四半期報告書-第60期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 15:01
【資料】
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【項目】
32項目
本文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末時点において判断したものであり、その実現を保証するものではありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、海外での工場閉鎖やサプライチェーンの寸断に伴う生産(供給面)への影響と、外出自粛や店舗の休業等による消費(需要面)への影響から、実質GDPが前期比年率マイナス20%程度にまで落ち込むといった、かつて経験したことのない大幅な減速となりました。
当社グループ製品の主要需要先の状況といたしましては、自動車関連は、5月の国内自動車生産台数が前年同月比で6割強の減少となったほか、世界的にも半減となったことから、海外への部品供給を行っている部品メーカーも含め、生産調整に伴う帰休を実施する等非常に厳しい状況となりました。また電子・デバイス関連では、リモートワークの拡大によるパソコンや関連機器の伸び等もありましたが、市場規模の大きいスマートフォンの販売下振れや主力機種の量産開始の遅れなどもあって、減速傾向となりました。このような需要先の状況を見て一部商社で仕入れを絞る動きがみられ、最終需要以上に当社グループの販売が落ち込む展開となりました。
このような環境のなか当社グループでは、マスク着用や手洗い・消毒の励行、在宅勤務や時差出勤の実施等様々な感染防止策を講じつつ、日々の業務を行ってまいりました。営業活動においては、海外はもちろん国内においても当面の出張を禁止といたしましたが、電話やオンラインを活用した製品紹介や技術アドバイスを積極的に行ったほか、メールによる情報発信等も行いました。特に海外営業部ではこれまであまり対応が出来ていなかった地域の販売店やユーザーともコミュニケーションが取れるようになり、オンラインのメリットも出てきています。製品面では、当社の研削技術により、CBN素材のエンドミルにおいて、世界で初めて刃径0.1mmで4枚刃、更にコーナーにR0.01が付いたCBNスーパーハイプレシジョンラジアスエンドミル「SHPR400」(ラジアスエンドミル:刃先の角(コーナー)に丸み(R)が付いた形状のエンドミル)を発売したほか、無限コーティングフラットドリル「MFD」の規格拡大等、製品ラインアップの充実に努めました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,934百万円(前年同期比21.6%減)、営業利益は351百万円(同53.2%減)、経常利益は353百万円(同53.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は232百万円(同51.7%減)となりました。
製品区分別の売上高では、「エンドミル(6mm以下)」が1,492百万円(前年同期比18.7%減)、「エンドミル(6mm超)」が177百万円(同30.9%減)、「エンドミル(その他)」が140百万円(同24.4%増)、「その他」が123百万円(同34.3%減)となりました。
(注)報告セグメントが1つでありますので、製品区分別に記載しております。なお「その他」の事業セグメントは、製品区分別の「その他」に含めております。
②財政状態の状況
第1四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は529百万円減少し15,488百万円となりました。これは主に、売上高の減少に伴う受取手形及び売掛金の減少や未払法人税等及び配当金の支払いによる現金及び預金の減少等によるものであります。
また、負債は前連結会計年度末と比較して449百万円減少し、1,069百万円となりました。これは主に、未払法人税等、賞与引当金及び役員賞与引当金の減少等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して、79百万円減少し14,418百万円となりました。これは主に、利益剰余金が、親会社株主に帰属する四半期純利益により増加したことや配当金の支払いにより減少したことなどによるものであります。なお、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は92.3%となっております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
今後の経済見通しに関しましては、我が国を含め再び新型コロナウイルス感染症の拡大が進むなか、非常に不透明な状況となっております。
このような環境のなか第2四半期につきましては、引き続き工具需要は低迷すると思われ、先行き不安から一部商社での仕入れを絞る動きにより、最終需要以上に当社グループの販売が落ち込む可能性があります。また当社グループの生産面におきましても、生産数量抑制のため工場勤務者の帰休を含め更なる減産対応を行う予定でありますことから、原価率の上昇が想定されます。これらにより、販売管理費等の削減を行っても利益面では売上高以上に厳しい状況になると考えております。当社グループでは、営業面ではオンラインを用いた営業活動の推進や、不測の事態下でも安定供給を継続出来る在庫センターの分散化、また生産・開発面ではコーティングを強化した新製品の投入や生産時の段取り時間の大幅な短縮等に取り組み、市況の回復に備えてまいります。
上記の状況を踏まえ、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について検討いたしましたが、当該記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、95百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性について
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

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