訂正有価証券報告書-第71期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な世界経済を背景に企業収益の回復や雇用情勢の改善が進み、個人消費にも上昇の兆しがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、米国の保護主義的な通商政策の拡大による貿易摩擦の懸念や地政学的リスクも高まっており、先行きに対する不透明感は続いております。
こうした状況の中、当社グループは、絞り込みと集中、世にない商品の開発、スピード経営を継承しながら、「ブランド価値経営」を基本戦略として掲げ、持続的成長を可能とするために「市場拡大」「シェア拡大」「利益志向」に注力し、事業部制の定着に向けた取り組みを進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は486億26百万円(前期比5.8%増)となりました。
利益面では、主力品と高付加価値商品の販売強化により売上総利益が増加した他、継続して取り組んでおります返品や製造コストの削減効果が現れたことなどにより営業利益は34億80百万円(同21.9%増)、経常利益は34億69百万円(同19.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億9百万円(同32.6%増)となりました。
当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の業績は以下のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は、上質な香りが香水瓶から広がる「SHALDAN FRAGRANCE」や、「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」シリーズ、今春新製品の植物精油配合の本格ボタニカルアロマ「SHALDAN BOTANICAL」等が売上の増加に寄与し、売上高は204億78百万円(前期比4.3%増)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、今春新製品の植物由来の香料を配合した香りつき防虫剤の「かおりムシューダBOTANICAL」が売上の増加に寄与し、売上高は93億23百万円(同4.3%増)となりました。
サーモケア(カイロ)は、平年より冬場の冷え込みが続いたことにより売上が大きく伸びた他、前シーズン終了後の返品が減少したことにより、売上高は64億34百万円(同12.3%増)となりました。
ハンドケア(手袋)は、オイルやグリス等に強い耐性があるニトリル合成ゴム製手袋「モデルローブ メカニックグローブ」等の業務用手袋の売上が好調に推移し、売上高は55億69百万円(同5.3%増)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、湿気をとりながら気になるニオイを脱臭する機能性除湿剤「備長炭ドライペット」や「備長炭ドライペット クローゼット用」等の売上は伸長したものの、タンクタイプの「ドライペット スキット」の売上が減少したこと等により、売上高は29億54百万円(同0.4%減)となりました。
ホームケア(その他)は、当期に立ち上げた新ブランド「洗浄力」から発売した泡で汚れを落とすトイレ用洗剤「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」や「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」等の売上が好調に推移し、売上高は38億66百万円(同13.9%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して39億91百万円増加し、424億49百万円となりました。主な要因は、商品及び製品の増加9億88百万円、有形固定資産の増加9億29百万円、投資有価証券の増加15億71百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末と比較して7億82百万円増加し、134億28百万円となりました。主な要因は、電子記録債務の増加6億87百万円、未払消費税等の減少3億33百万円、繰延税金負債の増加4億25百万円等であります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して32億9百万円増加し、290億21百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加18億14百万円、自己株式の減少2億57百万円、その他有価証券評価差額金の増加10億61百万円等であります。
以上の結果、自己資本は283億51百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して1.5ポイント増加し、66.8%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して4億69百万円増加し、118億65百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは26億60百万円の収入(前年同期は51億50百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益34億78百万円、減価償却費9億69百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額8億97百万円、法人税等の支払額10億65百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは18億25百万円の支出(前年同期は6億21百万円の支出)となりました。主な支出としては有形固定資産の取得による支出18億21百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは4億27百万円の支出(前年同期は6億39百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、自己株式の処分による収入1億90百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払5億54百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
(注)1.金額は主として製販価格により表示しております。なお、製販価格には消費税等を含んでおりません。
2.当社は生産の一部を外注しております。
b.商品仕入実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。
(注)金額は主として実際商品仕入金額により表示しております。なお、実際商品仕入金額には消費税等を含んでおりません。
c.製品仕入実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の製品仕入実績は、次のとおりであります。
(注)金額は主として実際製品仕入金額により表示しております。なお、実際製品仕入金額には消費税等を含んでおりません。
d.受注実績
