四半期報告書-第15期第2四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1) 経営成績の状況
① 当該四半期累計期間における経済情勢と当社の事業概要
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による企業の経済活動、個人の消費活動双方の縮小により、企業収益や雇用環境は大幅に悪化いたしました。2020年初夏から初秋にかけては当該影響による経済環境の減退に一時的に持ち直しの動きがみられたものの、その後の感染再拡大により、足元では再び厳しい情勢が続いております。
また、個人消費につきましては、従前より引き続く節約志向や低価格志向が基軸となりながらも、その動向は必ずしも節約・低価格の一辺倒なものではなく、個人の価値観や嗜好性に応じたメリハリのある消費スタイルが徐々に浸透し、その消費行動の多様化は加速しております。
そのような社会環境下、当社グループは多様化する消費行動や賢い消費を求める消費者に対し、その人にとって最適な消費の選択肢を提供する「最適化商社」をビジョンに掲げ、その実現に向けた事業を展開しております。
② 当該四半期累計期間における業績の状況
当社グループでは「持続可能な社会を実現する最適化商社」を目指し、多様化する消費行動や様々な消費スタイルに対し、個々人、そして一部の商品・サービスにおいては法人にまでその枠を広げ、インターネットを通じて最適な消費の選択肢を提供するべく事業を推進しております。具体的には新たな仕入・販売チャネルの開拓やインターネットメディアの運営、効率的なWebマーケティング活動など、各事業セグメントにおいてサービスの拡充を行ってまいりました。一方、前期より引き続き業務のオートメーション化やユーザビリティの向上等、社内業務改善・業務効率の向上を進めてまいりました。また、更なる業容拡大に向けたIT開発力の強化を目的に、2020年5月にベトナムにオフショア開発拠点として連結子会社を設立、さらに新設した連結子会社2社においては近年注力している農機具関連の事業買収を実施するなど、今後のさらなる成長に資する積極的な投資を実施してまいりました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、ネット型リユース事業は利益面で伸長したものの、前期(2020年6月期)第4四半期に発生した通信環境整備に関する需要が一巡したことにより、メディア事業及びモバイル通信事業の収益性が悪化いたしました。以上から、売上高は5,628,480千円(前年同期比8.7%増)、営業利益は206,441千円(前年同期比33.2%減)、経常利益は円高進行に伴う為替差損の計上を背景に195,000千円(前年同期比36.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93,387千円(前年同期比44.3%減)となりました。
③ 報告セグメントの状況
・ネット型リユース事業
当セグメントでは、販売店舗を有しない、インターネットに特化したリユース品の買取及び販売に関するサービスを展開しており、当社グループの基幹事業であります。
買取においては「高く売れるドットコム」を総合買取サイトの基軸とし、商品カテゴリー別に分類された複数の買取サイトを自社で運営しております。販売では、「ヤフオク!」はじめ、「楽天市場」「Amazon」、自社ECサイト「ReRe(リリ)」など複数サイトへ同時出品し、インターネットを通じて商品を販売しております。また、主に「大型」「高額」「大量」といった、CtoC(個人間取引)では梱包や発送が難しい商品を取扱い、CtoBtoCというプロセスで当社が取引に介入することで、品質担保をはじめ、リユース品の売買に対して顧客に安心感を提供しております。また、近年M&Aによって取得したリユースプラットフォームである「おいくら」や、農機具輸出事業を本格化させるなど、既存事業とのシナジーを活かして事業の多角化に努めております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、従来より継続して業務プロセスのIT化・標準化を実施しつつも、不透明な外部環境を勘案し、商品買取のためのインターネット広告運用の効率化に主眼をおいて事業展開を実施してまいりました。また、近年注力している法人向け大型商材である農機具においては、2020年4月に新設した連結子会社株式会社MEトレーディングを中心に、越境EC(海外の顧客を相手にインターネットサイトを通じた国際的な電子商取引)および国内における中古農機具の買取・販売を強化いたしました。さらに、全国のリサイクルショップが加盟するリユースプラットフォーム「おいくら」では、マッチング精度向上に向けた継続的なシステム開発を実施し、2020年7月より当社グループでは対応が難しい買取案件について加盟店各位への本格送客を開始したことから、送客収入が増加しております。
