四半期報告書-第38期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、診断・試薬事業及び検査事業における売上高の落ち込みが大きく影響し、売上高は230,873千円(前年同期比40.0%減)となりました。販売費及び一般管理費においては、遺伝子組換えカイコ事業での抗HIV抗体をはじめとするバイオ医薬品開発の研究の進捗に伴い研究開発費が増加しております。その結果、営業損失は209,844千円(前年同期は37,512千円の営業損失)となりました。また営業外損益につきましては、持分法による投資損失40,103千円を計上したこと等により、経常損失は252,326千円(前年同期は32,924千円の経常損失)となりました。特別損益につきましては、持分法適用会社の持分割合変動により持分変動利益4,390千円が発生しております。その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は254,584千円(前年同期は45,510千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
・診断・試薬事業
研究用試薬関連の売上高につきましては、抗体製品及び試薬受託の売上はほぼ前年並みを維持しておりますが、主力のEIAキットは海外販売におきまして、CRO向けの大型プロジェクトの終了等により前年に比べ大幅に減少し、また、EIAキットの国内販売におきまして、試薬市場の停滞の影響や新製品上市等の遅れにより、前年同期と比べ減少しております。
医薬用関連の売上高につきましては、主力である動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の需要縮小の影響や欧州向けに原料供給をしている製品の販売が減少したことにより、前年に比べ大幅に減少しております。
その結果、当セグメントの売上高は172,576千円(前年同期比35.0%減)、営業損失は39,228千円(前年同期は42,072千円の営業利益)となりました。
・遺伝子組換えカイコ事業
当事業においては、各種抗体や受託等の売上が計上されましたが、現段階においては遺伝子組換えカイコを用いた医薬品製造を実現させるべく、前期に引き続き抗HIV抗体をはじめとするバイオ医薬品開発、ならびに、その製造技術の開発を進めているところであり、事業の重点を研究開発に置いております。また、「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する国内特許の共同出願手続きを完了しており(2019年9月17日開示『「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する特許出願のお知らせ』参照)、当該研究については着実にその成果に向けて進捗しております。
その結果、当セグメントの売上高は17,473千円(前年同期比47.5%増)、営業損失は145,773千円(前年同期は100,378千円の営業損失)となりました。
・検査事業
当事業においては、主力事業の血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」において、前期に受注した大型案件がなく、比較的小型の案件の受注に留まっております。この結果、前年同期と比較して売上が減少しております。一方で、動物向けサービスの「LipoTEST」においてはほぼ前年並みの売上を維持しております。主要顧客である国内製薬企業、食品企業への継続的なアプローチ、ELISA測定受託サービスの拡販、自由診療領域への展開、海外導出に向けた取り組み等に注力しております。
その結果、当セグメントの売上高は38,645千円(前年同期比46.0%減)、営業損失は12,534千円(前年同期は12,081千円の営業利益)となりました。
・化粧品関連事業
当事業においては、「ネオシルクⓇ-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズにつきまして、国内通信販売の売上が前年同期とほぼ前年並みの売上となりましたが、中国向けの販売が、本格的に再開していないため(2019年9月27日開示「完全子会社の株式会社ネオシルク化粧品における中国向け販売について(経過報告)」参照)、前年同期と比べ大幅に減少しております。
その結果、当セグメントの売上高は4,491千円(前年同期比87.9%減)、営業損失は12,788千円(前年同期は8,231千円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比12.0%減の2,630,600千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
現金及び預金が238,483千円減少したこと、受取手形及び売掛金が103,810千円減少したこと、及び投資有価証券が35,713千円減少したこと等によるものであります。受取手形及び売掛金の減少につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上が減少していること、現金及び預金の減少につきましては当第2四半期累計期間において親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等により収入より支出が多かったこと、投資有価証券の減少につきましては、持分法適用関連会社の投資損失等の計上によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比12.2%減の739,421千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
借入金の返済により、1年内返済予定長期借入金及び長期借入金が66,136千円減少したことや、未払債務の減少により、その他(流動負債)が37,700千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比11.9%減の1,891,179千円となりました。
この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が254,584千円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比べ241,483千円減少し、1,250,324千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により支出した資金は163,806千円(前年同期は92,500千円の支出)となりました。
この主な要因は、売掛債権の減少(回収)103,810千円、持分法による投資損失40,103千円といった資金増加要因の一方、税金等調整前四半期純損失248,173千円の計上が資金支出の大きな要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は9,178千円(前年同期は9,876千円の支出)となりました。
この主な要因は、定期預金等の預入による支出9,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は67,090千円(前年同期は52,739千円の支出)となりました。
この主な要因は、長期借入金の返済による支出66,136千円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は136,024千円であります。
(6) 主要な設備
