四半期報告書-第22期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
新型コロナウイルス感染症の流行は、東京オリンピック・パラリンピック期間中の7月、8月に急拡大し、1日当たりの全国の新規感染者数が2万人に到達するなど一時は予断を許さない状況にありましたが、ワクチン接種率の上昇などに伴い、9月には急速に鎮静化に向かいました。
感染症流行の鎮静化がみられる一方で、リアルとバーチャルを組み合わせたハイブリッド形態の勤務様式や商談については依然として拡大傾向にあり、オフィスや公共空間におけるWeb会議を実施できるセキュアな空間に対するニーズは増加しております。その反面、オンライン形式のセミナーが浸透したため、配信の難易度が低い小規模のセミナーの配信については各企業において一部内製化する動きも見られました。
このような中、当第3四半期連結累計期間においては、売上高が前年同期比で60.1%増加し、売上高の伸長によって収益性が改善したことから、営業利益は前年同期比99.8%増の1,111,283千円となりました。
営業外損益及び特別損益においては、5月にプラチナスタジオの開設準備期間及び旧スタジオのクローズ期間に生じた地代家賃等の費用31,723千円を計上したほか、持分法による投資損失28,492千円(前年同期比36.9%減)を計上いたしました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
なお、新型コロナウイルス感染症を契機として当社の事業構成が大きく変化したことから、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を「ビジュアルコミュニケーション事業」、「ラーニングマネジメントシステム事業」、「アプライアンス事業」の3区分から「エンタープライズDX事業」、「イベントDX事業」、「サードプレイスDX事業」の3区分に変更しております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
Ⅰ.エンタープライズDX事業
(単位:千円)
エンタープライズDX事業は、旧報告セグメント「ビジュアルコミュニケーション事業」のうちWebセミナー配信関連を除いたサービス全て、旧報告セグメント「ラーニングマネジメントシステム事業」の全て、及び旧報告セグメント「アプライアンス事業」のうちテレキューブ関連を除いたサービス全てを集約した事業であり、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するサービスを提供しております。
具体的には、自社開発の汎用Web会議システム「V-CUBE ミーティング」やテレビ会議システム「V-CUBE BOX」、「Zoom」の販売のほか、ディスカッションテーブル「V-CUBE Board」などの災害対策ソリューションやウェアラブルデバイスなど、企業向けのリモートコミュニケーションプロダクトを提供しております。また、顧客企業において映像組み込み型サービスの開発を容易にする「V-CUBE Video SDK」の提供やサービス開発及び運用支援をすることで、顧客企業におけるソリューション開発を支援しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比2.6%増の3,502,536千円となりました。これは、顧客企業においてリモート文化に適したソリューション開発活動が活発になったことで、映像組み込みサービスが
伸長したためであります。また、セグメント利益は前年同期比3.3%減の582,426千円となりました。これは、注力事業ではなくなったことによる自社製品比率の低下に伴う限界利益率の緩やかな減少によるものです。
Ⅱ.イベントDX事業
(単位:千円)
イベントDX事業は、旧報告セグメント「ビジュアルコミュニケーション事業」のうち、前連結会計年度において急拡大したWebセミナー配信関連サービスをセグメントとして独立させたものであり、様々な分野におけるイベント、セミナーのリモート化を支援する事業であります。
具体的には、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」や「EventIn」などのセミナー配信ソフトウェアを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比158.7%増の3,486,457千円、セグメント利益は前
年同期比144.6%増の515,154千円となりました。Webセミナー配信回数はオンライン化の定着により急増し、6月
にはバーチャル株主総会の実施があったことから、当第3四半期連結累計期間における配信回数は前年同期比
138%増の約5,800件となりました。当第3四半期会計期間においては、製薬事業において一部小規模のセミナー配信が内製化する傾向が見られ開催数が当初の予定を下回っています。当該分野の今後の動向が不透明なため、従前の「小規模なセミナーを大量に対応できる体制」の構造改革を進め、利益率の向上に取り組んでいます。また、Webセミナー配信全体については件数が増加傾向にあり、各種イベントやセミナーが増加する年末に向かって配信回数は今後も拡大を続けていく見込みであります。
Ⅲ.サードプレイスDX事業
(単位:千円)
サードプレイスDX事業は、旧報告セグメント「アプライアンス事業」のうち、防音型コミュニケーションブース
「テレキューブ」に関連するサービスをセグメントとして独立させたものであり、自宅や職場とは異なるサードプ
レイス(第3の場所)の提供や運用支援を行うことで、昨今日本に浸透しつつあるテレワークを1つのワークスタ
イルとして定着させることを目的とする事業であります。
