四半期報告書-第60期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/11/09 15:01
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う活動制限が徐々に緩和され、景気に持ち直しの動きがみられるものの、夏場の変異株による感染再拡大や長期化が懸念されるロシア・ウクライナ情勢等による資源価格や原材料価格の高騰、さらには世界的な金融引き締め等を背景とした円安の進行もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは、度重なる原材料価格の値上がり等による厳しい事業環境の中、生産効率の向上に注力するとともに、高付加価値製品の開発や新規事業の開拓等に積極的に取り組んでまいりました。また、中期経営計画に基づく樹脂加工には必ずしも拘らない新規領域へのチャレンジとして「環境関連ビジネス」の取り組みを強化し、地中熱ビジネス推進を目的として、2022年4月に(株)エイゼンコーポレーションの全株式を取得いたしました。
この結果、当社グループ全体の売上高は114億27百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は4億48百万円(前年同期比16.5%減)、経常利益は6億55百万円(前年同期比6.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、クレアネイト(株)(旧(株)ウェーブロックインテリア)株式売却益等の計上により22億89百万円(前年同期比328.7%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの経営成績は以下の通りであります。
なお、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。
(マテリアルソリューション事業)
マテリアルソリューション事業については、ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、メッシュシートのOEM生産への切り替えが一部遅れたことにより販売が減少したものの、建設向け防音シートや、大型物件受注による防煙垂壁用高透明不燃シートが好調に推移しました。パッケージングソリューション分野においては、昨年開発した植物由来のバイオマスプラスチック配合のミルクポーション容器が、業務用だけではなく家庭用にも採用される等、一部製品の販売数量が増加いたしました。アグリソリューション分野においては、エネルギーコストの上昇等により国内農業生産者の資材等への投資意欲が減退し、防虫ネットの販売が減少したものの、林業向けで国や地方自治体からの補助事業案件の受注が増加したこと等により好調に推移しました。一方、リビングソリューション分野においては、販売先となるホームセンター業界において、一昨年の巣ごもり需要からの反動減による影響が続き、販売が落ち込みました。この結果、事業全体の売上高は92億57百万円(前年同期比8.7%増)となりました。また、原材料価格上昇分の販売価格への転嫁を進め、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努めたものの、度重なる原材料価格の上昇等によりセグメント利益は4億56百万円(前年同期比31.6%減)となりました。
(アドバンストテクノロジー事業)
アドバンストテクノロジー事業については、デコレーション&ディスプレー分野において、上海でのロックダウンとそれに伴う各自動車メーカーの減産の影響等により、車両市場の環境は厳しい状況にありました。しかしながら、北米で本格量産へと移行したEV車向けをはじめとする車両向けの販売が堅調に推移していること、将来的に先進運転支援システムとの連携ツールとして展開が期待されているVRヘッドセット用部材が本格量産になったこと、さらに、インドや東南アジアの二輪市場でエンブレムへの採用件数が増加していること等により、車両内外装用加飾フィルム用途の需要が増加いたしました。その結果、同分野における販売は堅調に推移しました。一方、ディスプレー用拡散板の販売が大幅に減少したことにより、事業全体の売上高は21億82百万円(前年同期比7.0%減)となりました。また、品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努め、セグメント利益は3億39百万円(前年同期比64.3%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は163億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億41百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が7億82百万円、商品及び製品が3億70百万円、原材料及び貯蔵品が2億36百万円、仕掛品が2億2百万円増加したことによるものであります。固定資産は96億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億77百万円増加いたしました。これは主にクレアネイト(株)(旧(株)ウェーブロックインテリア)株式を売却したこと等により投資有価証券が3億61百万円減少したものの、(株)エイゼンコーポレーションを連結の範囲に含めたことにより、のれんが発生し、無形固定資産が1億86百万円、保険積立金(投資その他の資産の「その他」)が2億25百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、259億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億18百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は68億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億15百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が6億91百万円増加したものの、短期借入金が10億円減少したことによるものであります。固定負債は31億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億30百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が3億50百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、99億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億45百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は160億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億64百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により21億61百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は61.5%(前連結会計年度末は56.6%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して7億82百万円増加し27億43百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は7億74百万円(前年同期は8億88百万円の収入)となりました。これは、投資有価証券売却益25億28百万円、棚卸資産の増加額6億25百万円、法人税等の支払額2億66百万円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前四半期純利益30億36百万円、減価償却費2億93百万円、利息及び配当金の受取額2億94百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は17億77百万円(前年同期は3億48百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出5億15百万円等の資金の減少要因があったものの、投資有価証券売却による収入27億63百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は17億79百万円(前年同期は13億93百万円の支出)となりました。これは、短期借入れによる収入50億50百万円等の資金の増加要因があったものの、短期借入金の返済による支出60億70百万円、長期借入金の返済による支出8億24百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した、経営方針、経営戦略等について
重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した、当社が優先的に対処すべき事業
上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億24百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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