有価証券報告書-第64期(2025/07/01-2026/06/30)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に緩やかな景気回復基調が続いております。一方で、中東情勢の影響や為替相場を含む金融資本市場の変動、物価上昇の継続などにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
鶏肉業界におきましては、主要製造コストである飼料原料価格が緩やかに下落している一方、その他人件費等の製造コストの上昇が継続しております。こうしたコスト構造の変化に加え、足元では鶏肉相場が軟化していることから、今後の事業環境は厳しい局面が見込まれます。
このような経営環境のもと、当社グループは、飼料製造段階から、飼育、鶏肉生産・加工までの全てをグループ内で行っていくことにより、様々なお客さまのニーズに応えることを目指しております。
このような状況の中、当社グループの業績は、売上高292億44百万円(前期比10.7%増)となりました。利益面につきましては、営業利益39億5百万円(同84.1%増)、経常利益40億98百万円(同88.7%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は29億25百万円(同70.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.食品
食品事業では、将来の生産能力増強及び効率化・省力化を企図した肥育施設の改修投資を実施し、増産体制構築のための設備投資を順次進めております。
このような状況下、主要取引先向けの販売が順調に推移したことに加えて、鶏肉相場が堅調に推移した結果、売上高は246億74百万円(前期比11.2%増)となりました。利益面につきましては、業務の効率化及び諸経費の削減等を推進したことに加えて、肥育コストが下落したため、セグメント利益33億32百万円(同121.7%増)となりました。
b.外食
外食事業におきましては、2025年に3店舗、2026年に1店舗のKFC店舗を出店した結果、売上高は41億12百万円(前期比9.3%増)となりました。利益面では新店舗が費用先行したことに加え、原材料費および人件費等の増加を受けて、セグメント利益2億30百万円(同13.1%減)となりました。
c.エネルギー
再生可能エネルギーの製造及び販売をおこなっております。売上高は4億57百万円(前期比4.0%減)、セグメント利益は3億41百万円(同2.9%減)となりました。
なお、全体としての財政状態については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 財政状態の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は104億12百万円となり、前連結会計年度末と比較して26億79百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、48億85百万円の資金増加(前期は29億15百万円の資金増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が40億93百万円、減価償却費が18億15百万円、法人税等の支払額が9億45百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、15億34百万円の資金減少(前期は17億19百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が15億21百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、6億71百万円の資金減少(前期は5億78百万円の資金減少)となりました。これは、主に配当金の支払額が6億31百万円あったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、製品の性質上そのほとんどについて需要予測に基づく見込生産を行っております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ33億85百万円増加し、284億61百万円となりました。これは、主に現金及び預金が26億79百万円、建設仮勘定が7億26百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ9億2百万円増加し、43億76百万円となりました。これは、主に未払金が3億92百万円、未払法人税等が3億11百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ24億83百万円増加し、240億84百万円となりました。これは、主に利益剰余金が22億93百万円増加したことによるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の流動性の保持に必要な運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フローにより賄いました。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「食品」セグメントにおいて、肥育関連施設の新設及び加工工場の増強等9億円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金を充当する予定であります。
④ 経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は292億44百万円(前期比10.7%増)となりました。一方、業務の効率化及び諸経費の削減等をより一層推進したことに加えて、飼料原料価格が下落したため、売上原価は203億43百万円(前期比2.9%増)となり、売上原価率は前連結会計年度と比べ5.2ポイント下降し69.6%となりました。
この結果、営業利益は39億5百万円(前期比84.1%増)となりました。
売上高及び営業利益の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は40億98百万円(前期比88.7%増)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別損失5百万円は減損損失であります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は40億93百万円(前期比61.5%増)となり、法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引きした結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は29億25百万円(前期比70.0%増)となりました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に緩やかな景気回復基調が続いております。一方で、中東情勢の影響や為替相場を含む金融資本市場の変動、物価上昇の継続などにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
