四半期報告書-第18期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による厳しい状況が緩和される中で経済活動の正常化が進み、持ち直しの動きがみられました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格の上昇、米国の金利上昇による急激な円安進行等があり、先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等のIT技術革新が加速度的に発展し、市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンを拠点とする効率の高いオフショアリソースを活用したITアウトソーシングおよびソリューション開発事業を展開しており、「ソフトウエアテスト等の実行・管理の自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、医療、金融/公共、自動車、製造業および流通/小売・サービス業等に向け、数々のソリューションを継続して提案しております。さらに、昨年下期より伸長を開始した、既存の主要顧客や成長市場での新たなソリューションに係る受注に対応すべく、これまでの積極的な新規採用や即戦力としての中途採用に加え、高難度のプロジェクトマネジメントを担う人材や成長市場にて必須となる技術分野に特化した高度人材の獲得・育成を実施しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取り組みを継続しております。「レセプト点検×AI」を実現した次世代型レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」の引き合いおよび販売も大手医療機関を中心に好調に推移し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」に代表されるストック型ビジネスを、盤石な収益基盤として確立しております。引き続き収益性の低い受託案件を絞り込む一方、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検の推進や、学会や健保組合等へのデータ分析事業の取り組みの実施など、事業ポートフォリオの構成を変革したことにより、当初計画より前倒しにて高収益モデルを確立による効果が発現しております。
また、当社事業戦略のスローガンの1つである、「当社知財等を活用した新規事業の育成」においては、2020年9月より提供を開始した保険業界向け業務効率化ソリューション「保険ナレッジプラットフォーム」の横展開を推進すべく、複数の生命保険会社との実証実験を含めた具体的な商談を順調に実施しており、同時に、同プラットフォームにおける新たなDXメニューの開発も積極的に推進しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,312,922千円(前年同四半期比17.5%増)、営業利益291,904千円(前年同四半期比41.9%増)、経常利益266,474千円(前年同四半期比20.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益192,697千円(前年同四半期比18.0%増)となり、第1四半期における過去最高益を更新することができました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、ソフトウエアテストやその実行・管理の自動化、製品開発支援およびアプリケーション開発分野での、日本における既存のピラー顧客からの受注が堅調に推移しております。PC/IT機器の分野では、グローバル大手PCメーカーの取引拡大に加えて他の大手PCメーカーへの横展開を推進、また、AI領域における大手監査法人系グローバルコンサルティンググループにおいては、実用段階を経て、当該会社のイノベーション戦略に則した横展開を見据え、受注を順調に拡大するなど、業界を代表する大手顧客を中心に、顧客のピラー化に向けた積極的な取り組みを継続強化しております。
新たなソリューションとして取り組みを開始した IVA(インテリジェントビデオ解析)技術については、(1) Edge IoT/AIoT/ARの領域において、遠隔支援ソリューションをはじめとする各種先進ソリューションがモビリティ領域における顧客にて実際に採用・運用されるなど商業フェーズに移行しており、また、(2) 製品外観検査装置へのAI導入支援が製造業の顧客にて運用されるなど、今後は同技術の更なる横展開を推進してまいります。
この度は、コロナ禍におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)をチャンスと捉え、また、今後も見込まれる旺盛な需要に対応すべく、海外拠点を含めた経常的投資を実施いたしました。先端IT技術およびプロジェクトマネジメントスキルを中心とした人材に係る投資を実施し、既存のコア技術と併せて、ソリューションの横串的展開を推進してまいります。また、中国の拠点においては、グローバル規模での在宅勤務が定着したことによるPC需要の拡大が継続しており、今後の新製品開発を見据えたグローバル大手PCメーカーの戦略に沿った更なる取引深耕を見据え、拠点拡充および人材採用を含めた海外投資の検討を開始いたしました。加えて、その他グローバル・ピラー顧客候補の獲得が奏功し、売上損益が大幅に伸長にするなど大きく業容を拡大しております。また、当社が出資を行っているシリコンバレーのベンチャーキャピタル「GoAhead Ventures」のオフィスにて、当社サテライトオフィスを開設している米国においては、引き続き先進技術に係るリサーチ機能を活用してまいります。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターおよび製造・公共セクターの新規案件の立ち上げを推進しております。大手不動産テックをはじめとする大型案件の拡大見込みを背景として、更に今後は金融領域の老朽化したレガシーシステムの更新・運用・保守案件の更なる拡大も見込まれることから、予想される人材リソースの不足に対応すべく、人材の再教育および中途を含めた積極的な人材投資を実施しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを強化しております。
