等により、厳しい経営環境が続いております。加えて、度重なる台風の直撃や大雨による自然災害、10月に実施された消費税増税及び調剤報酬改定、暖冬による季節商品の不調、1月中旬からの新型コロナウイルス感染拡大による販売動向等の変化もありました。
このような状況下におきまして、当社グループはウエルシアモデルである調剤併設、深夜営業等を行うことで既存店売上高を高め、東北、近畿を重点エリアとした出店戦略により、ドミナント化を進め、M&Aを実施することで新たなエリアを開拓することによって、業容の拡大に努めました。また販売費及び一般管理費につきましても、人件費等を中心としたコストコントロールに注力いたしました。
当社グループの経営指標の進捗状況につきましては、以下の通りです。
区 分実 績計 画計画増減前期実績前期増減
出店数 (店舗数)12912721281
閉店数 (店舗数)2629▲3242
期末店舗 (店舗数)2,0121,976361,878134
期末調剤併設店舗(国内) (店舗数)1,4371,423141,284153
改装実施店舗(国内) (店舗数)197208▲11223▲26
既存店売上高伸長率 (%)6.74.02.75.21.5
売上高販管費率 (%)26.426.40.026.7▲0.3

区 分実 績前期実績前期増減
期末薬剤師人数 (名)5,3984,625773
期末登録販売者人数 (名)13,15211,9491,203

・M&Aとグループ内の組織再編状況
2019年6月1日付で岡山県を地盤とする金光薬品株式会社を株式取得により子会社化いたしました。
(店舗数:31店舗)
当社の子会社であるウエルシア薬局株式会社を存続会社として、2019年3月1日付で株式会社一本堂を、同年9月1日付で株式会社B.B.ONを吸収合併し、事業の効率化を進めました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては以下の通りになりました。
(単位:百万円)
区 分実 績計 画計画比
(%)
前期実績前年同期比
(%)
売上高868,280850,000102.2779,148111.4
営業利益37,80133,000114.629,045130.1
経常利益40,34835,600113.331,500128.1
親会社株主に帰属する当期純利益22,80220,000114.017,423130.9

なお、当社グループは、医薬品・調剤・化粧品等を中心とした小売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連づけた記載はしておりません。
1)店舗の出店・閉店状況
(単位:店)
前期末店舗数
(2019年2月28日)
子会社化
による新規
増加店舗数
出店数閉店数合併による増減数当期末店舗数
(2020年2月29日)
ウエルシア薬局(注)11,660-11518431,800
シミズ薬品57-31-59
丸大サクラヰ薬局80-84-84
一本堂(注)243---△43-
MASAYA34----34
金光薬品(注)3-31-3-28
国 内 計1,8743112626-2,005
Welcia-BHG(Singapore)4-3--7
合 計1,8783112926-2,012

(注)1 2019年9月1日付でウエルシア薬局がB.B.ONを吸収合併しております。なお、B.B.ONの店
舗は、ウエルシア薬局の店舗と併設されているため、ウエルシア薬局の1店舗として計算しております。
2 2019年3月1日付でウエルシア薬局が一本堂を吸収合併したことにより、ウエルシア薬局の当期末店舗数は
一本堂の店舗を含めて記載しております。
3 2019年6月3日付で当社が金光薬品を株式取得により子会社化し、連結子会社としております。
なお、みなし取得日を2019年6月1日としております。
4 上表の「当期末店舗数」のうち調剤取扱店舗は、ウエルシア薬局1,368店舗、シミズ薬品28店舗、丸大サクラヰ薬局25店舗、金光薬品16店舗及びWelcia-BHG(Singapore)5店舗の合計1,442店舗、また、深夜営業店舗は、ウエルシア薬局1,418店舗、シミズ薬品52店舗、丸大サクラヰ薬局38店舗及び金光薬品6店舗の合計1,514店舗となっております。
2)仕入及び販売の実績
当社グループは、医薬品・調剤・化粧品等を中心とした小売事業の単一セグメントであるため、従来通り、仕入実績については品目別に、販売実績については地区別、品目別及び単位当たりの売上状況を示しております。
① 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
区分金額(百万円)前年同期比(%)
医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品107,175107.1
調剤96,841118.9
化粧品102,036109.4
家庭用雑貨91,935107.2
食品152,716110.6
その他55,956109.1
合計606,663110.3

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 販売実績
当連結会計年度における販売実績を地区別、品目別及び単位当たりの売上状況に示すと、次のとおりであります。
(a) 地区別売上高
区分金額(百万円)前年同期比(%)
東北地方48,997115.9
関東地方493,126108.9
中部地方193,444110.0
近畿地方124,032116.5
中国地方6,5601,322.5
四国地方732472.3
九州地方356441.8
海外1,030111.0
合計868,280111.4

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 品目別売上高
区分金額(百万円)前年同期比(%)
医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品177,637108.5
調剤155,452119.8
化粧品149,897110.0
家庭用雑貨127,803109.6
食品191,927111.0
その他65,562109.8
合計868,280111.4

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 単位当たりの売上状況
項目金額前年同期比(%)
売上高868,280百万円111.4
1㎡当たり売上高売場面積(平均)1,365,023108.5
1㎡当たり期間売上高636千円102.7
1人当たり売上高従業員数(平均)30,552109.4
1人当たり期間売上高28,419千円101.9

(注)1 従業員数は、臨時従業員(1日8時間換算)を含めて表示しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて48,388百万円増加し、190,203百万円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が19,474百万円、売掛金が15,959百万円及び商品が4,790百万円増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて14,190百万円増加し、199,802百万円となりました。主な要因といたしましては、建物及び構築物(純額)が5,997百万円、リース資産(純額)が4,662百万円、差入保証金が1,992百万円及び繰延税金資産が2,002百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて62,579百万円増加し、390,006百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて42,523百万円増加し、183,234百万円となりました。主な要因といたしましては、短期借入金が6,980百万円減少したものの、当連結会計年度末が金融機関の休日であったことにより債務の支払いが翌営業日となったことから買掛金が39,543百万円及び未払金が3,285百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,585百万円増加し、44,353百万円となりました。主な要因といたしましては、長期借入金が2,897百万円減少したものの、リース債務が3,234百万円及び資産除去債務が727百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて44,109百万円増加し、227,587百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて18,469百万円増加し、162,418百万円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が剰余金の配当により4,610百万円減少したものの、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益の計上により22,802百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は2.2ポイント下降し、41.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ20,446百万円増加し、37,599百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は70,156百万円となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益35,936百万円に対して、収入の主な内訳は非資金費用である減価償却費14,149百万円及び仕入債務の増加額39,223百万円であり、支出の主な内訳は売上債権の増加額15,688百万円及び法人税等の支払額14,297百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は27,459百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出14,644百万円及び関係会社預け金による支出7,000百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は22,241百万円となりました。
これは主に、短期借入金の純減額7,300百万円があったものの、長期借入金の返済による支出4,148百万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出6,400百万円があったことによるものであります。
(資本の財源及び資金の流動性について)
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主に営業活動により得られた資金を新規出店に係る設備投資に充当しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。