四半期報告書-第44期第3四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、個人消費、設備投資、輸出が急激に減少するなどマイナス成長が続いております。また、国内外で段階的な経済活動再開の動きが見られるものの、変異ウイルスの拡大やワクチン普及の遅れ等の懸念材料を抱えており、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当社グループを取り巻くメンテナンス業界におきましては、設備の維持管理コストを減少させるための省エネ提案や、突発的な故障の発生を減少させるための保全メンテナンスの要望が多くなってきており、また、当社グループが注力している小売業や飲食業を中心とした多店舗展開企業では、メンテナンス管理の一括アウトソーシング化のニーズも高まってきております。
このような環境下において、当社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、お客様の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してまいりました。
また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化(各種空調機器をはじめとして、それに付随する設備や吸排気設備等に幅広く対応できるようにする事)を推進することや新入社員・若手社員の早期育成を行うために、引き続き当社研修センターでの実機研修による人材育成を行ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、新たな大口顧客に対するサービスの提供開始及び既存顧客に対するメンテナンスサービスの提供範囲の拡大等による増加要因はあるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により飲食業を中心に売上が減少したことや省エネ工事の伸び悩み等により8,402,378千円(前年同期比2.9%減)、売上原価6,535,152千円(前年同期比3.3%減)となりました。
また、販売費及び一般管理費は、新基幹システム導入に伴う減価償却費の増加等により1,745,840千円(前年同期比2.7%増)となりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は121,385千円(前年同期比37.1%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間の経常利益は124,643千円(前年同期比35.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、サンキ-ソナデジ株式会社の清算に伴う子会社清算損19,317千円を計上したこと等により74,028千円(前年同期比46.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ102,388千円増加し3,764,718千円となりました。主な要因は、現金及び預金が436,124千円、未成工事支出金が78,279千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が400,371千円減少したこと等によります。
また、固定資産は、前連結会計年度末に比べ18,472千円減少し1,166,510千円となりました。主な要因は、長期前払費用が31,065千円増加した一方で、投資有価証券が33,110千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ83,915千円増加し4,931,229千円となりました。
②負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ211,980千円減少し1,411,296千円となりました。主な要因は、未払法人税等が79,845千円減少したこと等によります。
また、固定負債は、前連結会計年度末に比べ311,836千円増加し658,716千円となりました。主な要因は、長期借入金が318,345千円増加したこと等によります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ99,855千円増加し2,070,012千円となりました。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ15,939千円減少し2,861,216千円となりました。主な要因は、資本金及び資本剰余金がそれぞれ25,667千円増加した一方で、利益剰余金が73,369千円減少したこと等によります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、個人消費、設備投資、輸出が急激に減少するなどマイナス成長が続いております。また、国内外で段階的な経済活動再開の動きが見られるものの、変異ウイルスの拡大やワクチン普及の遅れ等の懸念材料を抱えており、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当社グループを取り巻くメンテナンス業界におきましては、設備の維持管理コストを減少させるための省エネ提案や、突発的な故障の発生を減少させるための保全メンテナンスの要望が多くなってきており、また、当社グループが注力している小売業や飲食業を中心とした多店舗展開企業では、メンテナンス管理の一括アウトソーシング化のニーズも高まってきております。
このような環境下において、当社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、お客様の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してまいりました。
また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化(各種空調機器をはじめとして、それに付随する設備や吸排気設備等に幅広く対応できるようにする事)を推進することや新入社員・若手社員の早期育成を行うために、引き続き当社研修センターでの実機研修による人材育成を行ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、新たな大口顧客に対するサービスの提供開始及び既存顧客に対するメンテナンスサービスの提供範囲の拡大等による増加要因はあるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により飲食業を中心に売上が減少したことや省エネ工事の伸び悩み等により8,402,378千円(前年同期比2.9%減)、売上原価6,535,152千円(前年同期比3.3%減)となりました。
また、販売費及び一般管理費は、新基幹システム導入に伴う減価償却費の増加等により1,745,840千円(前年同期比2.7%増)となりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は121,385千円(前年同期比37.1%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間の経常利益は124,643千円(前年同期比35.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、サンキ-ソナデジ株式会社の清算に伴う子会社清算損19,317千円を計上したこと等により74,028千円(前年同期比46.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ102,388千円増加し3,764,718千円となりました。主な要因は、現金及び預金が436,124千円、未成工事支出金が78,279千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が400,371千円減少したこと等によります。
また、固定資産は、前連結会計年度末に比べ18,472千円減少し1,166,510千円となりました。主な要因は、長期前払費用が31,065千円増加した一方で、投資有価証券が33,110千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ83,915千円増加し4,931,229千円となりました。
②負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ211,980千円減少し1,411,296千円となりました。主な要因は、未払法人税等が79,845千円減少したこと等によります。
また、固定負債は、前連結会計年度末に比べ311,836千円増加し658,716千円となりました。主な要因は、長期借入金が318,345千円増加したこと等によります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ99,855千円増加し2,070,012千円となりました。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ15,939千円減少し2,861,216千円となりました。主な要因は、資本金及び資本剰余金がそれぞれ25,667千円増加した一方で、利益剰余金が73,369千円減少したこと等によります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。