四半期報告書-第7期第1四半期(平成30年11月1日-平成31年1月31日)

【提出】
2019/03/18 16:29
【資料】
PDFをみる
【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当四半期報告書は、第1四半期に係る最初に提出する四半期報告書であり、また、当第1四半期連結会計期間から四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期及び前連結会計年度末との対比は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気の緩やかな回復基調が継続しており、企業収益・雇用環境ともに好調を推移している状況にあります。
このような状況の下、当社は、中古マンションプラットフォーム「RENOSY(リノシー)」事業において、「RENOSY(リノシー)」の機能強化や「RENOSY(リノシー)」の知名度の向上を図ることで、会員数の増加と成約率の維持・向上を推進してまいりました。
また、業務支援システムの自社開発を行うことで、コスト削減、人為的過誤の抑制、リードタイム短縮、1人当たりの生産性向上等を実現しております。このようなシステム活用は自社内に止まらず、広く不動産関連各社へ展開することを通じて業界全体の業務効率化・生産性向上を支援することを展望しており、当社は2018年11月に完全子会社化したイタンジ株式会社をそうした取り組みの中核として位置づけ、不動産関連各社向けシステム提供を積極的に推進しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高7,339,786千円、営業利益は「RENOSY(リノシー)」の会員数獲得のための広告宣伝及び優秀な人財確保のための投資等により78,810千円、経常利益55,368千円、親会社株主に帰属する四半期純損益は本社移転に伴う固定資産の減損損失67,748千円等を特別損失に計上した結果、24,300千円の損失となりました。当社は、当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前年会計年度末との比較分析は行っておりません。
なお、当社グループは、「RENOSY(リノシー)」事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,492,660千円となり、主に現金及び預金1,570,064千円、販売用不動産1,198,643千円であります。固定資産は4,674,063千円となり、主にのれん1,822,755千円、ソフトウェア仮勘定869,617千円、顧客関連資産791,666千円であります。この結果、総資産は8,166,724千円となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は2,296,835千円となり、主に短期借入金650,300千円、1年内返済予定の長期借入金594,744千円であります。
固定負債は2,758,220千円となり、主に長期借入金2,352,587千円であります。その結果、負債総額は5,055,056千円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は3,111,667千円となりました。これは主に資本剰余金が699,485千円増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純損失24,300千円を計上したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、4,868千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。