具体的には、企業及び公共空間への「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システ
ムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発を行っております。
当第3四半期連結累計期間では、セグメント売上高は前年同期比174.4%増の1,520,032千円、セグメント利益は前年同期比264.3%増の506,996千円となりました。テレワーク・リモートワークの浸透と、コロナ禍が落ち着いたことによる出社が拡大したことに伴い、企業及び公共空間においてWeb会議に対応したセキュアなワークブースの需要が急増したことにより、販売件数が増加したことによるものであります。
(2)財政状態の状況
(単位:千円)
①資産
当第3四半期連結会計期間末において、資産残高は前連結会計年度末比3,435,221千円増の13,466,481千円となりました。これは、Webセミナー配信スタジオであるプラチナスタジオを新設したことにより、建物の内装設備や機材・什器等の工具器具備品を取得し有形固定資産残高が増加したこと、及び連結子会社であるXyvid,Inc.の取得により、のれん残高が増加したためであります。
②負債
負債残高は前連結会計年度末比2,888,881千円増の9,094,724千円となりました。これは、プラチナスタジオ設備及びXyvid,Inc.株式取得等の投資に備えて借入金を増額したことにより、借入金残高が増加したためであります。
③純資産
上述の通り、借入の実行により、負債残高が増加したため、自己資本比率は32.1%(前連結会計年度末は37.8%)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益977,718千円の計上によって利益剰余金残高が880,877千円増加した一方、自己株式の取得により、自己株式残高も増加したため、純資産残高は前連結会計年度末比546,339千円増の4,371,757千円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 5,314,399 | 8,509,025 | 3,194,626 | 60.1% |
| 営業利益 | 556,149 | 1,111,283 | 555,134 | 99.8% |
| 経常利益 | 550,554 | 1,024,613 | 474,059 | 86.1% |
| 親会社帰属四半期純利益 | 635,722 | 977,718 | 341,996 | 53.8% |
新型コロナウイルス感染症の流行は、東京オリンピック・パラリンピック期間中の7月、8月に急拡大し、1日当たりの全国の新規感染者数が2万人に到達するなど一時は予断を許さない状況にありましたが、ワクチン接種率の上昇などに伴い、9月には急速に鎮静化に向かいました。
感染症流行の鎮静化がみられる一方で、リアルとバーチャルを組み合わせたハイブリッド形態の勤務様式や商談については依然として拡大傾向にあり、オフィスや公共空間におけるWeb会議を実施できるセキュアな空間に対するニーズは増加しております。その反面、オンライン形式のセミナーが浸透したため、配信の難易度が低い小規模のセミナーの配信については各企業において一部内製化する動きも見られました。
このような中、当第3四半期連結累計期間においては、売上高が前年同期比で60.1%増加し、売上高の伸長によって収益性が改善したことから、営業利益は前年同期比99.8%増の1,111,283千円となりました。
営業外損益及び特別損益においては、5月にプラチナスタジオの開設準備期間及び旧スタジオのクローズ期間に生じた地代家賃等の費用31,723千円を計上したほか、持分法による投資損失28,492千円(前年同期比36.9%減)を計上いたしました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
なお、新型コロナウイルス感染症を契機として当社の事業構成が大きく変化したことから、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を「ビジュアルコミュニケーション事業」、「ラーニングマネジメントシステム事業」、「アプライアンス事業」の3区分から「エンタープライズDX事業」、「イベントDX事業」、「サードプレイスDX事業」の3区分に変更しております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
Ⅰ.エンタープライズDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 3,412,685 | 3,502,536 | 89,850 | 2.6% |
| セグメント利益 | 602,588 | 582,426 | △20,162 | △3.3% |
エンタープライズDX事業は、旧報告セグメント「ビジュアルコミュニケーション事業」のうちWebセミナー配信関連を除いたサービス全て、旧報告セグメント「ラーニングマネジメントシステム事業」の全て、及び旧報告セグメント「アプライアンス事業」のうちテレキューブ関連を除いたサービス全てを集約した事業であり、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するサービスを提供しております。
具体的には、自社開発の汎用Web会議システム「V-CUBE ミーティング」やテレビ会議システム「V-CUBE BOX」、「Zoom」の販売のほか、ディスカッションテーブル「V-CUBE Board」などの災害対策ソリューションやウェアラブルデバイスなど、企業向けのリモートコミュニケーションプロダクトを提供しております。また、顧客企業において映像組み込み型サービスの開発を容易にする「V-CUBE Video SDK」の提供やサービス開発及び運用支援をすることで、顧客企業におけるソリューション開発を支援しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比2.6%増の3,502,536千円となりました。これは、顧客企業においてリモート文化に適したソリューション開発活動が活発になったことで、映像組み込みサービスが
