有価証券報告書-第95期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が持続し、緩やかな回復基調で推移しました。海外においては、米国・欧州の経済は緩やかな回復が継続したものの、中国の経済は成長ペースが鈍化しました。世界経済は、米中貿易摩擦や中国経済の減速、英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業分野であります自動車関連業界におきましては、主要顧客の自動車生産は、日本と欧米においては総じて前年同期並み、中国においては増加しました。 このような状況のなか、当社は2018年8月31日付でフランス AUGUST FRANCE HOLDING COMPANY SAS 及び SCHRADER SAS の株式100%を取得しました。また米国 SCHRADER-BRIDGEPORT INTERNATIONAL,INC.の株式100%を当社の米国の100%子会社PACIFIC INDUSTRIES USA INC.が取得しました。(以下、新たに取得した3社をSchrader社という。) 日本・アジアで高いシェアを誇る当社のバルブ製品事業と、欧米市場に強いSchrader社がグループとなることで、日本・アジア・北米・欧州に生産・販売拠点を有する世界4極体制の構築、製品・技術ラインナップの拡充・製品開発力の向上、グローバル生産体制の最適化とシナジーの創出によるコスト競争力の強化が可能となり、中長期的な観点からも同事業の基盤強化と成長に大きく貢献することとなり、企業価値向上に資するものと判断しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は、新規売上の獲得や株式取得した子会社を連結したこと等により、1,450億30百万円(前期比23.2%増)となりました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加や株式取得に伴う費用の発生等があるものの、売上増による利益増や原価改善、連結子会社数の増加等により、営業利益は103億7百万円(前期比27.8%増)、経常利益は117億67百万円(前期比24.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は87億30百万円(前期比18.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(プレス・樹脂製品事業)
新規製品の拡販が寄与し、当事業全体の売上高は1,004億71百万円(前期比20.7%増)と前期を上回りました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加等があるものの、売上増に伴う利益増や原価改善等により、営業利益は42億78百万円(前期比109.0%増)となりました。
(バルブ製品事業)
TPMS製品および鍛圧製品の販売物量の増加や連結子会社数の増加等により、当事業全体の売上高は442億70百万円(前期比29.1%増)となりました。利益面では、売上増による利益増や連結子会社数の増加等があるものの、株式取得に伴う費用の発生等により、営業利益は60億1百万円(前期比0.9%増)となり、増益は小幅となりました。
なお、第2四半期連結会計期間よりSchrader社を連結対象に含めております。連結損益計算書には、米国Schrader社の2018年9月1日から2019年3月31日までの業績およびフランスSchrader社の2018年9月1日から2018年12月31日までの業績を含みます。
(その他)
その他は主に情報関連等のサービス事業から成っており、売上高は2億88百万円(前期比29.2%増)、営業利益は9百万円(前期比65.3%減)となりました。
なお、セグメント別の金額は、セグメント間取引の消去後の数値であります。
当連結会計年度末の総資産は2,038億31百万円となり、前連結会計年度末と比較して449億73百万円の増加となりました。 資産の部では、流動資産は643億20百万円となり、前連結会計年度末と比較して204億33百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が76億81百万円、受取手形及び売掛金が63億56百万円、たな卸資産が51億36百万円それぞれ増加したことによるものであります。その主な理由は、第2四半期連結会計期間末よりSchrader社を連結子会社化したためであり、その影響額は、流動資産が87億19百万円、現金及び預金が20億72百万円、受取手形及び売掛金が29億1百万円、たな卸資産が28億22百万円それぞれ増加しております。 固定資産は1,395億10百万円となり、前連結会計年度末と比較して245億39百万円の増加となりました。これは主に、連結の範囲に含めたPACIFIC AUTO PARTS (THAILAND)CO.,LTD.向け長期貸付金が内部取引消去により34億45百万円、投資有価証券が時価評価等に伴い19億83百万円それぞれ減少した一方、有形固定資産が戦略的な設備投資の実施に伴い158億63百万円増加(うち、Schrader社の連結により27億30百万円増加)、のれんがSchrader社の株式取得に伴い88億3百万円発生、無形固定資産のその他がSchrader社の株式取得原価の配分等により52億95百万円増加したことによるものであります。 負債の部では、流動負債は451億51百万円となり、前連結会計年度末と比較して76億16百万円の増加となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が26億74百万円、電子記録債務が7億91百万円、短期借入金が7億47百万円、1年内返済予定の長期借入金が7億2百万円、未払金が18億47百万円、未払費用が10億40百万円、未払法人税等が9億32百万円それぞれ増加したこと、その他流動負債が16億25百万円減少したことによるものであります。 固定負債は616億4百万円となり、前連結会計年度末と比較して321億93百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が297億25百万円増加したことによるものであります。