有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調が続きました。一方で、物価上昇の継続や米国の政策動向による影響も懸念され、先行きの不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの事業に関連する建設業界は、企業収益の改善を背景に省力化・デジタル化に向けた設備投資などが維持される一方、建設資材価格や労務単価の上昇、労働力不足に課題がみられる状況です。
このような経済環境下にありまして、当社グループは、2023年3月期から2025年3月期にわたる第3次中期経営計画の経営数値目標を達成するため、「経営基盤の充実」「事業基盤の成長」「エンゲージメントの向上」を基本戦略とし、実行に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は314億24百万円(前連結会計年度比7.0%増)となりました。また、利益につきましては、売上総利益率の改善に伴い、営業利益は40億24百万円(同98.6%増)、経常利益は42億22百万円(同94.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億74百万円(同107.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
環境システム事業につきましては、都市再開発プロジェクトや工場設備投資の獲得、建物のCO2排出量削減に貢献する省エネルギー提案とメンテナンスの提供に努めてまいりました。この結果、新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は199億92百万円(前連結会計年度比20.5%増)となり、営業利益は47億89百万円(同53.8%増)となりました。
環境システム事業における完成工事高は195億92百万円(前連結会計年度比23.3%増)となり、新設工事が97億42百万円(同24.8%増)、既設工事が75億41百万円(同27.9%増)、保守工事が23億8百万円(同5.8%増)となりました。
また、環境システム事業における受注工事高は188億96百万円(同5.9%増)となり、新設工事が82億92百万円(同12.5%減)、既設工事が82億77百万円(同34.1%増)、保守工事が23億25百万円(同5.8%増)となりました。
管工機材事業につきましては、商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実による卸販売の拡大と、効率配送による物流コストの低減に努めてまいりました。この結果、売上高は114億31百万円(前連結会計年度比10.5%減)となり、営業利益は64百万円(前連結会計年度は4億81百万円の営業損失)となりました。
財政状態につきましては次のとおりであります。
(資産)
資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて28億73百万円増加し、資産合計は346億71百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が18億56百万円、商品及び製品が1億3百万円、建物及び構築物が1億44百万円、建設仮勘定が2億94百万円、投資有価証券が7億50百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が1億90百万円、有価証券が1億円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて2億26百万円増加し、負債合計は117億68百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、未払法人税等が3億2百万円、長期借入金が2億45百万円、繰延税金負債が1億37百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が4億6百万円、短期借入金が1億17百万円、未成工事受入金が1億11百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて26億46百万円増加し、純資産合計は229億2百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億22百万円、その他有価証券評価差額金が3億5百万円増加及び自己株式が1億20百万円減少したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、83億41百万円となり、前連結会計年度末より20億42百万円(32.4%)増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は35億42百万円(前連結会計年度比27.4%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、税金等調整前当期純利益41億52百万円、減価償却費3億2百万円、のれん償却額1億59百万円、売上債権の減少額3億11百万円、その他の流動負債の増加額2億46百万円、利息及び配当金の受取額1億25百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、受取利息及び受取配当金1億23百万円、棚卸資産の増加額1億71百万円、仕入債務の減少額4億6百万円、未成工事受入金の減少額1億11百万円、法人税等の支払額9億52百万円等によるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9億22百万円(前連結会計年度比9.5%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、有価証券の償還による収入5億円、定期預金の払戻による収入7億71百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、定期預金の預入による支出7億77百万円、有形固定資産の取得による支出7億34百万円、投資有価証券の取得による支出6億21百万円等によるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5億76百万円(前連結会計年度比207.7%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、短期借入れによる収入22億32百万円、長期借入れによる収入4億円等であり、支出の主な要因といたしましては、短期借入金の返済による支出22億50百万円、長期借入金の返済による支出2億54百万円、配当金の支払額6億51百万円等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.商品販売の状況