引き続きグローバル事業の両部門において、盤石な既存事業のキャッシュを、新たなソリューションの開発、さらには優秀な先端IT人材への積極的な採用・投資に経常的に振り向けることにより、今後更なる成長を見据えた戦略の実現を目指してまいります。さらには人材を育成するための独自研修プログラム「ACTION」での採用および研修を昨年下期より再開しており、次なるピラー顧客候補の獲得といった需要の取り込みと、優秀な人材獲得・育成を含めた人材供給の両面の実現を機動的に図ることにより、世界的なIT人材の争奪激化に伴うリテンション施策を含む人件費の増加に関する影響を最小限に留めることができました。
この結果、グローバル事業の売上高は942,397千円(前年同四半期比25.6%増)、セグメント利益は155,395千円(前年同四半期比51.9%増)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」およびオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の受注が引き続き順調に拡大しております。戦略的商品である、次世代レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」については、ダイレクトアカウント(直接販売)を中心に導入数は堅調に推移いたしました。今後も引き続き直販の獲得、価格政策の実行およびソリューションの重ね売り(顧客単価アップ)の推進を行ってまいります。更には、クラウド型レセプト点検サービス「Mighty Checker ®Cloud」のOEM提供の本格化が奏功し、当サービスに係る売上は順調に拡大いたしました。また、当第1四半期において、2022年7月の展示会にて発表した、医師の働き方改革に資する「新Mighty QUBE(仮称)」の先行受注を開始し、今後は新たな戦略的ソリューションの1つとして市場への拡大・浸透が期待されます。
また、生損保向け新ソリューションの開発に代表される、医療のデジタル化に関する新事業を積極的に立ち上げるなど、Mightyシリーズに次ぐ将来の「新たなサブスク型の収益源」の確保に向けた積極的な投資を実施しており、今後も更なる収益率向上の実現に向けた施策に取り組んでまいります。これら新施策の一つである、医療データベースを活用した支払審査検索エンジン「保険ナレッジプラットフォーム」の本格的な横展開を推進しており、複数の生命保険会社との実証実験を含めた具体的な商談を行い受注を獲得すると同時に、同プラットフォームにおける新たなDXメニューの開発も行っております。今後は新たなサブスクリプション型メニューとして、保険業界全体へ向けた本プラットフォームの浸透を図ってまいります。
このように、医療の効率化や病院の経営改善ニーズの高まりを背景に、レセプト点検ソフトウエア市場におけるリーディングカンパニーとして、サブスクリプションモデルによる盤石な収益基盤が構築されたことに伴う利益の積み上げが、開発や人員強化、更には知財戦略に係る支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
利益面につきましては、前倒しにて実現した高収益構造の確立と、プロジェクト毎の収益管理が奏功し、売上高セグメント利益率が59.6%と過去最高の高収益性を達成いたしました。
この結果、メディカル事業の売上高は370,524千円(前年同四半期比1.0%増)、セグメント利益は220,940千円(前年同四半期比15.3%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は4,542,419千円となり、前連結会計年度末に比べ32,579千円増加いたしました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が24,123千円減少したものの、現金及び預金が27,073千円、その他に含まれる未収入金が10,018千円増加したことによるものであります。固定資産は1,121,531千円となり、前連結会計年度末に比べ7,204千円増加いたしました。これは、無形固定資産が13,363千円減少したものの、有形固定資産が14,290千円、投資その他の資産が6,276千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,388,502千円となり、前連結会計年度末に比べ76,029千円減少いたしました。これは主に、契約負債が57,416千円増加したものの、買掛金が12,897千円、未払法人税等が31,578千円、その他に含まれる未払金が18,633千円、預り金が34,339千円減少したことによるものであります。固定負債は355,147千円となり、前連結会計年度末に比べ8,037千円増加しました。これは主に、リース債務が12,204千円減少したものの、繰延税金負債が18,284千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,920,300千円となり、前連結会計年度末に比べ107,775千円増加いたしました。これは主に、配当金の支払106,409千円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益192,697千円の計上により利益剰余金が86,287千円増加したことに加え、自己株式の取得94,640千円、為替換算調整勘定の増加96,412千円によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による厳しい状況が緩和される中で経済活動の正常化が進み、持ち直しの動きがみられました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格の上昇、米国の金利上昇による急激な円安進行等があり、先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社の属する情報サービス産業におきましては、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)等のIT技術革新が加速度的に発展し、市場の拡大が引き続き見込まれる一方で、国内でこれらの開発を担う人材の不足が懸念されております。
