有価証券報告書-第165期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。世界経済は、欧米の不安定な政情やアジア・中東で顕在化した地政学リスクの高まりなどにより、先行きは依然不透明な状況が続いております。
当繊維業界におきましても、国内外の大きな事業環境の変化、輸入原材料価格の高止まり、企業間競争の激化により、依然として厳しい環境にあります。
このような状況のもと、当社グループは、生産効率・収益率の改善、得意とする素材・加工の開発・販売を促進しました。その結果、当連結会計年度の売上高は、37億11百万円と前年同期と比べ3億96百万円(12.0%)の増収となりましたが、営業損失は、2億円(前連結会計年度は2億86百万円の損失)、経常損失は、1億71百万円(前連結会計年度は5億92百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は、1億37百万円(前連結会計年度は7億68百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①繊維事業
衣料用途においては、得意とする複合商品、高次加工商品は堅調に推移しました。資材用途においては、車輌資材関連、高機能繊維商品関連は堅調に推移しましたが、メキシコ連結子会社の品質対応による経費が増加しました。以上の結果、繊維事業全体における売上高は、32億44百万円と前年同期と比べ2億93百万円(10.0%)の増収となりました。セグメント損失は輸入原材料価格の高止まりやメキシコにかかる費用増により、2億56百万円(前年同期は3億25百万円の損失)となりました。
②機械製造販売業
機械製造販売業においては堅調に推移し、売上高は2億13百万円と前年同期と比べ93百万円(78.2%)の増収、セグメント利益は40百万円と前年同期に比べ20百万円(105.6%)の増益となりました。
③内装業
内装業においては堅調に推移し、売上高は2億53百万円と前年同期と比べ9百万円(3.7%)の増収、セグメント利益は6百万円と前年同期と比べ2百万円(57.9%)の増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は7億26百万円と前連結会計年度と比べて3億20百万円(30.6%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期損失が前年同期と比べ2億56百万円(33.7%)減少したものの、為替差損益が前年同期と比べ3億35百万円(100.2%)の減益、売上債権が前年同期と比べ2億20百万円(132.6%)の増加等があったことにより、85百万円と前年同期と比べ収入が1億87百万円(68.7%)の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が前年同期と比べ62百万円(65.6%)減少しましたが、定期預金の預入による支出が1億円増加したことにより、△1億27百万円と前年同期と比べ支出が34百万円(37.3%)の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出が前年と比べ8億96百万円(122.0%)増加したものの、短期借入による収入が13億67百万円あったことにより、△2億78百万円と前年同期と比べ支出が4億53百万円(62.0%)の減少となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は7億26百万円となり、前連結会計年度末と比べて3億20百万円の資金の減少となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3 上記の金額には消費税等は含まれていません。
(経営者の視点にによる経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、27億2百万円(前連結会計年度末は26億17百万円)となり、85百万円増加しました。これは、現金及び預金が2億20百万円減少したものの、土地売却益に見合った繰延税金資産等を3億85百万円を計上したことによるものです。また、固定資産の残高は18億24百万円(前連結会計年度末は19億20百万円)となり、95百万円減少しました。これは主に減価償却費の計上によるものです。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、25億56百万円(前連結会計年度末は11億28百万円)となり、14億28百万円増加しました。これは、短期借入金の増加12億60百万円、事業整理損失引当金の計上3億33百万円等によるものです。また、固定負債の残高は7億53百万円(前連結会計年度末は21億9百万円)となり、13億55百万円減少しました。これは、長期借入金の減少13億24百万円等によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、12億17百万円(前連結会計年度末は12億99百万円)となり、82百万円の減少となりました。これは、主に当期純損失の計上によるものです。
(2)経営成績の分析
当企業グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高37億11百万円(前年同期比12.0%増)、経常損失1億71百万円(前連結会計年度は5億92百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損失が1億37百万円(前連結会計年度は7億68百万円の損失)となりました。なお、セグメント別の分析は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
(3)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
翌連結会計年度のキャッシュ・フローの見通しにつきましては、当連結会計年度と比べ増益を見込んでおり、営業活動から得られるキャッシュ・フローは増加する見込みであります。また投資活動から得られるキャッシュ・フローは、固定資産の譲渡及びメキシコ子会社の売却により当連結会計年度より増加する見込みであります。財務活動により使用するキャッシュ・フローは、借入金の返済等の支出で、当連結会計年度より増加することを見込んでおりますが、翌連結会計年度の現金及び現金同等物の残高については、当連結会計年度を上回る見込みであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。世界経済は、欧米の不安定な政情やアジア・中東で顕在化した地政学リスクの高まりなどにより、先行きは依然不透明な状況が続いております。
当繊維業界におきましても、国内外の大きな事業環境の変化、輸入原材料価格の高止まり、企業間競争の激化により、依然として厳しい環境にあります。
