半期報告書-第40期(2024/07/01-2025/06/30)

【提出】
2025/02/14 13:19
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間(2024年7月1日~2024年12月31日)における当社グループは、PR(パブリックリレーションズ)発想を軸に、コミュニケーション戦略の策定から施策立案・支援まで、幅広いサービスを提供してまいりました。
中長期的な企業価値向上を目指す当社グループは、中長期経営方針「成長に向けた戦略方針」に沿って、事業ポートフォリオの中核として位置づけるブランドコミュニケーション事業を中心に、クライアントの維持・開拓を図りながら、グループ企業間で連携し、多様かつ付加価値の高いサービスの提供に取り組んでまいりました。さらに、従来のPRからマーケティングへ領域を広げて包括的なソリューションを提供し、事業機会の拡大を図るため、ビジネスディベロップメント事業に属する㈱TKG Consulting(2024年10月1日付で㈱サニーサイドエックスより商号変更)の主力事業を変更し、マーケティング戦略支援及びコンサルティング事業を開始しました。
当社グループは、2024年6月期からの3か年を対象に、成長への戦略投資枠として総額15億円を見込むなか、事業成長を支える人財への投資を積極化し、専門人財の採用を強化しました。教育プログラムも拡充し、営業職移行者を対象とするプログラムを増やすとともに、専門教育プログラム「SUNNY UNIVERSITY」を改訂し、1人当たりの受講回数は3.9回と前年同期の1.6倍に増加しました。また、前年の本社オフィス改装に続いて職場環境整備を進め、2020年3月の子会社化以降、業績が好調に推移してきた㈱ステディスタディの成長を加速させるため、2024年12月に同社オフィスを拡張移転しました。
売上高につきましては、ブランドコミュニケーション事業で大手のコンビニエンスストア・外食チェーンから販促施策・商品企画の受注が拡大し、増収となりました。PRは、海外クライアントからの受注が一部で減少したものの、国内ではコスメ、前年に開業した施設や万博開幕を控えた関西圏のホテルのPRを受注するなど、底堅く推移しました。なお、当社グループが注力する地方創生につきましては、食や観光資源の魅力を伝えるPRの受注が増加し、特に九州地方の受注案件に広がりが見られました。
営業利益につきましては、採用強化に伴い人件費が増加したほか、㈱ステディスタディのオフィス移転費用、賞与関連費用として前年同期より58百万円増加となる1億69百万円を計上した結果、減益となりました。なお、賞与関連費用はこれまで予測可能性を低下させる要因の一つとなっていたため、2025年6月期より会社計画段階で平準化し、業績進捗を勘案して計上しております。
営業利益以下の段階利益も減益となりましたが、前年同期より特別損失が減少し、親会社株主に帰属する中間純利益は小幅減益にとどまりました。
(財政状態)
当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べて19億87百万円増加し、104億60百万円となりました。資産の内訳につきましては、流動資産が19億51百万円の増加により85億円に、固定資産が36百万円の増加により19億59百万円となりました。なお、流動資産の増加は主に、売掛金が17億33百万円、現金及び預金が3億40百万円それぞれ増加したことによるものです。
当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べて16億48百万円増加し、59億85百万円となりました。負債の内訳につきましては、流動負債が17億9百万円の増加により50億71百万円に、固定負債が60百万円の減少により9億13百万円となりました。なお、流動負債の増加は主に、買掛金が17億67百万円増加したことによるものです。
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べて3億38百万円増加し、44億74百万円となりました。これらの結果、自己資本比率は41.3%となり、前連結会計年度末の46.9%より低下しました。
(経営成績)
当中間連結会計期間の業績は、売上高98億90百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益8億77百万円(前年同期比12.1%減)、経常利益8億82百万円(前年同期比12.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益5億67百万円(前年同期比5.5%減)となりました。
当社グループの報告セグメントの構成及び業績は次の通りです。
報告セグメントの構成
報告セグメント構成子会社
①ブランドコミュニケ―ション事業㈱サニーサイドアップ
㈱クムナムエンターテインメント
㈱エアサイド
㈱ステディスタディ
②フードブランディング事業㈱フライパン
SUNNY SIDE UP KOREA, INC
③ビジネスディベロップメント事業㈱グッドアンドカンパニー
㈱TKG Consulting(※)

(注)※2024年10月1日付で、㈱サニーサイドエックスより商号変更しております。
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失
2024年6月期
中間連結会計期間
2025年6月期
中間連結会計期間
①ブランドコミュニケ―ション事業売上高74億44百万円82億1百万円
利 益14億63百万円13億79百万円
②フードブランディング事業売上高16億48百万円16億64百万円
利 益72百万円45百万円
③ビジネスディベロップメント事業売上高86百万円25百万円
利益(△損失)△3百万円11百万円

