四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間においては、バーチャル株主総会の運用本格化に伴う配信件数の増加や、企業・公共空間における防音型コミュニケーションブース「テレキューブ」の設置販売が伸長したこと、及び2021年6月から当社グループの連結子会社となったXyvid, Inc.(以下、Xyvid)が当期は期首から連結となったことにより、売上高は前年同期比で6.9%増の9,093,315千円となりました。
一方で、エンタープライズDX事業における自社製品比率の低下に伴う利益率低下や、イベントDX事業における製薬業界における小規模配信の縮小、サードプレイスDX事業における「テレキューブ」に関する広告宣伝費用の発生により、営業利益は前年同期比50.3%減の551,870千円となりました。
営業外損益及び特別損益においては、為替相場が円安基調にある中でのグループ間の資金決済により為替差損6,497千円(前年同期比43.4%減)を計上したほか、持分法による投資損失17,736千円(前年同期比37.8%減)を計上いたしました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
Ⅰ.エンタープライズDX事業
(単位:千円)
エンタープライズDX事業は、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するサービスを提供しております。
具体的には、自社開発の汎用Web会議システム「V-CUBE ミーティング」や「Zoom」の販売のほか、ディスカッションテーブル「V-CUBE Board」などの災害対策ソリューションやウェアラブルデバイスなど、企業向けのリモートコミュニケーションプロダクトを提供しております。また、顧客企業において映像組み込み型サービスの開発を容易にする「V-CUBE Video SDK」の提供やサービス開発及び運用支援をすることで、顧客企業におけるソリューション開発を支援しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比7.1%減の3,253,040千円となりました。これは前第3四半期連結累計期間に見られた、緊急退避的にリモートワークを行った企業によるWeb会議システムの需要が一巡した他、連結子会社であるWizlearn Technologiesにおける、シンガポール政府の方針に基づく学校向けLMS市場の大幅な縮小によるものであります。また、注力事業ではなくなったことによる自社製品比率の低下に加え、円安による海外他社製品の原価の上昇に伴う限界利益率の減少によってセグメント利益率は16.6%から14.0%に減少し、セグメント利益は前年同期比21.9%減の454,670千円となりました。
Ⅱ.イベントDX事業
(単位:千円)
イベントDX事業は、様々な分野におけるイベント、セミナーのリモート化を支援する事業であります。
具体的には、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」や「EventIn」などのセミナー配信プロダクトを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比7.6%増の3,750,515千円となりました。これは本年度より運用が本格化したバーチャル株主総会や人材業界における就職説明会などの非製薬業界での事業の成長の他、2021年6月から当社グループの連結子会社となったXyvidの連結対象期間が伸びたためであります。一方で、前期において効率的なサービス提供体制を構築していた製薬業界向け小規模配信事業の縮小に加えて製薬業界向けのウェブ講演会市場全体の縮小傾向、並びに米国におけるオミクロン株の流行による配信イベントの延期とその後の流行の鎮静化により発生した急速なリアル回帰によりXyvidの業績が低下し、それに伴いのれん償却額の負担が相対的に重くなったことから、セグメント利益は前年同期比65.4%減の178,272千円となりました。
Ⅲ.サードプレイスDX事業
(単位:千円)
サードプレイスDX事業は、自宅や職場とは異なるサードプレイス(第3の場所)の提供や運用支援を行うことで、昨今日本に浸透しつつあるテレワークを1つのワークスタイルとして定着させることを目的とする事業であります。
具体的には、企業及び公共空間への防音型コミュニケーションブース「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発を行っております。
当第3四半期連結累計期間では、セグメント売上高は前年同期比37.5%増の2,089,760千円となりました。これは、テレワークの浸透に伴って企業及び公共空間でのセキュアなワークブースの需要が増加したことにより販売件数が増加したことによるものであります。