このような状況の中、グローバル事業においては、主にフィリピンを拠点とする効率の高いオフショアリソースを活用したITアウトソーシングおよびソリューション開発事業を展開しており、「ソフトウエアテスト等の実行・管理の自動化(Automation)」「ビッグデータと分析(Analytics)」「人工知能(AI)」等のコア技術を活かし、医療、金融/公共、自動車、製造業および流通/小売・サービス業等に向け、数々のソリューションを継続して提案しております。さらに、昨年下期より伸長を開始した、既存の主要顧客や成長市場での新たなソリューションに係る受注に対応すべく、これまでの積極的な新規採用や即戦力としての中途採用に加え、高難度のプロジェクトマネジメントを担う人材や成長市場にて必須となる技術分野に特化した高度人材の獲得・育成を実施しております。
メディカル事業においては、医療機関向けレセプト点検ソフトウエア『Mighty』シリーズのシェア拡大に向けた取り組みを継続しております。「レセプト点検×AI」を実現した次世代型レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」の引き合いおよび販売も大手医療機関を中心に好調に推移し、レセプト点検ソフト「MightyChecker®」シリーズ、オーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」に代表されるストック型ビジネスを、盤石な収益基盤として確立しております。引き続き収益性の低い受託案件を絞り込む一方、クラウドコンピューティングを活用したレセプト点検の推進や、学会や健保組合等へのデータ分析事業の取り組みの実施など、事業ポートフォリオの構成を変革したことにより、当初計画より前倒しにて高収益モデルを確立による効果が発現しております。
また、当社事業戦略のスローガンの1つである、「当社知財等を活用した新規事業の育成」においては、2020年9月より提供を開始した保険業界向け業務効率化ソリューション「保険ナレッジプラットフォーム」の横展開を推進すべく、複数の生命保険会社との実証実験を含めた具体的な商談を順調に実施しており、同時に、同プラットフォームにおける新たなDXメニューの開発も積極的に推進しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,312,922千円(前年同四半期比17.5%増)、営業利益291,904千円(前年同四半期比41.9%増)、経常利益266,474千円(前年同四半期比20.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益192,697千円(前年同四半期比18.0%増)となり、第1四半期における過去最高益を更新することができました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.グローバル事業
・グローバル部門
グローバル部門においては、ソフトウエアテストやその実行・管理の自動化、製品開発支援およびアプリケーション開発分野での、日本における既存のピラー顧客からの受注が堅調に推移しております。PC/IT機器の分野では、グローバル大手PCメーカーの取引拡大に加えて他の大手PCメーカーへの横展開を推進、また、AI領域における大手監査法人系グローバルコンサルティンググループにおいては、実用段階を経て、当該会社のイノベーション戦略に則した横展開を見据え、受注を順調に拡大するなど、業界を代表する大手顧客を中心に、顧客のピラー化に向けた積極的な取り組みを継続強化しております。
新たなソリューションとして取り組みを開始した IVA(インテリジェントビデオ解析)技術については、(1) Edge IoT/AIoT/ARの領域において、遠隔支援ソリューションをはじめとする各種先進ソリューションがモビリティ領域における顧客にて実際に採用・運用されるなど商業フェーズに移行しており、また、(2) 製品外観検査装置へのAI導入支援が製造業の顧客にて運用されるなど、今後は同技術の更なる横展開を推進してまいります。
この度は、コロナ禍におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)をチャンスと捉え、また、今後も見込まれる旺盛な需要に対応すべく、海外拠点を含めた経常的投資を実施いたしました。先端IT技術およびプロジェクトマネジメントスキルを中心とした人材に係る投資を実施し、既存のコア技術と併せて、ソリューションの横串的展開を推進してまいります。また、中国の拠点においては、グローバル規模での在宅勤務が定着したことによるPC需要の拡大が継続しており、今後の新製品開発を見据えたグローバル大手PCメーカーの戦略に沿った更なる取引深耕を見据え、拠点拡充および人材採用を含めた海外投資の検討を開始いたしました。加えて、その他グローバル・ピラー顧客候補の獲得が奏功し、売上損益が大幅に伸長にするなど大きく業容を拡大しております。また、当社が出資を行っているシリコンバレーのベンチャーキャピタル「GoAhead Ventures」のオフィスにて、当社サテライトオフィスを開設している米国においては、引き続き先進技術に係るリサーチ機能を活用してまいります。
・エンタープライズソリューション部門
