四半期報告書-第17期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)および(セグメント情報等) セグメント情報 Ⅱ 2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長期化しており、依然として厳しい状況が続いております。国内においてワクチン接種が進展し、経済活動の早期回復が期待されておりますが、国内外の感染症収束の見通しは立っておらず、先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等のIT技術革新が加速度的に発展し、市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンを拠点とする効率の高いオフショアリソースを活用したITアウトソーシングおよびソリューション開発事業を展開しており、「ソフトウエアテスト等の実行・管理の自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、医療、金融/公共、自動車、製造業および流通/小売・サービス業等に向け、数々のソリューションを継続して提案しております。さらに、既存の主要顧客や成長市場での新たなソリューションに係る受注拡大を見据え、これまでの積極的な新規採用や即戦力としての中途採用に加え、高難度のプロジェクトマネジメントを担う人材や成長市場にて必須となる技術分野に特化した高度人材の獲得・育成を実施しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取り組みを継続しております。2018年10月に発売を開始した、「レセプト点検×AI」を実現した次世代型レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」の引き合いおよび販売も大手医療機関を中心に好調に推移し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」に代表されるストック型ビジネスを、盤石な収益基盤として確立しております。さらには収益性の低い受託案件を継続的に絞り込む一方、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検の推進や、学会や健保組合等へのデータ分析事業の取り組みの実施、再生医療等の細胞培養工程管理システムの本格的な推進に伴う九州再生医療センターにおける展開など、事業ポートフォリオの構成を変革したことにより、当初計画より前倒しにて高収益モデルを確立しております。
また、当社事業戦略のスローガンの1つである、「当社知財等を活用した新規事業の育成」においては、2020年9月より提供を開始した保険業界向け業務効率化ソリューション「保険ナレッジプラットフォーム」の横展開を推進し、早期のローンチを見据え開発に着手しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,117,525千円(前年同四半期比10.1%増)、営業利益205,682千円(前年同四半期比13.3%増)、経常利益221,305千円(前年同四半期比25.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益163,332千円(前年同四半期比39.2%増)となり、第1四半期における過去最高益を更新することができました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、ソフトウエアテストやその実行・管理の自動化、製品開発支援およびアプリケーション開発分野での、フィリピンおよび日本における既存のピラー顧客からの受注が堅調に推移しております。PC/IT機器の分野では、グローバル大手PCメーカーの取引拡大に加えて他の大手PCメーカーへの横展開を推進、また、AIチャットボット領域における大手監査法人系グローバルコンサルティンググループにおいては、今後の実用段階および当該会社グループでの他領域における横展開を見据え、取引を順調に拡大するなど、業界を代表する大手顧客を中心に、顧客のピラー化に向けた積極的な取り組みを強化しております。
新たなソリューションとして取り組みを開始した IVA(インテリジェントビデオ解析)技術を活用したEdge IoT/AIoT分野に関しても、モビリティ領域における顧客へのR&D支援をはじめ顧客への提案を継続して実施した結果、実証試験から実際の採用に至っております。 また、Edge IoT/AR分野に関しても、遠隔支援ソリューションがモビリティ領域における顧客への実証試験から実際の採用に至っております。
この度は、コロナ禍におけるDXを更なるチャンスと捉え、また、下期より見込まれる旺盛な需要に対応すべく、更なる踏み込んだ戦略的投資を実施いたしました。第1四半期より先端IT技術およびプロジェクトマネジメントスキルを中心とした人材に係る投資につき計画を繰り上げて実施、既存のコア技術と併せて、ソリューションの横串的展開を推進してまいります。また、昨年度は、コロナ禍の影響により、グローバル規模で在宅勤務が定着することによるPCの需要が大幅に拡大しております。今年度はさらにMicrosoft社のWindows 11の発表等を受けて、新製品開発を見据えたグローバル大手PCメーカーとの取引深耕が見込まれることから、拠点拡充を含めた海外投資を前倒しで実施いたしました。また、当社が出資を行っているシリコンバレーのベンチャーキャピタル「GoAhead Ventures」のオフィスにて、当社サテライトオフィスを開設している米国においては、引き続き先進技術に係るリサーチ機能の継続強化を図ってまいります。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターおよび製造・公共セクターの新規案件の立ち上げを推進しております。下期以降に見込まれる大型案件の拡大見込みを背景として、今後予想される人材リソースの不足に対応すべく、人材の再教育および中途を含めた積極的な人材投資を実施しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを継続しております。