また、セグメント利益は前年同期比13.1%減の440,747千円となりました。これは、第1四半期連結累計期間においてテレビ及びWeb媒体を利用した広告宣伝活動を実施したためであります。
(2)財政状態の状況
(単位:千円)
①資産
当第3四半期連結会計期間末において、資産残高は前連結会計年度末比2,812,932千円増の18,071,952千円となりました。これは、6月のバーチャル株主総会及び大型配信案件の実施により売上高が伸長したことで売掛金残高が増加したこと、前期末に一時的に減少させていた借入金等のポジションを再度増額したことにより現金及び預金の残高が増加したこと、及び為替レートが円安方向に動いたことで海外子会社の円換算後ののれん残高が増加したことによるものであります。
②負債
負債残高は、前連結会計年度末比1,159,475千円増の11,317,644千円となりました。これは前期末に一時的に減少させていた借入金等のポジションを再度増額したことにより借入金残高が増加したためであります。
③純資産
昨年末と比べて為替レートが大幅な円安となったために為替換算調整勘定が増加したこと、及び親会社株主に帰属する四半期純利益384,009千円の計上により利益剰余金残高が増加したことで、純資産残高は前連結会計年度末比1,653,457千円増の6,754,308千円となりました。この純資産増加の影響により、自己資本比率は36.9%(前連結会計年度末は33.1%)に増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 8,509,025 | 9,093,315 | 584,290 | 6.9 |
| 営業利益 | 1,111,283 | 551,870 | △559,413 | △50.3 |
| 経常利益 | 1,024,613 | 506,891 | △517,722 | △50.5 |
| 親会社帰属四半期純利益 | 977,718 | 384,009 | △593,709 | △60.7 |
当第3四半期連結累計期間においては、バーチャル株主総会の運用本格化に伴う配信件数の増加や、企業・公共空間における防音型コミュニケーションブース「テレキューブ」の設置販売が伸長したこと、及び2021年6月から当社グループの連結子会社となったXyvid, Inc.(以下、Xyvid)が当期は期首から連結となったことにより、売上高は前年同期比で6.9%増の9,093,315千円となりました。
一方で、エンタープライズDX事業における自社製品比率の低下に伴う利益率低下や、イベントDX事業における製薬業界における小規模配信の縮小、サードプレイスDX事業における「テレキューブ」に関する広告宣伝費用の発生により、営業利益は前年同期比50.3%減の551,870千円となりました。
営業外損益及び特別損益においては、為替相場が円安基調にある中でのグループ間の資金決済により為替差損6,497千円(前年同期比43.4%減)を計上したほか、持分法による投資損失17,736千円(前年同期比37.8%減)を計上いたしました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
Ⅰ.エンタープライズDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 3,502,536 | 3,253,040 | △249,496 | △7.1 |
| セグメント利益 | 582,426 | 454,670 | △127,756 | △21.9 |
エンタープライズDX事業は、主に企業や官公庁等を対象に、社内外のコミュニケーションにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するサービスを提供しております。
具体的には、自社開発の汎用Web会議システム「V-CUBE ミーティング」や「Zoom」の販売のほか、ディスカッションテーブル「V-CUBE Board」などの災害対策ソリューションやウェアラブルデバイスなど、企業向けのリモートコミュニケーションプロダクトを提供しております。また、顧客企業において映像組み込み型サービスの開発を容易にする「V-CUBE Video SDK」の提供やサービス開発及び運用支援をすることで、顧客企業におけるソリューション開発を支援しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比7.1%減の3,253,040千円となりました。これは前第3四半期連結累計期間に見られた、緊急退避的にリモートワークを行った企業によるWeb会議システムの需要が一巡した他、連結子会社であるWizlearn Technologiesにおける、シンガポール政府の方針に基づく学校向けLMS市場の大幅な縮小によるものであります。また、注力事業ではなくなったことによる自社製品比率の低下に加え、円安による海外他社製品の原価の上昇に伴う限界利益率の減少によってセグメント利益率は16.6%から14.0%に減少し、セグメント利益は前年同期比21.9%減の454,670千円となりました。