エンタープライズソリューション部門においては、金融セクターおよび製造・公共セクターの新規案件の立ち上げを推進しております。大手不動産テックをはじめとする大型案件の拡大見込みを背景として、更に今後は金融領域の老朽化したレガシーシステムの更新・運用・保守案件の更なる拡大も見込まれることから、予想される人材リソースの不足に対応すべく、人材の再教育および中途を含めた積極的な人材投資を実施しており、当社グループの成長戦略に沿った取り組みを強化しております。
引き続きグローバル事業の両部門において、盤石な既存事業のキャッシュを、新たなソリューションの開発、さらには優秀な先端IT人材への積極的な採用・投資に経常的に振り向けることにより、今後更なる成長を見据えた戦略の実現を目指してまいります。さらには人材を育成するための独自研修プログラム「ACTION」での採用および研修を昨年下期より再開しており、次なるピラー顧客候補の獲得といった需要の取り込みと、優秀な人材獲得・育成を含めた人材供給の両面の実現を機動的に図ることにより、世界的なIT人材の争奪激化に伴うリテンション施策を含む人件費の増加に関する影響を最小限に留めることができました。
この結果、グローバル事業の売上高は942,397千円(前年同四半期比25.6%増)、セグメント利益は155,395千円(前年同四半期比51.9%増)となりました。
b.メディカル事業
メディカル事業においては、子会社である株式会社エーアイエスの主力製品であるレセプト点検ソフト「MightyChecker®」およびオーダリングチェックソフト「Mighty QUBE®」の受注が引き続き順調に拡大しております。戦略的商品である、次世代レセプトチェックシステム「MightyChecker®EX」については、ダイレクトアカウント(直接販売)を中心に導入数は堅調に推移いたしました。今後も引き続き直販の獲得、価格政策の実行およびソリューションの重ね売り(顧客単価アップ)の推進を行ってまいります。更には、クラウド型レセプト点検サービス「Mighty Checker ®Cloud」のOEM提供の本格化が奏功し、当サービスに係る売上は順調に拡大いたしました。また、当第1四半期において、2022年7月の展示会にて発表した、医師の働き方改革に資する「新Mighty QUBE(仮称)」の先行受注を開始し、今後は新たな戦略的ソリューションの1つとして市場への拡大・浸透が期待されます。
また、生損保向け新ソリューションの開発に代表される、医療のデジタル化に関する新事業を積極的に立ち上げるなど、Mightyシリーズに次ぐ将来の「新たなサブスク型の収益源」の確保に向けた積極的な投資を実施しており、今後も更なる収益率向上の実現に向けた施策に取り組んでまいります。これら新施策の一つである、医療データベースを活用した支払審査検索エンジン「保険ナレッジプラットフォーム」の本格的な横展開を推進しており、複数の生命保険会社との実証実験を含めた具体的な商談を行い受注を獲得すると同時に、同プラットフォームにおける新たなDXメニューの開発も行っております。今後は新たなサブスクリプション型メニューとして、保険業界全体へ向けた本プラットフォームの浸透を図ってまいります。
このように、医療の効率化や病院の経営改善ニーズの高まりを背景に、レセプト点検ソフトウエア市場におけるリーディングカンパニーとして、サブスクリプションモデルによる盤石な収益基盤が構築されたことに伴う利益の積み上げが、開発や人員強化、更には知財戦略に係る支出の増加をこなし、セグメント利益は計画を上回る水準で推移しております。
利益面につきましては、前倒しにて実現した高収益構造の確立と、プロジェクト毎の収益管理が奏功し、売上高セグメント利益率が59.6%と過去最高の高収益性を達成いたしました。
この結果、メディカル事業の売上高は370,524千円(前年同四半期比1.0%増)、セグメント利益は220,940千円(前年同四半期比15.3%増)となりました。
② 財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は4,542,419千円となり、前連結会計年度末に比べ32,579千円増加いたしました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が24,123千円減少したものの、現金及び預金が27,073千円、その他に含まれる未収入金が10,018千円増加したことによるものであります。固定資産は1,121,531千円となり、前連結会計年度末に比べ7,204千円増加いたしました。これは、無形固定資産が13,363千円減少したものの、有形固定資産が14,290千円、投資その他の資産が6,276千円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,388,502千円となり、前連結会計年度末に比べ76,029千円減少いたしました。これは主に、契約負債が57,416千円増加したものの、買掛金が12,897千円、未払法人税等が31,578千円、その他に含まれる未払金が18,633千円、預り金が34,339千円減少したことによるものであります。固定負債は355,147千円となり、前連結会計年度末に比べ8,037千円増加しました。これは主に、リース債務が12,204千円減少したものの、繰延税金負債が18,284千円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,920,300千円となり、前連結会計年度末に比べ107,775千円増加いたしました。これは主に、配当金の支払106,409千円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益192,697千円の計上により利益剰余金が86,287千円増加したことに加え、自己株式の取得94,640千円、為替換算調整勘定の増加96,412千円によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額はありません。