四半期報告書-第107期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/12 11:52
【資料】
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【項目】
19項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態および経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き緩やかな回復基調にあるものの、輸出や生産に弱さがみられました。世界経済も全体として緩やかに回復していますが、中国経済の減速および米中貿易摩擦による影響がみられ、先行きに対する不透明感は一段と増してきております。
このような状況の中、当社グループは将来の発展に向けた土台を固める期間として、「中期経営計画Kureha's Challenge 2020」に取り組み、持続的な成長と企業価値向上を図っております。
当第3四半期連結累計期間は、前年同期比で減収となりましたが、本社別館の土地の売却益などのその他の収益の計上により増益となり、売上収益は前年同期比4.9%減の1,054億36百万円、営業利益は前年同期比85.4%増の257億68百万円、税引前四半期利益は前年同期比82.2%増の258億68百万円、四半期利益は前年同期比86.6%増の208億10百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比86.5%増の207億20百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
売 上 収 益営 業 利 益
前第3四半期当第3四半期増減前第3四半期当第3四半期増減
機能製品事業34,26431,431△2,8333,5723,258△313
化学製品事業20,43617,341△3,0942,6791,471△1,208
樹脂製品事業35,33733,989△1,3475,9125,700△211
建設関連事業7,8419,4861,645254608354
その他関連事業12,93113,1872551,3601,955595
調整額 (注)---11712,77312,655
連結合計110,811105,436△5,37413,89625,76811,871

(注) 営業利益の調整額には、報告セグメントに配分していないその他の収支が含まれております。詳細は、要約四半期連結財務諸表注記「5.セグメント情報」に記載しております。
① 機能製品事業
機能樹脂分野では、リチウムイオン二次電池用バインダ-向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上げが増加しましたが、PPS樹脂およびシェ-ルオイル・ガス掘削用途向けのPGA(ポリグリコ-ル酸)樹脂加工品などの売上げは減少し、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
炭素製品分野では、高温炉用断熱材向けの炭素繊維の売上げが減少し、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比8.3%減の314億31百万円となり、営業利益は前年同期比8.8%減の32億58百万円となりました。
② 化学製品事業
医薬・農薬分野では、慢性腎不全用剤「クレメジン」の医薬品の売上げが前年同期並みでしたが、農業・園芸用殺菌剤の売上げが減少し、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
工業薬品分野では、無機および有機薬品類の売上げが減少し、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比15.1%減の173億41百万円となり、営業利益は前年同期比45.1%減の14億71百万円となりました。
③ 樹脂製品事業
コンシューマー・グッズ分野では、家庭用ラップ「NEWクレラップ」およびフッ化ビニリデン釣糸「シーガー」の売上げが増加し、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。
業務用食品包装材分野では、熱収縮多層フィルム等の売上げが減少し、ブローボトル事業の譲渡を行ったこともあり、この分野での売上げ、営業利益はともに減少しました。
この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比3.8%減の339億89百万円となり、営業利益は前年同期比3.6%減の57億円となりました。
④ 建設関連事業
建設事業では、建築工事等の増加により、売上げ、営業利益はともに増加しました。
この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比21.0%増の94億86百万円となり、営業利益は前年同期比139.6%増の6億8百万円となりました。
⑤ その他関連事業
環境事業では、産業廃棄物処理の増加およびひめゆり総業㈱の新規連結により、売上げ、営業利益はともに増加しました。
運送事業では、売上げ、営業利益はともに前年同期並みとなりました。
病院事業では、売上げは増加しましたが、営業利益は前年同期並みとなりました。
この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比2.0%増の131億87百万円となり、営業利益は前年同期比43.8%増の19億55百万円となりました。
(財政状態の状況)
当第3四半期末の資産合計につきましては、前期末比172億92百万円増の2,646億44百万円となりました。流動資産は、現金及び現金同等物や棚卸資産の増加等により前期末比95億17百万円増の882億95百万円となりました。非流動資産は、いわき事業所等での設備投資に加え、新規連結およびIFRS16号「リース」の適用等により、有形固定資産が前期末比56億23百万円増の1,231億76百万円となり、前期末比77億74百万円増の1,763億48百万円となりました。
負債合計につきましては、前期末比21億21百万円増の873億5百万円となりました。これは、営業債務及びその他の債務は減少したものの、有利子負債が新規連結およびIFRS16号「リース」の適用等により、前期末比52億32百万円増の442億51百万円となったこと等によります。
資本合計につきましては、前期末比151億70百万円増の1,773億38百万円となりました。これは、親会社の所有者に帰属する四半期利益を207億20百万円計上する一方で、剰余金の配当を36億8百万円および自己株式の取得を45億87百万円実施するとともに、その他の資本の構成要素が減少したこと等によります。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは66億51百万円の収入となり、前年同期に比べ94億37百万円収入が減少しました。これは、棚卸資産の増加による支出が増加したこと、営業債務及びその他の債務の減少による支出が増加したこと、法人所得税の支払額が増加したこと等によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期80億94百万円の支出から、当第3四半期は80億35百万円の収入となりました。これは、有形固定資産及び無形資産の売却による収入が増加したことや、投資有価証券の売却による収入が増加したこと等によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは109億39百万円の支出となり、前年同期に比べ41億96百万円支出が増加しました。これは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額による収入が減少したことや、自己株式の取得による支出が増加したこと等によるものです。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第3四半期末残高は、前期末に比べ37億55百万円増加し、97億44百万円となりました。
(3) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,377百万円であります。

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