四半期報告書-第36期第2四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 16:03
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年7月1日~2020年12月31日)では、一時的に収束の兆しを見せていた新型コロナウイルス感染症が夏場以降、都市部を中心に再拡大の様相が高まり、前期末における事業環境の最悪期は脱してはいるものの、本格的な回復基調に戻るまでには至っていない状況です。
当社グループ最大の基幹事業であるマーケティング&コミュニケーション事業は、外出自粛によるPRイベントの実施見合せによって拡大したデジタルPR需要に応える等、変容した市場ニーズに柔軟に適応することで業績は堅調に推移しております。コロナ禍においても拡販を続ける大手コンビニエンスストアやファストフードチェーンを顧客に持つセールスアクティベーション事業も順調な業績を残している一方、オールデイダイニング「bills」を国内外で展開しているフードブランディング事業は、外出自粛や時短営業、臨時休業の影響を余儀なくされており、売上高はこれまでの実績を大きく下回る結果となりました。当社グループの今後を担う新しい収益源を創りだすビジネスディベロップメント事業は、概ね当初の想定通りに進捗しております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。
(財政状態)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,440百万円増加し7,903百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,318百万円増加し5,692百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて122百万円増加し2,210百万円となりました。
(経営成績)
セグメントにより新型コロナウイルス感染症の影響に大きな差異が生じた当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高7,198百万円(前年同期比23.1%減)、営業利益298百万円(前年同期比60.2%減)となりました。 また、営業外収益にフードブランディング事業に係る雇用調整助成金72百万円をはじめとする新型コロナウイルス感染症に関する助成金等を助成金収入として93百万円計上したことで、経常利益351百万円(前年同期比48.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は180百万円(前年同期比59.8%減)となりました。
なお、セールスアクティベーション事業が前年同期比で減収減益になりましたが、これは前年同期において計画外の大規模案件を受注したことによるものであり、通期の連結業績予想の達成向けては想定内の進捗を見せております。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
①マーケティング&コミュニケーション事業
2021年6月期第1四半期連結累計期間(進行期)より「スポーツ事業」を当事業に統合し、㈱エアサイド(前期は開発事業に区分)を当事業に区分変更しました。㈱サニーサイドアップにおいてコンテンツ関連事業を担っていた部署をセールスアクティベーション事業に区分変更しました。また、セグメント名称をマーケティング・コミュニケーション事業から変更しました。
グループの基幹事業である当事業では、PRを軸としながら、プロモーション、スポーツマーケティング、ブランディング、コンテンツ開発等、時代のニーズに合ったマーケティングおよびコミュニケーションサービスを提供しており、コロナ禍にも順応しながら、堅調な成長を見せております。
当社グループの中核企業である㈱サニーサイドアップは、大きな話題を創出する企画力と強力なメディアネットワークを強みに、幅広い潜在クライアント層を戦略的にターゲティングすることで、特定の業種・業界にとらわれない多種多様な案件を確実に獲得し続けております。また、事業提携やジョイントベンチャー設立等を通じて重点的に強化してきたデジタル領域のコミュニケーションサービスは、コロナ禍において大きく変容しているマーケットニーズに適応し、強力な優位性を発揮する同社の強みになっております。
㈱スクランブルでは、YouTubeやInstagram等を駆使したインフルエンサー・マーケティングサービスを提供しており、新たな顧客開発が順調に進んでおります。
㈱エアサイドは、創造性あふれる企画力を発揮する精鋭スタッフによるPRブティックとして、エンターテインメント企業等からのクリエーティブニーズに着実に応えております。
最先端のア-ティストやタレントたちをキャスティングする強力なネットワーク&プランニング力を誇る㈱クムナムエンターテインメントは、当期においても人気随一のガールズポップグループ等を起用したブランディング、コンテンツ開発を多数手掛けており、そのポテンシャルを遺憾なく発揮しております。
2020年3月に完全子会社化した㈱ステディスタディは、海外ハイファッションブランドとのビジネスの比重が高いため、コロナ禍によって業績が影響を受けましたが、新たな顧客開発を着実に進めております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,218百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益は579百万円(前年同期比3.6%増)となりました。
②セールスアクティベーション事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、㈱サニーサイドアップにおいてコンテンツ関連事業を担っていた部署を当事業に区分変更しました。また、当事業の内容をより適切に表すため、セグメント名称をSP・MD(セールスプロモーション・マーチャンダイジング)事業から変更しました。
当事業では、店頭等の消費者とのコンタクトポイントにおける購買・成約の意思決定を促すためのノウハウ・ソリューションを提供しております。
㈱サニーサイドアップのコンテンツ関連事業では、タレントやキャラクターなどIP(知的財産)を活用したコンテンツ制作及び販売施策を手掛けております。当第2四半期連結累計期間は、想定外の大規模案件を受注した前年同期の実績には及ばなかったものの、IPを活用したヒット企画を多数手掛ける等、コロナ禍で一層高まった消費者のコンテンツやエンターテメインメントへの需要をとらえた企画提案力で、好調な業績を維持しております。