(注)当中間連結会計期間の賞与関連費用は、ブランドコミュニケーション事業で1億69百万円(前年同期は
1億11百万円)となります。
①ブランドコミュニケ―ション事業
当事業では、クライアントである企業・団体等の活動や商品・サービスの価値を広く伝え、様々なステークホルダーと良好な関係性を構築するための戦略策定、施策立案・支援を担っております。施策事例としては、プレスリリースの作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など、多岐に渡っております。また、販売施策・商品企画の立案・支援を手掛け、店頭等の消費者とのコンタクトポイントで購買・成約の意思決定を促すためのノウハウ・ソリューションを提供しております。前連結会計年度に従来のマーケティング&コミュニケーション事業とセールスアクティベーション事業を統合し、一体的にサービスを提供する体制を構築しております。
㈱サニーサイドアップでは、クライアントニーズにきめ細かく対応した企画力とメディアリレーションを強みとし、特定の業種に限定することなく、国内外のクライアントの商品・サービス、施設等のPRを担当するほか、インフルエンサーとYouTubeやInstagram等のSNSを組み合わせたマーケティングサービスを提供しております。同社のコンテンツ関連部門では、タレントやキャラクター等のIP(知的財産)を活用したコンテンツ制作及び販促施策を手掛け、商品企画部門では、商品キャンペーンの企画及びグッズ制作、雑貨の商品企画やOEMの機能・ノウハウを有しております。
㈱クムナムエンターテインメントでは、強力なキャスティングネットワークと企画力を強みとして、日本及び韓国の人気ア-ティストや有名プロスポーツ選手等を起用したブランディング、コンテンツ開発を手掛けております。㈱エアサイドでは、高いクリエイティビティとエンターテインメント業界とのリレーションを武器に、人気アーティストを起用したCMをメディアに紹介するPR等を手掛けています。㈱ステディスタディでは、ファッションやライフスタイルブランドに関する専門的な知見やキャスティング力を活用し、PRやコンサルティングを提供しています。
当中間連結会計期間におきましては、PRと商品企画部門が共同で提案し、複数の施策を受注する事例が段階的に増加しました。また、クライアントの新規開拓に向けて、大手企業のマーケティング責任者との接点を増やすマーケティングイベントを活用し、2024年9月開催のイベントから新規提案、受注へと繋げました。
当事業では、海外クライアントからのPR受注が減少したものの、販促施策・商品企画の受注が拡大し、特に大手コンビニエンスストアの映画連動施策や人気キャラクター誕生記念施策、大手外食チェーンの年始商品企画など、大型案件が寄与して増収となりました。
利益につきましては、比較的原価率の高い販促施策・商品企画の売上が伸長するなか、㈱ステディスタディのオフィス移転費用及び賞与関連費用の増加が影響し、減益となりました。なお、賞与関連費用は、会社計画段階で平準化され、業績進捗を基に計上されております。
これらの結果、当事業の当中間連結会計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 82億1百万円(前年同期比 10.2%増)
セグメント利益 13億79百万円(前年同期比 5.7%減)
②フードブランディング事業
当事業では、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」の国内におけるブランディング、ライセンシングビジネス及び韓国におけるライセンス管理と店舗運営を行っております。国内で直営7店舗、韓国で直営2店舗を展開する当事業では、当中間連結会計期間に出退店及び改装はなく、通常営業となりました。
当中間連結会計期間におきましては、ヴィーガンやグルテンフリーなど、幅広い客層を対象とした秋冬メニューを導入したほか、クリスマス期間限定でオーストラリア産ワインとのペアリングディナーコースを提案しました。
客単価が高水準で推移するなか、好調なインバウンド需要に支えられた銀座店及び大阪店、前年同期に改装した七里ヶ浜店(神奈川県鎌倉市)が好調に推移し、増収となりました。一方、利益につきましては、原材料や人件費の上昇に加え、ブランド価値維持を目的とした店舗メンテナンスの費用も影響し、減益となりました。
これらの結果、当事業の当中間連結会計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 16億64百万円(前年同期比 1.0%増)
セグメント利益 45百万円(前年同期比 36.6%減)
③ビジネスディベロップメント事業
当事業は、新規事業の開発・創出を通じてグループの事業領域を拡充する位置づけにあり、セグメント特性上、費用が先行する傾向にあります。
㈱グッドアンドカンパニーでは主に、ウェルビーイングや女性活躍推進等、社会課題の解決に資するコミュニケーションサービスを提供しています。㈱TKG Consultingでは、商業施設及び建物の企画、開発、管理運営等のほか、XR映像を活用したソリューション提供を行ってきましたが、主力事業をマーケティング戦略支援及びコンサルティング事業へ転換しております。
当中間連結会計期間におきましては、㈱TKG Consultingの既存事業の縮小に伴い、減収となりましたが、前年同期のXR事業の先行費用の影響がなくなり、事業全体で増益となりました。
これらの結果、当事業の当中間連結会計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 25百万円(前年同期比 70.6%減)
セグメント利益 11百万円(前年同期セグメント損失 △3百万円)
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて3億40百万円増加し、35億9百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、4億68百万円の収入(前年同期は1億81百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益8億86百万円に対し、法人税等の支払額が3億73百万円となったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、79百万円の支出(前年同期は1億10百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出91百万円に対し、有価証券及び投資有価証券の売却による収入が21百万円となったことによるものです。
これらの結果、フリー・キャッシュ・フローは、3億89百万円の収入(前年同期は2億91百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、45百万円の支出(前年同期は3億91百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額が2億64百万円の増加となったものの、配当金の支払額2億23百万円、長期借入金の返済による支出83百万円があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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