(a) 商品仕入実績
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.金額は仕入価格であります。
(b) 商品販売方法
当社グループは、設備工事業者向けと二次卸売業者向けの2つの販売経路をもち、その売上高構成比率は下記のとおりであります。
(c) 商品販売実績
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
b.工事の状況
(a) 受注工事高及び施工高の実績
ⓐ 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額が含まれております。従いまして、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。
2.期末繰越工事高の施工高は、未成工事支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。
3.当期施工高は、(当期完成工事高+期末繰越施工高-期首繰越施工高)に一致しております。
ⓑ 受注の方法
工事等の受注の方法は、特命と競争に大別されます。
(注)百分比は、請負金額比であります。
(b) 完成工事高
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.完成工事のうち、主なものは次のとおりであります。
前連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの
当連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの
3.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
(c) 手持工事高(2025年3月31日現在)
(注)手持工事のうち、請負金額5千万円以上の主なものは、次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの事業に関連する建設業界は、企業収益の改善を背景に省力化・デジタル化に向けた設備投資などが維持される一方、建設資材価格や労務単価の上昇、労働力不足に課題がみられる状況です。
このような環境下にありまして、売上高につきましては、環境システム事業における新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ20億49百万円増収の314億24百万円(前連結会計年度比7.0%増)となりました。
売上総利益につきましては、売上高総利益率が改善したことにより、前連結会計年度に比べ17億63百万円増益の91億78百万円(前連結会計年度比23.8%増)となりました。また、売上高総利益率は4.0ポイント上昇いたしました。
販売費及び一般管理費につきましては、ベースアップの実施を含む処遇改善等により人件費は増加しましたが、貸倒引当金繰入額の減少などにより、前連結会計年度に比べ2億34百万円減少の51億53百万円(前連結会計年度比4.3%減)となりました。
営業利益につきましては前連結会計年度に比べ19億97百万円増益の40億24百万円(前連結会計年度比98.6%増)となりました。
営業外損益につきましては、営業外収益に受取配当金1億4百万円、持分法による投資利益62百万円等、営業外費用に支払利息29百万円等を計上した結果、1億97百万円の収益(純額)となりました。
経常利益につきましては、前連結会計年度に比べ20億48百万円増益の42億22百万円(前連結会計年度比94.2%増)となりました。
特別損益につきましては、減損損失等の計上により69百万円の損失(純額)となり、以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前連結会計年度に比べ14億87百万円増益の28億74百万円(前連結会計年度比107.3%増)となりました。
なお、環境システム事業における受注工事高につきましては、前連結会計年度に比べ10億51百万円増加の188億96百万円(前連結会計年度比5.9%増)となりました。
当連結会計年度の財政状態につきましては、次のとおりであります。
資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて28億73百万円増加し、資産合計は346億71百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が18億56百万円、商品及び製品が1億3百万円、建物及び構築物が1億44百万円、建設仮勘定が2億94百万円、投資有価証券が7億50百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が1億90百万円、有価証券が1億円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。
負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて2億26百万円増加し、負債合計は117億68百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、未払法人税等が3億2百万円、長期借入金が2億45百万円、繰延税金負債が1億37百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が4億6百万円、短期借入金が1億17百万円、未成工事受入金が1億11百万円減少したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて26億46百万円増加し、純資産合計は229億2百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億22百万円、その他有価証券評価差額金が3億5百万円増加及び自己株式が1億20百万円減少したことによるものであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
