四半期報告書-第96期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/07 10:04
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、2018年8月31日付けで株式取得した米国SCHRADER-BRIDGEPORT INTERNATIONAL, INC.およびフランスAUGUST FRANCE HOLDING COMPANY SAS、SCHRADER SASとの企業結合については、前第2四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、前第2四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が持続し、緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外においては、米国・欧州の経済は緩やかな回復が継続したものの、中国の経済は成長ペースが鈍化しました。世界経済は、米中貿易摩擦や中国経済の減速、英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループの主要事業分野であります自動車関連業界におきましては、主要顧客の自動車生産台数は、日本・中国では前年同期を上回り、米国・欧州においては総じて前年同期並みに推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、顧客の生産台数増に加え、新規売上の獲得と2018年8月に株式取得したSchrader社の連結等により、827億65百万円(前年同期比28.7%増)となりました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加等があるものの、売上増による利益増や原価改善、Schrader社の連結対象期間の違い等により、営業利益は46億83百万円(前年同期比19.1%増)、経常利益は為替の影響等により49億35百万円(前年同期比2.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34億73百万円(前年同期比9.2%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(プレス・樹脂製品事業)
顧客の生産台数増に加え、新規製品の拡販が寄与し、当事業全体の売上高は566億46百万円(前年同期比25.1%増)、営業利益は、売上増による利益増や原価改善等により14億22百万円(前年同期比9.0%増)となりました。
(バルブ製品事業)
2018年8月に株式取得した米国およびフランスのSchrader社を連結したこと等により、当事業全体の売上高は260億41百万円(前年同期比37.7%増)、営業利益は32億57百万円(前年同期比24.9%増)となりました。
なお、前第2四半期連結損益計算書には、米国Schrader社の2018年9月1日から2018年9月30日までの業績を含みます。
(その他)
その他は主に情報関連事業等のサービス事業から成っており、売上高は77百万円(前年同期比20.2%減)、営業損失が18百万円(前年同期は営業損失7百万円)となりました。
なお、セグメント別の金額は、セグメント間取引の消去後の数値であります。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は2,016億77百万円となり、前連結会計年度末と比較して21億54百万円の減少となりました。
資産の部では、流動資産は583億17百万円となり、前連結会計年度末と比較して60億3百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が21億55百万円、受取手形及び売掛金が28億84百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は1,433億60百万円となり、前連結会計年度末と比較して38億49百万円の増加となりました。これは主に、戦略的な設備投資の実施に伴い有形固定資産が27億58百万円増加したことによるものであります。
負債の部では、流動負債は415億46百万円となり、前連結会計年度末と比較して36億5百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が10億18百万円、1年内返済予定の長期借入金が17億69百万円、未払金が19億93百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は621億72百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億68百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が1億63百万円、その他に含まれる繰延税金負債が3億1百万円それぞれ増加したことによるものであります。長期借入金は主に設備投資資金に充当することとしております。
純資産の部は、利益剰余金が23億19百万円、その他有価証券評価差額金が10億4百万円増加しましたが、円高の進行に伴い為替換算調整勘定が23億82百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末から8億82百万円増加し979億58百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は48.0%となり、前連結会計年度末と比較して、1.0ポイント増加しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローについては、営業活動により121億1百万円のキャッシュを獲得し、投資活動により112億39百万円のキャッシュを支出しました。営業活動で獲得したキャッシュから投資活動で支出したキャッシュを減じたフリー・キャッシュ・フローは、8億62百万円の収入となりました。また、財務活動については、25億20百万円のキャッシュを支出しました。上記の他、現金及び現金同等物に係る換算差額4億75百万円の減少を加味した結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ21億33百万円減少し、193億55百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により121億1百万円のキャッシュを獲得(前第2四半期連結累計期間に比べ27億7百万円増加)しました。これは主に税金等調整前四半期純利益48億54百万円、減価償却費70億29百万円による増加と、法人税等の支払額23億8百万円による減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により112億39百万円のキャッシュを支出(前第2四半期連結累計期間に比べ188億26百万円減少)しました。これは主に有形固定資産の取得に108億51百万円を要したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により25億20百万円のキャッシュを支出(前第2四半期連結累計期間は261億円の収入)しました。これは主に借入金の純返済額が12億93百万円、配当金の支払額が11億53百万円あったことによるものであります。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
太平洋工業グループはこれまで、長期ビジョン「PACIFIC GLOCAL VISION 2020」の実現に向けた具体的アクションプランとして、中期経営計画「OCEAN-20」を策定し、推進してきました。その取り組みの一つとして、2018年8月にSchraderグループ3社を子会社化し、創業のバルブ事業に磨きをかけるとともに、世界のリーディングポジション構築に大きく前進しました。これを受け、同年11月には「OCEAN-20」の目標値を見直しましたが、連結売上高目標について、1年前倒しで達成する目途がつき、また、業界動向の変化が大きいことを考慮し、このたび中期経営計画をローリングし、「OCEAN-22」を策定しました。
2022年度の目標値は、連結売上高が2018年度実績の1,450億円より20.6%増収の1,750億円、連結営業利益率は7%台、営業利益ベースのROAは6%台としました。
連結売上高は2018年度比で大きく伸長しますが、営業利益率およびROAは、Schraderのバルブ事業取得に係る「のれん」および、プレス・樹脂事業における拠点整備・大型プレス機の戦略投資などによる償却負担増加等により、目標値を設定しました。
OCEAN-22では、ものづくりの足元固めを行い、次なる飛躍に向けた利益体質の強化と、それを実行する人財育成に注力するとともに、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みも強化し、サスティナビリティ経営を推進していきます。
重点取り組み

2022年度目標
2018年度実績2022年度目標
連結売上高1,450億円1,750億円
連結営業利益率7.1%7%台
ROA(営業利益)5.7%6%台

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、9億6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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