Ⅱ.イベントDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 3,486,457 | 3,750,515 | 264,058 | 7.6 |
| セグメント利益 | 515,154 | 178,272 | △336,882 | △65.4 |
イベントDX事業は、様々な分野におけるイベント、セミナーのリモート化を支援する事業であります。
具体的には、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」や「EventIn」などのセミナー配信プロダクトを提供するほか、イベント配信に係る運用設計、当日の配信サポートや後日のイベントデータ解析などの運用支援サービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は、前年同期比7.6%増の3,750,515千円となりました。これは本年度より運用が本格化したバーチャル株主総会や人材業界における就職説明会などの非製薬業界での事業の成長の他、2021年6月から当社グループの連結子会社となったXyvidの連結対象期間が伸びたためであります。一方で、前期において効率的なサービス提供体制を構築していた製薬業界向け小規模配信事業の縮小に加えて製薬業界向けのウェブ講演会市場全体の縮小傾向、並びに米国におけるオミクロン株の流行による配信イベントの延期とその後の流行の鎮静化により発生した急速なリアル回帰によりXyvidの業績が低下し、それに伴いのれん償却額の負担が相対的に重くなったことから、セグメント利益は前年同期比65.4%減の178,272千円となりました。
Ⅲ.サードプレイスDX事業
(単位:千円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 1,520,032 | 2,089,760 | 569,728 | 37.5 |
| セグメント利益 | 506,996 | 440,747 | △66,249 | △13.1 |
サードプレイスDX事業は、自宅や職場とは異なるサードプレイス(第3の場所)の提供や運用支援を行うことで、昨今日本に浸透しつつあるテレワークを1つのワークスタイルとして定着させることを目的とする事業であります。
具体的には、企業及び公共空間への防音型コミュニケーションブース「テレキューブ」の提供、公共空間におけるワークブースの管理運営システムの開発、「テレキューブ」において提供する関連サービスの開発を行っております。
当第3四半期連結累計期間では、セグメント売上高は前年同期比37.5%増の2,089,760千円となりました。これは、テレワークの浸透に伴って企業及び公共空間でのセキュアなワークブースの需要が増加したことにより販売件数が増加したことによるものであります。
また、セグメント利益は前年同期比13.1%減の440,747千円となりました。これは、第1四半期連結累計期間においてテレビ及びWeb媒体を利用した広告宣伝活動を実施したためであります。
(2)財政状態の状況
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | |
| 資産 | 15,259,020 | 18,071,952 | 2,812,932 |
| 負債 | 10,158,169 | 11,317,644 | 1,159,475 |
| 純資産 | 5,100,851 | 6,754,308 | 1,653,457 |
①資産
当第3四半期連結会計期間末において、資産残高は前連結会計年度末比2,812,932千円増の18,071,952千円となりました。これは、6月のバーチャル株主総会及び大型配信案件の実施により売上高が伸長したことで売掛金残高が増加したこと、前期末に一時的に減少させていた借入金等のポジションを再度増額したことにより現金及び預金の残高が増加したこと、及び為替レートが円安方向に動いたことで海外子会社の円換算後ののれん残高が増加したことによるものであります。
②負債
負債残高は、前連結会計年度末比1,159,475千円増の11,317,644千円となりました。これは前期末に一時的に減少させていた借入金等のポジションを再度増額したことにより借入金残高が増加したためであります。
③純資産
昨年末と比べて為替レートが大幅な円安となったために為替換算調整勘定が増加したこと、及び親会社株主に帰属する四半期純利益384,009千円の計上により利益剰余金残高が増加したことで、純資産残高は前連結会計年度末比1,653,457千円増の6,754,308千円となりました。この純資産増加の影響により、自己資本比率は36.9%(前連結会計年度末は33.1%)に増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。