四半期報告書-第40期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、国内外においては企業や大学等における研究開発活動が回復基調となり、主力の試薬関連のELISAキットや抗体の販売を中心に、回復の兆しが見えてまいりました。利益面においては、株式会社スカイライト・バイオテック(完全子会社)の吸収合併(簡易合併・略式合併)を行い一時的な費用が増加しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、国内外の出張諸経費を抑制したことや研究開発における選択と集中等により販売費及び一般管理費が減少いたしました。その結果、売上高は448,082千円(前年同期比8.1%増)となり、営業損失は136,678千円(前年同期は230,684千円の営業損失)となりました。また、営業外費用に、関係会社の持分法による投資損失を103,868千円計上したこと等により経常損失は232,900千円(前年同期は299,846千円の経常損失)となりました。以上より、親会社株主に帰属する四半期純損失は243,515千円(前年同期は303,799千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、投資損失には関係会社である株式会社CUREDや株式会社AI BIOにおける研究開発コストの損失等が含まれます。
(参考)
・株式会社AI BIO(以下、「AI BIO」)における研究開発の状況
当社は、韓国企業のAbcontek.Inc(代表者:孫永善、ソウル市、以下ABCONTEK社)との間で、合弁会社(2020年12月21公表の「合弁会社(持分法適用会社)設立に関する合弁契約締結に関するお知らせ」参照)を設立(2021年2月16日)いたしました。
AI BIOは、「ダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)のウィルスに対する抗体の実施許諾権を取得し、治療用抗体医薬品の実用化を目指し、研究開発を実施しております。
現在、CDMO(医薬品受託開発製造)企業にてマスターセルバンク(MCB)及びワーキングセルバンク(WCB)を製造し、抗体の生産及び製造工程の開発をおこない、カニクイザルによる前臨床試験を実施できる段階になりました。なお、開示が必要な事項が生じた場合は、速やかに開示いたします。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。なお、第2四半期より報告セグメントの区分を変更しております。(2021年5月14日公表「報告セグメントの変更に関するお知らせ」を参照)
① 抗体関連事業
当事業の売上高は、診断試薬サービスにおいて、企業や大学等における研究開発活動が活発となり、主力のEIA測定キットや抗体は、国内外からの受注が順調に推移し、四半期ごとに販売が増加しております。一方、動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の販売は、前年に比べ減少いたしました。営業利益につきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、国内外の出張諸経費が抑制されましたが、体外診断用医薬品及び体外診断用医薬品原料の開発に注力しているため、開発費が増加いたしました。
検査サービスにおいては、2021年11月1日付で株式会社スカイライト・バイオテック(SLB社)を吸収合併いたしました。本合併により、「LipoSEARCH」を始めとするSLB社のサービスを当社が取扱うこととなり、これまで以上にサービスの品質向上に努めてまいります。一方、営業・管理部門において人的、物的資源を効率化し、経費の削減をおこなえると考えております。
このような状況の中、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続いておりますが、既存顧客である製薬企業からの「LipoSEARCH」大型案件が受注になったことで、当第3四半期連結累計期間の実績は、前期に比べ増加しております。引き続き、国内外での学会展示、対面訪問などの営業活動が制限される中、WEBを活用した情報発信などに努めてまいります。
TGカイコサービスについては、培養足場材として用いる研究用試薬の販売が増加したことにより、売上高は前年に比べ増加いたしました。
②遺伝子組換えカイコ開発事業
当事業は、遺伝子組換えカイコの繭から生産する抗体やたんぱく質の生産コストの低減が、事業化の課題となっており、当該課題の基礎研究に集中しております。研究開発費については、GMP準拠による医薬品原料の生産を中止し、基礎研究に集中することにより前年に比べ減少しております。
③化粧品関連事業
「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズにつきまして、国内通信販売の売上は前年同期と比較し減少いたしましたが、欧州市場への販売が計上され、前年に比べ増加しております。また、中国市場へのBtoB販売につきましては、コロナ禍における規制等の問題により直接現地代理人との情報交換が出来ず、目途がついておりませんが、北京オリンピック終了後の状況により、改めて検討してまいります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比6.7%減の1,715,442千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等で収入より支出の方が多かったことにより現金及び預金が179,083千円減少したこと及び持分法による投資損失の計上で投資有価証券が82,337千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は前連結会計年度末比59.0%増加し、331,842千円となりました。この主な要因は165,000千円を新規で借り入れたことにより短期借入金及び長期借入金が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は前連結会計年度末比15.1%減少し、1,383,600千円となりました。この主な要因は親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が243,515千円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、147,740千円であります。
(5) 主要な設備
