四半期報告書-第14期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国や欧州各国における政治情勢の変動や金融政策動向、米中における貿易摩擦の激化懸念など、先行き不透明感が依然として残るものの、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景として、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、「自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、自動車、金融、医療、製造業向けにコアソリューションを提案しております。さらに、積極的な新規採用、即戦力としての中途採用などにより、更なる事業拡大に向けた取組みに邁進しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の売上は、引き続き堅調に推移し、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しております。さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検及びデータ分析エンジンを構築することにより、「レセプト点検ソフトのリーディングカンパニー」から「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」へと、新たな高収益モデル確立に向けた取組みを実施しております。
また、2018年6月29日にはユニロボット株式会社と資本業務提携をし、当社グループが注力しているメディカル領域及び製造業向けソリューションを組み込んだ、最新の知見を活用することによる新たなビジネスの創出など、Win-Winの関係を実現してまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高816,326千円(前年同四半期11.2%増)、営業利益86,340千円(前年同四半期199.0%増)、経常利益91,666千円(前年同四半期144.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51,802千円(前年同四半期292.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績を示しますと、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピン及び日本における既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が継続していることに加え、製造業及び医療分野におけるビッグデータと分析ソリューション、IoTモバイルソリューション等の新規ソリューション開発及び大手顧客におけるAIを用いた業務への開発参画等、当社グループの成長戦略に向けた取組みを積極的に実施しております。中国における売上も堅調であり、既存顧客との関係強化と新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。米国においては、引き続き新規顧客の開拓や案件の獲得に注力する等、中長期的な連結業績及び企業価値の向上に向けた積極的な営業活動を実施しております。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、日本アイ・ビー・エム株式会社を中心とした既存案件が堅調に推移しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。
以上の状況より、グローバル事業の売上高が堅調に推移したことに加え、さらに、フィリピン・ペソの為替レートが想定より円高基調で推移し、コスト面で有利に働いたことにより、新規ソリューション開発に向けた人員強化を積極的に実施したことによる人件費の増加、及びフィリピンでの創立25周年行事に伴う支出をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
この結果、グローバル事業の売上高は525,288千円(前年同四半期11.9%増)、セグメント利益は54,729千円(前年同四半期1.6%減)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の導入医療機関が順調に増加したことにより、売上高は堅調に推移しております。データ分析業務においては、分析システムが医会機関紙にその効果が掲載されるなど、今後の医会・学会をはじめとするアカデミックな団体等への更なる横展開を視野に入れ、また、確実な案件獲得のために代理店との連携を進め、受注拡大に向けた営業活動を進めております。また、開発案件については、保守業務は順調に推移しており、更なる新規案件の獲得に関しては開発要員の確保が喫緊の課題となっております。
一方、利益面につきましては、安定的な高収益構造の確立と、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みにより、引き続き、収益性が大幅に改善しております。
この結果、メディカル事業の売上高は303,753千円(前年同四半期10.5%増)、セグメント利益は112,426千円(前年同四半期57.1%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,008,030千円となり、前連結会計年度末に比べ40,876千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が42,842千円、仕掛品が7,837千円増加したものの、受取手形及び売掛金が63,814千円減少したことによるものであります。固定資産は519,087千円となり、前連結会計年度末に比べ80,777千円増加いたしました。これは、有形固定資産が2,329千円減少したものの、無形固定資産が6,912千円、投資その他の資産が76,194千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は995,785千円となり、前連結会計年度末に比べ35,293千円減少いたしました。これは主に、前受金が51,882千円増加したものの、買掛金が20,511千円、1年内返済予定の長期借入金が11,132千円、未払法人税等が8,372千円、賞与引当金が16,488千円減少したことによるものであります。固定負債は171,583千円となり、前連結会計年度末に比べ9,168千円増加しました。