四半期報告書-第76期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結会計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、部材の調達難やウクライナ情勢等による原材料価格の高騰、為替の不安定な推移など不安要素は依然として解消されておらず、海外経済においても金融引き締めや中国におけるゼロコロナ政策により先進国を中心に景気減速の動きがみられるなど、引続き先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。
このような状況におきまして、当社グループは、引続き新型コロナウイルスの感染防止策を講じたうえで、持続可能な社会への貢献も念頭に、市場要求に対応した製品開発や当社独自の光技術を活かした研究開発を推進することで、売上高、利益の確保に努力してまいりました。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は55,163百万円と前年同期に比べ8,135百万円(17.3%)の増加となりました。また、利益面につきましても、営業利益は15,507百万円と前年同期に比べ4,322百万円(38.6%)の増加、経常利益は15,697百万円と前年同期に比べ4,136百万円(35.8%)の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,320百万円と前年同期に比べ2,723百万円(31.7%)の増加となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[電子管事業]
光電子増倍管、イメージ機器及び光源は、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが減少したほか、高エネルギー物理学実験等の学術向けの売上げも減少したものの、産業分野におきまして非破壊検査装置向けのマイクロフォーカスX線源の売上げが増加したほか、半導体製造・検査装置向けの光源の売上げも増加いたしました。
この結果、電子管事業といたしましては、売上高は21,497百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益は9,038百万円(前年同期比24.9%増)となりました。
[光半導体事業]
光半導体素子は、産業分野におきまして、半導体製造・検査装置向けのイメージセンサ等の売上げが増加いたしました。また、医用分野におきまして、X線CT向けのシリコンフォトダイオードの売上げが、国内外における継続的な需要の高まりを受けて増加したほか、歯科用のフラットパネルセンサの売上げもアジアを中心に増加いたしました。
この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は24,844百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は9,312百万円(前年同期比18.1%増)となりました。
[画像計測機器事業]
画像処理・計測装置は、サーバーや車載用基盤の検査向けのX線TDIカメラの売上げが増加いたしました。また、半導体故障解析装置も国内及びアジアを中心に売上げが増加いたしました。
この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は7,276百万円(前年同期比55.1%増)、営業利益は2,259百万円(前年同期比181.6%増)となりました。
[その他事業]
半導体レーザーに係る事業、子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。
当セグメント(その他)の売上高は1,544百万円(前年同期比25.3%増)、営業損失は4百万円(前年同期は営業利益211百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産の主な変動は、棚卸資産が7,818百万円増加したものの、現金及び預金が5,578百万円、未収入金(流動資産その他)が3,612百万円それぞれ減少したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ649百万円減少しております。
固定資産の主な変動は、建設仮勘定が6,363百万円増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ5,060百万円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4,411百万円増加し、370,588百万円となりました。
流動負債の主な変動は、支払手形及び買掛金が3,628百万円増加したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ2,226百万円増加しております。
固定負債の主な変動は、為替予約(固定負債その他)が518百万円増加したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ394百万円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,620百万円増加し、86,893百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定が3,465百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより利益剰余金が5,115百万円増加したことなどから、当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1,790百万円増加し、283,695百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2,800百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結会計期間における我が国経済は、一部で企業収益や設備投資に持ち直しの動きがみられたものの、部材の調達難やウクライナ情勢等による原材料価格の高騰、為替の不安定な推移など不安要素は依然として解消されておらず、海外経済においても金融引き締めや中国におけるゼロコロナ政策により先進国を中心に景気減速の動きがみられるなど、引続き先行き不透明な状況のなかで推移いたしました。
このような状況におきまして、当社グループは、引続き新型コロナウイルスの感染防止策を講じたうえで、持続可能な社会への貢献も念頭に、市場要求に対応した製品開発や当社独自の光技術を活かした研究開発を推進することで、売上高、利益の確保に努力してまいりました。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は55,163百万円と前年同期に比べ8,135百万円(17.3%)の増加となりました。また、利益面につきましても、営業利益は15,507百万円と前年同期に比べ4,322百万円(38.6%)の増加、経常利益は15,697百万円と前年同期に比べ4,136百万円(35.8%)の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,320百万円と前年同期に比べ2,723百万円(31.7%)の増加となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[電子管事業]
光電子増倍管、イメージ機器及び光源は、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが減少したほか、高エネルギー物理学実験等の学術向けの売上げも減少したものの、産業分野におきまして非破壊検査装置向けのマイクロフォーカスX線源の売上げが増加したほか、半導体製造・検査装置向けの光源の売上げも増加いたしました。
この結果、電子管事業といたしましては、売上高は21,497百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益は9,038百万円(前年同期比24.9%増)となりました。
[光半導体事業]
光半導体素子は、産業分野におきまして、半導体製造・検査装置向けのイメージセンサ等の売上げが増加いたしました。また、医用分野におきまして、X線CT向けのシリコンフォトダイオードの売上げが、国内外における継続的な需要の高まりを受けて増加したほか、歯科用のフラットパネルセンサの売上げもアジアを中心に増加いたしました。
この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は24,844百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は9,312百万円(前年同期比18.1%増)となりました。
[画像計測機器事業]
画像処理・計測装置は、サーバーや車載用基盤の検査向けのX線TDIカメラの売上げが増加いたしました。また、半導体故障解析装置も国内及びアジアを中心に売上げが増加いたしました。
この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は7,276百万円(前年同期比55.1%増)、営業利益は2,259百万円(前年同期比181.6%増)となりました。
[その他事業]
半導体レーザーに係る事業、子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。
当セグメント(その他)の売上高は1,544百万円(前年同期比25.3%増)、営業損失は4百万円(前年同期は営業利益211百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産の主な変動は、棚卸資産が7,818百万円増加したものの、現金及び預金が5,578百万円、未収入金(流動資産その他)が3,612百万円それぞれ減少したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ649百万円減少しております。
固定資産の主な変動は、建設仮勘定が6,363百万円増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ5,060百万円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4,411百万円増加し、370,588百万円となりました。
流動負債の主な変動は、支払手形及び買掛金が3,628百万円増加したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ2,226百万円増加しております。
固定負債の主な変動は、為替予約(固定負債その他)が518百万円増加したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ394百万円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,620百万円増加し、86,893百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定が3,465百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより利益剰余金が5,115百万円増加したことなどから、当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1,790百万円増加し、283,695百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2,800百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。