㈱ワイズインテグレーションでは、企業や商品キャンペーンの企画提案からグッズ制作をはじめ、テーマパーク向けの雑貨商品OEM事業や国際支援団体のマーケティングサポート事業を展開するとともに、自社商材の開発にも注力しております。当第2四半期連結累計期間では、こども用プログラミング学習教材「ソビーゴ」が教育機関におけるプログラミング教育の必修化に伴い、多数の小学校に導入される等、デジタルトランスフォーメーション時代を見据えた取り組みが着実に成果を出し始めております。
その結果、計画外の大規模案件を受注した前年同期の実績には及ばなかったものの、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,590百万円(前年同期比34.5%減)、セグメント利益は284百万円(前年同期比43.7%減)となりました。
③フードブランディング事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、セグメント名称をbills事業から変更しました。
当事業では、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディングおよびライセンシングビジネスならびに海外店舗(米国ハワイ・韓国ソウル)の管理・運営を行っています。
当第2四半期連結累計期間における各エリアの状況は下記の通りです。
エリア別の状況
日本感染拡大防止の観点から全店舗が臨時休業となった前期終盤の最悪期は脱し、緊急事態宣言解除後の営業再開に伴って集客が回復する兆しを見せていたものの、夏場以降の感染症再拡大による外出自粛ムードに加えて、政府および自治体からの要請等により、店舗の営業時間の短縮を余儀なくされており、客数が前年同期と比べ大きく減少しました。
米国
(ハワイ)
新型コロナウイルス感染症流行の影響による外出禁止令等の影響や渡航制限による観光客の激減を受け、2020年9月より店舗を臨時休業しております。店舗の維持経費の圧縮に努めつつ、地元需要にローカライズした営業スタイルへの転換等を含めた事業計画の抜本的な見直しを進めております。
韓国(ソウル)新型コロナウイルス感染症流行の第1波の収束に伴い、前期終盤より業績が回復傾向となり、堅調に推移しておりましたが、韓国2号店については、入居施設との定期建物賃貸借契約の更新交渉の条件が折り合わず、当社グループが期待する収益性を確保することが難しくなったことから、その契約を更新せずに契約期間の満了に伴い2020年2月に閉店する方針です。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,326百万円(前年同期比38.8%減)、セグメント損失は109百万円(前年同期はセグメント利益92百万円)となりました。
④ビジネスディベロップメント事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、㈱エアサイドをマーケティング&コミュニケーション事業に区分変更しました。また、セグメント名称を開発事業から変更しました。
当事業では、基幹事業が安定的な収益基盤を構築する中、新規事業の開発・創出による当社グループの事業領域の拡充に取り組んでおり、その目的から投資を含めてコストが先行する事業モデルになっております。
㈱サニーサイドアップパートナーズでは、事業シーズおよび事業パートナーの発掘から事業スキーム策定、ならびに事業化後における管理業務を行っております。
またマイノリティ出資を軸とする投資先の発掘活動をする中で、将来有望なベンチャー企業と早期よりリレーションを構築することで、基幹事業の潜在顧客を獲得しております。当第2四半期連結累計期間においては、今後ますます注目が集まるフェムテック(“Female”+“Technology”)関連企業である㈱WRAYおよび㈱Cradleの2社に新規出資しております。
2020年7月に設立した㈱アジャイルでは、各企業が有する資産やIP(知的財産)を組み合わせるノウハウを軸とした新業態・新商品の開発支援・コンサルティングサービスの提供をしております。コロナ禍においては幅広い業界において新業態の開発へのニーズがこれまで以上に高まっていることから当社のサービスへの関心も多く、中長期的には当社グループの各事業の拡大にも寄与するものと考えております。
コロナ禍を機に働き方の多様化と雇用の流動化が進む中、㈱サニーサイドアップキャリアが提供する人財サービスへの需要は益々高まっております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は63百万円(前年同期比149.4%増)、セグメント利益は17百万円(前年同期はセグメント損失8百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、2,772百万円(前連結会計年度末より636百万円増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により支出した資金は575百万円(前年同期は74百万円の獲得)となりました。主な要因としましては、売上債権の増加額1,777百万円、仕入債務の増加額950百万円、法人税等の支払額261百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動により獲得した資金は18百万円(前年同期は225百万円の支出)となりました。主な要因としましては、投資有価証券の取得による支出17百万円、出資金の回収による収入26百万円、貸付金の回収による収入9百万円が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動により獲得した資金は1,198百万円(前年同期は11百万円の支出)となりました。主な要因としましては、短期借入金の純増額874百万円、長期借入れによる収入433百万円、配当金の支払額30百万円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)新型コロナウイルス感染症の影響
フードブランディング事業で展開するオールデイダイニング「bills」のワイキキ店につきまして、新型コロナウイルス感染拡大に起因する米ハワイ州ホノルル群における外出禁止令(STAY AT HOME / WORK FROM HOMEORDER)の発令を受け、2020年9月より臨時休業としております。
また、国内および韓国の既存店については、各国政府および自治体からの要望を受け、状況に応じて営業時間の短縮を行っております。

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