四半期報告書-第7期第2四半期(平成31年2月1日-平成31年4月30日)

【提出】
2019/06/12 16:10
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。また、当社は、第1四半期連結会計期間から四半期連結財務諸表を作成しているため、比較情報を記載しておりません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の影響などの不確実性が懸念されるものの、企業収益や雇用・所得環境の改善によりゆるやかな回復基調となっております。
不動産市場におきましては、翌年に東京オリンピックを控え、都心を中心にホテル・商業施設の建設が増加するなど、土地の価格が上昇しており、新築マンションの供給件数は低調となっております。
一方で、日銀のマイナス金利政策や政府の住宅取得支援などを背景に中古マンション需要は高まっており、平成30年11月から平成31年4月の首都圏中古マンション成約件数は19,920件と前年同期比で884件増加と堅調に推移しております。
このような事業環境のもと、当社は「RENOSY(リノシー)」の会員数獲得のための広告宣伝及び人財確保のための投資等により、当第2四半期累計期間において過去最高の販売件数を達成することとなりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高16,751,244千円、営業利益は334,694千円、経常利益は266,743千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は147,693千円となりました。
なお、当社グループは、「RENOSY(リノシー)」事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
資産・負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は4,661,419千円となり、主に現金及び預金2,979,421千円、販売用不動産1,051,716千円であります。固定資産は5,754,008千円となり、主にのれん1,763,727千円、ソフトウエア仮勘定1,110,117千円、顧客関連資産769,333千円であります。この結果、総資産は10,415,428千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は3,265,149千円となり、主に短期借入金1,326,900千円、1年内返済予定の長期借入金679,181千円であります。
固定負債は3,860,732千円となり、主に長期借入金2,752,438千円であります。その結果、負債総額は7,125,881千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は3,289,546千円となり、前事業年度末に比べ852,803千円増加しました。これは主に、資本剰余金が699,485千円増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益147,693千円を計上したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,978,570千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は449,217千円となりました。これは主に、事業規模の拡大に伴い、たな卸資産の増加による支出626,061千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、2,582,411千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,530,895千円、無形固定資産の取得による支出585,873千円、有形固定資産の取得による支出345,669千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、3,991,258千円となりました。これは主に、長期借入による収入3,145,370千円、短期借入金の純増額1,073,300千円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、16,274千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。