鶏肉業界におきましては、主要製造コストである飼料原料価格が緩やかに下落している一方、その他人件費等の製造コストの上昇が継続しております。こうしたコスト構造の変化に加え、足元では鶏肉相場が軟化していることから、今後の事業環境は厳しい局面が見込まれます。
このような経営環境のもと、当社グループは、飼料製造段階から、飼育、鶏肉生産・加工までの全てをグループ内で行っていくことにより、様々なお客さまのニーズに応えることを目指しております。
このような状況の中、当社グループの業績は、売上高292億44百万円(前期比10.7%増)となりました。利益面につきましては、営業利益39億5百万円(同84.1%増)、経常利益40億98百万円(同88.7%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は29億25百万円(同70.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.食品
食品事業では、将来の生産能力増強及び効率化・省力化を企図した肥育施設の改修投資を実施し、増産体制構築のための設備投資を順次進めております。
このような状況下、主要取引先向けの販売が順調に推移したことに加えて、鶏肉相場が堅調に推移した結果、売上高は246億74百万円(前期比11.2%増)となりました。利益面につきましては、業務の効率化及び諸経費の削減等を推進したことに加えて、肥育コストが下落したため、セグメント利益33億32百万円(同121.7%増)となりました。
b.外食
外食事業におきましては、2025年に3店舗、2026年に1店舗のKFC店舗を出店した結果、売上高は41億12百万円(前期比9.3%増)となりました。利益面では新店舗が費用先行したことに加え、原材料費および人件費等の増加を受けて、セグメント利益2億30百万円(同13.1%減)となりました。
c.エネルギー
再生可能エネルギーの製造及び販売をおこなっております。売上高は4億57百万円(前期比4.0%減)、セグメント利益は3億41百万円(同2.9%減)となりました。
なお、全体としての財政状態については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 財政状態の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は104億12百万円となり、前連結会計年度末と比較して26億79百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、48億85百万円の資金増加(前期は29億15百万円の資金増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が40億93百万円、減価償却費が18億15百万円、法人税等の支払額が9億45百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、15億34百万円の資金減少(前期は17億19百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が15億21百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、6億71百万円の資金減少(前期は5億78百万円の資金減少)となりました。これは、主に配当金の支払額が6億31百万円あったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 食品 | 18,881 | 3.2 |
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、製品の性質上そのほとんどについて需要予測に基づく見込生産を行っております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 食品 | 24,674 | 11.2 |
| 外食 | 4,112 | 9.3 |
| エネルギー | 457 | △4.0 |
| 合計 | 29,244 | 10.7 |
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| フードリンク株式会社 | 5,601 | 21.2 | 5,967 | 20.2 |
| 株式会社ニチレイフーズ | 4,670 | 17.7 | 5,254 | 17.8 |
| 日本ハム株式会社 | 2,313 | 8.8 | 3,911 | 13.2 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ33億85百万円増加し、284億61百万円となりました。これは、主に現金及び預金が26億79百万円、建設仮勘定が7億26百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ9億2百万円増加し、43億76百万円となりました。これは、主に未払金が3億92百万円、未払法人税等が3億11百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ24億83百万円増加し、240億84百万円となりました。これは、主に利益剰余金が22億93百万円増加したことによるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の流動性の保持に必要な運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フローにより賄いました。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「食品」セグメントにおいて、肥育関連施設の新設及び加工工場の増強等9億円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金を充当する予定であります。
④ 経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は292億44百万円(前期比10.7%増)となりました。一方、業務の効率化及び諸経費の削減等をより一層推進したことに加えて、飼料原料価格が下落したため、売上原価は203億43百万円(前期比2.9%増)となり、売上原価率は前連結会計年度と比べ5.2ポイント下降し69.6%となりました。
この結果、営業利益は39億5百万円(前期比84.1%増)となりました。
売上高及び営業利益の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は40億98百万円(前期比88.7%増)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別損失5百万円は減損損失であります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は40億93百万円(前期比61.5%増)となり、法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引きした結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は29億25百万円(前期比70.0%増)となりました。