半期報告書-第96期(2024/04/01-2025/03/31)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化にともなう人流の回復やインバウンド需要の増加、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復の動きが見られました。しかし原材料およびエネルギー価格の高止まりや為替相場の変動等により、先行き不透明な状態が続きました。
食品業界においては、物価上昇によりお客様の生活防衛意識が高まり節約志向が強まる中で、販売競争が激化する等、厳しい経営環境が続きました。
このような中、当社グループは、中期経営計画「Challenge & Change for 100th! ~もっとおいしく、もっと便利に、もっと優しく、そしてもっと元気に!~」の優先課題であるブランド価値向上のため、お客様のニーズに応える健康志向や、簡便性・利便性といった機能を追求した製品の販売に注力しました。あわせて、シーチキンにおいては、販売促進活動の一つである「シーチキン食堂」のテレビコマーシャルと連携した「朝たん(=朝にたんぱく質を摂る)」等のメニュー提案により、さらなる製品の需要喚起とブランド価値の訴求に努めました。一方で主原材料や容器包装資材、エネルギー価格等の上昇により売上原価が増加したことから、一部の製品において価格改定を実施しました。
この結果、家庭用食品の販売は、価格改定による買い控え等の影響はありましたが、新価格の定着と健康志向や機能性を追求した製品や、明確な製品コンセプトを打ち出した製品がお客様に支持されたこと等により伸長しました。業務用食品の販売は、価格改定およびコンビニエンスストアや外食産業向けが伸長し、当中間連結会計期間の売上高は387億15百万円(前年同期比3.3%増)となりました。
利益面では、売上総利益の増加と販売奨励金等の減少により、営業利益は21億93百万円(同57.3%増)、受取配当金が増加したこと等により、経常利益は24億54百万円(同50.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は17億92百万円(同38.1%増)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
表:製品群別売上高(連結) (単位:千円、%)
「ツナ等」では、主力の油漬缶詰「シーチキンマイルド」は低調でしたが、「シーチキンLフレーク」や開けやすく後片付けが簡単なパウチタイプの「シーチキンSmile」シリーズが伸長し、売上高は前年同期比2.7%増加しました。
「デザート」では、主力の「朝からフルーツ」缶詰は低調でしたが、毎シーズン新製品を投入しラインアップを拡充している「朝からフルーツ」パウチシリーズが伸長し、売上高は同0.6%増加しました。
「パスタ&ソース」では、パスタは主力の結束タイプのスパゲッティ「ポポロスパ7分」や「ポポロスパ5分」が好調でした。ソースは主力のミートソース缶詰や、電子レンジ対応パウチを使用した「パパッとレンジパスタソース」シリーズが好調で、売上高は同5.3%増加しました。
「総菜」では、主力の「シャキッとコーン」シリーズは低調でしたが、さば・さんま・いわし調理品の健康シリーズや「ホームクッキング」パウチシリーズが伸長し、売上高は同2.6%増加しました。
「削りぶし・のり・ふりかけ類」では、かつおパックや味付けのりは低調でしたが、花かつおやきざみのりが好調でした。ふりかけは、ラインアップを拡充した「のり弁慶」や「天下無添ふりかけ」シリーズ等のふりかけや、「わかめ混ぜごはん」シリーズが伸長し、売上高は同10.5%増加しました。
「ギフト・その他食品」では、パスタやフルーツ関連のギフトは低調でしたが、電子レンジで簡単に調理可能な包装米飯「パパッとライス」が伸長し、売上高は同6.7%増加しました。
「業務用食品」では、コンビニエンスストアおよび外食産業向けの販売が好調で、売上高は同2.3%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、ペットフードの「無一物」シリーズや、新たに投入した「にゃんチュラルパウチ」シリーズが伸長し、売上高は同6.4%増加しました。
②財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末より14億92百万円増加して、678億58百万円となりました。これは主に、商品及び製品が9億24百万円、投資有価証券が5億87百万円減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が18億69百万円、現金及び預金が11億88百万円増加したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末より6億14百万円増加して、277億22百万円となりました。これは主に、未払金が21億48百万円、固定負債のその他が4億11百万円、長期借入金が3億25百万円減少したものの、流動負債のその他が16億85百万円、支払手形及び買掛金が13億64百万円、未払法人税等が3億69百万円増加したことによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末より8億77百万円増加して、401億36百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が6億9百万円減少したものの、利益剰余金が15億57百万円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の59.2%から59.1%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、11億88百万円増加し、19億85百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の営業活動により増加した資金は19億78百万円(前年同期は3億76百万円の増加)となりました。これは主に、未払金の減少があったものの、税金等調整前中間純利益や減価償却費の計上、仕入債務の増加があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の投資活動により減少した資金は3億8百万円(前年同期は4億49百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の財務活動により減少した資金は4億80百万円(前年同期は5億2百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済や配当金の支払があったことによるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、169,973千円です。なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載についての重要な変更はありません。
①経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化にともなう人流の回復やインバウンド需要の増加、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復の動きが見られました。しかし原材料およびエネルギー価格の高止まりや為替相場の変動等により、先行き不透明な状態が続きました。
食品業界においては、物価上昇によりお客様の生活防衛意識が高まり節約志向が強まる中で、販売競争が激化する等、厳しい経営環境が続きました。
このような中、当社グループは、中期経営計画「Challenge & Change for 100th! ~もっとおいしく、もっと便利に、もっと優しく、そしてもっと元気に!~」の優先課題であるブランド価値向上のため、お客様のニーズに応える健康志向や、簡便性・利便性といった機能を追求した製品の販売に注力しました。あわせて、シーチキンにおいては、販売促進活動の一つである「シーチキン食堂」のテレビコマーシャルと連携した「朝たん(=朝にたんぱく質を摂る)」等のメニュー提案により、さらなる製品の需要喚起とブランド価値の訴求に努めました。一方で主原材料や容器包装資材、エネルギー価格等の上昇により売上原価が増加したことから、一部の製品において価格改定を実施しました。
