四半期報告書-第14期第3四半期(令和2年2月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/06/19 15:30
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出の弱含みや製造業を中心に弱さが増した状態が続き、米中の通商問題を巡る動向などの不安定な状況にある中、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行をきっかけに急激に悪化しました。
このような環境の中、当社グループは新型コロナウイルス感染症の日本国内での流行初期より緊急事態宣言の発令を見据えた対策を迅速に実施し、「IPディベロッパー」戦略のもと、IPを軸としたイベントや音楽ライブを無観客で開催しオンラインで配信するなど、オンラインを中心としたビジネスを展開してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高25,224,257千円(前年同四半期比7.2%増)、営業利益2,214,663千円(前年同四半期比11.4%減)、経常利益2,205,477千円(前年同四半期比12.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,230,646千円(前年同四半期比15.1%減)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
また、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
1.デジタルIP事業
当第3四半期連結累計期間におけるデジタルIP事業のうち、TCG(トレーディングカードゲーム)部門は、コロナ禍により全体的に受注が減少する中、自社他社を問わず様々な有力IPを取り入れて展開するプラットフォーム型TCG「ヴァイスシュヴァルツ」が好調を維持しました。低年齢層向けTCG「バディファイト」(自社IP)は引き続き軟調に推移する一方、オリジナルのIPを中心として他の自社他社IPも取り入れながら展開するハイブリッド型の新しいTCG「Reバース for you」を3月に発売開始いたしました。
MOG(モバイルオンラインゲーム)部門においては、2月に「ロストディケイド」(他社IP・自社配信)、3月に「クレヨンしんちゃん ちょ~嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!! Z」(他社IP・自社配信)、4月に「ヴァンガードZERO」(自社IP・自社配信)の英語版をリリースいたしました。また、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(自社IP・他社配信)は3月に3周年のキャンペーンを軸としたメディアミックスを展開して、「バンドリ!」プロジェクト第4のリアルバンド「Morfonica」の初公開とゲームへの実装も行い、トップラインは堅調に推移しました。しかしながら、一部タイトルの運営管理費が増加いたしました。
MD(マーチャンダイジング)部門においては、新型コロナウイルス感染症の中国での流行に伴い、中国で生産を行う商品の製造・納品への影響が懸念されましたが、限定的な影響に留まりました。しかしながら、リアルイベントの中止が相次ぎ、販売機会の逸失が発生いたしました。一方、ECショップを通じた、当社音楽部門にて開催を予定していた音楽ライブに関するグッズの販売が、売上を下支えいたしました。
メディア部門においては1月より放送のTVアニメ「BanG Dream! 3rd Season」及び4月より放送のTVアニメ「アルゴナビス from BanG Dream!」に係る償却費が増加いたしました。
これらの結果、売上高18,241,660千円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント利益1,368,017千円(前年同四半期比5.0%減)となりました。
2.ライブIP事業
当第3四半期連結累計期間におけるライブIP事業のうち、音楽部門は新規IPである「D4DJ」(自社IP)では無観客ライブ「ロストディケイド & D4DJ Groovy Mix Presents ONLINE LIVE」を開催し、初のアルバム「Direct Drive!」を発売いたしました。また、「バンドリ!」(自社IP)では「BanG Dream! 3rd Season」と「アルゴナビス from BanG Dream!」の2つのTVアニメを中心としたメディアミックスを展開し、4月にはNHK-FMにて「今日は一日“バンドリ!”三昧」が放送され関連ハッシュタグがTwitterの世界トレンド1位を獲得する等、継続的に大きな話題を提供することができました。また、2月には「バンドリ!」の音楽ライブ「Rausch」と「Craziness」を開催し、2日間で31,055人を動員いたしましたが、3月以降はオフラインでの音楽ライブやイベントを延期・中止したため、チケット売上が減少いたしました。
スポーツ部門においては、新日本プロレスは2月までは「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」、「THE NEW BEGINNING in OSAKA」などビッグマッチをはじめ興行を実施したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で3月以降の興行を中止したため興行売上が減少いたしました。このような情勢の中、「新日本プロレスTogetherプロジェクト」と銘打ち、選手、スタッフが「今できること」を形にしたプロモーションを展開し、動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で多数の動画を制作・配信するなど、プロレスというコンテンツの情報発信を継続いたしました。
これらの結果、売上高6,982,527千円(前年同四半期比10.9%増)、セグメント利益829,974千円(前年同四半期比24.7%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は34,970,432千円となり、前連結会計年度末に比べ10,833,689千円増加致しました。これは主に現金及び預金が8,984,273千円、投資有価証券が954,100千円それぞれ増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は21,437,579千円となり、前連結会計年度末に比べ9,206,683千円増加致しました。これは主に買掛金が782,663千円減少した一方で、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け2020年3月に8,050,000千円の借入を行った結果、1年内返済予定の長期借入金が2,445,603千円、長期借入金が7,520,545千円それぞれ増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は13,532,853千円となり、前連結会計年度末に比べ1,627,006千円増加致しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,230,646千円増加したことによるもの、当社普通株式の東京証券取引所マザーズへの上場に伴い、当社普通株式367,400株のオーバーアロットメントによる売出しを行ったことにより資本金及び資本準備金がそれぞれ319,417千円ずつ増加したこと及び新株予約権(ストックオプション)の行使により、資本金及び資本準備金がそれぞれ11,025千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は、次のとおりであります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、主力事業であるライブIP事業において、新日本プロレスの興行、音楽ライブ及びイベントの延期・中止の対応をとっております。
一方で、デジタルIP事業の強化を進める良い機会ととらえて、事業のデジタルシフトが重要課題と捉えております。このような課題に対応するため、ライブIP事業においてイベントを予定していた日のオンライン上のイベントの開催、オンラインライブ及び電子書籍といったオンライン上のサービスを開発することで、事業のデジタルシフトに努めてまいります。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において研究開発費は、デジタルIP事業では20,000千円となり、ライブIP事業では該当事項はありません。
当社グループにおいては、現在のエンターテイメント市場に則したあらゆるユーザーのニーズにすばやく対応していくために、積極的に研究開発に取り組んでおります。
また潮流と本質をとらえ、型にはめずに挑戦し、革新的エンターテイメントで世界を代表する会社を創るという基本方針のもと、良質なIPの開発・獲得に力を入れており、特にトレーディングカードゲームとモバイルオンラインゲームにおいて、新しい製品を市場に送り出すための積極的な企画開発・製作活動を行っております。

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