四半期報告書-第76期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきまして、活況な半導体市場を背景に半導体液晶部門の販売が増加したことにより、売上高は101億34百万円(前年同期比24.2%増)となりました。
営業利益については、前期より急騰している主要原材料の無水フッ酸について、当期に入り一旦下落に転じた後、再度上昇する動きを見せておりますが、無水フッ酸価格の急騰を受けた販売価格への転嫁を着実に進めた結果、9億49百万円(同6.9%増)となりました。
経常利益については、営業利益の増加に加え、原材料購入における為替リスクのヘッジを目的として取り組んでいるデリバティブ取引について、円安の進行により、前年同期を上回るデリバティブ評価益を計上したこと等により10億29百万円(同31.7%増)となりました。
その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億81百万円(同22.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、活況な半導体メモリ市場を背景に国内外ともに出荷量が大幅に増加したことに加え、販売価格への転嫁も寄与した結果、売上高は90億1百万円(前年同期比27.3%増)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格の急騰を受けた販売価格への転嫁を着実に進めたことにより、営業利益は9億52百万円(同6.7%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連、輸出入関連、容器関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は10億88百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
利益面では、軽油価格の上昇など運送コストは増加したものの、売上高の増加により、営業利益は2億23百万円(同13.1%増)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、次世代のがん治療であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験を進め
ており、前連結会計年度に引き続き治験における第Ⅱ相臨床試験の実施を含めた先行投資費用が発生した結果、営業損失が2億43百万円(前年同期は2億10百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を上回った結果、売上高は44百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は8百万円(同51.6%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は542億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億52百万円増加しました。主な要因は、運転資金および適正な水準の手元資金を確保するために借入を行った結果、現金及び預金が増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は214億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億9百万円増加しました。主な要因は、有利子負債の増加によるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は327億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億42百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金の増加によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、3億59百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきまして、活況な半導体市場を背景に半導体液晶部門の販売が増加したことにより、売上高は101億34百万円(前年同期比24.2%増)となりました。
営業利益については、前期より急騰している主要原材料の無水フッ酸について、当期に入り一旦下落に転じた後、再度上昇する動きを見せておりますが、無水フッ酸価格の急騰を受けた販売価格への転嫁を着実に進めた結果、9億49百万円(同6.9%増)となりました。
経常利益については、営業利益の増加に加え、原材料購入における為替リスクのヘッジを目的として取り組んでいるデリバティブ取引について、円安の進行により、前年同期を上回るデリバティブ評価益を計上したこと等により10億29百万円(同31.7%増)となりました。
その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億81百万円(同22.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、活況な半導体メモリ市場を背景に国内外ともに出荷量が大幅に増加したことに加え、販売価格への転嫁も寄与した結果、売上高は90億1百万円(前年同期比27.3%増)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格の急騰を受けた販売価格への転嫁を着実に進めたことにより、営業利益は9億52百万円(同6.7%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連、輸出入関連、容器関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は10億88百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
利益面では、軽油価格の上昇など運送コストは増加したものの、売上高の増加により、営業利益は2億23百万円(同13.1%増)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、次世代のがん治療であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験を進め
ており、前連結会計年度に引き続き治験における第Ⅱ相臨床試験の実施を含めた先行投資費用が発生した結果、営業損失が2億43百万円(前年同期は2億10百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を上回った結果、売上高は44百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は8百万円(同51.6%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は542億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億52百万円増加しました。主な要因は、運転資金および適正な水準の手元資金を確保するために借入を行った結果、現金及び預金が増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は214億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億9百万円増加しました。主な要因は、有利子負債の増加によるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は327億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億42百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金の増加によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、3億59百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。