四半期報告書-第14期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/07 16:30
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【項目】
26項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国や欧州各国における政治情勢の変動や金融政策動向、米中における貿易摩擦が表面化し始める等、先行き不透明な状況は依然として続いているものの、企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景として、引き続き緩やかな景気回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、「自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、自動車、金融、医療、製造業向けにコアソリューションを提案しております。さらに、積極的な新規採用、即戦力としての中途採用等により、更なる事業拡大に向けた取組みに邁進しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続しております。2018年10月には「レセプト点検×AI」を実現した次世代レセプトチェックシステムとして、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズの新商品である「MightyChecker® EX」の発売を開始、医療機関のニーズに応えた機能を搭載・提供しております。また、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」は、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しており、さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検及びデータ分析エンジンを構築することにより、「レセプト点検ソフトのリーディングカンパニー」から「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」へと、新たな高収益モデル確立に向けた取組みを実施しております。
また、2018年12月に、今後のWin-Winインベストメントモデルおよび新規事業の推進を見据えた組織変更を行い、引き続き、当社の事業戦略のスローガンの1つである「協業企業様との投資を介したWINWINモデル」を実現するための体制を構築しております。これまで2018年6月にユニロボット株式会社、2018年9月に株式会社Liquidと資本業務提携を実施いたしましたが、この度の体制構築により、現在検討・交渉している複数の協業案件の早期実現および新たな事業ピラーの構築を目指してまいります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,573,401千円(前年同四半期比10.1%増)、営業利益420,941千円(前年同四半期比92.7%増)、経常利益434,796千円(前年同四半期比111.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は297,867千円(前年同四半期比162.9%増)となりました。
セグメントの業績を示しますと、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピン及び日本における既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、大手新規顧客の増加が積み上がっていることに加え、自動車産業向けテスト自動化ソリューションや製造業及び医療分野における分析ソリューション等、コア技術を活かしたコアソリューションの横串的な展開を加速する等、当社グループの成長戦略に向けた取組みを積極的に実施しております。中国においては、既存顧客との関係強化による受注は拡大しており、コア技術を活かしたソリューション提案を含めた新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。また、米国においては、引き続き新規顧客の開拓や案件の獲得に注力する等、中長期的な連結業績および企業価値の向上に向けた積極的な営業活動を実施しております。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターを中心とした既存案件の堅調さに加え、公共インフラセクター等新規案件も順調に拡大しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。
また、いずれの部門においても、案件の増加および新規ソリューション開発に対応すべく、優秀な人材の積極的な採用活動を引き続き重点的に行っております。
以上の状況より、売上高が堅調に推移したことに加え、フィリピン・ペソの為替レートが想定より円高基調で推移しコスト面で有利に働いたこと等により、新規ソリューション開発に向けた人員強化を積極的に実施したことによる人件費の増加、及びフィリピンでの創立25周年行事に伴う支出をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
この結果、グローバル事業の売上高は1,665,124千円(前年同四半期比10.9%増)、セグメント利益は296,940千円(前年同四半期比47.3%増)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の導入医療機関が順調に増加したことにより、売上高は堅調に推移しております。更なる成長を目指し、この度、2018年10月に次世代型レセプトチェックシステム「MightyChecker® EX」を市場投入すると同時に、データ分析業務における、医会・学会をはじめとするアカデミックな団体等への更なる横展開、確実な案件獲得のための代理店との連携等、受注拡大に向けた営業活動を進めております。また、開発案件については、保守業務は順調に推移しておりますが、新規案件の獲得に関し、引き続き、開発要員の確保が喫緊の課題となっております。
一方、利益面につきましては、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みにより、収益性の改善が継続しております。
この結果、メディカル事業の売上高は936,969千円(前年同四半期比10.1%増)、セグメント利益は353,972千円(前年同四半期比35.5%増)となりました。
② 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,349,719千円となり、前連結会計年度末に比べ300,812千円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が38,492千円減少したものの、現金及び預金が336,081千円、仕掛品が6,985千円増加したことによるものであります。固定資産は586,487千円となり、前連結会計年度末に比べ148,177千円増加いたしました。これは、有形固定資産が2,792千円、無形固定資産が2,684千円減少したものの、投資その他の資産が153,655千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,126,617千円となり、前連結会計年度末に比べ95,537千円増加しました。これは主に、買掛金が27,031千円、賞与引当金が141,321千円、1年内返済予定の長期借入金が37,316千円減少したものの、短期借入金が100,000千円、未払法人税等が21,903千円、前受金が196,153千円増加したことによるものであります。固定負債は172,961千円となり、前連結会計年度末に比べ10,545千円増加いたしました。これは主に、長期借入金が15,613千円、退職給付に係る負債が2,413千円減少したものの、固定負債のその他に含まれる繰延税金負債が28,513千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,636,628千円となり、前連結会計年度末に比べ342,907千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金が297,867千円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が18,210千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。

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