半期報告書-第64期(2025/04/01-2026/03/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
① 経営成績の状況
当中間連結会計期間において、わが国経済は米国の関税政策や中国経済の減速など外部環境の影響を受け、輸出や企業収益の下押し圧力がかかり、企業の設備投資も慎重姿勢が続いており景気は鈍化傾向で推移しました。また、世界経済においても米国のインフレ率が高止まりする中で利下げのタイミングが注目され、地政学的リスクや通商政策の不透明感が依然として成長の重しとなっています。
当社グループが属するエレクトロニクス業界では、生成AI関連の需要が引き続き市場をけん引し、AIサーバーやデータセンター向けの高性能部品の需要が拡大しました。一方で、スマートフォンやPCなど民生機器向けの需要は伸び悩み、EV市場でも一部の地域で補助金政策の反動による需要減が見られました。
このような状況の下、当社グループは注力市場の動向を的確に捉えた受注活動を展開するとともに、生産性の向上によるコスト削減、設備投資の効率化、諸経費の抑制など経営全般にわたり効率化を推進し、企業基盤のさらなる強化に努めました。
これらの結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は60億89百万円(前年同期比0.4%増加)、利益面につきましては原材料費の高騰に加え、中長期の成長を見据えた研究開発・生産設備の増強などの成長投資の影響もあり、営業利益1億56百万円(同62.2%減少)、経常利益は2億4百万円(同38.3%減少)、親会社株主に帰属する中間純利益1億34百万円(同35.1%減少)となりました。
品目別の業績を示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは、単一セグメントに属するコネクタ、ラック等の製造・販売を行っているため、品目別の業績を示しております。なお、前中間連結会計期間において独立掲記していた品目「ソケット」は、金額的重要性が乏しくなったため、当中間連結会計期間においては「その他」に含めて表示しております。
イ.コネクタ
車載機器向けの受注が減少したものの、工業機器向け、医療機器向け及び遊技機器向けの受注は堅調に推移し、売上高は53億39百万円(前年同期比2.2%増加)となりました。
ロ.ラック
通信機器向けで一部受注が回復したものの、医療機器向け、産業機器向けの特注ラックの受注が減少したことにより、売上高は6億63百万円(同12.9%減少)となりました。
ハ.その他
遊技機器向けの受注が増加したことにより、その他の売上高は86百万円(同9.6%増加)となりました。
地域別の売上高は、次のとおりであります。
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.その他アジアに属する地域の内訳は、台湾、韓国、タイ等であります。
② 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、単一セグメントに属するコネクタ、ラック等の製造・販売を行っているため、生産、受注及び販売の状況については、品目別に記載しております。なお、前中間連結会計期間において独立掲記していた品目「ソケット」は、金額的重要性が乏しくなったため、当中間連結会計期間においては「その他」に含めて表示しております。
イ.生産実績
当中間連結会計期間における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
当中間連結会計期間における受注状況を品目別に示すと、次のとおりであります。
ハ.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(2) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間末の財政状態、当中間連結会計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況の分析
当中間連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
イ.資産
前連結会計年度末に比べ60百万円減少し、185億45百万円となりました。これは、電子記録債権の増加額64百万円があったものの、現金及び預金の減少額1億93百万円があったこと等によるものであります。
ロ.負債
前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、33億15百万円となりました。これは、電子記録債務の増加額1億69百万円があったものの、流動負債のその他の減少額2億47百万円があったこと等によるものであります。
ハ.純資産
前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、152億30百万円となり、自己資本比率は82.1%となりました。
② 経営成績の状況の分析
当中間連結会計期間の経営成績は以下のとおりであります。
イ.売上高
売上高は車載機器向けで受注が減少したものの、工業機器、遊技機器向けの受注が好調に推移したこと等により、前年同期に比べ24百万円増加し、60億89百万円となりました。
ロ.売上総利益及び営業利益
売上総利益は原材料費や物流コスト等の上昇による影響により売上原価が増加し、前年同期に比べ2億71百万円減少し、13億18百万円となりました。営業利益は2億58百万円減少し、1億56百万円となりました。
ハ.営業外損益及び経常利益
営業外損益は受取配当金32百万円があったこと等により、前年同期に比べ純額で1億31百万円増加したものの、営業利益の減少により経常利益は前年同期に比べ1億26百万円減少し、2億4百万円となりました。