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
e.販売実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.本表の金額には、消費税等は含んでおりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。これらの見積り及び判断を過去の実績や状況に応じ合理的に行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
個々の項目については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、既存事業での高単価・高付加価値品が好調に推移した他、主力カテゴリーであるエアケアや衣類ケアの新製品が寄与したことにより、売上高は486億26百万円(前期比5.8%増)となりました。売上総利益につきましては、高付加価値品の販売強化による利益構成の改善や、返品の削減、全社的な製造コスト削減により200億74百万円(同8.6%増)、売上総利益率は前期に比べ1.1ポイント上昇し41.3%となりました。
営業利益は、販売数量増加による運送費及び保管料の増加、新ブランド「洗浄力」の立ち上げやタイでの新製品展開による戦略的な広告宣伝費や拡販費等のマーケティング費用の積極的な投下により販売費及び一般管理費は増加したものの、売上総利益の増加により、34億80百万円(同21.9%増)となりました。
経常利益は、為替差益が減少したこと等により、34億69百万円(同19.5%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期特別損失に計上した減損損失の影響がなくなったこと等により、24億9百万円(同32.6%増)で、全体としては高収益体制の構築を目指して収益改善に取り組んできた結果、増収増益となりました。
③ カテゴリーごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
エアケア(消臭芳香剤)は、成長カテゴリーと位置付けており、個別のニーズに特化した新たな価値を訴求する新製品の投入により市場を活性化させる取り組みを進めてまいりました。その結果、「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」や「SHALDAN FRAGRANCE」等の高単価・高付加価値品が伸長した他、トレンドを取り入れた「SHALDAN BOTANICAL」等の新製品の貢献により売上高は204億78百万円(前期比4.3%増)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、成熟した傾向にある市場のため、ニーズの深耕やCMによる販促活動に取り組んでまいりました。その結果、「かおりムシューダ BOTANICAL」等の新たな香りタイプの新製品が貢献した他、季節商材の側面もあることから返品削減に努め、売上高は93億23百万円(同4.3%増)となりました。
サーモケア(カイロ)は、天候に大きく影響されるカテゴリーであることから、平年より冬場の冷え込みが続いたことにより売上が大きく伸びた他、衣類ケアと同様に返品削減に努めた結果、売上高は64億34百万円(同12.3%増)となりました。
ハンドケア(手袋)は、伸長する極薄手タイプの市場をターゲットに拡売を行いました。その結果、耐性だけでなくデザインも重視したニトリル合成ゴム製手袋「モデルローブ メカニックグローブ」等の業務用極薄手袋の売上が好調に推移し、売上高は55億69百万円(同5.3%増)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、利益改善のため、高単価・高付加価値品の構成比改善に取り組みました。その結果、機能性除湿剤の「備長炭ドライペット」シリーズは伸長したものの、タンクタイプの「ドライペット スキット」が減少したこと等により、売上高は29億54百万円(同0.4%減)となりました。
ホームケア(その他)は、クリーナー商品のブランド強化策として「洗浄力」シリーズを立ち上げ、伸長するクリーナー市場の活性化に取り組みました。その結果、新製品の「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」や「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」等の売上が貢献したことにより、売上高は38億66百万円(同13.9%増)となりました。
④ 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因
当社グループが行っている生活日用品事業は、競合他社や新規参入者との間で常に厳しい競争が行われており、競争環境に的確に対応ができない場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、景気の悪化により個人消費が落ち込んだ場合にも業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。このような市場環境の下、当社の強みである空気ビジネスを企業価値創造の核として既存事業での市場活性化と新分野・新市場への進出等により、事業を拡大しつつ、新しいビジネスの創造に努めてまいります。
⑤ 当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資並びにM&A等の事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で、自己資金はもとより、金融機関からの長期借入等、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しております。また、短期の運転資金需要につきましては、営業活動から得られる自己資金により賄っております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は6億8百万円となっており、借入金については当社連結子会社における製造設備改修のための資金で、全て金融機関からの借入となっております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は118億65百万円であります。
⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、本業での収益性を示す営業利益率を重要な指標として位置づけ、営業利益率10%を目標としております。当連結会計年度の営業利益率は7.2%で前連結会計年度と比較して1.0ポイント増加しております。高収益な企業を目指してブランド価値経営を推進することで、経営環境の変化に左右されない強い事業基盤を構築し、企業と社会の相乗発展を実現してまいります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な世界経済を背景に企業収益の回復や雇用情勢の改善が進み、個人消費にも上昇の兆しがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、米国の保護主義的な通商政策の拡大による貿易摩擦の懸念や地政学的リスクも高まっており、先行きに対する不透明感は続いております。