環境システム事業につきましては、都市再開発プロジェクトや工場設備投資の獲得、建物のCO2排出量削減に貢献する省エネルギー提案とメンテナンスの提供に努めてまいりました。この結果、新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は199億92百万円(前連結会計年度比20.5%増)となり、営業利益は47億89百万円(同53.8%増)となりました。
環境システム事業における完成工事高は195億92百万円(前連結会計年度比23.3%増)となり、新設工事が97億42百万円(同24.8%増)、既設工事が75億41百万円(同27.9%増)、保守工事が23億8百万円(同5.8%増)となりました。
また、環境システム事業における受注工事高は188億96百万円(同5.9%増)となり、新設工事が82億92百万円(同12.5%減)、既設工事が82億77百万円(同34.1%増)、保守工事が23億25百万円(同5.8%増)となりました。
セグメント資産は、現金及び預金、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額並びに建設仮勘定等が増加したことにより前連結会計年度末に比べ9億24百万円増加の113億56百万円となりました。
管工機材事業につきましては、商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実による卸販売の拡大と、効率配送による物流コストの低減に努めてまいりました。この結果、売上高は114億31百万円(前連結会計年度比10.5%減)となりましたが、販売費及び一般管理費の減少による影響から、営業利益は64百万円(前連結会計年度は4億81百万円の営業損失)となりました。
セグメント資産は、商品及び製品、原材料等が増加し、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ2億32百万円減少の91億16百万円となりました。
各報告セグメントに配分していない全社資産につきましては、現金及び預金、投資有価証券等が増加し、有価証券等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ21億81百万円増加の141億98百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの事業に関連する建設業界では、大型再開発案件の継続と製造業の省力化に向けた設備投資需要の増加が期待されるものの、建設業就業者数の減少や建設資材価格の高騰が深刻化しており、厳しい経営環境は続くものと思われます。また、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載する要因が考えられます。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について
a.キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.契約債務
2025年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。
上記の表において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は長期借入金に含めております。
c.財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備資金や長期運転資金については長期借入金及びリース債務で調達しております。
2025年3月31日現在、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は20億50百万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計49億30百万円の当座貸越契約を締結しております(借入実行残高11億52百万円、借入未実行残高37億77百万円)。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、第3次中期経営計画(2022年度~2024年度)に沿って事業を推進しており、第3次中期経営計画の最終年度である2024年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。
売上高は、当連結会計年度に計画しました300億円に対して314億24百万円となりました。主な要因といたしましては、環境システム事業の新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したためであります。営業利益は、同30億円に対して40億24百万円となりました。主な要因といたしましては、原価管理の徹底により売上総利益が増加したためであります。なお、自己資本利益率は計画比5.6ポイント増の13.6%となりました。
なお、当社グループは、2025年度を初年度とする第4次中期経営計画(2025年度~2027年度)を策定し、2025年3月31日に公表いたしました。2027年度目標では売上高340億円、営業利益37億円、自己資本利益率10%以上を達成することを経営数値目標としております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調が続きました。一方で、物価上昇の継続や米国の政策動向による影響も懸念され、先行きの不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの事業に関連する建設業界は、企業収益の改善を背景に省力化・デジタル化に向けた設備投資などが維持される一方、建設資材価格や労務単価の上昇、労働力不足に課題がみられる状況です。
このような経済環境下にありまして、当社グループは、2023年3月期から2025年3月期にわたる第3次中期経営計画の経営数値目標を達成するため、「経営基盤の充実」「事業基盤の成長」「エンゲージメントの向上」を基本戦略とし、実行に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は314億24百万円(前連結会計年度比7.0%増)となりました。また、利益につきましては、売上総利益率の改善に伴い、営業利益は40億24百万円(同98.6%増)、経常利益は42億22百万円(同94.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億74百万円(同107.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
