有価証券報告書-第166期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。世界経済は、米中間の通商問題の動向に伴う中国経済等の減速懸念の高まりなどにより、先行きは依然不透明な状況が続いております。
当繊維業界におきましても、国内外の大きな事業環境の変化、輸入原材料価格の高止まり、企業間競争の激化により、依然として厳しい環境にあります。
その結果、当連結会計年度の売上高は、33億75百万円と前年同期と比べ3億35百万円(9.0%)の減収となった結果、営業損失は、3億8百万円(前連結会計年度は2億円の損失)、経常損失は、2億79百万円(前連結会計年度は1億71百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は、2億96百万円(前連結会計年度は1億37百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①繊維事業
衣料用途においては、得意とする複合商品、合繊アウターは堅調に推移しました。資材用途においては、高機能繊維商品関連は堅調に推移しました。一方で車輌資材関連は、主力車種の車両シート材が生産終了となり大幅な減少となりました。
以上の結果、繊維事業全体における売上高は、28億53百万円(前年同期比12.0%減)、営業損失は3億72百万円(前年同期は2億56百万円の損失)となりました。
②機械製造販売業
機械製造販売業においては堅調に推移し、売上高は2億53百万円(前年同期比18.5%増)、営業利益は39百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
③内装業
内装業においては堅調に推移し、売上高は2億69百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は15百万円(前年同期比128.5%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における営業活動によるキャッシュ・フローは、78百万円の資金の減少となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益6億94百万円、売上債権の減少1億92百万円、棚卸資産の減少1億25百万円などによる増加があったものの、有形固定資産売却益13億72百万円の計上などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、17億27百万円の資金の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の売却による収入13億77百万円、関係会社株式の売却による収入3億80百万円などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、9億54百万円の資金の減少となりました。主な要因は、短期借入金の返済による支出8億70百万円、長期借入金の返済による支出69百万円などによるものです。
以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は14億19百万円となり、前連結会計年度末と比べて6億93百万円の資金の増加となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には消費税等は含まれていません。
3 相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が10%を超える相手先がいないため、主な相手先に対する
販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合の記載は省略しております。
(経営者の視点にによる経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、26億69百万円(前連結会計年度末は23億17百万円)となり、3億51百円増加しました。これは、受取手形が1億15百万円、売掛金が1億42百万円減少したものの、現金及び預金が6億93百万円増加したことによるものです。また、固定資産の残高は9億30百万円(前連結会計年度末は21億58百万円)となり、12億27百万円減少しました。これは、主に海外子会社の株式譲渡が完了したこと等により、有形固定資産が8億36百万円減少したことによりものです。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、12億16百万円(前連結会計年度末は25億56百万円)となり、13億40百万円減少しました。これは、主に短期借入金の減少8億70百万円によるものです。また、固定負債の残高は6億75百万円(前連結会計年度末は7億2百万円)となり、27百万円減少しました。これは、主に長期借入金の減少69百万円によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、17億8百万円(前連結会計年度末は12億17百万円)となり、4億90百万円の増加となりました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものです。
(2)経営成績の分析
当企業グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高33億75百万円(前年同期比9.0%減)、経常損失2億79百万円(前連結会計年度は1億71百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純利益が2億96百万円(前連結会計年度は1億37百万円の損失)となりました。なお、セグメント別の分析は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
(3)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
当グループは、営業キャッシュ・フローの創出に努めることにより、安定した経営を実現し、企業価値のより一層の向上を図っております。
運転資金及び投資資金については、自己資金で対応することを基本的な方針とし、必要な都度、金融機関からの借入による資金調達を行い、資金の安定を図っております。
(4)事業等のリスクに記載した重要事等を解消するための対応策
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載の、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に対処すべく、連結財務諸表提出会社である当社は、国内工場統合による生産効率改善の推進、総経費の圧縮等の、経営緒施策を実施し、経営体質の改善を更に推し進めております。また、当社グループの収益と企業価値の最大化に資するため、経営資源を国内に集中させてまいります。海外メキシコ事業については、2019年3月1日付で、「海外子会社の株式譲渡完了に関するお知らせ」を開示したとおり、全株式を SAGE AUTOMOTIVE INTERIORS に譲渡いたしました。
また中期経営方針「We Go 130」の基本戦略「丸井織物×倉庫精練で全ての素材が提案対応できる高収益ミルコンバーターへの改革」などの施策を継続して強力に推進し、丸井織物株式会社との連携による織・染一貫加工商品の拡大と強化への取り組みを更に加速させるとともに、コスト削減及び業務効率化を徹底し、業績の早期回復に努めてまいります。
これらの対応策を実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下、「経営成績等」という。) の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。世界経済は、米中間の通商問題の動向に伴う中国経済等の減速懸念の高まりなどにより、先行きは依然不透明な状況が続いております。
当繊維業界におきましても、国内外の大きな事業環境の変化、輸入原材料価格の高止まり、企業間競争の激化により、依然として厳しい環境にあります。