こうした状況の中、当社グループは、絞り込みと集中、世にない商品の開発、スピード経営を継承しながら、「ブランド価値経営」を基本戦略として掲げ、持続的成長を可能とするために「市場拡大」「シェア拡大」「利益志向」に注力し、事業部制の定着に向けた取り組みを進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は486億26百万円(前期比5.8%増)となりました。
利益面では、主力品と高付加価値商品の販売強化により売上総利益が増加した他、継続して取り組んでおります返品や製造コストの削減効果が現れたことなどにより営業利益は34億80百万円(同21.9%増)、経常利益は34億69百万円(同19.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億9百万円(同32.6%増)となりました。
当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の業績は以下のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は、上質な香りが香水瓶から広がる「SHALDAN FRAGRANCE」や、「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」シリーズ、今春新製品の植物精油配合の本格ボタニカルアロマ「SHALDAN BOTANICAL」等が売上の増加に寄与し、売上高は204億78百万円(前期比4.3%増)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、今春新製品の植物由来の香料を配合した香りつき防虫剤の「かおりムシューダBOTANICAL」が売上の増加に寄与し、売上高は93億23百万円(同4.3%増)となりました。
サーモケア(カイロ)は、平年より冬場の冷え込みが続いたことにより売上が大きく伸びた他、前シーズン終了後の返品が減少したことにより、売上高は64億34百万円(同12.3%増)となりました。
ハンドケア(手袋)は、オイルやグリス等に強い耐性があるニトリル合成ゴム製手袋「モデルローブ メカニックグローブ」等の業務用手袋の売上が好調に推移し、売上高は55億69百万円(同5.3%増)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、湿気をとりながら気になるニオイを脱臭する機能性除湿剤「備長炭ドライペット」や「備長炭ドライペット クローゼット用」等の売上は伸長したものの、タンクタイプの「ドライペット スキット」の売上が減少したこと等により、売上高は29億54百万円(同0.4%減)となりました。
ホームケア(その他)は、当期に立ち上げた新ブランド「洗浄力」から発売した泡で汚れを落とすトイレ用洗剤「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」や「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」等の売上が好調に推移し、売上高は38億66百万円(同13.9%増)となりました。
b.財政状態
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して39億91百万円増加し、424億49百万円となりました。主な要因は、商品及び製品の増加9億88百万円、有形固定資産の増加9億29百万円、投資有価証券の増加15億71百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末と比較して7億82百万円増加し、134億28百万円となりました。主な要因は、電子記録債務の増加6億87百万円、未払消費税等の減少3億33百万円、繰延税金負債の増加4億25百万円等であります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して32億9百万円増加し、290億21百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加18億14百万円、自己株式の減少2億57百万円、その他有価証券評価差額金の増加10億61百万円等であります。
以上の結果、自己資本は283億51百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して1.5ポイント増加し、66.8%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して4億69百万円増加し、118億65百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは26億60百万円の収入(前年同期は51億50百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益34億78百万円、減価償却費9億69百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額8億97百万円、法人税等の支払額10億65百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは18億25百万円の支出(前年同期は6億21百万円の支出)となりました。主な支出としては有形固定資産の取得による支出18億21百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは4億27百万円の支出(前年同期は6億39百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、自己株式の処分による収入1億90百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払5億54百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前期比(%) |
| 生活日用品事業(千円) | 27,333,951 | 105.7 |
(注)1.金額は主として製販価格により表示しております。なお、製販価格には消費税等を含んでおりません。
2.当社は生産の一部を外注しております。
b.商品仕入実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前期比(%) |
| 生活日用品事業(千円) | 6,746,430 | 104.5 |
(注)金額は主として実際商品仕入金額により表示しております。なお、実際商品仕入金額には消費税等を含んでおりません。
c.製品仕入実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の製品仕入実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前期比(%) |
| 生活日用品事業(千円) | 9,096,956 | 121.0 |
(注)金額は主として実際製品仕入金額により表示しております。なお、実際製品仕入金額には消費税等を含んでおりません。
d.受注実績
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
