四半期報告書-第8期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 15:04
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(経営成績等の状況の概要)
(1) 経営成績の状況
当第3四半期累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による経済活動の制限が段階的に解除され、景気回復の兆しは見えるものの、依然として先行きは不透明な状況にあります。
コミックを中心とする電子書籍市場は、ユーザーの拡大及びユーザー平均購入量の増加が続いており、今後も電子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くことが予想されております。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で巣ごもり消費も促されており、さらなるユーザーの増加、定着に寄与することが予想されております。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」)
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想定されます。
このような市場環境の中で、当社はオリジナルコンテンツの創出や独占先行配信タイトル等による品揃え及び編集機能の強化を進め、コンテンツの差別化に努めております。また、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、課金者数と顧客単価を増やすべく、サービス改善やお得感を訴求するキャンペーン実施等のブランディング強化に注力いたしました。
なお、当社では前四半期に引き続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の情勢に鑑み、お取引先の皆様、従業員並びに関係者の皆様の安全確保と感染予防・拡大防止に向けた対応を進めるとともに、事業成長との両立に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期比で5.8億円増の83.2億円となりました。
以下、当第3四半期累計期間における当社コンテンツプラットフォーム事業の主な活動状況であります。
電子書籍ビジネスの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」においては、累計108作品となるオリジナルコンテンツの配信や独占先行配信作品を含んだオリジナルレーベルの配信によってコンテンツの差別化を推進しております。「まんが王国」サイト内においては、ポイント購入と消費の両方であわせて毎日最大50%還元されるポイントプログラムを常時実施するとともに各種キャンペーンを実施する等、お得感の訴求や幅広いユーザー層獲得のための販売促進活動を積極的に行いました。なお、2020年4月に実施された第三者調査機関による電子コミックサービスに関する調査では、「お得感No.1」(最もお得に感じるサービス第1位)を獲得しております。また、2020年8月には、「まんが王国」協賛企画として、日本最大のネットの夏祭り「ニコニコネット超会議2020夏」において、女優の本田翼さんが視聴者とオンライン読書を行う「まんが王国 presents 本田翼の#みんなでまんが生放送」を実施いたしました。さらに、同月より、当社が提供する新ラジオ番組「まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている!」を放送開始する等、サービス認知の向上に向けた幅広い広告宣伝活動を実施しております。
これらの取り組みにより、2020年7月に会員登録数が400万人、同年9月に累計ダウンロード数が13億冊を突破する等、継続的に成長しております(累計ダウンロード数は、無料タイトル及びコマ形式のタイトルを冊数換算したものを含んでおります)。
無料マンガアプリ「コミックevery」においては、2020年7月に株式会社講談社作品の配信を開始し、メディア化もされた大人気作品の取り扱いをはじめ、新作から旧作までの幅広い品揃えにより、2020年9月に基本無料で読める作品数を1,800作品、55,000話以上にまで拡大いたしました。また同月には、累計100万ダウンロードを突破し、より多くのお客様にお楽しみいただけるよう、引き続きサービス改善に取り組んでおります。
電子小説サービス「ノベルバ」においては、2020年4月より、最優秀賞に株式会社竹書房での書籍化を確約した「恋愛小説コンテスト」を株式会社パブリッシングリンクと共同で開催し、サイトの活性化を図るとともに作家デビュー支援を行っております。さらに同年8月には、大人気ライトノベル「転生したらスライムだった件」をはじめとする株式会社マイクロマガジン社作品の配信を開始する等、投稿作品だけでなく商業作品の許諾獲得にも注力し、幅広いジャンルでのコンテンツ拡充を進めております。
ゲームビジネスにおいては、当社原作のスマートフォン向け絆体感ゲーム「RenCa:A/N(レンカ アルバニグル)」について、2020年8月より開発・運営・配信を当社が担うことにより、アプリ内でのメインストーリーの追加、イベントの実施等の様々なコンテンツ拡充やサービス改善に積極的に取り組んでおります。
プロデュースビジネスにおいては、株式会社トンボ鉛筆協賛のもと「まんが王国」ならではのコネクションを活かした講師を招きオンラインワークショップを開催する等、様々なコンテンツのプロデュースやプロモーション支援活動に取り組んでおります。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は8,324,863千円(前年同期比7.5%増)、営業利益は747,705千円(前年同期比21.7%増)、経常利益は643,326千円(前年同期比5.4%増)、四半期純利益は306,540千円(前年同期比15.6%減)となりました。
当社はコンテンツプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第3四半期会計期間末における資産合計は9,923,312千円となり、前事業年度末に比べ2,170,238千円増加しました。
流動資産は5,600,999千円となり、前事業年度末に比べ2,308,967千円増加しました。これは主に、有価証券が300,000千円減少した一方で、現金及び預金が2,192,435千円、売掛金が394,767千円増加したことによるものです。
固定資産は4,322,313千円となり、前事業年度末に比べ138,728千円減少しました。これは主に、投資その他の資産が42,504千円増加した一方で、無形固定資産が176,157千円減少したことによるものです。
② 負債の部
当第3四半期会計期間末における負債合計は4,865,031千円となり、前事業年度末に比べ1,848,401千円増加しました。
流動負債は4,685,031千円となり、前事業年度末に比べ2,028,401千円増加しました。これは主に、未払金が55,472千円、未払法人税等が128,074千円、繰延収益が109,960千円、賞与引当金が45,783千円減少した一方で、買掛金が386,552千円、短期借入金が2,000,000千円増加したことによるものです。
固定負債は180,000千円となり、前事業年度末に比べ180,000千円減少しました。これは、長期借入金が180,000千円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
当第3四半期会計期間末における純資産合計は5,058,281千円となり、前事業年度末に比べ321,837千円増加しました。これは主に、利益剰余金が305,776千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、51.0%となりました。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。

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