引き続きグローバル事業の両部門において、盤石な既存事業のキャッシュを、新たなソリューションの開発、さらには優秀な先端IT人材への積極的な採用・投資に振り向けることにより、今後更なる成長を見据えた戦略の実現を目指してまいります。
以上の状況による既存の主要顧客の売上高の伸長に加え、収益性の高い高度な新ソリューションに係る受注獲得が、当社従業員の生命/安全を最優先に考え、実施した各種施策に係るコストや、セキュリティ強化を含むリモートでの開発体制への移行に伴う支出の増加等を吸収し、新型コロナウイルス感染症の影響を最小限に留めることができました。
この結果、グローバル事業の売上高は750,509千円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント利益は102,267千円(前年同四半期比19.9%減)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」およびオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の引き合いは、引き続き順調に拡大しております。戦略的商品である、次世代レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」については、売上トップクラスの大手グループ内病院などの引き合いをいただいており、直販を中心に導入数は堅調に推移いたしました。これら大手医療グループ内における横展開に加え、新型コロナウイルス感染症対策としてWEBを活用した営業・サポートへの移行により、更なるダイレクトアカウント(直接販売)獲得、価格政策の実行およびソリューションの重ね売り(顧客単価アップ)の推進を行ってまいります。
また、医療クラウド新サービスSonaM(そなえむ)や、生損保向け新ソリューションの開発、その他データ分析(健保組合・学会等)など、医療のデジタル化に関する新事業を積極的に立ち上げ、Mightyシリーズに次ぐ将来の「新たなサブスク型の収益源」の確保に向け、積極的な投資を実施し、更なる収益率向上の実現に向けた施策に取り組んでまいります。これら新施策の一つである、医療データベースを活用した支払審査検索エンジン「保険ナレッジプラットフォーム」の本格的な横展開を推進しており、大手生命保険会社との協業に向けた交渉を開始しております。今後は新たなサブスクリプション型メニューとして、保険業界全体へ向けた本プラットフォームの浸透を図ってまいります。
このように、医療の効率化や病院の経営改善ニーズの高まりを背景に、レセプト点検ソフトウエア市場におけるリーディングカンパニーとして、サブスクリプションモデルによる盤石な収益基盤が構築されたことに伴う利益の増加が、開発や人員強化、さらには新ソリューションなどの戦略的投資に伴う支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
利益面につきましては、前倒しにて実現した高収益構造の確立と、プロジェクト毎の徹底した収益管理および継続的なコスト削減等が奏功し、売上高セグメント利益率が52.2%と過去最高の高収益を達成いたしました。
この結果、メディカル事業の売上高は367,015千円(前年同四半期比13.6%増)、セグメント利益は191,592千円(前年同四半期比19.8%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,885,516千円となり、前連結会計年度末に比べ92,116千円増加いたしました。これは主に、仕掛品が14,300千円減少したものの、現金及び預金が139,157千円、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末においては受取手形及び売掛金)が70,737千円増加したことによるものであります。固定資産は636,222千円となり、前連結会計年度末に比べ10,889千円減少いたしました。これは、有形固定資産が2,007千円、投資その他の資産が5,915千円増加したものの、無形固定資産が18,811千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,209,623千円となり、前連結会計年度末に比べ29,918千円減少いたしました。これは主に、契約負債(前連結会計年度末においては前受金)が48,871千円増加したものの、買掛金が11,921千円、リース債務が16,045千円、未払法人税等が13,466千円、賞与引当金が9,028千円減少したことによるものであります。固定負債は266,769千円となり、前連結会計年度末に比べ8,244千円増加しました。これは主に、繰延税金負債が8,165千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,045,346千円となり、前連結会計年度末に比べ102,901千円増加いたしました。これは主に、配当金の支払が82,619千円あったものの、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ7,230千円増加したこと、および親会社株主に帰属する四半期純利益163,332千円の計上により、利益剰余金が82,565千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長期化しており、依然として厳しい状況が続いております。