環境システム事業につきましては、都市再開発プロジェクトや工場設備投資の獲得、建物のCO2排出量削減に貢献する省エネルギー提案とメンテナンスの提供に努めてまいりました。この結果、新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は199億92百万円(前連結会計年度比20.5%増)となり、営業利益は47億89百万円(同53.8%増)となりました。
環境システム事業における完成工事高は195億92百万円(前連結会計年度比23.3%増)となり、新設工事が97億42百万円(同24.8%増)、既設工事が75億41百万円(同27.9%増)、保守工事が23億8百万円(同5.8%増)となりました。
また、環境システム事業における受注工事高は188億96百万円(同5.9%増)となり、新設工事が82億92百万円(同12.5%減)、既設工事が82億77百万円(同34.1%増)、保守工事が23億25百万円(同5.8%増)となりました。
管工機材事業につきましては、商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実による卸販売の拡大と、効率配送による物流コストの低減に努めてまいりました。この結果、売上高は114億31百万円(前連結会計年度比10.5%減)となり、営業利益は64百万円(前連結会計年度は4億81百万円の営業損失)となりました。
財政状態につきましては次のとおりであります。
(資産)
資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて28億73百万円増加し、資産合計は346億71百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が18億56百万円、商品及び製品が1億3百万円、建物及び構築物が1億44百万円、建設仮勘定が2億94百万円、投資有価証券が7億50百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が1億90百万円、有価証券が1億円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて2億26百万円増加し、負債合計は117億68百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、未払法人税等が3億2百万円、長期借入金が2億45百万円、繰延税金負債が1億37百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が4億6百万円、短期借入金が1億17百万円、未成工事受入金が1億11百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて26億46百万円増加し、純資産合計は229億2百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億22百万円、その他有価証券評価差額金が3億5百万円増加及び自己株式が1億20百万円減少したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、83億41百万円となり、前連結会計年度末より20億42百万円(32.4%)増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は35億42百万円(前連結会計年度比27.4%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、税金等調整前当期純利益41億52百万円、減価償却費3億2百万円、のれん償却額1億59百万円、売上債権の減少額3億11百万円、その他の流動負債の増加額2億46百万円、利息及び配当金の受取額1億25百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、受取利息及び受取配当金1億23百万円、棚卸資産の増加額1億71百万円、仕入債務の減少額4億6百万円、未成工事受入金の減少額1億11百万円、法人税等の支払額9億52百万円等によるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9億22百万円(前連結会計年度比9.5%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、有価証券の償還による収入5億円、定期預金の払戻による収入7億71百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、定期預金の預入による支出7億77百万円、有形固定資産の取得による支出7億34百万円、投資有価証券の取得による支出6億21百万円等によるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5億76百万円(前連結会計年度比207.7%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、短期借入れによる収入22億32百万円、長期借入れによる収入4億円等であり、支出の主な要因といたしましては、短期借入金の返済による支出22億50百万円、長期借入金の返済による支出2億54百万円、配当金の支払額6億51百万円等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.商品販売の状況
(a) 商品仕入実績
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 管工機材事業 | ||
| 特機類(千円) | 3,815,299 | 88.6 |
| 管・継手類(千円) | 3,287,128 | 92.3 |
| 弁類(千円) | 1,308,605 | 97.8 |
| その他商品(千円) | 1,174,050 | 86.7 |
| 小計(千円) | 9,585,083 | 90.8 |
| 環境システム事業 | ||
| 自動制御機器(千円) | 247,472 | 46.1 |
| 合計(千円) | 9,832,556 | 88.6 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.金額は仕入価格であります。
(b) 商品販売方法
当社グループは、設備工事業者向けと二次卸売業者向けの2つの販売経路をもち、その売上高構成比率は下記のとおりであります。
