有価証券報告書-第65期(2024/01/01-2024/12/31)
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
①売上高及び売上総利益
当連結会計年度の連結売上高は513億16百万円(前期比7.4%増)となりました。この主な要因は、国内において、ヘアケアのプレミアムブランド「オージュア」、プロフェッショナルブランド「エルジューダ」が堅調に推移したことによるものです。また、高付加価値カラーメニューの提案により、「ヴィラロドラ」の導入店舗が増加したことで、国内ヘアカラー売上に回復の兆しが見えたこと、髪と眉のトータルカラー提案により、化粧品ブランド「アイエム」の新製品が計画以上の売上を達成するなど、2024年度に実施した新たな施策も売上伸長に貢献しました。海外においては、韓国におけるヘアケア・パーマ市場の活動強化による増収及び染毛剤売上の回復が続いたことで高い成長率を維持し、海外売上の成長を牽引しました。
②販売費及び一般管理費、営業利益
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は257億58百万円(同7.3%増)、営業利益は68億39百万円(同23.8%増)となりました。この主な要因は昨年実施したドライヤーの在庫評価損の反動により売上総利益率が向上したほか、販管費のコントロールや増収に伴う販管費率低下により、利益水準が回復したことによるものであります。
③営業外損益、経常利益
当連結会計年度の営業外収益は1億71百万円、営業外費用は42百万円となりました。この結果、経常利益は69億68百万円(同24.7%増)となりました。
④特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の特別利益は19百万円、特別損失は19百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は50億17百万円(同25.4%増)となり、1株当たり当期純利益金額は154円12銭となりました。
連結品目別売上高、国内海外別売上高及び生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。
(連結品目別売上高)
(国内海外別売上高)
(生産、受注及び販売の実績)
①生産実績
当連結会計年度の品目別内訳を示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格で表示しております。
②受注実績
当社グループは見込み生産を行っておりますので、該当する事項はありません。
③販売実績
当連結会計年度の品目別内訳を示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して55億7百万円増加の588億99百万円となりました。
流動資産は前連結会計年度末と比較して47億57百万円増加の309億35百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金が24億92百万円、受取手形及び売掛金が6億92百万円、商品及び製品が8億76百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末と比較して7億49百万円増加の279億63百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末と比較して26億40百万円増加の92億8百万円となりました。主な変動要因は、未払金が8億80百万円、未払法人税等が8億18百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末と比較して17百万円減少の8億73百万円となりました。
純資産は前連結会計年度末と比較して28億84百万円増加の488億17百万円となりました。主な変動要因は、利益剰余金が21億53百万円、円安により為替換算調整勘定が8億65百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の86.0%から82.9%となりました。期末発行済株式総数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の1,411円56銭から1,499円20銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べて24億86百万円増加し、137億78百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は76億25百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益69億68百万円の計上、減価償却費22億89百万円、売上債権の増加額6億46百万円、棚卸資産の増加額10億53百万円、法人税等の支払額11億12百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は25億31百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出21億94百万円、無形固定資産の取得による支出3億46百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は28億62百万円となりました。これは主に株主さまへの配当金支払額28億61百万円によるものであります。
(4)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。
連結財務諸表の作成に際し、決算日現在における資産・負債の報告事項及び偶発債務の開示並びに連結会計期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。ただし、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。
当社グループの連結財務諸表で採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載しております。
(5)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備投資需要であります。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループの原材料の仕入れ等の製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであります。また、設備投資需要につきましては、主に新拠点設立、既存拠点の移転・増強、生産設備の取得等に伴う固定資産の購入によるものであります。なお、一般的な余剰資金の運用につきましては、安全性を第一に考慮し運用商品の選定を行っております。
(7)経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課
