四半期報告書-第15期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策、日銀の金融緩和策を背景に、内需を中心に企業収益は緩やかな回復基調で推移した一方、米国の保護主義的な通商政策の世界経済への影響や東アジアなどの地政学的リスクの影響に加え、日本各地で相次ぐ自然災害等が景気に与える影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。
当社の事業に関わる高齢社会に関連する市場は、高齢者の増加と共に年々拡大する傾向にあり、ヘルスケアサービスの需要はますます高まりつつあります。また、健康寿命の延伸や、社会保障費の増大に歯止めをかけることなどが喫緊の課題として認識されており、高齢者の健康維持・向上に重点をおいた短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)の需要は今後も高まることが予想されます。その一方、3年毎に行われている介護報酬の改定が平成30年4月より実施されております。平成30年度の介護報酬の改定では、全体としてプラス改定となったものの、一部のサービスについては介護報酬の実質的な引き下げが行われるなど、介護保険制度を安定的に持続させていくための取り組みが進められております。
このような状況の中、当社は「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」をミッションと位置づけ、短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」店舗ネットワークの拡大及びケアマネジャー会員ネットワーク「ケアマネジメント・オンライン」を活用したサービスの拡大に注力いたしました。また、アクティブシニア向けフィットネス事業「SMART TIMES」については、事業化に向けた更なるテスト・投資を行っており、当第2四半期会計期間において、2店舗目の直営店である「SMART TIMES旗の台」をオープンいたしました。さらに、レコードブック事業の全国展開及び将来の事業拡大等を着実に加速させていくため、教育研修の品質向上を目的として研修センターを設立しているほか、社員の「働き方改革」等を推進することによって優秀な人材を早期に確保するための取り組みを積極的に行っております。これらの先行投資により、費用面においては人件費を中心に前年同四半期と比較して増加しております。
以上の結果、売上高は1,639,029千円(前年同四半期比0.8%増)、営業損失は25,343千円(前年同四半期は111,856千円の利益)、経常損失は25,354千円(前年同四半期は108,725千円の利益)、四半期純損失は23,443千円(前年同四半期は75,626千円の利益)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりです。
(ヘルスケアソリューション事業)
当第2四半期累計期間において短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」の直営店が2ヵ所、フランチャイズが17ヵ所それぞれ増加しております。なお、直営店2ヵ所については、当第2四半期会計期間において開始した、四国旅客鉄道株式会社との共同事業として四国エリアにおいて展開している「JR四国レコードブック」の店舗です。これらの結果、直営店は28ヵ所、フランチャイズは91ヵ所となりました。
そのほか、名古屋鉄道株式会社との合弁会社である株式会社名鉄ライフサポートが愛知県を中心に展開する「名鉄レコードブック」は、当第2四半期会計期間末において7ヵ所となっております。
この結果、売上高は993,798千円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は72,459千円(前年同四半期比57.4%減)となりました。
(在宅サービス事業)
安定的な事業所運営をめざし、新規顧客の獲得や稼働率を高めるよう営業活動に注力いたしました。
この結果、売上高は645,230千円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益は184,151千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は1,012,137千円となり、前事業年度末に比べ31,907千円減少いたしました。その主な要因は、売掛金が1,771千円、前払費用が16,638千円増加した一方、現金及び預金が54,770千円減少したことによるものです。
固定資産は784,723千円となり、前事業年度末に比べ95,693千円増加いたしました。その主な要因は、「レコードブック」等の店舗増加に伴い、建物(純額)が69,324千円増加した他、投資その他の資産が26,978千円増加したことによるものです。
この結果、当第2四半期会計期間末における資産合計は1,796,860千円となり、前事業年度末に比べ63,785千円増加しました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は802,146千円となり、前事業年度末に比べ91,155千円増加いたしました。その主な要因は、短期借入金が110,000千円、預り金が79,668千円増加した一方、未払法人税等が74,324千円減少したことによるものです。
固定負債は266,428千円となり、前事業年度末に比べ83,569千円減少いたしました。その主な要因は、長期借入金が83,550千円減少したことによるものです。
この結果、当第2四半期会計期間末における負債合計は1,068,574千円となり、前事業年度末に比べ7,585千円増加しました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は728,286千円となり、前事業年度末に比べ56,200千円増加いたしました。その要因は、新株予約権の行使及び譲渡制限付株式の発行に伴い資本金と資本剰余金がそれぞれ39,821千円増加した一方、四半期純損失を23,443千円計上したことに伴い利益剰余金が減少したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ54,770千円減少し、350,487千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果使用した資金は7,956千円(前年同期は107,529千円の獲得)となりました。これは主に、預り金の増加額79,668千円、減価償却費35,697千円などによる資金の増加が、法人税等の支払額77,705千円、税引前四半期純損失25,354千円などによる資金の減少を下回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は127,673千円(前年同期は196,055千円の使用)となりました。これは主に、事業譲渡による収入4,408千円などによる資金の増加が、有形固定資産の取得による支出110,280千円、差入保証金の差入による支出16,833千円などによる資金の減少を下回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果得られた資金は80,859千円(前年同期は44,447千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金純増減額110,000千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入71,344千円などによる資金の増加が、長期借入金の返済による支出84,694千円、割賦債務の返済による支出8,189千円などによる資金の減少を上回ったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員の状況
