四半期報告書-第79期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、半導体液晶部門においては、世界的に旺盛な半導体需要により国内・海外向けともに販売が増加しました。また、原子力関連施設で使用される濃縮ホウ素(ボロン10)の販売増加も寄与し、売上高は88億96百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
利益面におきましては、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響により前年同期に比べ上昇したものの、半導体液晶部門の出荷量増加等により、営業利益は12億91百万円(同46.1%増)、経常利益は12億82百万円(同52.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億2百万円(同67.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、世界的に旺盛な半導体需要により国内・海外向けともに販売が増加しました。また、原子力関連施設で使用される濃縮ホウ素(ボロン10)の販売増加も寄与し、売上高は77億8百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
利益面では、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響により前年同期に比べ上昇したものの、半導体液晶部門の出荷量増加等により、営業利益は14億1百万円(同62.2%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は11億41百万円(前年同期比11.5%増)となりました。
利益面では、軽油価格が前年同期に比べ上昇したものの、売上高の増加等の影響により、営業利益は1億93百万円(同48.2%増)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤について、前年同期は販売承認後の初回出荷であり、卸売業者の在庫分を含めた出荷を行ったため、売上高は7百万円(前年同期比93.0%減)、営業損失は1億82百万円(前年同期は1億15百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を下回った結果、売上高は38百万円(前年同期比20.2%減)、営業利益は2百万円(同59.0%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は566億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億9百万円増加しました。主な要因は、当社の連結子会社であるステラファーマ株式会社の新規上場に伴う公募増資等により、現金及び預金が31億53百万円増加したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は156億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億73百万円減少しました。主な要因は、長期借入金、未払法人税等がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は410億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億82百万円増加しました。主な要因は、当社の連結子会社であるステラファーマ株式会社の新規上場に伴う公募増資等により、資本剰余金が16億円、非支配株主持分が19億24百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1億70百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、半導体液晶部門においては、世界的に旺盛な半導体需要により国内・海外向けともに販売が増加しました。また、原子力関連施設で使用される濃縮ホウ素(ボロン10)の販売増加も寄与し、売上高は88億96百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
利益面におきましては、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響により前年同期に比べ上昇したものの、半導体液晶部門の出荷量増加等により、営業利益は12億91百万円(同46.1%増)、経常利益は12億82百万円(同52.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億2百万円(同67.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、世界的に旺盛な半導体需要により国内・海外向けともに販売が増加しました。また、原子力関連施設で使用される濃縮ホウ素(ボロン10)の販売増加も寄与し、売上高は77億8百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
利益面では、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響により前年同期に比べ上昇したものの、半導体液晶部門の出荷量増加等により、営業利益は14億1百万円(同62.2%増)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を上回った結果、売上高は11億41百万円(前年同期比11.5%増)となりました。
利益面では、軽油価格が前年同期に比べ上昇したものの、売上高の増加等の影響により、営業利益は1億93百万円(同48.2%増)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤について、前年同期は販売承認後の初回出荷であり、卸売業者の在庫分を含めた出荷を行ったため、売上高は7百万円(前年同期比93.0%減)、営業損失は1億82百万円(前年同期は1億15百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を下回った結果、売上高は38百万円(前年同期比20.2%減)、営業利益は2百万円(同59.0%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は566億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億9百万円増加しました。主な要因は、当社の連結子会社であるステラファーマ株式会社の新規上場に伴う公募増資等により、現金及び預金が31億53百万円増加したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は156億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億73百万円減少しました。主な要因は、長期借入金、未払法人税等がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は410億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億82百万円増加しました。主な要因は、当社の連結子会社であるステラファーマ株式会社の新規上場に伴う公募増資等により、資本剰余金が16億円、非支配株主持分が19億24百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1億70百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。