長期借入金の増加の主な理由は戦略的な設備投資及びSchrader社の株式取得資金の調達であります。 純資産の部は、その他有価証券評価差額金が12億88百万円減少した一方、利益剰余金が69億75百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末から51億62百万円増加し970億75百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は47.0%となり、前連結会計年度末と比較して、10.2ポイント減少しました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて83億7百万円増加し、214億88百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、189億41百万円の収入(前期は179億44百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益118億7百万円、減価償却費127億4百万円による増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、405億95百万円の支出(前期は222億29百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出225億61百万円と、子会社株式の取得による支出188億37百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、292億31百万円の収入(前期は52億39百万円の収入)となりました。これは主に借入金による純収入309億69百万円の増加と、配当金の支払額17億円による減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替後の数値によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3 その他については、生産実績の把握が困難でありますのでその記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループでは、プレス・樹脂製品事業、その他の一部で受注生産を行っておりますが、受注額および受注残高が少額であるため、その記載を省略しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。
① 経営成績に関する分析
(売上高)
中期経営計画「OCEAN-18」および「OCEAN-20」の達成に向けて、従前から活動してきた諸活動が成果を出し、新規売上を獲得することが出来た結果、プレス・樹脂製品事業において増収となりました。またTPMS製品等の販売物量の増加および株式取得したSchrader社を連結対象に含めたこと等により、バルブ製品事業においても増収となりました。
(利益)
プレス・樹脂製品事業では、戦略的な設備投資の実施による減価償却費の増加、バルブ製品事業では株式取得に関連した経費の増加や、のれん等の償却費が発生しましたが、増収による利益増および原価改善により、両事業ともに営業利益が増益となりました。
② 財政状態に関する分析
(資産および負債)
売上の増加に伴い、流動資産のうち受取手形及び売掛金、たな卸資産が増加しております。同じく、流動負債のうち支払手形及び買掛金、電子記録債務がそれぞれ増加しております。
戦略的な設備投資の実施の結果、固定資産のうち有形固定資産が増加しております。同じく、流動負債のうち未払金が増加しております。また、Schrader社の株式取得に伴い、無形固定資産が増加しております。
なお、有利子負債は、総額616億14百万円であり、前連結会計年度末比311億13百万円増加しております。その内訳は、短期借入金47億69百万円(前連結会計年度末比7億47百万円増加)、1年内返済予定を含む長期借入金568億14百万円(前連結会計年度末比304億27百万円増加)、九州工場における土地購入未払金(固定負債その他等)30百万円であります。短期借入金は主に運転資金に、長期借入金は主に設備投資資金およびSchrader社の株式取得資金に充当しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(キャッシュ・フロー)
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(財務政策)
当社グループは、運転資金および設備資金につきましては主に、自己資金、金融機関からの借入、社債発行により資金調達することを基本としております。このうち、借入につきましては、運転資金については短期借入金で、生産設備などの長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。なお、Schrader社の株式取得資金は長期借入金で調達しております。
④ 経営上の目標の達成状況に関する分析
中期経営計画「OCEAN-20」の2020年度(2021年3月期)目標売上高1,550億円に対し、2018年度(2019年3月期)実績の売上高は1,450億円となりました。また2020年度の目標連結営業利益率8%台に対し、2018年度実績は7.1%となりました。2020年度の目標ROA(営業利益)7%台に対し、2018年度実績は5.7%となりました。