| 品目 | 販売経路 | 売上高構成比率(%) |
| 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | ||
| 特機類 管・継手類 弁類 その他 | ![]() | 57.7 42.3 |
| 合計 | 100 |
(c) 商品販売実績
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 管工機材事業 | ||
| 特機類(千円) | 4,753,334 | 87.4 |
| 管・継手類(千円) | 3,707,337 | 92.1 |
| 弁類(千円) | 1,490,807 | 96.5 |
| その他商品(千円) | 1,480,416 | 83.7 |
| 小計(千円) | 11,431,896 | 89.5 |
| 環境システム事業 | ||
| 自動制御機器(千円) | 399,712 | 56.1 |
| 合計(千円) | 11,831,609 | 87.7 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
b.工事の状況
(a) 受注工事高及び施工高の実績
ⓐ 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
| 区分 | 期首繰越 工事高 (千円) | 当期受注 工事高 (千円) | 計 (千円) | 当期完成 工事高 (千円) | 期末繰越工事高 | 当期施工高 (千円) | ||
| 手持工事高 (千円) | うち施工高 (千円) | |||||||
| (%) | ||||||||
| 新設工事 | 7,057,821 | 9,474,478 | 16,532,300 | 7,804,795 | 8,727,504 | 1.4 | 118,597 | 7,657,137 |
| 既設工事 | 2,220,780 | 6,173,322 | 8,394,103 | 5,897,899 | 2,496,204 | 4.0 | 98,793 | 5,881,031 |
| 保守工事 | 163,781 | 2,197,658 | 2,361,439 | 2,180,930 | 180,509 | 2.4 | 4,344 | 2,180,066 |
| 工事合計 | 9,442,383 | 17,845,459 | 27,287,843 | 15,883,625 | 11,404,218 | 1.9 | 221,735 | 15,718,235 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
| 区分 | 期首繰越 工事高 (千円) | 当期受注 工事高 (千円) | 計 (千円) | 当期完成 工事高 (千円) | 期末繰越工事高 | 当期施工高 (千円) | ||
| 手持工事高 (千円) | うち施工高 (千円) | |||||||
| (%) | ||||||||
| 新設工事 | 8,727,504 | 8,292,919 | 17,020,423 | 9,742,540 | 7,277,883 | 1.1 | 82,164 | 9,706,107 |
| 既設工事 | 2,496,204 | 8,277,788 | 10,773,992 | 7,541,742 | 3,232,250 | 3.2 | 104,142 | 7,547,091 |
| 保守工事 | 180,509 | 2,325,772 | 2,506,281 | 2,308,166 | 198,114 | 1.4 | 2,685 | 2,306,508 |
| 工事合計 | 11,404,218 | 18,896,479 | 30,300,698 | 19,592,449 | 10,708,248 | 1.8 | 188,993 | 19,559,707 |
(注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額が含まれております。従いまして、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。
2.期末繰越工事高の施工高は、未成工事支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。
3.当期施工高は、(当期完成工事高+期末繰越施工高-期首繰越施工高)に一致しております。
ⓑ 受注の方法
工事等の受注の方法は、特命と競争に大別されます。
| 期別 | 区分 | 特命(%) | 競争(%) | 計(%) |
| 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 新設工事 | 100.0 | 0.0 | 100.0 |
| 既設工事 | 98.8 | 1.2 | 100.0 | |
| 保守工事 | 50.3 | 49.7 | 100.0 | |
| 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 新設工事 | 100.0 | 0.0 | 100.0 |
| 既設工事 | 99.8 | 0.2 | 100.0 | |
| 保守工事 | 49.3 | 50.7 | 100.0 |
(注)百分比は、請負金額比であります。
(b) 完成工事高
| 期別 | 区分 | 官公庁(千円) | 民間(千円) | 合計(千円) |
| 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 新設工事 | 1,564,500 | 6,240,294 | 7,804,795 |
| 既設工事 | 2,557,084 | 3,340,814 | 5,897,899 | |
| 保守工事 | 1,091,950 | 1,088,980 | 2,180,930 | |
| 計 | 5,213,535 | 10,670,089 | 15,883,625 | |
| 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 新設工事 | 2,348,020 | 7,394,520 | 9,742,540 |
| 既設工事 | 3,179,979 | 4,361,763 | 7,541,742 | |
| 保守工事 | 1,179,872 | 1,128,294 | 2,308,166 | |
