四半期報告書-第15期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/08 17:00
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国や欧州各国における政治情勢の変動や金融政策動向、米中における貿易摩擦の激化懸念など、先行き不透明感が依然として残るものの、企業の生産活動の持ち直しによる企業収益や雇用・所得環境の改善、設備投資の増加等を背景として、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。
当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等の市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンでのオフショア拠点を活用したITソリューション開発事業を展開しており、「ソフトウエアテストあるいは製造ラインの検査工程の自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、自動車、金融、医療、製造業および小売・サービス業等に向けコアソリューションを提案しております。さらに、積極的な新規採用、即戦力としての中途採用に加え、AI・データサイエンティスト等の高度人材投資を実施し、更なる事業拡大に向けた取組みに邁進しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取組みを継続しております。2018年10月に発売を開始した「MightyChecker®EX」の販売も好調に推移し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の売上は、引き続き堅調に推移し、ストック型ビジネスとして安定した収益源を確保しており、さらに、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検およびデータ分析エンジンを構築することにより、事業ポートフォリオの構成を変革したことによる高収益モデルの確立を目指してまいります。
また、当社の事業戦略のスローガンの1つである「協業企業様との投資を介したWin-Winインベストメントモデル」の実現に向けた投資活動も引き続き、積極的に展開しており、今後も検討・交渉している国内外における複数の協業案件の早期実現および新たな事業ピラーの構築を目指し、継続的な成長戦略を推進してまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高947,372千円(前年同四半期16.1%増)、営業利益168,770千円(前年同四半期95.5%増)、経常利益169,034千円(前年同四半期84.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111,941千円(前年同四半期116.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績を示しますと、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、フィリピンおよび日本における既存のピラー顧客からの堅調な受注の増加と、大手コンピューターゲーム開発・製造会社や大手商社などの新規顧客の増加が継続していることに加え、ソフトウエアテストあるいは製造ラインの検査工程の自動化や分析等の当社コア技術を搭載した独自エンジンをアセット化し、それらソリューションの横串的展開を図ってまいりました。さらには、自動車産業や小売サービス業等において、業界を代表する大手クライアントを中心に新規顧客を獲得、自動化やモバイル&クラウド等のコア技術を活用した、収益性の高い案件受注が引き続き大きく伸長しております。中国においては、既存顧客との関係強化による受注は拡大しており、コア技術を活かしたソリューション提案を含めた新規案件獲得のための営業活動を積極的に進めております。米国においては、今後の売上拡大を目指した積極的な営業活動を継続し、安定した収益の確保を図るとともに、中長期的な連結業績および企業価値向上に取り組んでおります。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターを中心とした既存案件の堅調さに加え、公共インフラセクター等の案件も順調に拡大しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを積極的に実施しております。
また、いずれの部門においても、案件の増加および新規ソリューション開発に対応すべく、優秀な人材の積極的な採用活動を引き続き重点的に行っております。
以上の状況による売上高の伸長に加え、人材リソースのプラットフォーム化による効率的な運用による、稼働率向上による機会損失の回避、およびフィリピン・ペソの為替レートが引き続き円高基調で推移しコスト面で有利に働いたことが、増大する開発需要に対応するための人員強化に関する支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
この結果、グローバル事業の売上高は628,730千円(前年同四半期22.4%増)、セグメント利益は134,270千円(前年同四半期145.3%増)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」やオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の導入医療機関が順調に増加しております。また、さらなる成長を目指し、2018年10月に次世代レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」の市場投入を実施し、大手グループ病院を含む多数の引き合いをいただいており、この度、複数の売上トップクラスの医療グループ内病院にて新たに導入が決定するなど、今後は大手医療グループ内における横展開含め、更なる拡販を図るべく取り組んでまいります。このように、医療の効率化や病院経営の改善ニーズ等を背景に、レセプト点検ソフトウエア市場におけるリーディングカンパニーとして、サブスクリプションモデルによる盤石な収益基盤が構築されたことに伴う売上の増加が、開発や人員強化などの戦略的投資に伴う支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
利益面につきましては、安定的な高収益構造の確立と、プロジェクト毎の徹底した収益管理及び継続的なコスト削減等への取組みにより、売上高セグメント利益が4割を超え、収益性が大幅に改善しております。
この結果、メディカル事業の売上高は318,641千円(前年同四半期5.3%増)、セグメント利益は136,936千円(前年同四半期21.8%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,581,307千円となり、前連結会計年度末に比べ48,949千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が24,648千円、仕掛品が21,413千円増加したことによるものであります。固定資産は676,885千円となり、前連結会計年度末に比べ115,680千円増加いたしました。これは、投資その他の資産が9,197千円減少したものの、有形固定資産が1,453千円、無形固定資産が123,424千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,249,413千円となり、前連結会計年度末に比べ38,659千円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が12,039千円、賞与引当金が12,134千円、流動負債のその他に含まれる未払金および預り金がそれぞれ46,295千円、20,230千円減少したものの、リース債務が54,115千円、前受金が69,826千円増加したことによるものであります。固定負債は261,914千円となり、前連結会計年度末に比べ69,472千円増加しました。これは主に、長期借入金が4,551千円、退職給付に係る負債が13,648千円減少したものの、リース債務が75,629千円、固定負債のその他に含まれる繰延税金負債が12,023千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,746,865千円となり、前連結会計年度末に比べ56,498千円増加いたしました。これは主に、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が1,410千円、配当金の支払が57,416千円あったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益111,941千円の計上による利益剰余金が54,525千円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。

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