これらの結果、利益面における費用対効果を意識した広告運用に伴い、既存取扱商品の中で利益率が低い商品の取扱量が低下したものの、引き続き注力分野である農機具の買取・販売が伸長したこと、おいくらの送客収入が増加したことで、売上高3,356,724千円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益351,564千円(同3.6%増)となりました。
・メディア事業
当セグメントでは、賢い消費を求める消費者に対し、その消費行動に資する有益な情報をインターネットメディアで提供するサービスを展開しており、下記の8つのメディアを運営しております。
・モバイル通信に関するメディア:「iPhone格安SIM通信」「SIMCHANGE」
・モノの売却や処分に関するメディア:「高く売れるドットコムMAGAZINE」「おいくらMAGAZINE」
・モノの購入に関するメディア:「ビギナーズ」「OUTLET JAPAN」
・モノの修理に関するメディア:「最安修理ドットコム」
・中古農機具の買取・販売プラットフォーム:「中古農機市場UMM」
当第2四半期連結累計期間におきましては、主に2020年5月及び12月にGoogle社が実施いたしました検索エンジンにおけるコアアルゴリズム変更の影響を受け、第1四半期に引き続きPV(ページビュー)数の伸びが抑えられる形となりましたが、趣味と出会うメディア「ビギナーズ」を中心にグループ外顧客からの広告収入が増加したことから増収になりました。一方で、直近で急拡大した当事業における今後の収益体制強化のために、人員を拡充したことに伴い、人件費が増加いたしました。以上から、売上高304,870千円(同15.6%増)、セグメント利益157,121千円(同11.3%減)となりました。
・モバイル通信事業
当セグメントでは、連結子会社の株式会社MEモバイルが、通信費の削減に資する低価格かつシンプルで分かりやすい通信サービスを展開しており、主力サービスとして、「カシモ(=”賢いモバイル”の略称)」というブランド名のもと、主にモバイルデータ通信のサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、前期第4四半期におけるテレワーク導入企業の増加、在宅時間の増加に伴う通信環境の向上・改善に関する需要の一巡に加え、自社通信メディアからの送客の減少により、新規回線契約の獲得が減少いたしました。
前期第4四半期を中心とした新規回線獲得の伸長による保有回線数の増加により通信料収入は大きく増加したものの、新規回線獲得数の減少を背景にそれに伴う販売奨励金収入が減少したことから、売上高2,039,905千円(同27.5%増)、セグメント利益113,962千円(同18.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産については、前連結会計年度末に比べて77,699千円減少し、3,945,529千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加560,809千円があった一方で、売掛金の減少627,977千円があったことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債については、前連結会計年度末に比べて228,194千円減少し、2,169,648千円となりました。これは主に、買掛金の減少56,747千円や未払法人税等の減少104,011千円及び長期借入金の減少52,724千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産については、前連結会計年度末に比べて150,494千円増加し、1,775,881千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上93,387千円や非支配株主持分の増加25,792千円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて560,809千円増加し、1,816,432千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、600,262千円の資金の増加(前年同四半期は121,423千円の資金の増加)となりました。これは主に法人税等の支払い151,754千円があった一方で、税金等調整前四半期純利益の計上194,023千円や売上債権の減少627,977千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、54,339千円の資金の減少(前年同四半期は193,911千円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出14,045千円や敷金及び保証金の差入による支出25,456千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、16,974千円の資金の増加(前年同四半期は263,840千円の資金の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出205,535千円があった一方で、長期借入れによる収入200,000千円や新株予約権の行使による株式の発行による収入33,158千円があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