該当事項はありません。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、国内外においては企業や大学等における研究開発活動が回復基調となり、主力の試薬関連のELISAキットや抗体の販売を中心に、回復の兆しが見えてまいりました。利益面においては、株式会社スカイライト・バイオテック(完全子会社)の吸収合併(簡易合併・略式合併)を行い一時的な費用が増加しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、国内外の出張諸経費を抑制したことや研究開発における選択と集中等により販売費及び一般管理費が減少いたしました。その結果、売上高は448,082千円(前年同期比8.1%増)となり、営業損失は136,678千円(前年同期は230,684千円の営業損失)となりました。また、営業外費用に、関係会社の持分法による投資損失を103,868千円計上したこと等により経常損失は232,900千円(前年同期は299,846千円の経常損失)となりました。以上より、親会社株主に帰属する四半期純損失は243,515千円(前年同期は303,799千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、投資損失には関係会社である株式会社CUREDや株式会社AI BIOにおける研究開発コストの損失等が含まれます。
(参考)
・株式会社AI BIO(以下、「AI BIO」)における研究開発の状況
当社は、韓国企業のAbcontek.Inc(代表者:孫永善、ソウル市、以下ABCONTEK社)との間で、合弁会社(2020年12月21公表の「合弁会社(持分法適用会社)設立に関する合弁契約締結に関するお知らせ」参照)を設立(2021年2月16日)いたしました。
AI BIOは、「ダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)のウィルスに対する抗体の実施許諾権を取得し、治療用抗体医薬品の実用化を目指し、研究開発を実施しております。
現在、CDMO(医薬品受託開発製造)企業にてマスターセルバンク(MCB)及びワーキングセルバンク(WCB)を製造し、抗体の生産及び製造工程の開発をおこない、カニクイザルによる前臨床試験を実施できる段階になりました。なお、開示が必要な事項が生じた場合は、速やかに開示いたします。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。なお、第2四半期より報告セグメントの区分を変更しております。(2021年5月14日公表「報告セグメントの変更に関するお知らせ」を参照)
| セグメント | 売上高 | 営業損益 | |||||
| 金額 (千円) | 前年同期比 | 金額 (千円) | 前年同期比 | ||||
| 増減額 (千円) | 増減率 (%) | 増減額 (千円) | 増減率 (%) | ||||
| 抗体関連事業 | 436,388 | +26,831 | 6.6 | △50,825 | +21,476 | - | |
| 診断試薬サービス | 353,847 | +16,239 | 4.8 | 17,699 | +20,543 | - | |
| 検査サービス | 53,920 | +7,566 | 16.3 | △17,038 | +5,369 | - | |
| TGカイコサービス | 28,620 | +3,025 | 11.8 | △51,485 | △4,437 | - | |
| 遺伝子組換えカイコ開発事業 | - | - | - | △77,654 | +67,593 | - | |
| 化粧品関連事業 | 11,693 | +6,672 | 132.9 | △8,758 | +5,096 | - | |
① 抗体関連事業
当事業の売上高は、診断試薬サービスにおいて、企業や大学等における研究開発活動が活発となり、主力のEIA測定キットや抗体は、国内外からの受注が順調に推移し、四半期ごとに販売が増加しております。一方、動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の販売は、前年に比べ減少いたしました。営業利益につきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、国内外の出張諸経費が抑制されましたが、体外診断用医薬品及び体外診断用医薬品原料の開発に注力しているため、開発費が増加いたしました。
検査サービスにおいては、2021年11月1日付で株式会社スカイライト・バイオテック(SLB社)を吸収合併いたしました。本合併により、「LipoSEARCH」を始めとするSLB社のサービスを当社が取扱うこととなり、これまで以上にサービスの品質向上に努めてまいります。一方、営業・管理部門において人的、物的資源を効率化し、経費の削減をおこなえると考えております。
このような状況の中、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続いておりますが、既存顧客である製薬企業からの「LipoSEARCH」大型案件が受注になったことで、当第3四半期連結累計期間の実績は、前期に比べ増加しております。引き続き、国内外での学会展示、対面訪問などの営業活動が制限される中、WEBを活用した情報発信などに努めてまいります。
TGカイコサービスについては、培養足場材として用いる研究用試薬の販売が増加したことにより、売上高は前年に比べ増加いたしました。
②遺伝子組換えカイコ開発事業
当事業は、遺伝子組換えカイコの繭から生産する抗体やたんぱく質の生産コストの低減が、事業化の課題となっており、当該課題の基礎研究に集中しております。研究開発費については、GMP準拠による医薬品原料の生産を中止し、基礎研究に集中することにより前年に比べ減少しております。
③化粧品関連事業
「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズにつきまして、国内通信販売の売上は前年同期と比較し減少いたしましたが、欧州市場への販売が計上され、前年に比べ増加しております。また、中国市場へのBtoB販売につきましては、コロナ禍における規制等の問題により直接現地代理人との情報交換が出来ず、目途がついておりませんが、北京オリンピック終了後の状況により、改めて検討してまいります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比6.7%減の1,715,442千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等で収入より支出の方が多かったことにより現金及び預金が179,083千円減少したこと及び持分法による投資損失の計上で投資有価証券が82,337千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は前連結会計年度末比59.0%増加し、331,842千円となりました。この主な要因は165,000千円を新規で借り入れたことにより短期借入金及び長期借入金が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は前連結会計年度末比15.1%減少し、1,383,600千円となりました。この主な要因は親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が243,515千円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、147,740千円であります。
(5) 主要な設備
該当事項はありません。