四半期報告書-第135期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 16:01
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景にした当初の緩やかな回復基調から、米中の通商問題により輸出額が大きく減少するとともに、10月の消費税率引き上げも加わり、大変厳しい状況で推移しております。世界経済においても、中国経済の成長が鈍化した結果、各国経済も低水準で推移しております。また、中国を発端とする新型コロナウイルスによる今後の影響も現段階では見通しが立たず、先行きは一段と不透明感が増しております。
当社グループを取り巻く事業環境は、主要な供給先であります自動車業界では、増税後の国内自動車生産は減少傾向で推移するとともに、中国の生産台数も前年割れが続くなど、厳しい状況で推移しております。もう一つの柱であります鉄鋼業界でも、海外メーカーとの競争激化により事業環境は厳しさを増しております。
このような状況のなか、当社グループでは、今年度より第3次中期経営計画をスタートいたしました。表面改質のスペシャリストとして真のグローバルカンパニーを目指すため、3G経営(グローバル、グループ、ガバナンス)の確立に向け「グローバル競争に打ち勝つ成長戦略」、「グループ経営の最適化」、「ガバナンス改革」を基本方針として、目標達成に向けた諸施策を推進しております。また、創業の精神である「誠実さと正直さ」に立ち返り、お客様に向き合い、迅速で的確なサービスと高品質製品を供給できるよう、培ってきたコア技術を基軸にイノベーションを起こしながら、グローバルな品質改善活動と開発体制強化に取り組んでおります。
売上高は887億37百万円(前年同期比3.8%減)となりました。事業の種類別セグメント毎の売上高は、前年同期に比べ薬品事業が5.5%、装置事業が7.3%、加工事業が0.6%の減収、その他が0.7%の増収で推移しております。また、地域別セグメントは、国内が1.8%、アジアが11.5%の減収、欧米が20.0%の増収で推移しております。
営業利益は107億99百万円(前年同期比18.2%減)と薬品事業の売上減少に伴う減益及び加工事業の利益率低下により大幅な減益となりました。経常利益は131億66百万円(前年同期比16.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は82億58百万円(前年同期比15.6%減)となりました。
この結果、当第3四半期累計期間の総資産経常利益率(ROA)は6.0%(年換算8.0%)と前期に比べ1.1ポイント減少いたしました。また、自己資本利益率(ROE)は5.8%(年換算7.7%)と前期に比べ1.2ポイント減少いたしました。
海外業績の換算による損益計算書に与える影響額は、売上高8億円程度の減収、営業利益で56百万円程度の減益となっております。
セグメント情報ごとの業績は、次のとおりであります。
①薬品事業
売上高は338億99百万円(前年同期比5.5%減)となり、営業利益は58億14百万円(前年同期比12.3%減)となりました。当事業部門は、金属などの表面に耐食性、耐摩耗性、潤滑性など機能性向上を目的とする化成皮膜を施し、素材の付加価値を高める薬剤などを中心に製造・販売しております。国内の金属表面処理剤は、消費税増税や台風などの影響により当社顧客の自動車生産台数が減少したこともあり、減収に転じました。また、海外需要も引き続き低調で、タイや中国をはじめアジア各国で減収となるなど、薬品事業全体としては、減収減益で推移いたしました。
②装置事業
売上高は168億60百万円(前年同期比7.3%減)となり、営業利益は2億33百万円(前年同期比61.2%減)となりました。当事業部門は、輸送機器業界を中心に前処理設備、塗装設備及び粉体塗装設備などを製造・販売しております。当事業の業績は物件ごとの完成時期及び進行度合いの影響を受けるため、短期の業績比較は難しい事業でありますが、前期、中国において自動車メーカー向けに大型の設備物件の売上計上があった影響もあり、減収減益で推移いたしました。
③加工事業
売上高は344億38百万円(前年同期比0.6%減)となり、営業利益は57億85百万円(前年同期比13.9%減)となりました。当事業部門は、熱処理加工、防錆加工、めっき処理などの表面処理の加工サービスを提供しております。国内外の加工処理需要は自動車部品、建機油圧向けともに低調となり、利益面では米国、タイの不振や、大型設備投資に関連した償却費が利益押し下げ要因となっており、加工事業全体としては減収減益で推移いたしました。
④その他
売上高は35億38百万円(前年同期比0.7%増)となり、営業利益は1億68百万円(前年同期比6.8%増)となりました。当事業部門は、為替の影響を受けない国内を中心に、ビルメンテナンス事業、運送事業、太陽光発電事業などを営んでおります。
(2) 財政状態の状況
(資産の部)
資産合計は、前連結会計年度末と比較し19億36百万円増加し2,207億54百万円となりました。流動資産は13億40百万円減少いたしました。主な要因は、受取手形及び売掛金が32億10百万円減少した一方で、たな卸資産が14億69百万円増加いたしました。固定資産は32億76百万円増加いたしました。主な要因は、有形固定資産が6億29百万円、投資有価証券の時価の上昇などにより投資その他の資産が26億54百万円それぞれ増加いたしました。
(負債の部)
負債合計は、前連結会計年度末と比較し37億79百万円減少し482億79百万円となりました。流動負債は54億68百万円減少した一方で、固定負債は16億89百万円増加いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金が36億24百万円減少いたしました。
(純資産の部)
純資産合計は、前連結会計年度末と比較し57億15百万円増加し1,724億74百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の積上げにより利益剰余金が56億9百万円増加いたしました。
以上の結果、自己資本比率は65.7%と前連結会計年度末と比較し1.5ポイント増加するとともに、1株当たり純資産は1,214円08銭と46円62銭増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、16億80百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
① 連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数の著しい増減はありません。
なお、従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人数であります。
② 提出会社の状況
当第3四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
なお、従業員数は当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人数であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
会社名及び
事業所名
所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額
(百万円)
着手及び完了予定
着手完了
日本パーカライジング㈱神奈川県海老名市薬品事業倉庫新設2,3202019年
9月
2020年
9月

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