① 当該四半期累計期間における経済情勢と当社の事業概要
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による企業の経済活動、個人の消費活動双方の縮小により、企業収益や雇用環境は大幅に悪化いたしました。2020年初夏から初秋にかけては当該影響による経済環境の減退に一時的に持ち直しの動きがみられたものの、その後の感染再拡大により、足元では再び厳しい情勢が続いております。
また、個人消費につきましては、従前より引き続く節約志向や低価格志向が基軸となりながらも、その動向は必ずしも節約・低価格の一辺倒なものではなく、個人の価値観や嗜好性に応じたメリハリのある消費スタイルが徐々に浸透し、その消費行動の多様化は加速しております。
そのような社会環境下、当社グループは多様化する消費行動や賢い消費を求める消費者に対し、その人にとって最適な消費の選択肢を提供する「最適化商社」をビジョンに掲げ、その実現に向けた事業を展開しております。
② 当該四半期累計期間における業績の状況
当社グループでは「持続可能な社会を実現する最適化商社」を目指し、多様化する消費行動や様々な消費スタイルに対し、個々人、そして一部の商品・サービスにおいては法人にまでその枠を広げ、インターネットを通じて最適な消費の選択肢を提供するべく事業を推進しております。具体的には新たな仕入・販売チャネルの開拓やインターネットメディアの運営、効率的なWebマーケティング活動など、各事業セグメントにおいてサービスの拡充を行ってまいりました。一方、前期より引き続き業務のオートメーション化やユーザビリティの向上等、社内業務改善・業務効率の向上を進めてまいりました。また、更なる業容拡大に向けたIT開発力の強化を目的に、2020年5月にベトナムにオフショア開発拠点として連結子会社を設立、さらに新設した連結子会社2社においては近年注力している農機具関連の事業買収を実施するなど、今後のさらなる成長に資する積極的な投資を実施してまいりました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、ネット型リユース事業は利益面で伸長したものの、前期(2020年6月期)第4四半期に発生した通信環境整備に関する需要が一巡したことにより、メディア事業及びモバイル通信事業の収益性が悪化いたしました。以上から、売上高は5,628,480千円(前年同期比8.7%増)、営業利益は206,441千円(前年同期比33.2%減)、経常利益は円高進行に伴う為替差損の計上を背景に195,000千円(前年同期比36.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93,387千円(前年同期比44.3%減)となりました。
③ 報告セグメントの状況
・ネット型リユース事業
当セグメントでは、販売店舗を有しない、インターネットに特化したリユース品の買取及び販売に関するサービスを展開しており、当社グループの基幹事業であります。
買取においては「高く売れるドットコム」を総合買取サイトの基軸とし、商品カテゴリー別に分類された複数の買取サイトを自社で運営しております。販売では、「ヤフオク!」はじめ、「楽天市場」「Amazon」、自社ECサイト「ReRe(リリ)」など複数サイトへ同時出品し、インターネットを通じて商品を販売しております。また、主に「大型」「高額」「大量」といった、CtoC(個人間取引)では梱包や発送が難しい商品を取扱い、CtoBtoCというプロセスで当社が取引に介入することで、品質担保をはじめ、リユース品の売買に対して顧客に安心感を提供しております。また、近年M&Aによって取得したリユースプラットフォームである「おいくら」や、農機具輸出事業を本格化させるなど、既存事業とのシナジーを活かして事業の多角化に努めております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、従来より継続して業務プロセスのIT化・標準化を実施しつつも、不透明な外部環境を勘案し、商品買取のためのインターネット広告運用の効率化に主眼をおいて事業展開を実施してまいりました。また、近年注力している法人向け大型商材である農機具においては、2020年4月に新設した連結子会社株式会社MEトレーディングを中心に、越境EC(海外の顧客を相手にインターネットサイトを通じた国際的な電子商取引)および国内における中古農機具の買取・販売を強化いたしました。さらに、全国のリサイクルショップが加盟するリユースプラットフォーム「おいくら」では、マッチング精度向上に向けた継続的なシステム開発を実施し、2020年7月より当社グループでは対応が難しい買取案件について加盟店各位への本格送客を開始したことから、送客収入が増加しております。
これらの結果、利益面における費用対効果を意識した広告運用に伴い、既存取扱商品の中で利益率が低い商品の取扱量が低下したものの、引き続き注力分野である農機具の買取・販売が伸長したこと、おいくらの送客収入が増加したことで、売上高3,356,724千円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益351,564千円(同3.6%増)となりました。
