四半期報告書-第8期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/14 15:03
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(経営成績等の状況の概要)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による経済活動の制限により、急速な景気減速となりました。
コミックを中心とする電子書籍市場は、ユーザーの拡大及びユーザー平均購入量の増加が続いており、今後も電子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くことが予想されております。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2019」)さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で巣ごもり消費も促されており、足元では堅調に推移しております。
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想定されます。
このような市場環境の中で、当社はオリジナルコンテンツの創出や独占先行配信タイトル等による品揃え及び編集機能の強化を進め、コンテンツの差別化に努めております。また、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、課金者の絶対数を増やすべく、サービス改善やお得感を訴求するキャンペーン実施等のブランディング強化に注力いたしました。さらに、かねてよりオフィシャルスポンサー契約を締結していたプロバスケットボールクラブ「横浜ビー・コルセアーズ」と、その関係をより強固なものとするため2020年7月にトップパートナー契約を締結いたしました。引き続き、コンテンツとファンを繋ぐことをMissionに掲げる当社と新たなスポーツエンターテインメントの提示を掲げる同クラブがタッグを組むことで、エンタメコンテンツ界、バスケットボール界のさらなる発展に貢献してまいります。
なお、当社では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の情勢に鑑み、お取引先の皆様、従業員並びに関係者の皆様の安全確保と感染予防・拡大防止に向けた対応を進めるとともに、事業成長との両立に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比で4.9億円増の55.2億円となりました。
以下、当第2四半期累計期間における当社コンテンツプラットフォーム事業の主な活動状況であります。
電子書籍ビジネスの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」においては、累計100作品となるオリジナルコンテンツの配信や独占先行配信作品を含んだオリジナルレーベルの配信によってコンテンツの差別化を推進しております。2020年4月には株式会社講談社との共同プロジェクト作品として「まんが王国」で独占先行配信している人気漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」がドラマ化され、読売テレビ・日本テレビ系で放映されました。「まんが王国」サイト内においては、ポイント購入と消費の両方であわせて毎日最大45%還元される新たなポイントプログラムを開始するとともに各種キャンペーンを実施する等、お得感の訴求や幅広いユーザー層獲得のための販売促進活動を積極的に行いました。その結果、第三者調査機関による電子コミックサービスに関する調査で、「お得感No.1」(最もお得に感じるサービス第1位)を獲得いたしました。
これらの取り組みにより、2020年3月に累計ダウンロード数が12億冊、同年7月に会員登録数が400万人を突破する等、継続的に成長しております(累計ダウンロード数は、無料タイトル及びコマ形式のタイトルを冊数換算したものを含んでおります)。
無料マンガアプリ「コミックevery」においては、新作から旧作までの幅広い品揃えにより、基本無料で読める作品数を1,600作品、49,000話以上にまで拡大いたしました。2020年4月には、毎日無料で1話ずつ読み進められる新機能「毎日無料」を開始し、お客様により多くの作品を継続的にお楽しみいただけるよう、サービス改善に取り組んでおります。
電子小説サービス「ノベルバ」においては、2020年4月に株式会社ぶんか社のBKブックスの配信を開始する等、投稿作品だけでなく商業作品の許諾獲得にも注力し、幅広いジャンルでのコンテンツ拡充を進めております。なお、作品数は17,000作品以上にまで拡大いたしました。さらに同月、最優秀賞に株式会社竹書房での書籍化を確約した「恋愛小説コンテスト」を株式会社パブリッシングリンクと共同で開催し、サイトの活性化を図るとともに作家デビュー支援を行っております。
ゲームビジネスにおいては、当社原作のスマートフォン向け絆体感ゲーム「RenCa:A/N(レンカ アルバニグル)」について、アプリ内でのメインストーリーの追加、イベントの実施等のコンテンツ拡充を進めるとともに、東京・大阪でのコラボカフェ開催等、多方面にプロデュース展開いたしました。なお、当作品については、サービス改善をより迅速に行うため、2020年8月より開発・運営・配信を当社が行うこととなりました。
その他ビジネスにおいては、イベント等の様々なコンテンツのプロデュースやプロモーション支援活動に取り組みました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は5,524,692千円(前年同期比9.9%増)、営業利益は564,771千円(前年同期比97.3%増)、経常利益は566,547千円(前年同期比98.9%増)、四半期純利益は261,313千円(前年同期比54.6%増)となりました。
当社はコンテンツプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第2四半期会計期間末における資産合計は8,074,183千円となり、前事業年度末に比べ321,109千円増加しました。
流動資産は3,755,325千円となり、前事業年度末と比べ463,293千円増加しました。これは主に、売掛金が402,912千円、前払費用が26,534千円増加したことによるものです。
固定資産は4,318,858千円となり、前事業年度末と比べ142,184千円減少しました。これは主に、投資その他の資産が43,225千円増加した一方で、無形固定資産が181,761千円減少したことによるものです。
② 負債の部
当第2四半期会計期間末における負債合計は3,069,014千円となり、前事業年度末に比べ52,384千円増加しました。
流動負債は2,829,014千円となり、前事業年度末に比べ172,384千円増加しました。これは主に、未払金が75,529千円、繰延収益が121,625千円、賞与引当金が45,783千円減少した一方で、買掛金が441,510千円増加したことによるものです。
固定負債は240,000千円となり、前事業年度末と比べ120,000千円減少しました。これは、長期借入金が120,000千円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
当第2四半期会計期間末における純資産合計は5,005,169千円となり、前事業年度末に比べ268,725千円増加しました。これは主に、利益剰余金が260,549千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、62.0%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は1,981,455千円となり、前事業年度末に比べ16,927千円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における営業活動においては、税引前四半期純利益440,516千円から、主な加算項目として、減価償却費126,109千円、減損損失126,516千円、のれん償却額146,074千円、仕入債務の増加額441,510千円等がありました。これに対して主な減算項目として、賞与引当金の減少額45,783千円、売上債権の増加額402,912千円、前払費用の増加額25,117千円、未払金の減少額71,210千円、繰延収益の減少額121,625千円、法人税等の支払額198,087千円等がありました。
この結果、獲得した資金は391,337千円(前年同期は563,009千円の獲得)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における投資活動においては、主な資金減少要因として、無形固定資産の取得による支出212,199千円等がありました。
この結果、使用した資金は257,848千円(前年同期は137,306千円の使用)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期累計期間における財務活動においては、主な資金減少要因として、長期借入金の返済による支出120,000千円等がありました。
この結果、使用した資金は116,561千円(前年同期は119,199千円の使用)となりました。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。

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