当第2四半期累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社の従業員数は前事業年度末から57名増加し324名となりました。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策、日銀の金融緩和策を背景に、内需を中心に企業収益は緩やかな回復基調で推移した一方、米国の保護主義的な通商政策の世界経済への影響や東アジアなどの地政学的リスクの影響に加え、日本各地で相次ぐ自然災害等が景気に与える影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。
当社の事業に関わる高齢社会に関連する市場は、高齢者の増加と共に年々拡大する傾向にあり、ヘルスケアサービスの需要はますます高まりつつあります。また、健康寿命の延伸や、社会保障費の増大に歯止めをかけることなどが喫緊の課題として認識されており、高齢者の健康維持・向上に重点をおいた短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)の需要は今後も高まることが予想されます。その一方、3年毎に行われている介護報酬の改定が平成30年4月より実施されております。平成30年度の介護報酬の改定では、全体としてプラス改定となったものの、一部のサービスについては介護報酬の実質的な引き下げが行われるなど、介護保険制度を安定的に持続させていくための取り組みが進められております。
このような状況の中、当社は「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」をミッションと位置づけ、短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」店舗ネットワークの拡大及びケアマネジャー会員ネットワーク「ケアマネジメント・オンライン」を活用したサービスの拡大に注力いたしました。また、アクティブシニア向けフィットネス事業「SMART TIMES」については、事業化に向けた更なるテスト・投資を行っており、当第2四半期会計期間において、2店舗目の直営店である「SMART TIMES旗の台」をオープンいたしました。さらに、レコードブック事業の全国展開及び将来の事業拡大等を着実に加速させていくため、教育研修の品質向上を目的として研修センターを設立しているほか、社員の「働き方改革」等を推進することによって優秀な人材を早期に確保するための取り組みを積極的に行っております。これらの先行投資により、費用面においては人件費を中心に前年同四半期と比較して増加しております。
以上の結果、売上高は1,639,029千円(前年同四半期比0.8%増)、営業損失は25,343千円(前年同四半期は111,856千円の利益)、経常損失は25,354千円(前年同四半期は108,725千円の利益)、四半期純損失は23,443千円(前年同四半期は75,626千円の利益)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりです。
(ヘルスケアソリューション事業)
当第2四半期累計期間において短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」の直営店が2ヵ所、フランチャイズが17ヵ所それぞれ増加しております。なお、直営店2ヵ所については、当第2四半期会計期間において開始した、四国旅客鉄道株式会社との共同事業として四国エリアにおいて展開している「JR四国レコードブック」の店舗です。これらの結果、直営店は28ヵ所、フランチャイズは91ヵ所となりました。
そのほか、名古屋鉄道株式会社との合弁会社である株式会社名鉄ライフサポートが愛知県を中心に展開する「名鉄レコードブック」は、当第2四半期会計期間末において7ヵ所となっております。
この結果、売上高は993,798千円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は72,459千円(前年同四半期比57.4%減)となりました。
(在宅サービス事業)
安定的な事業所運営をめざし、新規顧客の獲得や稼働率を高めるよう営業活動に注力いたしました。
この結果、売上高は645,230千円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益は184,151千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は1,012,137千円となり、前事業年度末に比べ31,907千円減少いたしました。その主な要因は、売掛金が1,771千円、前払費用が16,638千円増加した一方、現金及び預金が54,770千円減少したことによるものです。
固定資産は784,723千円となり、前事業年度末に比べ95,693千円増加いたしました。その主な要因は、「レコードブック」等の店舗増加に伴い、建物(純額)が69,324千円増加した他、投資その他の資産が26,978千円増加したことによるものです。
この結果、当第2四半期会計期間末における資産合計は1,796,860千円となり、前事業年度末に比べ63,785千円増加しました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は802,146千円となり、前事業年度末に比べ91,155千円増加いたしました。その主な要因は、短期借入金が110,000千円、預り金が79,668千円増加した一方、未払法人税等が74,324千円減少したことによるものです。
固定負債は266,428千円となり、前事業年度末に比べ83,569千円減少いたしました。その主な要因は、長期借入金が83,550千円減少したことによるものです。
この結果、当第2四半期会計期間末における負債合計は1,068,574千円となり、前事業年度末に比べ7,585千円増加しました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は728,286千円となり、前事業年度末に比べ56,200千円増加いたしました。その要因は、新株予約権の行使及び譲渡制限付株式の発行に伴い資本金と資本剰余金がそれぞれ39,821千円増加した一方、四半期純損失を23,443千円計上したことに伴い利益剰余金が減少したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ54,770千円減少し、350,487千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果使用した資金は7,956千円(前年同期は107,529千円の獲得)となりました。これは主に、預り金の増加額79,668千円、減価償却費35,697千円などによる資金の増加が、法人税等の支払額77,705千円、税引前四半期純損失25,354千円などによる資金の減少を下回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は127,673千円(前年同期は196,055千円の使用)となりました。これは主に、事業譲渡による収入4,408千円などによる資金の増加が、有形固定資産の取得による支出110,280千円、差入保証金の差入による支出16,833千円などによる資金の減少を下回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果得られた資金は80,859千円(前年同期は44,447千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金純増減額110,000千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入71,344千円などによる資金の増加が、長期借入金の返済による支出84,694千円、割賦債務の返済による支出8,189千円などによる資金の減少を上回ったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員の状況
当第2四半期累計期間において、各セグメントで新卒採用を行ったことなどの要因により、当社の従業員数は前事業年度末から57名増加し324名となりました。