国内においてワクチン接種が進展し、経済活動の早期回復が期待されておりますが、国内外の感染症収束の見通しは立っておらず、先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等のIT技術革新が加速度的に発展し、市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンを拠点とする効率の高いオフショアリソースを活用したITアウトソーシングおよびソリューション開発事業を展開しており、「ソフトウエアテスト等の実行・管理の自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、医療、金融/公共、自動車、製造業および流通/小売・サービス業等に向け、数々のソリューションを継続して提案しております。さらに、既存の主要顧客や成長市場での新たなソリューションに係る受注拡大を見据え、これまでの積極的な新規採用や即戦力としての中途採用に加え、高難度のプロジェクトマネジメントを担う人材や成長市場にて必須となる技術分野に特化した高度人材の獲得・育成を実施しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取り組みを継続しております。2018年10月に発売を開始した、「レセプト点検×AI」を実現した次世代型レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」の引き合いおよび販売も大手医療機関を中心に好調に推移し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」に代表されるストック型ビジネスを、盤石な収益基盤として確立しております。さらには収益性の低い受託案件を継続的に絞り込む一方、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検の推進や、学会や健保組合等へのデータ分析事業の取り組みの実施、再生医療等の細胞培養工程管理システムの本格的な推進に伴う九州再生医療センターにおける展開など、事業ポートフォリオの構成を変革したことにより、当初計画より前倒しにて高収益モデルを確立しております。
また、当社事業戦略のスローガンの1つである、「当社知財等を活用した新規事業の育成」においては、2020年9月より提供を開始した保険業界向け業務効率化ソリューション「保険ナレッジプラットフォーム」の横展開を推進し、早期のローンチを見据え開発に着手しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,117,525千円(前年同四半期比10.1%増)、営業利益205,682千円(前年同四半期比13.3%増)、経常利益221,305千円(前年同四半期比25.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益163,332千円(前年同四半期比39.2%増)となり、第1四半期における過去最高益を更新することができました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、ソフトウエアテストやその実行・管理の自動化、製品開発支援およびアプリケーション開発分野での、フィリピンおよび日本における既存のピラー顧客からの受注が堅調に推移しております。PC/IT機器の分野では、グローバル大手PCメーカーの取引拡大に加えて他の大手PCメーカーへの横展開を推進、また、AIチャットボット領域における大手監査法人系グローバルコンサルティンググループにおいては、今後の実用段階および当該会社グループでの他領域における横展開を見据え、取引を順調に拡大するなど、業界を代表する大手顧客を中心に、顧客のピラー化に向けた積極的な取り組みを強化しております。
新たなソリューションとして取り組みを開始した IVA(インテリジェントビデオ解析)技術を活用したEdge IoT/AIoT分野に関しても、モビリティ領域における顧客へのR&D支援をはじめ顧客への提案を継続して実施した結果、実証試験から実際の採用に至っております。 また、Edge IoT/AR分野に関しても、遠隔支援ソリューションがモビリティ領域における顧客への実証試験から実際の採用に至っております。
この度は、コロナ禍におけるDXを更なるチャンスと捉え、また、下期より見込まれる旺盛な需要に対応すべく、更なる踏み込んだ戦略的投資を実施いたしました。第1四半期より先端IT技術およびプロジェクトマネジメントスキルを中心とした人材に係る投資につき計画を繰り上げて実施、既存のコア技術と併せて、ソリューションの横串的展開を推進してまいります。また、昨年度は、コロナ禍の影響により、グローバル規模で在宅勤務が定着することによるPCの需要が大幅に拡大しております。今年度はさらにMicrosoft社のWindows 11の発表等を受けて、新製品開発を見据えたグローバル大手PCメーカーとの取引深耕が見込まれることから、拠点拡充を含めた海外投資を前倒しで実施いたしました。また、当社が出資を行っているシリコンバレーのベンチャーキャピタル「GoAhead Ventures」のオフィスにて、当社サテライトオフィスを開設している米国においては、引き続き先進技術に係るリサーチ機能の継続強化を図ってまいります。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターおよび製造・公共セクターの新規案件の立ち上げを推進しております。下期以降に見込まれる大型案件の拡大見込みを背景として、今後予想される人材リソースの不足に対応すべく、人材の再教育および中途を含めた積極的な人材投資を実施しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを継続しております。
