四半期報告書-第78期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、2019年7月に適用された韓国向け輸出管理の運用の見直しなどを背景に半導体液晶部門の輸出販売が減少したことにより、売上高は82億22百万円(前年同期比15.5%減)となりました。
利益面におきましては、高純度薬品事業では、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響において前年同期に比べ低下したものの、売上高減少の影響により減益となりました。一方、メディカル事業では、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤が、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頚部癌を効能・効果として製造販売承認を取得し、薬価基準に収載されたことにより販売を開始し売上高を計上するとともに、経費の節減に努めたことにより販売費及び一般管理費が減少し、営業損失が縮小しました。その結果、営業利益は8億84百万円(同4.3%増)、経常利益は8億41百万円(同11.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億79百万円(同2.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、2019年7月に適用された韓国向け輸出管理の運用の見直しなどを背景に輸出販売が減少したことにより、売上高は70億40百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格が前年同期と比較して低下したものの、売上高減少の影響により、営業利益は8億64百万円(同9.5%減)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を下回った結果、売上高は10億23百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
利益面では、韓国向けの取扱量減少および減価償却費の増加等の影響により、営業利益は1億30百万円(同21.4%減)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤が、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頚部癌を効能・効果として製造販売承認を取得し、薬価基準に収載されたことにより販売を開始し売上高を計上するとともに、経費の節減に努めたことにより販売費及び一般管理費が減少した結果、営業損失が1億15百万円(前年同期は2億82百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を上回った結果、売上高は48百万円(前年同期比29.1%増)、営業利益は5百万円(同24.0%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は517億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億41百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金が減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は173億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億15百万円減少しました。主な要因は、長期借入金、役員退職慰労引当金がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は344億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億26百万円減少しました。主な要因は、自己株式が増加、為替換算調整勘定が減少したことによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1億93百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績におきましては、2019年7月に適用された韓国向け輸出管理の運用の見直しなどを背景に半導体液晶部門の輸出販売が減少したことにより、売上高は82億22百万円(前年同期比15.5%減)となりました。
利益面におきましては、高純度薬品事業では、主要原材料の無水フッ酸価格が、中国市場の需給等の影響において前年同期に比べ低下したものの、売上高減少の影響により減益となりました。一方、メディカル事業では、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤が、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頚部癌を効能・効果として製造販売承認を取得し、薬価基準に収載されたことにより販売を開始し売上高を計上するとともに、経費の節減に努めたことにより販売費及び一般管理費が減少し、営業損失が縮小しました。その結果、営業利益は8億84百万円(同4.3%増)、経常利益は8億41百万円(同11.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億79百万円(同2.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、主力である半導体液晶部門において、2019年7月に適用された韓国向け輸出管理の運用の見直しなどを背景に輸出販売が減少したことにより、売上高は70億40百万円(前年同期比17.9%減)となりました。
利益面では、主要原材料である無水フッ酸価格が前年同期と比較して低下したものの、売上高減少の影響により、営業利益は8億64百万円(同9.5%減)となりました。
② 運輸
運輸事業につきましては、運送関連等の取扱量が前年同期を下回った結果、売上高は10億23百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
利益面では、韓国向けの取扱量減少および減価償却費の増加等の影響により、営業利益は1億30百万円(同21.4%減)となりました。
③ メディカル
メディカル事業につきましては、がん治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤が、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頚部癌を効能・効果として製造販売承認を取得し、薬価基準に収載されたことにより販売を開始し売上高を計上するとともに、経費の節減に努めたことにより販売費及び一般管理費が減少した結果、営業損失が1億15百万円(前年同期は2億82百万円の営業損失)となりました。
④ その他
その他事業につきましては、保険代理業収入等が前年同期を上回った結果、売上高は48百万円(前年同期比29.1%増)、営業利益は5百万円(同24.0%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は517億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億41百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金が減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は173億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億15百万円減少しました。主な要因は、長期借入金、役員退職慰労引当金がそれぞれ減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は344億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億26百万円減少しました。主な要因は、自己株式が増加、為替換算調整勘定が減少したことによるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1億93百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。