ニ.特別損益
特別損益は固定資産除却損により、前年同期に比べ純額で1百万円の増加となりました。
ホ.親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べ73百万円減少し、1億34百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億5百万円減少(前年同期は2億57百万円の減少)し、当中間連結会計期間末には48億65百万円(前年同期末は52億58百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果得られた資金は7億29百万円(前年同期は6億59百万円の獲得)となりました。これは、その他の負債の減少による支出30百万円、法人税等の支払額28百万円があったものの、税金等調整前中間純利益2億3百万円の計上及び減価償却費5億97百万円の計上があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果使用した資金は6億40百万円(前年同期は6億73百万円の使用)となりました。これは、保険積立金の払戻による収入2億64百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出9億0百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果使用した資金は2億93百万円(前年同期は3億48百万円の使用)となりました。これは、配当金の支払額2億91百万円があったことによるものであります。
④ 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は2億71百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績等の状況
① 経営成績の状況
当中間連結会計期間において、わが国経済は米国の関税政策や中国経済の減速など外部環境の影響を受け、輸出や企業収益の下押し圧力がかかり、企業の設備投資も慎重姿勢が続いており景気は鈍化傾向で推移しました。また、世界経済においても米国のインフレ率が高止まりする中で利下げのタイミングが注目され、地政学的リスクや通商政策の不透明感が依然として成長の重しとなっています。
当社グループが属するエレクトロニクス業界では、生成AI関連の需要が引き続き市場をけん引し、AIサーバーやデータセンター向けの高性能部品の需要が拡大しました。一方で、スマートフォンやPCなど民生機器向けの需要は伸び悩み、EV市場でも一部の地域で補助金政策の反動による需要減が見られました。
このような状況の下、当社グループは注力市場の動向を的確に捉えた受注活動を展開するとともに、生産性の向上によるコスト削減、設備投資の効率化、諸経費の抑制など経営全般にわたり効率化を推進し、企業基盤のさらなる強化に努めました。
これらの結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は60億89百万円(前年同期比0.4%増加)、利益面につきましては原材料費の高騰に加え、中長期の成長を見据えた研究開発・生産設備の増強などの成長投資の影響もあり、営業利益1億56百万円(同62.2%減少)、経常利益は2億4百万円(同38.3%減少)、親会社株主に帰属する中間純利益1億34百万円(同35.1%減少)となりました。
品目別の業績を示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは、単一セグメントに属するコネクタ、ラック等の製造・販売を行っているため、品目別の業績を示しております。なお、前中間連結会計期間において独立掲記していた品目「ソケット」は、金額的重要性が乏しくなったため、当中間連結会計期間においては「その他」に含めて表示しております。
イ.コネクタ
車載機器向けの受注が減少したものの、工業機器向け、医療機器向け及び遊技機器向けの受注は堅調に推移し、売上高は53億39百万円(前年同期比2.2%増加)となりました。
ロ.ラック
通信機器向けで一部受注が回復したものの、医療機器向け、産業機器向けの特注ラックの受注が減少したことにより、売上高は6億63百万円(同12.9%減少)となりました。
ハ.その他
遊技機器向けの受注が増加したことにより、その他の売上高は86百万円(同9.6%増加)となりました。
地域別の売上高は、次のとおりであります。
| 地域別 | 売上高(百万円) | 前年同期比(%) |
| 日本 | 3,675 | 15.3 |
| 中国 | 1,054 | △10.2 |
| その他アジア | 739 | △2.2 |
| 欧州 | 493 | △36.5 |
| 北中米 | 127 | △25.7 |
| 合計 | 6,089 | 0.4 |
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.その他アジアに属する地域の内訳は、台湾、韓国、タイ等であります。
② 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、単一セグメントに属するコネクタ、ラック等の製造・販売を行っているため、生産、受注及び販売の状況については、品目別に記載しております。なお、前中間連結会計期間において独立掲記していた品目「ソケット」は、金額的重要性が乏しくなったため、当中間連結会計期間においては「その他」に含めて表示しております。
イ.生産実績
当中間連結会計期間における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| コネクタ | 5,466,178 | 3.3 |
| ラック | 648,657 | △ 20.9 |
