四半期報告書-第73期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/06 13:40
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な感染拡大に起因して、各国・地域において経済活動が制限されたことによる需要の大幅な減少がみられました。また、企業収益は急速に悪化し、設備投資の縮小がみられるなど景気は極めて厳しく、かつ先行きの見えない状況のなかで推移いたしました。
このような状況におきまして、当社グループは、従業員のコロナウイルスへの感染被害、感染拡大及び生産活動への影響を未然に防ぐことに努め、感染防止策を講じた上で製品の安定供給を進めるなど事業に与えるリスクの最小化を図りました。その結果、製品製造及び部材仕入等で大きな影響はなかったものの、売上面においてコロナウイルスの影響を大きく受ける形となりました。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は103,254百万円と前年同期に比べ4,769百万円(4.4%)の減少となりました。利益面につきましても、営業利益は16,100百万円と前年同期に比べ3,278百万円(16.9%)の減少、経常利益は16,664百万円と前年同期に比べ3,326百万円(16.6%)の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は12,175百万円と前年同期に比べ3,062百万円(20.1%)の減少となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[電子管事業]
光電子増倍管は、医用分野におきまして、血液分析などの検体検査装置向けの売上げがその高感度、低ノイズ、高速応答特性を評価されて増加いたしました。しかしながら、計測分野におきまして、油田探査装置向けの売上げが油田開発投資の低迷により減少いたしました。また、バイオ分野で用いられるレーザ顕微鏡向けの売上げも減少いたしました。
イメージ機器及び光源は、環境分析向けの光源が中国における需要の高まりを受けて増加いたしました。しかしながら、産業分野におきまして、米中貿易摩擦の長期化による設備投資抑制の影響によりシリコンウェハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが減少いたしました。
この結果、電子管事業といたしましては、売上高は40,070百万円(前年同期比7.8%減)、営業利益は13,790百万円(前年同期比10.9%減)となりました。
[光半導体事業]
光半導体素子は、医用分野におきまして、X線CTや検体検査装置向けのシリコンフォトダイオードが、国内外での需要の高まりを受けて売上げを順調に伸ばしました。また、産業分野におきまして、非破壊検査向けの売上げが減少したものの、半導体製造・検査装置向けの売上げが増加いたしました。
この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は48,786百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は14,110百万円(前年同期比4.4%減)となりました。
[画像計測機器事業]
画像処理・計測装置は、生命科学やバイオ分野で用いられるデジタルカメラが、欧米において売上げが大きく減少いたしました。また、X線ラインセンサカメラは、食品検査用は堅調であった一方で、電子部品・自動車関連検査用の売上げがアジアにおいて減少いたしました。半導体故障解析装置の売上げも、国内及び欧州を中心に設備投資抑制の影響を強く受け減少いたしました。
この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は11,220百万円(前年同期比11.4%減)、営業利益は1,781百万円(前年同期比21.1%減)となりました。
[その他事業]
半導体レーザーに係る事業、子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。
当セグメント(その他)の売上高は3,177百万円(前年同期比11.1%減)、営業損失は685百万円(前年同期は営業損失92百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産の主な変動は、たな卸資産が7,339百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が4,843百万円、現金及び預金が4,668百万円それぞれ減少したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ351百万円減少しております。
固定資産の主な変動は、有形固定資産が建設仮勘定の増加などにより4,106百万円増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ4,066百万円増加しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,715百万円増加し、263,409百万円となりました。
流動負債の主な変動は、設備関係電子記録債務(流動負債その他)が2,747百万円、未払法人税等が1,759百万円それぞれ減少したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ2,171百万円減少しております。
固定負債の主な変動は、退職給付に係る負債が224百万円減少したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ72百万円減少しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,244百万円減少し、53,802百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより利益剰余金が5,972百万円増加したことから、当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ5,959百万円増加し、209,607百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、9,163百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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