四半期報告書-第4期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

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2019/02/13 9:19
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27項目
(1) 財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
当第3四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は貸出金の増加等により、前連結会計年度末比3,610億円増加し10兆4,450億円となり、純資産は前連結会計年度末比13億円減少し6,322億円となりました。
主要勘定の残高につきましては、預金は公共預金の減少等により、前連結会計年度末比1,196億円減少し8兆2,260億円、譲渡性預金は公共預金の増加等により、前連結会計年度末比1,368億円増加し3,641億円となりました。
貸出金は法人向けの増加等により、前連結会計年度末比4,062億円増加し6兆8,524億円となりました。
有価証券は償還及び売却等により国債が減少したこと等から、前連結会計年度末比1,725億円減少し2兆1,316億円となりました。
[経営成績]
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、経常収益は国債等債券売却益の増加によるその他業務収益の増加等により、前年同期比27億79百万円増加し1,275億58百万円となりました。
一方、経常費用は、貸倒引当金が戻入から繰入に転じたこと等によるその他経常費用の増加や国債等債券売却損の増加によるその他業務費用の増加等により、前年同期比62億88百万円増加し1,016億50百万円となりました。
この結果、経常利益は前年同期比35億9百万円減少し259億7百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比23億90百万円減少し174億円となりました。
セグメント情報ごとの業績を示すと次のとおりであります。
a.銀行業
経常収益は前年同期比12億59百万円減少し1,054億79百万円となり、セグメント利益は前年同期比52億60百万円減少し274億66百万円となりました。
b.リース業
経常収益は前年同期比2億41百万円増加し231億78百万円となり、セグメント利益は前年同期比1億42百万円減少し11億67百万円となりました。
c.その他
経常収益は前年同期比11億11百万円増加し68億27百万円となり、セグメント利益は前年同期比2億87百万円増加し8億29百万円となりました。
国内・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は前年同期比14億64百万円増加して687億91百万円、役務取引等収支は前年同期比13億73百万円増加して105億2百万円、特定取引収支は前年同期比5億46百万円増加して5億78百万円、その他業務収支は前年同期比23億90百万円減少して5億41百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間63,0604,265-67,326
当第3四半期連結累計期間64,1654,625-68,791
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間66,1546,6424672,750
当第3四半期連結累計期間66,4877,8412174,307
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間3,0942,376465,424
当第3四半期連結累計期間2,3223,216215,516
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間9,158△29-9,129
当第3四半期連結累計期間10,532△29-10,502
うち役務取引等
収益
前第3四半期連結累計期間15,86694-15,960
当第3四半期連結累計期間16,27499-16,373
うち役務取引等
費用
前第3四半期連結累計期間6,707123-6,831
当第3四半期連結累計期間5,741128-5,870
特定取引収支前第3四半期連結累計期間310-31
当第3四半期連結累計期間39539-578
うち特定取引収益前第3四半期連結累計期間310-31
当第3四半期連結累計期間39539-578
うち特定取引費用前第3四半期連結累計期間----
当第3四半期連結累計期間----
その他業務収支前第3四半期連結累計期間4,750△1,819-2,931
当第3四半期連結累計期間5,456△4,915-541
うちその他業務
収益
前第3四半期連結累計期間25,980740-26,721
当第3四半期連結累計期間27,9341,116-29,050
うちその他業務
費用
前第3四半期連結累計期間21,2302,560-23,790
当第3四半期連結累計期間22,4786,031-28,509