題等(1)経営方針」に記載しております。
2024年度の実績につきましては、売上高513億16百万円(目標比1.4%増)、営業利益68億39百万円(同3.6%増)、経常利益69億68百万円(同6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益50億17百万円(同7.9%増)となりました。
2025年度の目標につきましては、売上高542億50百万円(前期比5.7%増)、営業利益70億円(同2.3%増)、経常利益70億円(同0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52億円(同3.6%増)を計画しております。
2024年度の計画、実績及び2025年度の計画につきましては以下のとおりであります。
(単位:百万円)
中期事業構想につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題(2)中期事業構想(2022-2026)」に記載しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
①売上高及び売上総利益
当連結会計年度の連結売上高は513億16百万円(前期比7.4%増)となりました。この主な要因は、国内において、ヘアケアのプレミアムブランド「オージュア」、プロフェッショナルブランド「エルジューダ」が堅調に推移したことによるものです。また、高付加価値カラーメニューの提案により、「ヴィラロドラ」の導入店舗が増加したことで、国内ヘアカラー売上に回復の兆しが見えたこと、髪と眉のトータルカラー提案により、化粧品ブランド「アイエム」の新製品が計画以上の売上を達成するなど、2024年度に実施した新たな施策も売上伸長に貢献しました。海外においては、韓国におけるヘアケア・パーマ市場の活動強化による増収及び染毛剤売上の回復が続いたことで高い成長率を維持し、海外売上の成長を牽引しました。
②販売費及び一般管理費、営業利益
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は257億58百万円(同7.3%増)、営業利益は68億39百万円(同23.8%増)となりました。この主な要因は昨年実施したドライヤーの在庫評価損の反動により売上総利益率が向上したほか、販管費のコントロールや増収に伴う販管費率低下により、利益水準が回復したことによるものであります。
③営業外損益、経常利益
当連結会計年度の営業外収益は1億71百万円、営業外費用は42百万円となりました。この結果、経常利益は69億68百万円(同24.7%増)となりました。
④特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の特別利益は19百万円、特別損失は19百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は50億17百万円(同25.4%増)となり、1株当たり当期純利益金額は154円12銭となりました。
連結品目別売上高、国内海外別売上高及び生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。
(連結品目別売上高)
| (単位:百万円) |
| 品目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率(%) | ||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | |||
| ヘアケア用剤 | 28,355 | 59.4 | 31,324 | 61.1 | 2,969 | 10.5 |
| 染毛剤 | 16,953 | 35.5 | 17,200 | 33.5 | 247 | 1.5 |
| パーマネントウェーブ用剤 | 1,463 | 3.0 | 1,547 | 3.0 | 83 | 5.7 |
| 化粧品 | 571 | 1.2 | 868 | 1.7 | 296 | 51.9 |
| その他 | 418 | 0.9 | 375 | 0.7 | △42 | △10.1 |
| 合計 | 47,762 | 100.0 | 51,316 | 100.0 | 3,553 | 7.4 |
(国内海外別売上高)
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率(%) | |||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | |||
| 国内売上高 | 36,502 | 76.4 | 38,684 | 75.4 | 2,182 | 6.0 |
| 海外売上高 | 11,260 | 23.6 | 12,631 | 24.6 | 1,371 | 12.2 |
| 合計 | 47,762 | 100.0 | 51,316 | 100.0 | 3,553 | 7.4 |
(生産、受注及び販売の実績)
①生産実績
当連結会計年度の品目別内訳を示すと、次のとおりであります。
| (単位:千円) |
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年 1月 1日 至 2024年12月31日) | 増減率(%) |
| ヘアケア用剤 | 35,405,609 | 12.3 |
| 染毛剤 | 16,867,638 | 5.6 |
| パーマネントウェーブ用剤 | 1,602,625 | 1.3 |
| その他 | 683,841 | 48.9 |
| 合計 | 54,559,714 | 10.2 |
(注)金額は販売価格で表示しております。
②受注実績
当社グループは見込み生産を行っておりますので、該当する事項はありません。
③販売実績
当連結会計年度の品目別内訳を示すと、次のとおりであります。
| (単位:千円) |
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年 1月 1日 至 2024年12月31日) | 増減率(%) |
| ヘアケア用剤 | 31,324,151 | 10.5 |
| 染毛剤 | 17,200,898 | 1.5 |
| パーマネントウェーブ用剤 | 1,547,204 | 5.7 |
| 化粧品 | 868,261 | 51.9 |
| その他 | 375,898 | △10.1 |
| 合計 | 51,316,414 | 7.4 |
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2023年 1月 1日 至 2023年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年 1月 1日 至 2024年12月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 株式会社トピー商事 | 5,199 | 10.9 | 5,781 | 11.3 |