その結果、当連結会計年度の売上高は、33億75百万円と前年同期と比べ3億35百万円(9.0%)の減収となった結果、営業損失は、3億8百万円(前連結会計年度は2億円の損失)、経常損失は、2億79百万円(前連結会計年度は1億71百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は、2億96百万円(前連結会計年度は1億37百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①繊維事業
衣料用途においては、得意とする複合商品、合繊アウターは堅調に推移しました。資材用途においては、高機能繊維商品関連は堅調に推移しました。一方で車輌資材関連は、主力車種の車両シート材が生産終了となり大幅な減少となりました。
以上の結果、繊維事業全体における売上高は、28億53百万円(前年同期比12.0%減)、営業損失は3億72百万円(前年同期は2億56百万円の損失)となりました。
②機械製造販売業
機械製造販売業においては堅調に推移し、売上高は2億53百万円(前年同期比18.5%増)、営業利益は39百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
③内装業
内装業においては堅調に推移し、売上高は2億69百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は15百万円(前年同期比128.5%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における営業活動によるキャッシュ・フローは、78百万円の資金の減少となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益6億94百万円、売上債権の減少1億92百万円、棚卸資産の減少1億25百万円などによる増加があったものの、有形固定資産売却益13億72百万円の計上などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、17億27百万円の資金の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の売却による収入13億77百万円、関係会社株式の売却による収入3億80百万円などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、9億54百万円の資金の減少となりました。主な要因は、短期借入金の返済による支出8億70百万円、長期借入金の返済による支出69百万円などによるものです。
以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は14億19百万円となり、前連結会計年度末と比べて6億93百万円の資金の増加となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生 産 高(千m) | 前年同期比(%) | ||
| 繊維事業 | 8,134 | 0.0 | ||
| 機械製造販売業 | ― | ― | ||
| 内装業 | ― | ― | ||
| 合計 | 8,134 | 0.0 |
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 繊維事業 | 2,924,084 | △8.3 | 344,534 | 43.1 |
| 機械製造販売業 | 241,765 | 2.4 | 98,067 | △18.7 |
| 内装業 | 282,395 | 9.2 | 17,914 | 270.4 |
| 合 計 | 3,448,244 | △6.5 | 460,515 | 25.7 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) | ||
| 繊維事業 | 2,853,542 | △12.0 | ||
| 機械製造販売業 | 253,127 | 18.5 | ||
| 内装業 | 269,317 | 6.3 | ||
| 合計 | 3,375,987 | △9.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には消費税等は含まれていません。
3 相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が10%を超える相手先がいないため、主な相手先に対する
販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合の記載は省略しております。
(経営者の視点にによる経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、26億69百万円(前連結会計年度末は23億17百万円)となり、3億51百円増加しました。これは、受取手形が1億15百万円、売掛金が1億42百万円減少したものの、現金及び預金が6億93百万円増加したことによるものです。また、固定資産の残高は9億30百万円(前連結会計年度末は21億58百万円)となり、12億27百万円減少しました。これは、主に海外子会社の株式譲渡が完了したこと等により、有形固定資産が8億36百万円減少したことによりものです。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、12億16百万円(前連結会計年度末は25億56百万円)となり、13億40百万円減少しました。これは、主に短期借入金の減少8億70百万円によるものです。また、固定負債の残高は6億75百万円(前連結会計年度末は7億2百万円)となり、27百万円減少しました。これは、主に長期借入金の減少69百万円によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、17億8百万円(前連結会計年度末は12億17百万円)となり、4億90百万円の増加となりました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものです。
(2)経営成績の分析
当企業グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高33億75百万円(前年同期比9.0%減)、経常損失2億79百万円(前連結会計年度は1億71百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純利益が2億96百万円(前連結会計年度は1億37百万円の損失)となりました。なお、セグメント別の分析は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
(3)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
当グループは、営業キャッシュ・フローの創出に努めることにより、安定した経営を実現し、企業価値のより一層の向上を図っております。
運転資金及び投資資金については、自己資金で対応することを基本的な方針とし、必要な都度、金融機関からの借入による資金調達を行い、資金の安定を図っております。
(4)事業等のリスクに記載した重要事等を解消するための対応策
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載の、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に対処すべく、連結財務諸表提出会社である当社は、国内工場統合による生産効率改善の推進、総経費の圧縮等の、経営緒施策を実施し、経営体質の改善を更に推し進めております。また、当社グループの収益と企業価値の最大化に資するため、経営資源を国内に集中させてまいります。海外メキシコ事業については、2019年3月1日付で、「海外子会社の株式譲渡完了に関するお知らせ」を開示したとおり、全株式を SAGE AUTOMOTIVE INTERIORS に譲渡いたしました。
また中期経営方針「We Go 130」の基本戦略「丸井織物×倉庫精練で全ての素材が提案対応できる高収益ミルコンバーターへの改革」などの施策を継続して強力に推進し、丸井織物株式会社との連携による織・染一貫加工商品の拡大と強化への取り組みを更に加速させるとともに、コスト削減及び業務効率化を徹底し、業績の早期回復に努めてまいります。
これらの対応策を実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。