四半期報告書-第60期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
本文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末時点において判断したものであり、その実現を保証するものではありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による大幅な落ち込みから、各国の経済活動の再開やペントアップ需要の発生等により回復する動きとなりましたが、新型コロナウイルスの第2波・第3波の発生もあり回復ペースは鈍いものとなりました。
当社グループ製品の主要需要先の状況といたしましては、自動車関連では一時生産台数が前年同月と比べ半減となる等厳しい状況となりましたが、大手メーカーの生産水準維持の姿勢や米中の需要回復等から持ち直す動きとなりました。また電子・デバイス関連においても、リモートワークの拡大によるパソコンや関連機器の伸びに加え、主力スマートフォンの5G対応モデル発売等から回復傾向となりました。このような需要先の回復の動きに伴い、当社製品の流通在庫の調整も徐々に進みました。
このような環境のなか当社グループでは、マスク着用や手洗い・消毒の励行、サーモグラフィカメラやアクリル板の設置、在宅勤務や時差出勤の実施等様々な感染防止策を講じつつ、日々の業務を行ってまいりました。営業活動においては、電話やオンラインによる製品紹介や技術アドバイス、メールによる情報発信等を積極的に活用し、徐々に訪問営業を再開いたしました。また、これまで東京にのみであった在庫センターを、リスク対策の面から仙台工場にも設置いたしました。生産活動においては、売上高の減少に伴い一時帰休の実施も含めて減産を行い、可能な限りのコスト削減を図る一方、生産量を戻す過程においては、削減したコストを増やさずに増産できる体制づくりに取り組みました。製品面では、当社の研削技術により、CBN素材のエンドミルにおいて、世界で初めて刃径0.1mmで4枚刃、更にコーナーにR0.01が付いたCBNスーパーハイプレシジョンラジアスエンドミル「SHPR400」(ラジアスエンドミル:刃先の角(コーナー)に丸み(R)が付いた形状のエンドミル)を発売し、本製品を含んだ極小径多刃ラジアスエンドミルシリーズが10月に「超モノづくり部品大賞(主催:モノづくり日本会議/日刊工業新聞社)機械・ロボット部品賞」を受賞いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,835百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益は933百万円(同49.0%減)、経常利益は1,123百万円(同38.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は760百万円(同38.0%減)となりました。
製品区分別の売上高では、「エンドミル(6mm以下)」が4,562百万円(前年同期比18.7%減)、「エンドミル(6mm超)」が531百万円(同26.0%減)、「エンドミル(その他)」が366百万円(同24.3%減)、「その他」が375百万円(同26.0%減)となりました。
(注)報告セグメントが1つでありますので、製品区分別に記載しております。なお「その他」の事業セグメントは、製品区分別の「その他」に含めております。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は26百万円減少し15,991百万円となりました。これは主に、売上高の減少に伴う受取手形及び売掛金の減少や在庫削減によるたな卸資産の減少等によるものであります。
また、負債は前連結会計年度末と比較して405百万円減少し、1,114百万円となりました。これは主に、未払法人税等及び賞与引当金の減少等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して、利益剰余金の増加などにより379百万円増加し14,877百万円となりました。なお、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は91.9%となっております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか消費や経済が停滞する可能性が高いことに加え、米中の対立激化や米大統領選挙の混乱による世界経済への影響等から、製造業も厳しい状況が続き工具需要も回復が遅れるものと想定しておりましたが、自動車生産の回復や5Gに対応したスマートフォンの新機種の販売好調、また当社製品の流通在庫の調整一服等から当第3四半期会計期間において持ち直す動きとなりました。また第4四半期につきましても、我が国での緊急事態宣言の再発出等、各国における外出制限等の規制強化により、経済全体としては厳しい状況が続くものの、製造業に関しては一定程度の稼働が継続するものと判断いたしました。
上記の状況を踏まえ、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について検討いたしましたが、当該記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、286百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、第2四半期連結会計期間において、稼働率低下から一部設備の導入を次年度に繰越しました。当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、以下のとおりであります。
2020年12月31日現在
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による大幅な落ち込みから、各国の経済活動の再開やペントアップ需要の発生等により回復する動きとなりましたが、新型コロナウイルスの第2波・第3波の発生もあり回復ペースは鈍いものとなりました。