(注) 1 「国内業務部門」は当社及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間5百万円、当第3四半期連結累計期間
3百万円)を控除して表示しております。
3 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息額であります。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
役務取引等収益は、前年同期比4億13百万円増加して163億73百万円となりました。
役務取引等費用は、前年同期比9億60百万円減少して58億70百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間15,8669415,960
当第3四半期連結累計期間16,2749916,373
うち預金・貸出業務前第3四半期連結累計期間5,29805,298
当第3四半期連結累計期間5,69635,699
うち為替業務前第3四半期連結累計期間5,452935,545
当第3四半期連結累計期間5,417945,511
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間1,467-1,467
当第3四半期連結累計期間1,199-1,199
うち代理業務前第3四半期連結累計期間377-377
当第3四半期連結累計期間370-370
うち保護預り・
貸金庫業務
前第3四半期連結累計期間87-87
当第3四半期連結累計期間86-86
うち保証業務前第3四半期連結累計期間3761378
当第3四半期連結累計期間3511353
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間6,7071236,831
当第3四半期連結累計期間5,7411285,870
うち為替業務前第3四半期連結累計期間1,267941,361
当第3四半期連結累計期間1,2921171,410

(注) 「国内業務部門」は連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
国内・国際業務部門特定取引の状況
特定取引収益は、前年同期比5億46百万円増加して5億78百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
特定取引収益前第3四半期連結累計期間31031
当第3四半期連結累計期間39539578
うち商品有価証券
収益
前第3四半期連結累計期間31-31
当第3四半期連結累計期間39539578
うち特定取引
有価証券収益
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
うち特定金融
派生商品収益
前第3四半期連結累計期間-00
当第3四半期連結累計期間-00
うちその他の
特定取引収益
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
特定取引費用前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
うち商品有価証券
費用
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
うち特定取引
有価証券費用
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
うち特定金融
派生商品費用
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---
うちその他の
特定取引費用
前第3四半期連結累計期間---
当第3四半期連結累計期間---

(注) 1 「国内業務部門」は連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引であります。
2 内訳科目はそれぞれの収益と費用を相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間8,015,92215,6208,031,542
当第3四半期連結会計期間8,212,72913,2868,226,016
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間4,990,802-4,990,802
当第3四半期連結会計期間5,228,621-5,228,621
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間3,000,051-3,000,051
当第3四半期連結会計期間2,959,928-2,959,928
うちその他前第3四半期連結会計期間25,06815,62040,689
当第3四半期連結会計期間24,17813,28637,465
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間377,117-377,117
当第3四半期連結会計期間364,183-364,183
総合計前第3四半期連結会計期間8,393,03915,6208,408,660
当第3四半期連結会計期間8,576,91313,2868,590,200

(注) 1 「国内業務部門」は連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。
2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3 定期性預金=定期預金+定期積金
国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)6,356,059100.006,852,469100.00
製造業433,3676.82458,1446.69
農業、林業74,7111.1883,4171.22
漁業18,6930.2919,5190.28
鉱業、採石業、砂利採取業7,8830.127,6730.11
建設業154,2892.43161,3702.35
電気・ガス・熱供給・水道業180,3012.84201,5062.94
情報通信業54,3590.8667,6940.99
運輸業、郵便業182,3172.87186,4902.72
卸売業、小売業617,6929.72606,5398.85
金融業、保険業245,6613.86271,5243.96
不動産業、物品賃貸業770,41012.12861,42312.57
各種サービス業714,62411.24752,27810.98
政府・地方公共団体1,017,87116.011,118,72816.33
その他1,883,87429.642,056,15730.01
特別国際金融取引勘定分----
政府等----
金融機関----
その他----
合計6,356,059-6,852,469-

(注) 「国内」とは、連結子会社であります。
(2) 経営方針・経営戦略等若しくは指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等若しくは指標等について重要な変更等はありませ
ん。
(3) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。また、前連結会計年度末に計画中であった重要な設備の新設、除却等についても、重要な変更はありません。
なお、当社は、福岡における営業・情報拠点機能強化のため、「九州フィナンシャルグループ福岡ビル」を建設中です。建築費用は33億15百万円で、自己資金及び株式会社肥後銀行、株式会社鹿児島銀行からの借入金にて資金調達し、2019年7月に竣工、同月開業予定です。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。