四半期報告書-第77期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、半導体市場が活況であった前年同期に比べ、米中貿易摩擦などを背景に半導体液晶部門の輸出販売が減少したことにより、売上高は97億33百万円(前年同期比4.0%減)となりました。
利益面におきましては、主要原材料の無水フッ酸価格は足元では上昇に転じていますが、当第1四半期累計期間においては前年同期に比べ価格は比較的安定・低下し、売上高減少の影響を一部吸収した結果、営業利益は8億47百万円(同10.8%減)となりました。また、原材料購入における為替リスクのヘッジを目的として取り組んでいるデリバティブ取引について、前年同期に計上したデリバティブ評価益2億93百万円が、当第1四半期連結累計期間ではデリバティブ評価損29百万円を計上したことから、経常利益は7億54百万円(同26.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億66百万円(同19.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、米中貿易摩擦などを背景に輸出販売が減少したことにより、売上高は85億75百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格が前年同期と比較して低下したことにより、営業利益は9億55百万円(同0.3%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は11億20百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
利益面では、軽油価格の上昇など運送コストが増加したことにより、営業利益は1億66百万円(同25.7%減)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、次世代のがん治療であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験等の実施を含めた先行投資費用が発生した結果、営業損失が2億82百万円(前年同期は2億43百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を下回った結果、売上高は37百万円(前年同期比16.7%減)、営業利益は6百万円(同18.7%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は527億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億58百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金が減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は188億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億3百万円減少しました。主な要因は、支払手形及び買掛金、未払法人税等がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は339億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、3億99百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、半導体市場が活況であった前年同期に比べ、米中貿易摩擦などを背景に半導体液晶部門の輸出販売が減少したことにより、売上高は97億33百万円(前年同期比4.0%減)となりました。
利益面におきましては、主要原材料の無水フッ酸価格は足元では上昇に転じていますが、当第1四半期累計期間においては前年同期に比べ価格は比較的安定・低下し、売上高減少の影響を一部吸収した結果、営業利益は8億47百万円(同10.8%減)となりました。また、原材料購入における為替リスクのヘッジを目的として取り組んでいるデリバティブ取引について、前年同期に計上したデリバティブ評価益2億93百万円が、当第1四半期連結累計期間ではデリバティブ評価損29百万円を計上したことから、経常利益は7億54百万円(同26.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億66百万円(同19.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、米中貿易摩擦などを背景に輸出販売が減少したことにより、売上高は85億75百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格が前年同期と比較して低下したことにより、営業利益は9億55百万円(同0.3%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は11億20百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
利益面では、軽油価格の上昇など運送コストが増加したことにより、営業利益は1億66百万円(同25.7%減)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、次世代のがん治療であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治験等の実施を含めた先行投資費用が発生した結果、営業損失が2億82百万円(前年同期は2億43百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を下回った結果、売上高は37百万円(前年同期比16.7%減)、営業利益は6百万円(同18.7%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は527億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億58百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金が減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は188億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億3百万円減少しました。主な要因は、支払手形及び買掛金、未払法人税等がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は339億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、3億99百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。