| 計 | 6,707,871 | 12,884,578 | 19,592,449 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.完成工事のうち、主なものは次のとおりであります。
前連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの
| 株式会社朝日工業社 | 弘前大学新病棟建設計装工事 |
| 株式会社朝日工業社 | Kアリーナホテル棟空調計画計装工事 |
| 三建設備工業株式会社 | 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築C-2街区計装工事 |
| 日比谷総合設備株式会社 | 西濃厚生病院施設整備事業計装工事 |
| 株式会社工成舎 | 教育文化会館改修空調設備計装工事その2 |
当連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの
| ダイダン株式会社 | (仮称)NISEKO H PROPERTIES PROJECT 新築計装工事 |
| 東洋熱工業株式会社 | 筑波大学附属病院病棟B改修計装工事 |
| 新菱冷熱工業株式会社 | 協和キリン㈱HB7棟建設計装工事 |
| 株式会社日立プラントサービス | ファナック㈱新中央テクニカルセンタ建設計装工事 |
| 東洋熱工業株式会社 | 愛知県新体育館整備・運営等事業計装工事 |
3.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
(c) 手持工事高(2025年3月31日現在)
| 区分 | 官公庁(千円) | 民間(千円) | 合計(千円) |
| 新設工事 | 2,094,257 | 5,183,626 | 7,277,883 |
| 既設工事 | 1,655,314 | 1,576,935 | 3,232,250 |
| 保守工事 | 28,588 | 169,526 | 198,114 |
| 計 | 3,778,159 | 6,930,088 | 10,708,248 |
(注)手持工事のうち、請負金額5千万円以上の主なものは、次のとおりであります。
| 東洋熱工業株式会社 | 東京エレクトロン宮城第3開発棟新築計装工事 | 2025年4月完成予定 |
| 株式会社精研 | 協和キリン㈱C地区倉庫棟建設計装工事(高崎) | 2025年5月完成予定 |
| 大成温調株式会社 | 東京辰巳国際水泳場(5)計装工事 | 2025年5月完成予定 |
| 株式会社朝日工業社 | (仮称)朝日工業社つくば新技術研究所新築計装工事 | 2025年9月完成予定 |
| 株式会社テクノ菱和 | Rapidus㈱クリーンルーム実装及び分析解析室設置計装工事 | 2026年3月完成予定 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの事業に関連する建設業界は、企業収益の改善を背景に省力化・デジタル化に向けた設備投資などが維持される一方、建設資材価格や労務単価の上昇、労働力不足に課題がみられる状況です。
このような環境下にありまして、売上高につきましては、環境システム事業における新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ20億49百万円増収の314億24百万円(前連結会計年度比7.0%増)となりました。
売上総利益につきましては、売上高総利益率が改善したことにより、前連結会計年度に比べ17億63百万円増益の91億78百万円(前連結会計年度比23.8%増)となりました。また、売上高総利益率は4.0ポイント上昇いたしました。
販売費及び一般管理費につきましては、ベースアップの実施を含む処遇改善等により人件費は増加しましたが、貸倒引当金繰入額の減少などにより、前連結会計年度に比べ2億34百万円減少の51億53百万円(前連結会計年度比4.3%減)となりました。
営業利益につきましては前連結会計年度に比べ19億97百万円増益の40億24百万円(前連結会計年度比98.6%増)となりました。
営業外損益につきましては、営業外収益に受取配当金1億4百万円、持分法による投資利益62百万円等、営業外費用に支払利息29百万円等を計上した結果、1億97百万円の収益(純額)となりました。
経常利益につきましては、前連結会計年度に比べ20億48百万円増益の42億22百万円(前連結会計年度比94.2%増)となりました。
特別損益につきましては、減損損失等の計上により69百万円の損失(純額)となり、以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前連結会計年度に比べ14億87百万円増益の28億74百万円(前連結会計年度比107.3%増)となりました。
なお、環境システム事業における受注工事高につきましては、前連結会計年度に比べ10億51百万円増加の188億96百万円(前連結会計年度比5.9%増)となりました。
当連結会計年度の財政状態につきましては、次のとおりであります。
資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて28億73百万円増加し、資産合計は346億71百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が18億56百万円、商品及び製品が1億3百万円、建物及び構築物が1億44百万円、建設仮勘定が2億94百万円、投資有価証券が7億50百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が1億90百万円、有価証券が1億円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。
負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて2億26百万円増加し、負債合計は117億68百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、未払法人税等が3億2百万円、長期借入金が2億45百万円、繰延税金負債が1億37百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が4億6百万円、短期借入金が1億17百万円、未成工事受入金が1億11百万円減少したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて26億46百万円増加し、純資産合計は229億2百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億22百万円、その他有価証券評価差額金が3億5百万円増加及び自己株式が1億20百万円減少したことによるものであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
