四半期報告書-第96期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/06 10:06
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、2018年8月31日付けで株式取得した米国SCHRADER-BRIDGEPORT INTERNATIONAL,INC.およびフランスAUGUST FRANCE HOLDING COMPANY SAS、SCHRADER SASとの企業結合については、前第3四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、前第3四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が持続し、緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外においては、米国・欧州の経済は緩やかな回復が継続したものの、中国の経済は成長ペースが鈍化しました。世界経済は、米中貿易協議の行方や中国経済の減速、英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループの主要事業分野であります自動車関連業界におきましては、主要顧客の自動車生産台数は、日本・中国では前年同期を上回り、米国・欧州においては総じて前年同期並みに推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、顧客の生産台数増に加え、新規売上の獲得と2018年8月に株式取得したSchrader社の連結等により、1,230億75百万円(前年同期比22.3%増)となりました。利益面では、戦略的な設備投資による減価償却費の増加等があるものの、売上増による利益増や原価改善、Schrader社の連結対象期間の違い等により、営業利益は67億98百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益は77億91百万円(前年同期比4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億68百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(プレス・樹脂製品事業)
顧客の生産台数増に加え、新規製品の拡販が寄与し、当事業全体の売上高は840億36百万円(前年同期比20.7%増)となりました。営業利益は、売上増による利益増や原価改善等があるものの、戦略的な設備投資による減価償却費の増加や、増産および新規立ち上げに伴う労務費・経費の増加等により19億6百万円(前年同期比1.6%減)となりました。
(バルブ製品事業)
2018年8月に株式取得した米国およびフランスのSchrader社を連結したこと等により、当事業全体の売上高は388億55百万円(前年同期比26.0%増)、営業利益は48億46百万円(前年同期比9.7%増)となりました。
なお、前第3四半期連結損益計算書には、米国Schrader社の2018年9月1日から2018年12月31日までの業績と、フランスSchrader社の2018年9月1日から2018年9月30日までの業績を含みます。
(その他)
その他は主に情報関連事業等のサービス事業から成っており、売上高は1億83百万円(前年同期比20.0%増)、営業利益が10百万円(前年同期は営業損失21百万円)となりました。
なお、セグメント別の金額は、セグメント間取引の消去後の数値であります。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は2,030億42百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億89百万円の減少となりました。
資産の部では、流動資産は578億89百万円となり、前連結会計年度末と比較して64億31百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が29億82百万円、受取手形及び売掛金が28億65百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は1,451億52百万円となり、前連結会計年度末と比較して56億41百万円の増加となりました。これは主に、戦略的な設備投資の実施に伴い有形固定資産が35億84百万円、時価評価等に伴い投資有価証券が29億93百万円増加したことによるものであります。
負債の部では、流動負債は362億19百万円となり、前連結会計年度末と比較して89億31百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が11億85百万円、電子記録債務が23億10百万円、1年内返済予定の長期借入金が15億34百万円、未払金が17億65百万円、未払法人税等が14億34百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は666億99百万円となり、前連結会計年度末と比較して50億95百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が40億90百万円、その他に含まれる繰延税金負債が9億25百万円それぞれ増加したことによるものであります。長期借入金は主に設備投資資金に充当することとしております。
純資産の部は、利益剰余金が34億40百万円、その他有価証券評価差額金が18億72百万円増加しましたが、円高の進行に伴い為替換算調整勘定が21億63百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末から30億46百万円増加し1,001億22百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は48.8%となり、前連結会計年度末と比較して、1.8ポイント増加しました。
(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
太平洋工業グループはこれまで、長期ビジョン「PACIFIC GLOCAL VISION 2020」の実現に向けた具体的アクションプランとして、中期経営計画「OCEAN-20」を策定し、推進してきました。その取り組みの一つとして、2018年8月にSchraderグループ3社を子会社化し、創業のバルブ事業に磨きをかけるとともに、世界のリーディングポジション構築に大きく前進しました。これを受け、同年11月には「OCEAN-20」の目標値を見直しましたが、連結売上高目標について、1年前倒しで達成する目途がつき、また、業界動向の変化が大きいことを考慮し、このたび中期経営計画をローリングし、「OCEAN-22」を策定しました。
2022年度の目標値は、連結売上高が2018年度実績の1,450億円より20.6%増収の1,750億円、連結営業利益率は7%台、営業利益ベースのROAは6%台としました。
連結売上高は2018年度比で大きく伸長しますが、営業利益率およびROAは、Schraderのバルブ事業取得に係る「のれん」および、プレス・樹脂事業における拠点整備・大型プレス機の戦略投資などによる償却負担増加等により、目標値を設定しました。
OCEAN-22では、ものづくりの足元固めを行い、次なる飛躍に向けた利益体質の強化と、それを実行する人財育成に注力するとともに、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みも強化し、サスティナビリティ経営を推進していきます。
重点取り組み

2022年度目標
2018年度実績2022年度目標
連結売上高1,450億円1,750億円
連結営業利益率7.1%7%台
ROA(営業利益)5.7%6%台

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、13億35百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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