・メディア事業
当セグメントでは、賢い消費を求める消費者に対し、その消費行動に資する有益な情報をインターネットメディアで提供するサービスを展開しており、下記の8つのメディアを運営しております。
・モバイル通信に関するメディア:「iPhone格安SIM通信」「SIMCHANGE」
・モノの売却や処分に関するメディア:「高く売れるドットコムMAGAZINE」「おいくらMAGAZINE」
・モノの購入に関するメディア:「ビギナーズ」「OUTLET JAPAN」
・モノの修理に関するメディア:「最安修理ドットコム」
・中古農機具の買取・販売プラットフォーム:「中古農機市場UMM」
当第2四半期連結累計期間におきましては、主に2020年5月及び12月にGoogle社が実施いたしました検索エンジンにおけるコアアルゴリズム変更の影響を受け、第1四半期に引き続きPV(ページビュー)数の伸びが抑えられる形となりましたが、趣味と出会うメディア「ビギナーズ」を中心にグループ外顧客からの広告収入が増加したことから増収になりました。一方で、直近で急拡大した当事業における今後の収益体制強化のために、人員を拡充したことに伴い、人件費が増加いたしました。以上から、売上高304,870千円(同15.6%増)、セグメント利益157,121千円(同11.3%減)となりました。
・モバイル通信事業
当セグメントでは、連結子会社の株式会社MEモバイルが、通信費の削減に資する低価格かつシンプルで分かりやすい通信サービスを展開しており、主力サービスとして、「カシモ(=”賢いモバイル”の略称)」というブランド名のもと、主にモバイルデータ通信のサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、前期第4四半期におけるテレワーク導入企業の増加、在宅時間の増加に伴う通信環境の向上・改善に関する需要の一巡に加え、自社通信メディアからの送客の減少により、新規回線契約の獲得が減少いたしました。
前期第4四半期を中心とした新規回線獲得の伸長による保有回線数の増加により通信料収入は大きく増加したものの、新規回線獲得数の減少を背景にそれに伴う販売奨励金収入が減少したことから、売上高2,039,905千円(同27.5%増)、セグメント利益113,962千円(同18.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産については、前連結会計年度末に比べて77,699千円減少し、3,945,529千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加560,809千円があった一方で、売掛金の減少627,977千円があったことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債については、前連結会計年度末に比べて228,194千円減少し、2,169,648千円となりました。これは主に、買掛金の減少56,747千円や未払法人税等の減少104,011千円及び長期借入金の減少52,724千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産については、前連結会計年度末に比べて150,494千円増加し、1,775,881千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上93,387千円や非支配株主持分の増加25,792千円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて560,809千円増加し、1,816,432千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、600,262千円の資金の増加(前年同四半期は121,423千円の資金の増加)となりました。これは主に法人税等の支払い151,754千円があった一方で、税金等調整前四半期純利益の計上194,023千円や売上債権の減少627,977千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、54,339千円の資金の減少(前年同四半期は193,911千円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出14,045千円や敷金及び保証金の差入による支出25,456千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、16,974千円の資金の増加(前年同四半期は263,840千円の資金の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出205,535千円があった一方で、長期借入れによる収入200,000千円や新株予約権の行使による株式の発行による収入33,158千円があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。