これは主に、長期借入金が6,511千円減少したものの、退職給付に係る負債が7,558千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,359,748千円となり、前連結会計年度末に比べ66,026千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金が51,802千円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が3,140千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国や欧州各国における政治情勢の変動や金融政策動向、米中における貿易摩擦の激化懸念など、先行き不透明感が依然として残るものの、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景として、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、「自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、自動車、金融、医療、製造業向けにコアソリューションを提案しております。さらに、積極的な新規採用、即戦力としての中途採用などにより、更なる事業拡大に向けた取組みに邁進しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の売上は、引き続き堅調に推移し、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しております。さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検及びデータ分析エンジンを構築することにより、「レセプト点検ソフトのリーディングカンパニー」から「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」へと、新たな高収益モデル確立に向けた取組みを実施しております。
また、2018年6月29日にはユニロボット株式会社と資本業務提携をし、当社グループが注力しているメディカル領域及び製造業向けソリューションを組み込んだ、最新の知見を活用することによる新たなビジネスの創出など、Win-Winの関係を実現してまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高816,326千円(前年同四半期11.2%増)、営業利益86,340千円(前年同四半期199.0%増)、経常利益91,666千円(前年同四半期144.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51,802千円(前年同四半期292.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績を示しますと、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピン及び日本における既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が継続していることに加え、製造業及び医療分野におけるビッグデータと分析ソリューション、IoTモバイルソリューション等の新規ソリューション開発及び大手顧客におけるAIを用いた業務への開発参画等、当社グループの成長戦略に向けた取組みを積極的に実施しております。中国における売上も堅調であり、既存顧客との関係強化と新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。米国においては、引き続き新規顧客の開拓や案件の獲得に注力する等、中長期的な連結業績及び企業価値の向上に向けた積極的な営業活動を実施しております。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、日本アイ・ビー・エム株式会社を中心とした既存案件が堅調に推移しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。
以上の状況より、グローバル事業の売上高が堅調に推移したことに加え、さらに、フィリピン・ペソの為替レートが想定より円高基調で推移し、コスト面で有利に働いたことにより、新規ソリューション開発に向けた人員強化を積極的に実施したことによる人件費の増加、及びフィリピンでの創立25周年行事に伴う支出をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
この結果、グローバル事業の売上高は525,288千円(前年同四半期11.9%増)、セグメント利益は54,729千円(前年同四半期1.6%減)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の導入医療機関が順調に増加したことにより、売上高は堅調に推移しております。データ分析業務においては、分析システムが医会機関紙にその効果が掲載されるなど、今後の医会・学会をはじめとするアカデミックな団体等への更なる横展開を視野に入れ、また、確実な案件獲得のために代理店との連携を進め、受注拡大に向けた営業活動を進めております。また、開発案件については、保守業務は順調に推移しており、更なる新規案件の獲得に関しては開発要員の確保が喫緊の課題となっております。
一方、利益面につきましては、安定的な高収益構造の確立と、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みにより、引き続き、収益性が大幅に改善しております。
この結果、メディカル事業の売上高は303,753千円(前年同四半期10.5%増)、セグメント利益は112,426千円(前年同四半期57.1%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,008,030千円となり、前連結会計年度末に比べ40,876千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が42,842千円、仕掛品が7,837千円増加したものの、受取手形及び売掛金が63,814千円減少したことによるものであります。固定資産は519,087千円となり、前連結会計年度末に比べ80,777千円増加いたしました。これは、有形固定資産が2,329千円減少したものの、無形固定資産が6,912千円、投資その他の資産が76,194千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は995,785千円となり、前連結会計年度末に比べ35,293千円減少いたしました。これは主に、前受金が51,882千円増加したものの、買掛金が20,511千円、1年内返済予定の長期借入金が11,132千円、未払法人税等が8,372千円、賞与引当金が16,488千円減少したことによるものであります。固定負債は171,583千円となり、前連結会計年度末に比べ9,168千円増加しました。これは主に、長期借入金が6,511千円減少したものの、退職給付に係る負債が7,558千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,359,748千円となり、前連結会計年度末に比べ66,026千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金が51,802千円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が3,140千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。