環境システム事業につきましては、都市再開発プロジェクトや工場設備投資の獲得、建物のCO2排出量削減に貢献する省エネルギー提案とメンテナンスの提供に努めてまいりました。この結果、新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は199億92百万円(前連結会計年度比20.5%増)となり、営業利益は47億89百万円(同53.8%増)となりました。
環境システム事業における完成工事高は195億92百万円(前連結会計年度比23.3%増)となり、新設工事が97億42百万円(同24.8%増)、既設工事が75億41百万円(同27.9%増)、保守工事が23億8百万円(同5.8%増)となりました。
また、環境システム事業における受注工事高は188億96百万円(同5.9%増)となり、新設工事が82億92百万円(同12.5%減)、既設工事が82億77百万円(同34.1%増)、保守工事が23億25百万円(同5.8%増)となりました。
セグメント資産は、現金及び預金、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額並びに建設仮勘定等が増加したことにより前連結会計年度末に比べ9億24百万円増加の113億56百万円となりました。
管工機材事業につきましては、商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実による卸販売の拡大と、効率配送による物流コストの低減に努めてまいりました。この結果、売上高は114億31百万円(前連結会計年度比10.5%減)となりましたが、販売費及び一般管理費の減少による影響から、営業利益は64百万円(前連結会計年度は4億81百万円の営業損失)となりました。
セグメント資産は、商品及び製品、原材料等が増加し、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ2億32百万円減少の91億16百万円となりました。
各報告セグメントに配分していない全社資産につきましては、現金及び預金、投資有価証券等が増加し、有価証券等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ21億81百万円増加の141億98百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの事業に関連する建設業界では、大型再開発案件の継続と製造業の省力化に向けた設備投資需要の増加が期待されるものの、建設業就業者数の減少や建設資材価格の高騰が深刻化しており、厳しい経営環境は続くものと思われます。また、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載する要因が考えられます。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について
a.キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.契約債務
2025年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。
| 年度別要支払額(千円) | |||||
| 契約債務 | 合計 | 1年以内 | 1年超3年以内 | 3年超5年以内 | 5年超 |
| 短期借入金 | 1,152,700 | 1,152,700 | - | - | - |
| 長期借入金 | 483,684 | 154,008 | 329,676 | - | - |
| リース債務 | 414,060 | 55,762 | 107,590 | 68,337 | 182,369 |
上記の表において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は長期借入金に含めております。
c.財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備資金や長期運転資金については長期借入金及びリース債務で調達しております。
2025年3月31日現在、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は20億50百万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計49億30百万円の当座貸越契約を締結しております(借入実行残高11億52百万円、借入未実行残高37億77百万円)。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、第3次中期経営計画(2022年度~2024年度)に沿って事業を推進しており、第3次中期経営計画の最終年度である2024年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。
売上高は、当連結会計年度に計画しました300億円に対して314億24百万円となりました。主な要因といたしましては、環境システム事業の新設工事及び既設工事の完成工事高が増加したためであります。営業利益は、同30億円に対して40億24百万円となりました。主な要因といたしましては、原価管理の徹底により売上総利益が増加したためであります。なお、自己資本利益率は計画比5.6ポイント増の13.6%となりました。
なお、当社グループは、2025年度を初年度とする第4次中期経営計画(2025年度~2027年度)を策定し、2025年3月31日に公表いたしました。2027年度目標では売上高340億円、営業利益37億円、自己資本利益率10%以上を達成することを経営数値目標としております。
| 指標 | 2024年度 (計画) | 2024年度 (実績) | 2024年度 (計画比) | 2027年度 (計画) |
| 売上高 | 30,000百万円 | 31,424百万円 | 1,424百万円増 (4.7%増) | 34,000百万円 |
| 営業利益 | 3,000百万円 | 4,024百万円 | 1,024百万円増 (34.2%増) | 3,700百万円 |
| 自己資本利益率 | 8.0% | 13.6% | 5.6ポイント増 | 10%以上 |