引き続きグローバル事業の両部門において、盤石な既存事業のキャッシュを、新たなソリューションの開発、さらには優秀な先端IT人材への積極的な採用・投資に振り向けることにより、今後更なる成長を見据えた戦略の実現を目指してまいります。
以上の状況による既存の主要顧客の売上高の伸長に加え、収益性の高い高度な新ソリューションに係る受注獲得が、当社従業員の生命/安全を最優先に考え、実施した各種施策に係るコストや、セキュリティ強化を含むリモートでの開発体制への移行に伴う支出の増加等を吸収し、新型コロナウイルス感染症の影響を最小限に留めることができました。
この結果、グローバル事業の売上高は750,509千円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント利益は102,267千円(前年同四半期比19.9%減)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」およびオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の引き合いは、引き続き順調に拡大しております。戦略的商品である、次世代レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」については、売上トップクラスの大手グループ内病院などの引き合いをいただいており、直販を中心に導入数は堅調に推移いたしました。これら大手医療グループ内における横展開に加え、新型コロナウイルス感染症対策としてWEBを活用した営業・サポートへの移行により、更なるダイレクトアカウント(直接販売)獲得、価格政策の実行およびソリューションの重ね売り(顧客単価アップ)の推進を行ってまいります。
また、医療クラウド新サービスSonaM(そなえむ)や、生損保向け新ソリューションの開発、その他データ分析(健保組合・学会等)など、医療のデジタル化に関する新事業を積極的に立ち上げ、Mightyシリーズに次ぐ将来の「新たなサブスク型の収益源」の確保に向け、積極的な投資を実施し、更なる収益率向上の実現に向けた施策に取り組んでまいります。これら新施策の一つである、医療データベースを活用した支払審査検索エンジン「保険ナレッジプラットフォーム」の本格的な横展開を推進しており、大手生命保険会社との協業に向けた交渉を開始しております。今後は新たなサブスクリプション型メニューとして、保険業界全体へ向けた本プラットフォームの浸透を図ってまいります。
このように、医療の効率化や病院の経営改善ニーズの高まりを背景に、レセプト点検ソフトウエア市場におけるリーディングカンパニーとして、サブスクリプションモデルによる盤石な収益基盤が構築されたことに伴う利益の増加が、開発や人員強化、さらには新ソリューションなどの戦略的投資に伴う支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
利益面につきましては、前倒しにて実現した高収益構造の確立と、プロジェクト毎の徹底した収益管理および継続的なコスト削減等が奏功し、売上高セグメント利益率が52.2%と過去最高の高収益を達成いたしました。
この結果、メディカル事業の売上高は367,015千円(前年同四半期比13.6%増)、セグメント利益は191,592千円(前年同四半期比19.8%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,885,516千円となり、前連結会計年度末に比べ92,116千円増加いたしました。これは主に、仕掛品が14,300千円減少したものの、現金及び預金が139,157千円、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末においては受取手形及び売掛金)が70,737千円増加したことによるものであります。固定資産は636,222千円となり、前連結会計年度末に比べ10,889千円減少いたしました。これは、有形固定資産が2,007千円、投資その他の資産が5,915千円増加したものの、無形固定資産が18,811千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,209,623千円となり、前連結会計年度末に比べ29,918千円減少いたしました。これは主に、契約負債(前連結会計年度末においては前受金)が48,871千円増加したものの、買掛金が11,921千円、リース債務が16,045千円、未払法人税等が13,466千円、賞与引当金が9,028千円減少したことによるものであります。固定負債は266,769千円となり、前連結会計年度末に比べ8,244千円増加しました。これは主に、繰延税金負債が8,165千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,045,346千円となり、前連結会計年度末に比べ102,901千円増加いたしました。これは主に、配当金の支払が82,619千円あったものの、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ7,230千円増加したこと、および親会社株主に帰属する四半期純利益163,332千円の計上により、利益剰余金が82,565千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。