四半期報告書-第72期第2四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産において中国経済やIT関連需要の減速の影響がみられたものの、設備投資は増加を維持するなど全体としては緩やかな回復基調の中で推移いたしました。しかしながら、国際的な通商問題の影響や引き続き中国経済の減速が見込まれることへの懸念などがあり、景気の先行きは厳しい状況となっております。
このような状況におきまして、当社グループは、長年培ってきた光技術を活かした研究開発を推進するとともに、顧客ニーズに対応した製品開発に取り組むことで、売上高、利益の確保に努力してまいりました。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は74,413百万円と前年同期に比べ1,338百万円(1.8%)の増加となりました。一方、利益面につきましては、営業利益は14,007百万円と前年同期に比べ928百万円(6.2%)の減少、経常利益は14,350百万円と前年同期に比べ808百万円(5.3%)減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,877百万円と前年同期に比べ65百万円(0.6%)の増加となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[電子管事業]
光電子増倍管は、計測分野におきまして、油田開発投資の回復を受け、高温や衝撃、振動などへの耐性に優れた油田探査装置向けの売上げが好調に推移いたしました。また、医用分野におきまして、血液分析などの検体検査装置向けもその高感度、低ノイズ、高速応答特性を評価されて売上げが増加いたしました。しかしながら、高エネルギー物理学実験等の学術向けの売上げが、海外における大型プロジェクトへの納入終了などもあり、減少いたしました。
イメージ機器及び光源は、産業分野におきまして、非破壊検査用のマイクロフォーカスX線源がその高精細かつ高い信頼性・安定性を評価されて国内外で売上げが好調に推移いたしました。また、シリコンウェハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げも増加いたしました。さらに、重水素ランプ等の環境分析用光源の売上げも堅調に推移いたしました。
この結果、電子管事業といたしましては、売上高は29,347百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は10,513百万円(前年同期比5.7%増)となりました。
[光半導体事業]
光半導体素子は、医用分野におきまして、主力のシリコンフォトダイオードが売上げを伸ばしました。しかしながら、半導体市場における設備投資抑制の影響を受け、半導体製造・検査装置向けのイメージセンサ等の売上げが減少いたしました。また、産業用ロボット等の制御などFA(ファクトリーオートメーション)分野におけるフォトダイオード及びLEDの売上げも減少いたしました。
この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は33,457百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は10,416百万円(前年同期比7.7%減)となりました。
[画像計測機器事業]
画像処理・計測装置は、デジタルカメラが、生命科学やバイオ分野に加え産業分野における需要が増加し、売上げが増加いたしました。また、半導体故障解析装置が、広視野における高解像度・高感度に加え用途に合わせて多様な解析が可能な点を評価され、売上げを伸ばしました。さらに、X線ラインセンサカメラの売上げが食品検査用を中心に増加いたしました。
この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は9,212百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は2,016百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
[その他事業]
半導体レーザーに係る事業、子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。
当セグメント(その他)の売上高は2,395百万円(前年同期比4.4%増)、営業損失は108百万円(前年同期は営業利益198百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産の主な変動は、未収入金(流動資産その他)が2,109百万円減少したものの、有価証券が3,438百万円、現金及び預金が2,670百万円それぞれ増加したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ5,692百万円増加しております。
固定資産の主な変動は、投資有価証券が774百万円減少したものの、有形固定資産が建設仮勘定の増加などにより1,842百万円増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ1,576百万円増加しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7,268百万円増加し、252,182百万円となりました。
流動負債の主な変動は、賞与引当金が1,003百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が926百万円、設備関係支払手形(流動負債その他)が742百万円それぞれ増加したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ1,518百万円増加しております。
固定負債の主な変動は、長期借入金が79百万円減少したものの、退職給付に係る負債が120百万円増加したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ1百万円増加しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,520百万円増加し、52,448百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定が1,460百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が7,775百万円増加したことから、当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ5,748百万円増加し、199,734百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2,325百万円増加し、64,149百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は16,878百万円となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上などによるものであり、前年同期に得られた資金10,459百万円に比べ6,418百万円の収入増となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は10,838百万円となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出6,002百万円、有価証券の取得による支出3,441百万円などによるものであり、前年同期に使用した資金2,891百万円に比べ7,947百万円の支出増となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は3,053百万円となりました。これは主として、配当金の支払額などによるものであり、前年同期に使用した資金12,958百万円に比べ9,905百万円の支出減となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6,372百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産において中国経済やIT関連需要の減速の影響がみられたものの、設備投資は増加を維持するなど全体としては緩やかな回復基調の中で推移いたしました。しかしながら、国際的な通商問題の影響や引き続き中国経済の減速が見込まれることへの懸念などがあり、景気の先行きは厳しい状況となっております。