| 株式会社ガモウ | 3,947 | 8.3 | 4,384 | 8.5 |
| 株式会社MASS-HD | 3,310 | 6.9 | 3,575 | 7.0 |
(2)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して55億7百万円増加の588億99百万円となりました。
流動資産は前連結会計年度末と比較して47億57百万円増加の309億35百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金が24億92百万円、受取手形及び売掛金が6億92百万円、商品及び製品が8億76百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末と比較して7億49百万円増加の279億63百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末と比較して26億40百万円増加の92億8百万円となりました。主な変動要因は、未払金が8億80百万円、未払法人税等が8億18百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末と比較して17百万円減少の8億73百万円となりました。
純資産は前連結会計年度末と比較して28億84百万円増加の488億17百万円となりました。主な変動要因は、利益剰余金が21億53百万円、円安により為替換算調整勘定が8億65百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の86.0%から82.9%となりました。期末発行済株式総数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の1,411円56銭から1,499円20銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べて24億86百万円増加し、137億78百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は76億25百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益69億68百万円の計上、減価償却費22億89百万円、売上債権の増加額6億46百万円、棚卸資産の増加額10億53百万円、法人税等の支払額11億12百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は25億31百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出21億94百万円、無形固定資産の取得による支出3億46百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は28億62百万円となりました。これは主に株主さまへの配当金支払額28億61百万円によるものであります。
(4)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。
連結財務諸表の作成に際し、決算日現在における資産・負債の報告事項及び偶発債務の開示並びに連結会計期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。ただし、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。
当社グループの連結財務諸表で採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載しております。
(5)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備投資需要であります。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループの原材料の仕入れ等の製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであります。また、設備投資需要につきましては、主に新拠点設立、既存拠点の移転・増強、生産設備の取得等に伴う固定資産の購入によるものであります。なお、一般的な余剰資金の運用につきましては、安全性を第一に考慮し運用商品の選定を行っております。
(7)経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課
題等(1)経営方針」に記載しております。
2024年度の実績につきましては、売上高513億16百万円(目標比1.4%増)、営業利益68億39百万円(同3.6%増)、経常利益69億68百万円(同6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益50億17百万円(同7.9%増)となりました。
2025年度の目標につきましては、売上高542億50百万円(前期比5.7%増)、営業利益70億円(同2.3%増)、経常利益70億円(同0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52億円(同3.6%増)を計画しております。
2024年度の計画、実績及び2025年度の計画につきましては以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 2024年度 計画 | 構成比 (%) | 2024年度 実績 | 構成比 (%) | 増減額 | 増減率 (%) | 2025年度 計画 | 構成比 (%) | |
| 売上高 国内 海外 | 50,620 38,620 12,000 | 100.0 76.3 23.7 | 51,316 38,684 12,631 | 100.0 75.4 24.6 | 696 64 631 | 1.4 0.2 5.3 | 54,250 40,850 13,400 | 100.0 75.3 24.7 |
| 売上総利益 | 32,400 | 64.0 | 32,597 | 63.5 | 197 | 0.6 | 35,000 | 64.5 |
| 販管費 | 25,800 | 51.0 | 25,758 | 50.2 | △41 | △0.2 | 28,000 | 51.6 |
| 営業利益 | 6,600 | 13.0 | 6,839 | 13.3 | 239 | 3.6 | 7,000 | 12.9 |
| 経常利益 | 6,560 | 13.0 | 6,968 | 13.6 | 408 | 6.2 | 7,000 | 12.9 |
| 親会社株主に 帰属する 当期純利益 | 4,650 | 9.2 | 5,017 | 9.8 | 367 | 7.9 | 5,200 | 9.6 |
中期事業構想につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題(2)中期事業構想(2022-2026)」に記載しております。