e.販売実績
当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前期比(%) |
| 生活日用品事業(千円) | 48,626,567 | 105.8 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ㈱PALTAC | 16,291,747 | 35.4 | 17,740,865 | 36.5 |
| ㈱あらた | 9,628,418 | 21.0 | 10,074,025 | 20.7 |
2.本表の金額には、消費税等は含んでおりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。これらの見積り及び判断を過去の実績や状況に応じ合理的に行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
個々の項目については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、既存事業での高単価・高付加価値品が好調に推移した他、主力カテゴリーであるエアケアや衣類ケアの新製品が寄与したことにより、売上高は486億26百万円(前期比5.8%増)となりました。売上総利益につきましては、高付加価値品の販売強化による利益構成の改善や、返品の削減、全社的な製造コスト削減により200億74百万円(同8.6%増)、売上総利益率は前期に比べ1.1ポイント上昇し41.3%となりました。
営業利益は、販売数量増加による運送費及び保管料の増加、新ブランド「洗浄力」の立ち上げやタイでの新製品展開による戦略的な広告宣伝費や拡販費等のマーケティング費用の積極的な投下により販売費及び一般管理費は増加したものの、売上総利益の増加により、34億80百万円(同21.9%増)となりました。
経常利益は、為替差益が減少したこと等により、34億69百万円(同19.5%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期特別損失に計上した減損損失の影響がなくなったこと等により、24億9百万円(同32.6%増)で、全体としては高収益体制の構築を目指して収益改善に取り組んできた結果、増収増益となりました。
③ カテゴリーごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
エアケア(消臭芳香剤)は、成長カテゴリーと位置付けており、個別のニーズに特化した新たな価値を訴求する新製品の投入により市場を活性化させる取り組みを進めてまいりました。その結果、「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」や「SHALDAN FRAGRANCE」等の高単価・高付加価値品が伸長した他、トレンドを取り入れた「SHALDAN BOTANICAL」等の新製品の貢献により売上高は204億78百万円(前期比4.3%増)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、成熟した傾向にある市場のため、ニーズの深耕やCMによる販促活動に取り組んでまいりました。その結果、「かおりムシューダ BOTANICAL」等の新たな香りタイプの新製品が貢献した他、季節商材の側面もあることから返品削減に努め、売上高は93億23百万円(同4.3%増)となりました。
サーモケア(カイロ)は、天候に大きく影響されるカテゴリーであることから、平年より冬場の冷え込みが続いたことにより売上が大きく伸びた他、衣類ケアと同様に返品削減に努めた結果、売上高は64億34百万円(同12.3%増)となりました。
ハンドケア(手袋)は、伸長する極薄手タイプの市場をターゲットに拡売を行いました。その結果、耐性だけでなくデザインも重視したニトリル合成ゴム製手袋「モデルローブ メカニックグローブ」等の業務用極薄手袋の売上が好調に推移し、売上高は55億69百万円(同5.3%増)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、利益改善のため、高単価・高付加価値品の構成比改善に取り組みました。その結果、機能性除湿剤の「備長炭ドライペット」シリーズは伸長したものの、タンクタイプの「ドライペット スキット」が減少したこと等により、売上高は29億54百万円(同0.4%減)となりました。
ホームケア(その他)は、クリーナー商品のブランド強化策として「洗浄力」シリーズを立ち上げ、伸長するクリーナー市場の活性化に取り組みました。その結果、新製品の「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」や「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」等の売上が貢献したことにより、売上高は38億66百万円(同13.9%増)となりました。
④ 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因
当社グループが行っている生活日用品事業は、競合他社や新規参入者との間で常に厳しい競争が行われており、競争環境に的確に対応ができない場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、景気の悪化により個人消費が落ち込んだ場合にも業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。このような市場環境の下、当社の強みである空気ビジネスを企業価値創造の核として既存事業での市場活性化と新分野・新市場への進出等により、事業を拡大しつつ、新しいビジネスの創造に努めてまいります。
⑤ 当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資並びにM&A等の事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で、自己資金はもとより、金融機関からの長期借入等、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しております。また、短期の運転資金需要につきましては、営業活動から得られる自己資金により賄っております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は6億8百万円となっており、借入金については当社連結子会社における製造設備改修のための資金で、全て金融機関からの借入となっております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は118億65百万円であります。
⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、本業での収益性を示す営業利益率を重要な指標として位置づけ、営業利益率10%を目標としております。当連結会計年度の営業利益率は7.2%で前連結会計年度と比較して1.0ポイント増加しております。高収益な企業を目指してブランド価値経営を推進することで、経営環境の変化に左右されない強い事業基盤を構築し、企業と社会の相乗発展を実現してまいります。