該当事項はありません。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、診断・試薬事業及び検査事業における売上高の落ち込みが大きく影響し、売上高は230,873千円(前年同期比40.0%減)となりました。販売費及び一般管理費においては、遺伝子組換えカイコ事業での抗HIV抗体をはじめとするバイオ医薬品開発の研究の進捗に伴い研究開発費が増加しております。その結果、営業損失は209,844千円(前年同期は37,512千円の営業損失)となりました。また営業外損益につきましては、持分法による投資損失40,103千円を計上したこと等により、経常損失は252,326千円(前年同期は32,924千円の経常損失)となりました。特別損益につきましては、持分法適用会社の持分割合変動により持分変動利益4,390千円が発生しております。その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は254,584千円(前年同期は45,510千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
・診断・試薬事業
研究用試薬関連の売上高につきましては、抗体製品及び試薬受託の売上はほぼ前年並みを維持しておりますが、主力のEIAキットは海外販売におきまして、CRO向けの大型プロジェクトの終了等により前年に比べ大幅に減少し、また、EIAキットの国内販売におきまして、試薬市場の停滞の影響や新製品上市等の遅れにより、前年同期と比べ減少しております。
医薬用関連の売上高につきましては、主力である動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の需要縮小の影響や欧州向けに原料供給をしている製品の販売が減少したことにより、前年に比べ大幅に減少しております。
その結果、当セグメントの売上高は172,576千円(前年同期比35.0%減)、営業損失は39,228千円(前年同期は42,072千円の営業利益)となりました。
・遺伝子組換えカイコ事業
当事業においては、各種抗体や受託等の売上が計上されましたが、現段階においては遺伝子組換えカイコを用いた医薬品製造を実現させるべく、前期に引き続き抗HIV抗体をはじめとするバイオ医薬品開発、ならびに、その製造技術の開発を進めているところであり、事業の重点を研究開発に置いております。また、「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する国内特許の共同出願手続きを完了しており(2019年9月17日開示『「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する特許出願のお知らせ』参照)、当該研究については着実にその成果に向けて進捗しております。
その結果、当セグメントの売上高は17,473千円(前年同期比47.5%増)、営業損失は145,773千円(前年同期は100,378千円の営業損失)となりました。
・検査事業
当事業においては、主力事業の血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」において、前期に受注した大型案件がなく、比較的小型の案件の受注に留まっております。この結果、前年同期と比較して売上が減少しております。一方で、動物向けサービスの「LipoTEST」においてはほぼ前年並みの売上を維持しております。主要顧客である国内製薬企業、食品企業への継続的なアプローチ、ELISA測定受託サービスの拡販、自由診療領域への展開、海外導出に向けた取り組み等に注力しております。
その結果、当セグメントの売上高は38,645千円(前年同期比46.0%減)、営業損失は12,534千円(前年同期は12,081千円の営業利益)となりました。
・化粧品関連事業
当事業においては、「ネオシルクⓇ-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズにつきまして、国内通信販売の売上が前年同期とほぼ前年並みの売上となりましたが、中国向けの販売が、本格的に再開していないため(2019年9月27日開示「完全子会社の株式会社ネオシルク化粧品における中国向け販売について(経過報告)」参照)、前年同期と比べ大幅に減少しております。
その結果、当セグメントの売上高は4,491千円(前年同期比87.9%減)、営業損失は12,788千円(前年同期は8,231千円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比12.0%減の2,630,600千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
現金及び預金が238,483千円減少したこと、受取手形及び売掛金が103,810千円減少したこと、及び投資有価証券が35,713千円減少したこと等によるものであります。受取手形及び売掛金の減少につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上が減少していること、現金及び預金の減少につきましては当第2四半期累計期間において親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等により収入より支出が多かったこと、投資有価証券の減少につきましては、持分法適用関連会社の投資損失等の計上によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比12.2%減の739,421千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
借入金の返済により、1年内返済予定長期借入金及び長期借入金が66,136千円減少したことや、未払債務の減少により、その他(流動負債)が37,700千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比11.9%減の1,891,179千円となりました。
この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が254,584千円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比べ241,483千円減少し、1,250,324千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により支出した資金は163,806千円(前年同期は92,500千円の支出)となりました。
この主な要因は、売掛債権の減少(回収)103,810千円、持分法による投資損失40,103千円といった資金増加要因の一方、税金等調整前四半期純損失248,173千円の計上が資金支出の大きな要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は9,178千円(前年同期は9,876千円の支出)となりました。
この主な要因は、定期預金等の預入による支出9,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は67,090千円(前年同期は52,739千円の支出)となりました。
この主な要因は、長期借入金の返済による支出66,136千円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は136,024千円であります。
(6) 主要な設備
該当事項はありません。