当社グループ製品の主要需要先の状況といたしましては、自動車関連では一時生産台数が前年同月と比べ半減となる等厳しい状況となりましたが、大手メーカーの生産水準維持の姿勢や米中の需要回復等から持ち直す動きとなりました。また電子・デバイス関連においても、リモートワークの拡大によるパソコンや関連機器の伸びに加え、主力スマートフォンの5G対応モデル発売等から回復傾向となりました。このような需要先の回復の動きに伴い、当社製品の流通在庫の調整も徐々に進みました。
このような環境のなか当社グループでは、マスク着用や手洗い・消毒の励行、サーモグラフィカメラやアクリル板の設置、在宅勤務や時差出勤の実施等様々な感染防止策を講じつつ、日々の業務を行ってまいりました。営業活動においては、電話やオンラインによる製品紹介や技術アドバイス、メールによる情報発信等を積極的に活用し、徐々に訪問営業を再開いたしました。また、これまで東京にのみであった在庫センターを、リスク対策の面から仙台工場にも設置いたしました。生産活動においては、売上高の減少に伴い一時帰休の実施も含めて減産を行い、可能な限りのコスト削減を図る一方、生産量を戻す過程においては、削減したコストを増やさずに増産できる体制づくりに取り組みました。製品面では、当社の研削技術により、CBN素材のエンドミルにおいて、世界で初めて刃径0.1mmで4枚刃、更にコーナーにR0.01が付いたCBNスーパーハイプレシジョンラジアスエンドミル「SHPR400」(ラジアスエンドミル:刃先の角(コーナー)に丸み(R)が付いた形状のエンドミル)を発売し、本製品を含んだ極小径多刃ラジアスエンドミルシリーズが10月に「超モノづくり部品大賞(主催:モノづくり日本会議/日刊工業新聞社)機械・ロボット部品賞」を受賞いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,835百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益は933百万円(同49.0%減)、経常利益は1,123百万円(同38.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は760百万円(同38.0%減)となりました。
製品区分別の売上高では、「エンドミル(6mm以下)」が4,562百万円(前年同期比18.7%減)、「エンドミル(6mm超)」が531百万円(同26.0%減)、「エンドミル(その他)」が366百万円(同24.3%減)、「その他」が375百万円(同26.0%減)となりました。
(注)報告セグメントが1つでありますので、製品区分別に記載しております。なお「その他」の事業セグメントは、製品区分別の「その他」に含めております。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は26百万円減少し15,991百万円となりました。これは主に、売上高の減少に伴う受取手形及び売掛金の減少や在庫削減によるたな卸資産の減少等によるものであります。
また、負債は前連結会計年度末と比較して405百万円減少し、1,114百万円となりました。これは主に、未払法人税等及び賞与引当金の減少等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して、利益剰余金の増加などにより379百万円増加し14,877百万円となりました。なお、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は91.9%となっております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか消費や経済が停滞する可能性が高いことに加え、米中の対立激化や米大統領選挙の混乱による世界経済への影響等から、製造業も厳しい状況が続き工具需要も回復が遅れるものと想定しておりましたが、自動車生産の回復や5Gに対応したスマートフォンの新機種の販売好調、また当社製品の流通在庫の調整一服等から当第3四半期会計期間において持ち直す動きとなりました。また第4四半期につきましても、我が国での緊急事態宣言の再発出等、各国における外出制限等の規制強化により、経済全体としては厳しい状況が続くものの、製造業に関しては一定程度の稼働が継続するものと判断いたしました。
上記の状況を踏まえ、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について検討いたしましたが、当該記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、286百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、第2四半期連結会計期間において、稼働率低下から一部設備の導入を次年度に繰越しました。当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、以下のとおりであります。
2020年12月31日現在
| 会社名 事業所名 | 所在地 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手及び完了予定 | 完成後の増加能力 (%) | ||
| 総額 (千円) | 既支払額 (千円) | 着手 | 完了 | |||||
| 当社 仙台工場 | 宮城県黒川郡 大和町 | 切削工具製造設備 | 128,900 | 65,664 | 自己資金 | 2020年7月 | 2020年9月~ 2021年3月 | 2 |
| 株式会社牧野工業 本社工場 | 福島県白河市 | プラスチック 成形品の製造設備 | 9,390 | 2,473 | 自己資金 | 2020年4月 | 2020年4月~ 2021年2月 | - |
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。