引き続き、企業価値の向上をめざして、これまでの投資の成果を刈り取りつつ、「OCEAN-20」目標を達成するための諸活動を積極的に推進してまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が持続し、緩やかな回復基調で推移しました。海外においては、米国・欧州の経済は緩やかな回復が継続したものの、中国の経済は成長ペースが鈍化しました。世界経済は、米中貿易摩擦や中国経済の減速、英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業分野であります自動車関連業界におきましては、主要顧客の自動車生産は、日本と欧米においては総じて前年同期並み、中国においては増加しました。 このような状況のなか、当社は2018年8月31日付でフランス AUGUST FRANCE HOLDING COMPANY SAS 及び SCHRADER SAS の株式100%を取得しました。また米国 SCHRADER-BRIDGEPORT INTERNATIONAL,INC.の株式100%を当社の米国の100%子会社PACIFIC INDUSTRIES USA INC.が取得しました。(以下、新たに取得した3社をSchrader社という。) 日本・アジアで高いシェアを誇る当社のバルブ製品事業と、欧米市場に強いSchrader社がグループとなることで、日本・アジア・北米・欧州に生産・販売拠点を有する世界4極体制の構築、製品・技術ラインナップの拡充・製品開発力の向上、グローバル生産体制の最適化とシナジーの創出によるコスト競争力の強化が可能となり、中長期的な観点からも同事業の基盤強化と成長に大きく貢献することとなり、企業価値向上に資するものと判断しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は、新規売上の獲得や株式取得した子会社を連結したこと等により、1,450億30百万円(前期比23.2%増)となりました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加や株式取得に伴う費用の発生等があるものの、売上増による利益増や原価改善、連結子会社数の増加等により、営業利益は103億7百万円(前期比27.8%増)、経常利益は117億67百万円(前期比24.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は87億30百万円(前期比18.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(プレス・樹脂製品事業)
新規製品の拡販が寄与し、当事業全体の売上高は1,004億71百万円(前期比20.7%増)と前期を上回りました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加等があるものの、売上増に伴う利益増や原価改善等により、営業利益は42億78百万円(前期比109.0%増)となりました。
(バルブ製品事業)
TPMS製品および鍛圧製品の販売物量の増加や連結子会社数の増加等により、当事業全体の売上高は442億70百万円(前期比29.1%増)となりました。利益面では、売上増による利益増や連結子会社数の増加等があるものの、株式取得に伴う費用の発生等により、営業利益は60億1百万円(前期比0.9%増)となり、増益は小幅となりました。
なお、第2四半期連結会計期間よりSchrader社を連結対象に含めております。連結損益計算書には、米国Schrader社の2018年9月1日から2019年3月31日までの業績およびフランスSchrader社の2018年9月1日から2018年12月31日までの業績を含みます。
(その他)
その他は主に情報関連等のサービス事業から成っており、売上高は2億88百万円(前期比29.2%増)、営業利益は9百万円(前期比65.3%減)となりました。
なお、セグメント別の金額は、セグメント間取引の消去後の数値であります。
当連結会計年度末の総資産は2,038億31百万円となり、前連結会計年度末と比較して449億73百万円の増加となりました。 資産の部では、流動資産は643億20百万円となり、前連結会計年度末と比較して204億33百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が76億81百万円、受取手形及び売掛金が63億56百万円、たな卸資産が51億36百万円それぞれ増加したことによるものであります。その主な理由は、第2四半期連結会計期間末よりSchrader社を連結子会社化したためであり、その影響額は、流動資産が87億19百万円、現金及び預金が20億72百万円、受取手形及び売掛金が29億1百万円、たな卸資産が28億22百万円それぞれ増加しております。 固定資産は1,395億10百万円となり、前連結会計年度末と比較して245億39百万円の増加となりました。これは主に、連結の範囲に含めたPACIFIC AUTO PARTS (THAILAND)CO.,LTD.向け長期貸付金が内部取引消去により34億45百万円、投資有価証券が時価評価等に伴い19億83百万円それぞれ減少した一方、有形固定資産が戦略的な設備投資の実施に伴い158億63百万円増加(うち、Schrader社の連結により27億30百万円増加)、のれんがSchrader社の株式取得に伴い88億3百万円発生、無形固定資産のその他がSchrader社の株式取得原価の配分等により52億95百万円増加したことによるものであります。 負債の部では、流動負債は451億51百万円となり、前連結会計年度末と比較して76億16百万円の増加となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が26億74百万円、電子記録債務が7億91百万円、短期借入金が7億47百万円、1年内返済予定の長期借入金が7億2百万円、未払金が18億47百万円、未払費用が10億40百万円、未払法人税等が9億32百万円それぞれ増加したこと、その他流動負債が16億25百万円減少したことによるものであります。 固定負債は616億4百万円となり、前連結会計年度末と比較して321億93百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が297億25百万円増加したことによるものであります。長期借入金の増加の主な理由は戦略的な設備投資及びSchrader社の株式取得資金の調達であります。 