訂正有価証券報告書-第116期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2018/12/13 14:24
【資料】
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【項目】
122項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ29億84百万円増加して274億32百万円となりました。これは、マンション分譲事業におけるたな卸し資産の増加や、太陽光発電設備の設置等による有形固定資産の増加、またハワイの共同出資プロジェクトにおける収益計上等による投資その他の資産の増加等によるものであります。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ29億79百万円増加して152億18百万円となりました。これは、マンション分譲事業におけるプロジェクト資金や、建設事業ならびにソーラー事業における設備投資資金等の新規調達に係る借入金の増加等によるものであります。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ4百万円増加して122億13百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加等によるものであります。
(2)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度の売上高は、不動産販売事業において79億34百万円(マンション分譲で41億3百万円、土地建物で22億64百万円、注文住宅で15億65百万円)、アセットマネジメント事業において1億73百万円、建設事業において57億22万円、ソーラー事業において2億50百万円、その他において62百万円を計上し、全体では141億43百万円を計上いたしました(前連結会計年度は167億24百万円の売上高)。
② 営業損益
当連結会計年度の営業損益は、不動産販売事業において5億60百万円(マンション分譲で3億13百万円、土地建物で2億18百万円、注文住宅で29百万円)、建設事業において2億87百万円、ソーラー事業において73百万円、その他において28百万円の営業利益を計上したものの、アセットマネジメント事業において39百万円の営業損失を計上し、のれんの償却額1億97百万円や報告セグメントに帰属しない一般管理費等の全社費用7億56百万円があり、全体では43百万円の営業損失となりました(前連結会計年度は3億86百万円の営業利益)。
③ 経常損益
当連結会計年度の経常損益は、営業外収益における、貸付金等に係る受取利息4億28百万円の計上やハワイの出資プロジェクトにおける運用益8億37百万円の計上、営業外費用における、金融機関からの借入金に係る支払利息3億12百万円、一部の貸付金および貸付金利息に係る貸倒引当金4億69百万円の計上等により、5億16百万円の経常利益となりました(前連結会計年度は2億73百万円の経常利益)。
④ 親会社株主に帰属する当期純損益
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損益は、特別損失に、完成工事補償引当金繰入額41百万円や支払補償損失引当金繰入額23百万円、訴訟損失引当金繰入額20百万円の計上等があり、2億13百万円の親会社株主に帰属する当期純利益となりました(前連結会計年度は7百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。