四半期報告書-第45期第2四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大長期化により依然として厳しい状況にあります。ワクチン接種の進展や各種政策の効果により、経済活動に緩やかな持ち直しが見られたものの、感染力の強い変異株の流行が懸念されるなど、未だ先行きは不透明な状況が続いております。当社グループを取り巻くメンテナンス業界におきましては、設備の維持管理コストを減少させるための省エネ提案や、突発的な故障の発生を減少させるための保全メンテナンスに対する関心は高まってきております。
このような環境下において、当社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、お客様の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してまいりました。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化(大型吸収式冷温水機をはじめとして小型パッケージエアコン等の各種空調機器を扱うことができる事)を推進することや新入社員の早期育成を行うために、引き続き当社研修センターでの実機研修による人材育成を行っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間につきましては、感染再拡大に伴う緊急事態宣言の再発出等により、経済活動の制限が当初想定より長期化し省エネ提案が見込み通り進まなかったことに加え、世界的な半導体の供給不足により必要な設備機器の仕入に影響が生じ工事が延期になったこと等により、売上高は5,383,904千円(前年同期比7.2%減)、売上原価4,234,801千円(前年同期比5.3%減)となりました。また、販売費及び一般管理費は、前年より引き続き作業の効率化を進めたことなどによる人件費の減少等により、1,096,095千円(前年同期比8.4%減)となりました。これらの結果、営業利益は53,007千円(前年同期比60.2%減)、経常利益は53,343千円(前年同期比60.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57,976千円(前年同期比29.4%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ126,819千円増加し4,085,003千円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が351,025千円、未成工事支出金が101,327千円増加した一方で、現金及び預金が337,141千円減少したこと等によります。
また、固定資産は、前連結会計年度末に比べ57,028千円減少し1,078,380千円となりました。主な要因は、無形固定資産が41,187千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ69,791千円増加し5,163,383千円となりました。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ164,669千円増加し1,654,207千円となりました。主な要因は、工事未払金が323,336千円増加したこと等によります。
また、固定負債は、前連結会計年度末に比べ51,413千円減少し588,535千円となりました。主な要因は、長期借入金が44,996千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ113,256千円増加し2,242,742千円となりました。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ43,464千円減少し2,920,640千円となりました。主な要因は、利益剰余金が31,149千円減少したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前年同四半期連結会計期間末に比べ39,124千円減少し1,302,162千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は231,017千円(前年同四半期は243,789千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が75,276千円、仕入債務の増加額が323,188千円あった一方で、売上債権の増加額が350,735千円、棚卸資産の増加額が105,825千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は54,543千円(前年同四半期は54,284千円の支出)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入が54,992千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は168,820千円(前年同四半期は248,172千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が44,996千円、配当金の支払額が87,873千円あったこと等によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第2四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大長期化により依然として厳しい状況にあります。ワクチン接種の進展や各種政策の効果により、経済活動に緩やかな持ち直しが見られたものの、感染力の強い変異株の流行が懸念されるなど、未だ先行きは不透明な状況が続いております。当社グループを取り巻くメンテナンス業界におきましては、設備の維持管理コストを減少させるための省エネ提案や、突発的な故障の発生を減少させるための保全メンテナンスに対する関心は高まってきております。
このような環境下において、当社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、お客様の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してまいりました。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化(大型吸収式冷温水機をはじめとして小型パッケージエアコン等の各種空調機器を扱うことができる事)を推進することや新入社員の早期育成を行うために、引き続き当社研修センターでの実機研修による人材育成を行っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間につきましては、感染再拡大に伴う緊急事態宣言の再発出等により、経済活動の制限が当初想定より長期化し省エネ提案が見込み通り進まなかったことに加え、世界的な半導体の供給不足により必要な設備機器の仕入に影響が生じ工事が延期になったこと等により、売上高は5,383,904千円(前年同期比7.2%減)、売上原価4,234,801千円(前年同期比5.3%減)となりました。また、販売費及び一般管理費は、前年より引き続き作業の効率化を進めたことなどによる人件費の減少等により、1,096,095千円(前年同期比8.4%減)となりました。これらの結果、営業利益は53,007千円(前年同期比60.2%減)、経常利益は53,343千円(前年同期比60.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57,976千円(前年同期比29.4%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ126,819千円増加し4,085,003千円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が351,025千円、未成工事支出金が101,327千円増加した一方で、現金及び預金が337,141千円減少したこと等によります。
また、固定資産は、前連結会計年度末に比べ57,028千円減少し1,078,380千円となりました。主な要因は、無形固定資産が41,187千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ69,791千円増加し5,163,383千円となりました。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ164,669千円増加し1,654,207千円となりました。主な要因は、工事未払金が323,336千円増加したこと等によります。
また、固定負債は、前連結会計年度末に比べ51,413千円減少し588,535千円となりました。主な要因は、長期借入金が44,996千円減少したこと等によります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ113,256千円増加し2,242,742千円となりました。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ43,464千円減少し2,920,640千円となりました。主な要因は、利益剰余金が31,149千円減少したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前年同四半期連結会計期間末に比べ39,124千円減少し1,302,162千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は231,017千円(前年同四半期は243,789千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が75,276千円、仕入債務の増加額が323,188千円あった一方で、売上債権の増加額が350,735千円、棚卸資産の増加額が105,825千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は54,543千円(前年同四半期は54,284千円の支出)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入が54,992千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は168,820千円(前年同四半期は248,172千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が44,996千円、配当金の支払額が87,873千円あったこと等によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第2四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。