純資産の部は、その他有価証券評価差額金が12億88百万円減少した一方、利益剰余金が69億75百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末から51億62百万円増加し970億75百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は47.0%となり、前連結会計年度末と比較して、10.2ポイント減少しました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて83億7百万円増加し、214億88百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、189億41百万円の収入(前期は179億44百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益118億7百万円、減価償却費127億4百万円による増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、405億95百万円の支出(前期は222億29百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出225億61百万円と、子会社株式の取得による支出188億37百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、292億31百万円の収入(前期は52億39百万円の収入)となりました。これは主に借入金による純収入309億69百万円の増加と、配当金の支払額17億円による減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前期比(%) |
| プレス・樹脂製品事業 | 95,925 | 19.0 |
| バルブ製品事業 | 40,286 | 19.2 |
| 合計 | 136,212 | 19.1 |
(注) 1 金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替後の数値によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3 その他については、生産実績の把握が困難でありますのでその記載を省略しております。
b.受注実績
当社グループでは、プレス・樹脂製品事業、その他の一部で受注生産を行っておりますが、受注額および受注残高が少額であるため、その記載を省略しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前期比(%) |
| プレス・樹脂製品事業 | 100,471 | 20.7 |
| バルブ製品事業 | 44,270 | 29.1 |
| その他 | 288 | 29.2 |
| 合計 | 145,030 | 23.2 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | ||
| 販売高(百万円) | 割合(%) | 販売高(百万円) | 割合(%) | |
| トヨタ自動車㈱ | 46,648 | 39.6 | 54,571 | 37.6 |
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。
① 経営成績に関する分析
(売上高)
中期経営計画「OCEAN-18」および「OCEAN-20」の達成に向けて、従前から活動してきた諸活動が成果を出し、新規売上を獲得することが出来た結果、プレス・樹脂製品事業において増収となりました。またTPMS製品等の販売物量の増加および株式取得したSchrader社を連結対象に含めたこと等により、バルブ製品事業においても増収となりました。
(利益)
プレス・樹脂製品事業では、戦略的な設備投資の実施による減価償却費の増加、バルブ製品事業では株式取得に関連した経費の増加や、のれん等の償却費が発生しましたが、増収による利益増および原価改善により、両事業ともに営業利益が増益となりました。
② 財政状態に関する分析
(資産および負債)
売上の増加に伴い、流動資産のうち受取手形及び売掛金、たな卸資産が増加しております。同じく、流動負債のうち支払手形及び買掛金、電子記録債務がそれぞれ増加しております。
戦略的な設備投資の実施の結果、固定資産のうち有形固定資産が増加しております。同じく、流動負債のうち未払金が増加しております。また、Schrader社の株式取得に伴い、無形固定資産が増加しております。
なお、有利子負債は、総額616億14百万円であり、前連結会計年度末比311億13百万円増加しております。その内訳は、短期借入金47億69百万円(前連結会計年度末比7億47百万円増加)、1年内返済予定を含む長期借入金568億14百万円(前連結会計年度末比304億27百万円増加)、九州工場における土地購入未払金(固定負債その他等)30百万円であります。短期借入金は主に運転資金に、長期借入金は主に設備投資資金およびSchrader社の株式取得資金に充当しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(キャッシュ・フロー)
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(財務政策)
当社グループは、運転資金および設備資金につきましては主に、自己資金、金融機関からの借入、社債発行により資金調達することを基本としております。このうち、借入につきましては、運転資金については短期借入金で、生産設備などの長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。なお、Schrader社の株式取得資金は長期借入金で調達しております。
④ 経営上の目標の達成状況に関する分析
中期経営計画「OCEAN-20」の2020年度(2021年3月期)目標売上高1,550億円に対し、2018年度(2019年3月期)実績の売上高は1,450億円となりました。また2020年度の目標連結営業利益率8%台に対し、2018年度実績は7.1%となりました。2020年度の目標ROA(営業利益)7%台に対し、2018年度実績は5.7%となりました。
引き続き、企業価値の向上をめざして、これまでの投資の成果を刈り取りつつ、「OCEAN-20」目標を達成するための諸活動を積極的に推進してまいります。