伸長したためであります。また、セグメント利益は前年同期比3.3%減の582,426千円となりました。これは、注力事業ではなくなったことによる自社製品比率の低下に伴う限界利益率の緩やかな減少によるものです。
Ⅱ.イベントDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 1,347,698 | 3,486,457 | 2,138,759 | 158.7% |
| セグメント利益 | 210,590 | 515,154 | 304,564 | 144.6% |
イベントDX事業は、旧報告セグメント「ビジュアルコミュニケーション事業」のうち、前連結会計年度において急拡大したWebセミナー配信関連サービスをセグメントとして独立させたものであり、様々な分野におけるイベント、セミナーのリモート化を支援する事業であります。
具体的には、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」や「EventIn」などのセミナー配信ソフトウェアを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比158.7%増の3,486,457千円、セグメント利益は前
年同期比144.6%増の515,154千円となりました。Webセミナー配信回数はオンライン化の定着により急増し、6月
にはバーチャル株主総会の実施があったことから、当第3四半期連結累計期間における配信回数は前年同期比
138%増の約5,800件となりました。当第3四半期会計期間においては、製薬事業において一部小規模のセミナー配信が内製化する傾向が見られ開催数が当初の予定を下回っています。当該分野の今後の動向が不透明なため、従前の「小規模なセミナーを大量に対応できる体制」の構造改革を進め、利益率の向上に取り組んでいます。また、Webセミナー配信全体については件数が増加傾向にあり、各種イベントやセミナーが増加する年末に向かって配信回数は今後も拡大を続けていく見込みであります。
Ⅲ.サードプレイスDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 554,015 | 1,520,032 | 966,016 | 174.4% |
| セグメント利益 | 139,183 | 506,996 | 367,813 | 264.3% |
サードプレイスDX事業は、旧報告セグメント「アプライアンス事業」のうち、防音型コミュニケーションブース
「テレキューブ」に関連するサービスをセグメントとして独立させたものであり、自宅や職場とは異なるサードプ
レイス(第3の場所)の提供や運用支援を行うことで、昨今日本に浸透しつつあるテレワークを1つのワークスタ
イルとして定着させることを目的とする事業であります。
具体的には、企業及び公共空間への「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システ
ムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発を行っております。
当第3四半期連結累計期間では、セグメント売上高は前年同期比174.4%増の1,520,032千円、セグメント利益は前年同期比264.3%増の506,996千円となりました。テレワーク・リモートワークの浸透と、コロナ禍が落ち着いたことによる出社が拡大したことに伴い、企業及び公共空間においてWeb会議に対応したセキュアなワークブースの需要が急増したことにより、販売件数が増加したことによるものであります。
(2)財政状態の状況
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | |
| 資産 | 10,031,260 | 13,466,481 | 3,435,221 |
| 負債 | 6,205,842 | 9,094,724 | 2,888,881 |
| 純資産 | 3,825,417 | 4,371,757 | 546,339 |
①資産
当第3四半期連結会計期間末において、資産残高は前連結会計年度末比3,435,221千円増の13,466,481千円となりました。これは、Webセミナー配信スタジオであるプラチナスタジオを新設したことにより、建物の内装設備や機材・什器等の工具器具備品を取得し有形固定資産残高が増加したこと、及び連結子会社であるXyvid,Inc.の取得により、のれん残高が増加したためであります。
②負債
負債残高は前連結会計年度末比2,888,881千円増の9,094,724千円となりました。これは、プラチナスタジオ設備及びXyvid,Inc.株式取得等の投資に備えて借入金を増額したことにより、借入金残高が増加したためであります。
③純資産
上述の通り、借入の実行により、負債残高が増加したため、自己資本比率は32.1%(前連結会計年度末は37.8%)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益977,718千円の計上によって利益剰余金残高が880,877千円増加した一方、自己株式の取得により、自己株式残高も増加したため、純資産残高は前連結会計年度末比546,339千円増の4,371,757千円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。