この結果、家庭用食品の販売は、価格改定による買い控え等の影響はありましたが、新価格の定着と健康志向や機能性を追求した製品や、明確な製品コンセプトを打ち出した製品がお客様に支持されたこと等により伸長しました。業務用食品の販売は、価格改定およびコンビニエンスストアや外食産業向けが伸長し、当中間連結会計期間の売上高は387億15百万円(前年同期比3.3%増)となりました。
利益面では、売上総利益の増加と販売奨励金等の減少により、営業利益は21億93百万円(同57.3%増)、受取配当金が増加したこと等により、経常利益は24億54百万円(同50.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は17億92百万円(同38.1%増)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
表:製品群別売上高(連結) (単位:千円、%)
| 製品群 | 前年同期 | 当第2四半期(中間期) | 増減 | |||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 率 | |||
| 製 品 | 家庭用食品 | ツナ等 | 17,468,140 | 46.6 | 17,931,010 | 46.3 | 462,870 | 2.7 |
| デザート | 2,763,528 | 7.4 | 2,779,196 | 7.2 | 15,668 | 0.6 | ||
| パスタ&ソース | 3,147,648 | 8.4 | 3,315,653 | 8.6 | 168,004 | 5.3 | ||
| 総菜 | 3,368,287 | 9.0 | 3,455,193 | 8.9 | 86,905 | 2.6 | ||
| 削りぶし・のり・ふりかけ類 | 1,701,062 | 4.5 | 1,879,602 | 4.9 | 178,539 | 10.5 | ||
| ギフト・その他食品 | 1,419,621 | 3.8 | 1,514,828 | 3.9 | 95,207 | 6.7 | ||
| 計 | 29,868,289 | 79.7 | 30,875,485 | 79.8 | 1,007,196 | 3.4 | ||
| 業務用食品 | 6,467,998 | 17.2 | 6,618,906 | 17.0 | 150,908 | 2.3 | ||
| ペットフード・バイオ他 | 973,994 | 2.6 | 1,036,028 | 2.7 | 62,033 | 6.4 | ||
| 計 | 37,310,281 | 99.5 | 38,530,420 | 99.5 | 1,220,138 | 3.3 | ||
| その他 | 173,540 | 0.5 | 185,039 | 0.5 | 11,499 | 6.6 | ||
| 合 計 | 37,483,822 | 100.0 | 38,715,459 | 100.0 | 1,231,637 | 3.3 | ||
「ツナ等」では、主力の油漬缶詰「シーチキンマイルド」は低調でしたが、「シーチキンLフレーク」や開けやすく後片付けが簡単なパウチタイプの「シーチキンSmile」シリーズが伸長し、売上高は前年同期比2.7%増加しました。
「デザート」では、主力の「朝からフルーツ」缶詰は低調でしたが、毎シーズン新製品を投入しラインアップを拡充している「朝からフルーツ」パウチシリーズが伸長し、売上高は同0.6%増加しました。
「パスタ&ソース」では、パスタは主力の結束タイプのスパゲッティ「ポポロスパ7分」や「ポポロスパ5分」が好調でした。ソースは主力のミートソース缶詰や、電子レンジ対応パウチを使用した「パパッとレンジパスタソース」シリーズが好調で、売上高は同5.3%増加しました。
「総菜」では、主力の「シャキッとコーン」シリーズは低調でしたが、さば・さんま・いわし調理品の健康シリーズや「ホームクッキング」パウチシリーズが伸長し、売上高は同2.6%増加しました。
「削りぶし・のり・ふりかけ類」では、かつおパックや味付けのりは低調でしたが、花かつおやきざみのりが好調でした。ふりかけは、ラインアップを拡充した「のり弁慶」や「天下無添ふりかけ」シリーズ等のふりかけや、「わかめ混ぜごはん」シリーズが伸長し、売上高は同10.5%増加しました。
「ギフト・その他食品」では、パスタやフルーツ関連のギフトは低調でしたが、電子レンジで簡単に調理可能な包装米飯「パパッとライス」が伸長し、売上高は同6.7%増加しました。
「業務用食品」では、コンビニエンスストアおよび外食産業向けの販売が好調で、売上高は同2.3%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、ペットフードの「無一物」シリーズや、新たに投入した「にゃんチュラルパウチ」シリーズが伸長し、売上高は同6.4%増加しました。
②財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末より14億92百万円増加して、678億58百万円となりました。これは主に、商品及び製品が9億24百万円、投資有価証券が5億87百万円減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が18億69百万円、現金及び預金が11億88百万円増加したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末より6億14百万円増加して、277億22百万円となりました。これは主に、未払金が21億48百万円、固定負債のその他が4億11百万円、長期借入金が3億25百万円減少したものの、流動負債のその他が16億85百万円、支払手形及び買掛金が13億64百万円、未払法人税等が3億69百万円増加したことによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末より8億77百万円増加して、401億36百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が6億9百万円減少したものの、利益剰余金が15億57百万円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の59.2%から59.1%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、11億88百万円増加し、19億85百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の営業活動により増加した資金は19億78百万円(前年同期は3億76百万円の増加)となりました。これは主に、未払金の減少があったものの、税金等調整前中間純利益や減価償却費の計上、仕入債務の増加があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の投資活動により減少した資金は3億8百万円(前年同期は4億49百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の財務活動により減少した資金は4億80百万円(前年同期は5億2百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済や配当金の支払があったことによるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、169,973千円です。なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載についての重要な変更はありません。