| その他 | 91,823 | 27.3 |
| 合計 | 6,206,659 | 0.4 |
(注) 金額は販売価格によっております。
ロ.受注実績
当中間連結会計期間における受注状況を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) |
| コネクタ | 5,660,198 | 14.1 |
| ラック | 732,774 | 15.6 |
| その他 | 98,139 | 45.2 |
| 合計 | 6,491,113 | 14.6 |
ハ.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目別 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| コネクタ | 5,339,787 | 2.2 |
| ラック | 663,722 | △ 12.9 |
| その他 | 86,391 | 9.6 |
| 合計 | 6,089,901 | 0.4 |
(2) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間末の財政状態、当中間連結会計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は以下のとおりであります。
① 財政状態の状況の分析
当中間連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
| 区分 | 金額(千円) | 前連結会計年度末比(%) |
| 資産の部 | 18,545,239 | △0.3 |
| 負債の部 | 3,315,129 | △1.9 |
| 純資産の部 | 15,230,110 | 0.0 |
イ.資産
前連結会計年度末に比べ60百万円減少し、185億45百万円となりました。これは、電子記録債権の増加額64百万円があったものの、現金及び預金の減少額1億93百万円があったこと等によるものであります。
ロ.負債
前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、33億15百万円となりました。これは、電子記録債務の増加額1億69百万円があったものの、流動負債のその他の減少額2億47百万円があったこと等によるものであります。
ハ.純資産
前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、152億30百万円となり、自己資本比率は82.1%となりました。
② 経営成績の状況の分析
当中間連結会計期間の経営成績は以下のとおりであります。
| 区分 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 売上高 | 6,089,901 | 0.4 |
| 営業利益 | 156,635 | △62.2 |
| 経常利益 | 204,370 | △38.3 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 134,836 | △35.1 |
イ.売上高
売上高は車載機器向けで受注が減少したものの、工業機器、遊技機器向けの受注が好調に推移したこと等により、前年同期に比べ24百万円増加し、60億89百万円となりました。
ロ.売上総利益及び営業利益
売上総利益は原材料費や物流コスト等の上昇による影響により売上原価が増加し、前年同期に比べ2億71百万円減少し、13億18百万円となりました。営業利益は2億58百万円減少し、1億56百万円となりました。
ハ.営業外損益及び経常利益
営業外損益は受取配当金32百万円があったこと等により、前年同期に比べ純額で1億31百万円増加したものの、営業利益の減少により経常利益は前年同期に比べ1億26百万円減少し、2億4百万円となりました。
ニ.特別損益
特別損益は固定資産除却損により、前年同期に比べ純額で1百万円の増加となりました。
ホ.親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べ73百万円減少し、1億34百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億5百万円減少(前年同期は2億57百万円の減少)し、当中間連結会計期間末には48億65百万円(前年同期末は52億58百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果得られた資金は7億29百万円(前年同期は6億59百万円の獲得)となりました。これは、その他の負債の減少による支出30百万円、法人税等の支払額28百万円があったものの、税金等調整前中間純利益2億3百万円の計上及び減価償却費5億97百万円の計上があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果使用した資金は6億40百万円(前年同期は6億73百万円の使用)となりました。これは、保険積立金の払戻による収入2億64百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出9億0百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果使用した資金は2億93百万円(前年同期は3億48百万円の使用)となりました。これは、配当金の支払額2億91百万円があったことによるものであります。
④ 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は2億71百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。