四半期報告書-第67期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/08 15:31
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢の改善や設備投資の増加を背景に、緩やかな回復基調が持続いたしました。しかしながら、米中の貿易摩擦による経済への影響などが懸念されており、先行きは不透明な状況が続くものと予想されます。
教育界においては、文部科学省から2017年3月に次期の「小・中学校学習指導要領」が告示されています。この学習指導要領では、育成を目指す資質・能力を「知識及び技能」、「思考力・判断力・表現力等」、「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱として整理するとともに、「主体的・対話的で深い学び」の視点から授業改善が求められています。さらに、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて「カリキュラム・マネジメント」の一層の確立が求められています。また、学習評価については、本年3月に「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について」が教育委員会などに通知されました。各学校・教育委員会等では、小学校では2020年度、中学校では2021年度からの新学習指導要領の全面実施に向けて、研修や研究、学習評価についての改善の検討が行われています。
一方、文部科学省は、長時間勤務が問題となっている教師の処遇改善を目指し、本年3月に「学校における働き方改革に関する取組の徹底について」を各教育委員会へ通知しました。策定したガイドラインでは、教員の時間外勤務の上限の目安時間を「月45時間、年360時間」と定めています。この通知では、変形労働時間制の導入や児童生徒の登下校時刻の見直し、学校徴収金の徴収・管理事務の負担軽減、外部人材の活用、ICTの導入による校務の効率化など、具体的な時間縮減例が示されています。
このような情勢を背景に、当社グループは主力である小学校図書教材においては、価格や付録などの厳しい競争が進むなか、基礎・基本の定着や活用する力の育成と評価を念頭に、教育現場のニーズに応えた改訂を行ってまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高4,957,695千円(前年同四半期比4.3%増)、経常利益996,602千円(前年同四半期比3.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益700,326千円(前年同四半期比5.6%増)となりました。
なお、当社グループの売上高において、第1四半期連結会計期間には、1学期品と上刊品、年刊品の売上高が計上されるため、他の四半期連結会計期間の売上高と比較して著しく高くなっております。また、営業費用においては売上高に比例した費用が発生していないため、他の四半期連結会計期間と比較して利益が多く計上されることになり、業績に季節的変動があります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①出版
小学校図書教材においては、教育現場の実態や動向を分析し、多様なニーズを的確に捉えたことにより、基礎・基本の確実な定着と思考力・判断力・表現力を確認できる教材が教育現場から支持を得ることができました。
テストなどの評価教材では、基礎・基本から活用までの学習内容が確実に確認できる企画や児童の読解力を見取る新企画が教育現場から好評を得ることができました。冊子型の教師用書では、授業やつまずいた児童へのサポートに活用できるデジタル教材の企画を採用し、児童の学力の定着と向上を図っております。また、テスト付属の得点集計ソフトによる採点処理業務の負担軽減など、教師の働き方改革を支援する企画も定着し、実績が増加いたしました。
ドリルなどの習熟教材では、基礎的な学習内容が着実に定着する企画に加え、ノート学習などの提案が受け入れられ、実績が増加いたしました。
社会科の学習教材では、児童が様々な資料や情報を活用する力を育むことをねらいとした企画を採用したことが功を奏し、「社会科資料集」の実績が増加いたしました。
また、新学習指導要領が先行実施されている特別活動の教材「楽しい学校生活」や道徳の教材「道徳ノート」、英語の教材の「Get Active!」、「英語プリント」は年間指導計画に基づいて各学校で活用されております。
中学校図書教材では、教育現場のニーズを的確に把握したことにより、「基礎から応用まで確認できるプリント教材」、「英語ノート」、「文法、漢字練習帳」の実績が増加いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は3,560,815千円(前年同四半期比5.1%増)、営業利益は1,037,893千円(前年同四半期比0.2%増)となりました。
②教具
小学校教材・教具においては、主力である「裁縫セット」では、児童の嗜好を捉えた斬新なデザインを投入したことなどにより、実績が増加いたしました。
家庭科布教材の「エプロン、ナップザック」では、多様化するデザインや学校現場の採択時期の変化もあり、実績が減少いたしました。
「書道セット」では、高品質の筆が受け入れられたことや用具を収納するバッグのデザインに工夫を凝らしたことにより、実績が増加いたしました。
栽培教材の「あさがおセット」では、安定した生育と観察のしやすさが受け入れられ、実績が増加いたしました。
中学校・高等学校向けの家庭科教材ブランド「クロッサム」では、新企画教材と新しいデザインが受け入れられ、実績が増加いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は1,396,880千円(前年同四半期比2.3%増)、営業利益は193,603千円(前年同四半期比15.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当社グループの第1四半期連結会計期間末の財政状態は、年間の売上に占める割合が他の四半期連結会計期間と比較すると高いうえに、小学校教材の売掛金の回収期限は学期末(7月末)精算を原則としているため、資産においては受取手形及び売掛金が増加し、たな卸資産が減少、また純資産においては利益剰余金が増加する等の季節的変動があります。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して、総資産は458,653千円増加して18,300,344千円、負債は107,150千円減少して4,649,009千円、純資産は565,803千円増加して13,651,335千円となりました。
資産の主な増減は、現金及び預金の減少709,004千円、受取手形及び売掛金の増加2,169,339千円、商品及び製品の減少1,038,531千円、仕掛品の増加176,036千円、投資有価証券の減少123,341千円であります。
負債の主な増減は、支払手形及び買掛金の減少315,498千円、未払法人税等の増加144,475千円であります。
また、純資産の主な増減は、利益剰余金の増加583,479千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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