このような状況におきまして、当社グループは、長年培ってきた光技術を活かした研究開発を推進するとともに、顧客ニーズに対応した製品開発に取り組むことで、売上高、利益の確保に努力してまいりました。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は74,413百万円と前年同期に比べ1,338百万円(1.8%)の増加となりました。一方、利益面につきましては、営業利益は14,007百万円と前年同期に比べ928百万円(6.2%)の減少、経常利益は14,350百万円と前年同期に比べ808百万円(5.3%)減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,877百万円と前年同期に比べ65百万円(0.6%)の増加となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[電子管事業]
光電子増倍管は、計測分野におきまして、油田開発投資の回復を受け、高温や衝撃、振動などへの耐性に優れた油田探査装置向けの売上げが好調に推移いたしました。また、医用分野におきまして、血液分析などの検体検査装置向けもその高感度、低ノイズ、高速応答特性を評価されて売上げが増加いたしました。しかしながら、高エネルギー物理学実験等の学術向けの売上げが、海外における大型プロジェクトへの納入終了などもあり、減少いたしました。
イメージ機器及び光源は、産業分野におきまして、非破壊検査用のマイクロフォーカスX線源がその高精細かつ高い信頼性・安定性を評価されて国内外で売上げが好調に推移いたしました。また、シリコンウェハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げも増加いたしました。さらに、重水素ランプ等の環境分析用光源の売上げも堅調に推移いたしました。
この結果、電子管事業といたしましては、売上高は29,347百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は10,513百万円(前年同期比5.7%増)となりました。
[光半導体事業]
光半導体素子は、医用分野におきまして、主力のシリコンフォトダイオードが売上げを伸ばしました。しかしながら、半導体市場における設備投資抑制の影響を受け、半導体製造・検査装置向けのイメージセンサ等の売上げが減少いたしました。また、産業用ロボット等の制御などFA(ファクトリーオートメーション)分野におけるフォトダイオード及びLEDの売上げも減少いたしました。
この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は33,457百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は10,416百万円(前年同期比7.7%減)となりました。
[画像計測機器事業]
画像処理・計測装置は、デジタルカメラが、生命科学やバイオ分野に加え産業分野における需要が増加し、売上げが増加いたしました。また、半導体故障解析装置が、広視野における高解像度・高感度に加え用途に合わせて多様な解析が可能な点を評価され、売上げを伸ばしました。さらに、X線ラインセンサカメラの売上げが食品検査用を中心に増加いたしました。
この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は9,212百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は2,016百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
[その他事業]
半導体レーザーに係る事業、子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。
当セグメント(その他)の売上高は2,395百万円(前年同期比4.4%増)、営業損失は108百万円(前年同期は営業利益198百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産の主な変動は、未収入金(流動資産その他)が2,109百万円減少したものの、有価証券が3,438百万円、現金及び預金が2,670百万円それぞれ増加したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ5,692百万円増加しております。
固定資産の主な変動は、投資有価証券が774百万円減少したものの、有形固定資産が建設仮勘定の増加などにより1,842百万円増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ1,576百万円増加しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7,268百万円増加し、252,182百万円となりました。
流動負債の主な変動は、賞与引当金が1,003百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が926百万円、設備関係支払手形(流動負債その他)が742百万円それぞれ増加したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ1,518百万円増加しております。
固定負債の主な変動は、長期借入金が79百万円減少したものの、退職給付に係る負債が120百万円増加したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ1百万円増加しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,520百万円増加し、52,448百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定が1,460百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が7,775百万円増加したことから、当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ5,748百万円増加し、199,734百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2,325百万円増加し、64,149百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は16,878百万円となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上などによるものであり、前年同期に得られた資金10,459百万円に比べ6,418百万円の収入増となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は10,838百万円となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出6,002百万円、有価証券の取得による支出3,441百万円などによるものであり、前年同期に使用した資金2,891百万円に比べ7,947百万円の支出増となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は3,053百万円となりました。これは主として、配当金の支払額などによるものであり、前年同期に使用した資金12,958百万円に比べ9,905百万円の支出減となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6,372百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。