このような状況のもと、当社グループは、生産効率・収益率の改善、得意とする素材・加工の開発・販売を促進しました。その結果、当連結会計年度の売上高は、37億11百万円と前年同期と比べ3億96百万円(12.0%)の増収となりましたが、営業損失は、2億円(前連結会計年度は2億86百万円の損失)、経常損失は、1億71百万円(前連結会計年度は5億92百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は、1億37百万円(前連結会計年度は7億68百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①繊維事業
衣料用途においては、得意とする複合商品、高次加工商品は堅調に推移しました。資材用途においては、車輌資材関連、高機能繊維商品関連は堅調に推移しましたが、メキシコ連結子会社の品質対応による経費が増加しました。以上の結果、繊維事業全体における売上高は、32億44百万円と前年同期と比べ2億93百万円(10.0%)の増収となりました。セグメント損失は輸入原材料価格の高止まりやメキシコにかかる費用増により、2億56百万円(前年同期は3億25百万円の損失)となりました。
②機械製造販売業
機械製造販売業においては堅調に推移し、売上高は2億13百万円と前年同期と比べ93百万円(78.2%)の増収、セグメント利益は40百万円と前年同期に比べ20百万円(105.6%)の増益となりました。
③内装業
内装業においては堅調に推移し、売上高は2億53百万円と前年同期と比べ9百万円(3.7%)の増収、セグメント利益は6百万円と前年同期と比べ2百万円(57.9%)の増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は7億26百万円と前連結会計年度と比べて3億20百万円(30.6%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期損失が前年同期と比べ2億56百万円(33.7%)減少したものの、為替差損益が前年同期と比べ3億35百万円(100.2%)の減益、売上債権が前年同期と比べ2億20百万円(132.6%)の増加等があったことにより、85百万円と前年同期と比べ収入が1億87百万円(68.7%)の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が前年同期と比べ62百万円(65.6%)減少しましたが、定期預金の預入による支出が1億円増加したことにより、△1億27百万円と前年同期と比べ支出が34百万円(37.3%)の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出が前年と比べ8億96百万円(122.0%)増加したものの、短期借入による収入が13億67百万円あったことにより、△2億78百万円と前年同期と比べ支出が4億53百万円(62.0%)の減少となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は7億26百万円となり、前連結会計年度末と比べて3億20百万円の資金の減少となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生 産 高(千m) | 前年同期比(%) | ||
| 繊維事業 | 8,134 | △7.6 | ||
| 機械製造販売業 | ― | ― | ||
| 内装業 | ― | ― | ||
| 合計 | 8,134 | △7.6 |
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 繊維事業 | 2,082,037 | 13.1 | 240,828 | △0.2 |
| 機械製造販売業 | 221,401 | 89.9 | 120,609 | 107 |
| 内装業 | 275,873 | △14.8 | 4,837 | △86.8 |
| 合 計 | 2,579,311 | 10.6 | 366,274 | 8.9 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) | ||
| 繊維事業 | 3,244,375 | 10.0 | ||
| 機械製造販売業 | 213,541 | 78.2 | ||
| 内装業 | 253,280 | 3.7 | ||
| 合計 | 3,711,196 | 12.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 蝶理株式会社 | 475,847 | 14.4 | 637,549 | 17.2 |
3 上記の金額には消費税等は含まれていません。
(経営者の視点にによる経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、27億2百万円(前連結会計年度末は26億17百万円)となり、85百万円増加しました。これは、現金及び預金が2億20百万円減少したものの、土地売却益に見合った繰延税金資産等を3億85百万円を計上したことによるものです。また、固定資産の残高は18億24百万円(前連結会計年度末は19億20百万円)となり、95百万円減少しました。これは主に減価償却費の計上によるものです。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、25億56百万円(前連結会計年度末は11億28百万円)となり、14億28百万円増加しました。これは、短期借入金の増加12億60百万円、事業整理損失引当金の計上3億33百万円等によるものです。また、固定負債の残高は7億53百万円(前連結会計年度末は21億9百万円)となり、13億55百万円減少しました。これは、長期借入金の減少13億24百万円等によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、12億17百万円(前連結会計年度末は12億99百万円)となり、82百万円の減少となりました。これは、主に当期純損失の計上によるものです。
(2)経営成績の分析
当企業グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高37億11百万円(前年同期比12.0%増)、経常損失1億71百万円(前連結会計年度は5億92百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損失が1億37百万円(前連結会計年度は7億68百万円の損失)となりました。なお、セグメント別の分析は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
(3)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
翌連結会計年度のキャッシュ・フローの見通しにつきましては、当連結会計年度と比べ増益を見込んでおり、営業活動から得られるキャッシュ・フローは増加する見込みであります。また投資活動から得られるキャッシュ・フローは、固定資産の譲渡及びメキシコ子会社の売却により当連結会計年度より増加する見込みであります。財務活動により使用するキャッシュ・フローは、借入金の返済等の支出で、当連結会計年度より増加することを見込んでおりますが、翌連結会計年度の現金及び現金同等物の残高については、当連結会計年度を上回る見込みであります。